全国 町のパン屋図鑑

このパン、どんな人がどんな思いで作っているのかな?

全国の消費者とパン屋さんをつないで「新しいパン経済圏を作り、地域経済に貢献する」。そんなミッションを掲げる「パンフォーユー」と、街に息づくお店や人を応援したい「さんたつ」が意気投合。ご近所で頑張る老舗から最近流行りのおしゃれなお店まで、様々なパン屋さんを店主の想いとともにじっくり紹介していきます。

最新記事

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北千住『ふらんすや』。個性的な総菜パンが生まれた意外な理由と、プライドよりお客様ファーストな下町の実力店
北千住にある『ふらんすや』は、種類豊富な総菜パンが人気のベーカリー。総菜パンを始めたのはランチ需要のためか、店主の趣味かと思えば、実はそうではなかったようで……。

この連載の記事一覧

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飯田橋の“町パン”の老舗『ファリーヌ キムラヤ』。ボリューミーな総菜パンには116年の歴史が詰まっていた
かつて、たいていの町には地元民に愛されるベーカリー、“町パン”があった。スーパーやコンビニの台頭もあり、その数はじょじょに減りつつあるが、独特な個性や戦略で今もしっかり繁盛しているお店は多い。アンパン、カレーパン、コッペパン、定番だけど、よその店とはちょっと違う。個性あふれる素晴らしき町パンのお店を紹介しよう。
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西荻窪の町パン『しみずや』。86歳の店主が語る、50年店が続いたワケ
かつて、たいていの町には地元民に愛されるベーカリー、町パンがあった。スーパーやコンビニの台頭もあり、その数はじょじょに減りつつあるが、独特な個性や戦略で今もしっかり繁盛しているお店は多い。アンパン、カレーパン、コッペパン、定番だけど、よその店とはちょっと違う、個性あふれる、素晴らしき町パンのお店を紹介しよう。
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戸越『ベーカリーホシノ』ハイクオリティな定番という正しき町パンの姿
かつて、たいていの町には地元民に愛されるベーカリー、町パンがあった。カズこそ減ったが、独特な個性や戦略でスーパーやコンビニに対抗し、今もしっかり繁盛しているお店は多い。今回は、そんな個性あふれる、戸越のすてきなお店を紹介しよう。
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練馬の老舗『丸十ベーカリー』変えないことで愛されてきたあんパンの味
昭和の時代、たいていの町には地元民に愛されるベーカリー、町パンがあった。スーパーやコンビニの台頭もあり、その数はじょじょに減りつつあるが、今も変わらぬ味が個性となり、地元民に愛され続けているお店も多い。今回は練馬区の豊玉にある町パンのお店を紹介しよう。
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焼き菓子コーナーも充実。上石神井の『おうちパン工房ひーPAN』のコッペサンドはパンが閉じないほど具材のボリュームがすごい!
練馬区の南西に位置する西武新宿線上石神井駅。のどかな空気の漂う住宅街の中にひょこっと現われるのが、『おうちパン工房ひーPAN』だ。
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荻窪の町パン『Honey』。たゆまぬ探求心が生み出した愛されパン
全国的にはそれほどメジャーでないが、地域ではお馴染みの“町パン”。毎日訪れても飽きのこない味や、リーズナブルな価格など、長年親しまれてきたパンには愛される理由がある。地元の人だけでなく、遠方からでも足を延ばして立ち寄りたくなる、魅力いっぱいの荻窪の町パンをピックアップした。
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石神井公園に誕生した、想像を超えたごちそうサンドを日常的に味わえる店『ムームー・サンドウィッチワークス』。
2020年11月、コロナ禍のまっただなかに、新しくオープンしたサンドウィッチ屋がある。その店は『ムームー・サンドウィッチワークス』といい、東京都練馬区、西武池袋線の石神井公園駅から、10分ほど歩いた場所にある。僕は地元民なのでその存在にすぐ気がついたが、同時に「なぜ今? なぜここに?」と、チャレンジングな開店の経緯に興味を抱かざるをえなかった。さっそく店を訪れてみると、これがなんというか、普通じゃない、とにかくすごい店だったのだ。今回は、それ以来大好きな『ムームー・サンドウィッチワークス』の魅力を、できるかぎり伝えられたらと思う。
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東武練馬『鈴木ベーカリー』住宅街のパン工場直売所で味わえる変わらぬおいしさ
おいしく安く、手軽なことから地元住民に愛されている町のパン屋さん。スーパーやコンビニの台頭もあり、その数はじょじょに減りつつあるが、変わらぬ人気を誇っているお店も多い。今回は工場直売という、ちょっと変わった販売形態の町パンを紹介しよう。
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武蔵小山『ヨシナカベーカリー』。長い歴史と新しい力、68年愛されてきたワケ
かつて、たいていの町には地元民に愛されるベーカリー、町パンがあった。スーパーやコンビニの台頭もあり、その数はじょじょに減りつつあるが、独特な個性や戦略で今もしっかり繁盛しているお店は多い。今回は武蔵小山で昔から愛されている、町パンのお店を紹介しよう。
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東日本橋『太田ベーカリー』日本最古の牛乳とパンの意外な関係
東京の東日本橋。薬研堀不動院のすぐ近くにある『太田ベーカリー』の看板には、大きく「創業明治10年 太田牛乳」と書かれ、その横に「桜島溶岩窯 太田ベーカリー」と書かれている。牛乳? ベーカリー? 創業明治10年? 木村屋總本店の次に古いベーカリーってこと? いったいなにがどういうことなのか、情報が錯綜気味の看板を持つ『太田ベーカリー』を取材してみた。
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三宿『せたパン』。大正時代から街の人達に愛されてきた気取りのないおいしさ
国道246号線、玉川通りを渋谷から三軒茶屋方面へ車で走っていると、三宿のあたりで「Seta.Pan」という目立つ看板を見かける。世田谷のパンで『せたパン』。なんだか老舗っぽいけど、親しみやすいネーミング。ところが聞いてみると、これが堂々たる歴史を持つベーカリーだったのだ。『せたパン』の正式名称は『世田谷製パン株式会社』という。地名のついた店はだいたい古いものなのだけれど、『せたパン』が創業したのは、なんと大正12年。現社長の宮川正太郎さんの祖父が、この地でパン屋を始めた。
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西早稲田『イトウベーカリー』は、赤坂の老舗「長野ベーカリー」の味を受け継いだ町パンの超優等生
地域の再開発や後継者などの問題で、廃業してしまう老舗ベーカリーは多い。しかし、今回、紹介する『イトウベーカリー』は、あるユニークな形で老舗ベーカリーの味を受け継いで、見事に成功した。どのような経緯があったのか、紹介しよう。
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旧道にポツンと佇む野方『山田屋ベーカリー』で40年近く作り続けられてきた絶品のしっとり食パン
多くの人が行き交い、賑わいを見せている西武新宿線の野方駅周辺。そこから離れた旧道沿いに『山田屋ベーカリー』はある。一見、ベーカリーとは思えぬ佇まい。しかし、ここで食べられるパンが、絶品なのだ。
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立石で90年続く老舗の『マルキパン』昭和から愛されてきたサラダパンの普遍的な味わい
戦前から工場の街として栄えてきた立石には、居酒屋をはじめ、今も人気の老舗店が多い。今回、初回する『マルキパン』も、創業がなんと昭和6年と、90年続く老舗だ。そんな『マルキパン』では、昔も今も人気のパンは変わらないのだという。
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創業73年、板橋区志村坂上『マルフクベーカリー』変わり続ける坂の街で愛されてきたちくわのパン
町パンならではのメニューにちくわパンがある。半分に切ったちくわの溝にツナを詰め、マヨネーズをかけ焼いたもので、北海道は札幌を中心としたチェーン店『どんぐり』が発祥だ。しかし、その『どんぐり』よりも早く、ちくわのパンを始めた店がある。今回、紹介する『マルフクベーカリー』だ。
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江古田『マザーグース』創業105年の老舗が大事にしてきたパンと街の幸せな関係
コロナ禍によって学生の姿が消え、一時は寂しかった江古田駅周辺にも、だいぶ人が戻ってきた。あちこちでイベントが催され、文化的な雰囲気が漂う江古田だが、それには今回、紹介する『マザーグース』の貢献が大きいのだ。
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経堂『パン工房キムラヤ』創業70年、昔からの商店街だからこそのふれあいと優しいパンの味
新宿駅から急行で15分ほどと都心にほど近いうえ、どこか落ち着いた雰囲気もあって「住みたい町」として人気の世田谷区経堂。そんな経堂の商店街に、住民から長く愛されているベーカリー『パン工房キムラヤ』がある。
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茗荷谷『パン・ドゥ・ルパ フジモリ』。名門校の生徒たちに愛されてきた文教地区のしっかりパン
東京都文京区の春日通り。丸ノ内線茗荷谷駅と後楽園駅の中間ぐらいに『パン・ドゥ・ルパ フジモリ』がポツンとある。昔ながらの対面販売で営業する、こじんまりしたベーカリー。しかしそこには個性的なパンと、長い歴史が詰まっていた。
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西荻窪『ブルク手作りパン』。老舗ベーカリーの新名物「たまごやきサンド」家族がつないできた70年の歴史
JR西荻窪駅から歩いて13分ほど、高級住宅が並ぶ女子大通りに『ブルク手作りパン』がある。店前に木々が植えられおしゃれな雰囲気が漂うが、中に入ってみると、魅力的な惣菜パンがズラリと並んでいた。
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創業大正12年の『赤丸ベーカリー』。“都心のエアポケット雑司が谷”で99年続いた老舗のクリームパンが絶品なワケ
都心にありながら静かで緑が多く、まるでエアポケットのような雰囲気がある雑司が谷。近くに鬼子母神や雑司ケ谷霊園など名所があり、休日は訪れる人も多いが、平日となると人もまばら。そんな場所に絶品のクリームパンがある。
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水元公園『メリーゴーランド』。住宅街にポツンな小さいベーカリーにぎっしり詰め込まれたパンと愛
JR・京成金町駅からバスで約10分、水元公園にほど近い静かな住宅街に『メリーゴーランド』はある。ポツンとたたずむ小さなお店に入ると、そのサイズからは想像もできないほどのたくさんのパンが出迎えてくれた。
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矢口渡にポツンとな『ミッキー』。昔ながらのパンだったからこそ、ここまで続けられた「たまたま」の奇跡
東急多摩川線の矢口渡駅からだいぶ離れた住宅地に、『ミッキー』はポツンとある。年季の入った外観は、いかにも昔からある町パンの風情だが、聞いてみると「ただ昔からあるだけ」ではなかった。
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桜木町『コテイベーカリー』。シベリアを100年以上作り続けてきた老舗、横浜の港町とともに歩み続けてきた大正から令和
大正から昭和にかけて人気だった、シベリアというお菓子をご存知だろうか。羊羹をカステラでサンドしたもので、今ではすっかり「懐かしいお菓子」として語られることが多い。そんなシベリアを開業から100年以上、看板商品として作り続けている店がある。
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足立区興野『ときわ堂食彩館』。シャッターだらけの寂れた商店街で「ちょっといいパン」が手堅く人気なワケ
足立区に興野という町がある。最寄りの大師前駅から歩いて13分ほど。かつては商店も多く人通りも多かったが、商店の多くは住宅に変わり、かつてのにぎわいはない。そんな興野に、周囲の雰囲気とはそぐわないほど人気のベーカリー『パン工房ときわ堂食彩館』がある。
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湯島『舞い鶴』。レーズンがこぼれ落ちる名物ぶどうパンを作ったシンプルすぎる理由
フルーツサンドがそうなのだが、最近、流行りのパンは具材のボリュームがすごいことになっている。今回紹介する『舞い鶴』のぶどうぱんも、入っているぶどうの量がハンパない。実は40年ほど前から作られているのだが、ここに来てさらなる人気となっているのだ。
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創業70年『かめぱん立花本店』。かつての工場の町、亀戸・小村井で長く愛されてきた「なじみやすい」下町のパン
JR亀戸駅から東武亀戸線に乗り換えて3番目の小村井駅。多くの人にとっては親しみのないエリアだろうが、そんな下町の穴場の町に、いい町パンがあるものだ。今回、紹介する『かめぱん立花本店』も長い歴史を生き抜いてきた。その秘密を探ってみよう。
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大塚『大松ベーカリー』廃業危機から一転、創業70年の歴史を受け継ぐ。次につなげる町のパン屋さんの味と人情
個人経営の町パンで、後継者の問題に頭を悩ませている店は多い。運良く身内に継いでくれる人がいればいいのだが、それがかなわず閉店する店も多い。大塚の『大松ベーカリー』も廃業寸前だったのだが、見事にそれを乗り越えた店だった。
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府中『プチ・アンジュ昭盛堂』もちもちのベーグルが救世主に、60年の歴史を生き抜くたくましき町パンの老舗
再開発を経て、大規模な駅ビルがそびえている府中駅。さまざまな商業施設がそろっている駅前を背に歩くこと10分以上、シャッターの目立つちょっと寂しい商店街に、お客さんの絶えない町パンの名店がある。
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創業昭和元年、亀戸『グリムハウス三好屋』三代目の作り上げた新名物「味噌パン」がつなぐ97年の歴史
駅前の再開発が進み、すっかりにぎやかになった亀戸。そこから少し離れたところに、かつての「工場の町」だった時代から続く老舗ベーカリーがある。人も街も大きく変貌を遂げたが、今でも多くの人に愛されている。
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大岡山のパン屋『ショーマッカー』の本店はドイツ。本場仕込みのライ麦パンを。
バゲットやクロワッサンなど、フランス生まれのパンは多くのパン屋に並ぶ一方でライ麦を多用するドイツパンを扱う店はそれほど多くない。そのドイツパンを本場で学び、ドイツの師匠から暖簾分けされたというパン屋さんが大岡山にある。
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桜丘町『パリジャン』。再開発進む渋谷の癒やしスポットの古くて新しいベーカリー
大規模な再開発工事をしていて、行くたびに様相が変わっている渋谷。その中で桜丘町は以前と変わらぬ町並みを保っていたが、そこもまた大きく変わろうとしていた。
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畑の前のベーカリー、石神井公園『ベルナールハラ』サクサク生地の絶品シュークリームは地元住民の密かな楽しみ
駅から離れていて目立たないけれど、地元住民に愛されている石神井のべーカリー『ベルナールハラ』。愛されるのも納得。小さな店で作られるパンとシュークリームには、有名店に負けないおいしさが詰まっていた。
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北千住『ミサキベーカリー』。完全手作りなコロッケパンの実直なおいしさ、駅から離れた寿町で愛される職人のこだわりが生んだパン
さまざまな娯楽施設や飲食店や居並び、賑わいを見せる北千住駅前。その喧騒から離れた住宅街に、60年以上、地域の人たちから愛されてきたベーカリーがある。意外な場所で人気店となった秘密とは?
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江戸川橋『関口フランスパン 目白坂本店』の歴史は1888年から。変化を続ける老舗のパン屋さん
その歴史を明治時代に遡る『関口フランスパン 目白坂本店』。東京メトロ江戸川橋駅から少し歩いた住宅街にある老舗のパン屋さんだ。135年となるその歴史は、さまざまな変化を受け入れ、自ら作り出して紡いできた。
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西船橋『マルキンベーカリー』。中身のギュッと詰まったあんぱんに宿る「こだわらないこだわり」
駅や繁華街から離れていて、なおかつ大通りのロードサイドでもないのに繁盛しているお店には、なにかある。今回、紹介する『マルキンベーカリー』も、周囲に人の集まるようなポイントのない立地で人気店なのだが、やはりそこには繁盛する理由があった。
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学芸大学『丸栄ベーカリー』昔ながらのパン、だからこその「飽きられないおいしさとこだわり」
なんとなくおしゃれなイメージのある目黒区だが、実際に歩いてみると、昔ながらの庶民的な店も多い。今回、紹介する『丸栄ベーカリー』も、目黒で古くから続く「町のパン屋さん」だった。
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王子『明治堂』は赤いビル。おいしいもの好きな社長夫妻とスタッフが考えたパンがズラリ
JR王子駅を背にして北に伸びる大通りを3分ほど歩いて、右折したところにある赤い建物。それが『明治堂(めいじどう)』のビルだ。1階のパン屋さんは、窓越しにもわかるほどたくさんのパンが並んでいる。
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八王子の100年ベーカリー『布屋パン』時を超える変わらぬコッペパンの味
巨大な駅ビルを中心に、放射状に繁華街が広がる八王子駅前。若者向けの飲食店や娯楽施設が並ぶ駅そばの一角に、大正時代から続く老舗ベーカリーがある。
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名物プリンパンに『花束みたいな恋をした』聖地巡礼、いろいろ気になる千歳烏山『木村屋』の歴史をおかあさんに聞く
千歳烏山にある『木村屋』は、見た目も中身も昔からある街のパン屋さん。そんな『木村屋』だが、近年、大きな話題となる出来事があった。
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浅草『セキネベーカリー』配給の小麦粉からスタート。戦後の焼け野原で人々のお腹を満たし続けたパン
浅草は太平洋戦争で一面が焼け野原となり、多くの人が住むところを失った。今回、紹介する『セキネベーカリー』はそんな戦後の混乱期に、浅草の人たちを元気づけてきたベーカリーだ。
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江戸川橋『ナカノヤ』たまたまが重なって45年の町のパン屋さん、もちもちパンがつなぐ新しい世代
有楽町線の江戸川橋駅近くには個性的な飲食店や個人商店が多くあったが、コロナ禍もあってその多くが閉店してしまっている。そんな中でも元気にパンを焼き続けている『ナカノヤ』は、個性的なパンで人気となっている。
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巣鴨『個性パン創造アルル』。店名通りに個性豊かなパンと親子のこれまでの日々
JR巣鴨駅から白山通りを少し歩いたところにある『個性パン創造アルル』。店名からして個性的なのだが、そこで作られるパンも、作っている人も、かなり個性的だった。
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江戸川区篠崎の『青柳ベーカリー』は親子3代が営む。総菜パン、バゲットにライ麦入りなど多彩なパンが揃う店
都営新宿線篠崎駅から徒歩7分ほどのところにある『青柳ベーカリー(あおやぎベーカリー)』は、昭和42年(1967)創業。半世紀以上の歴史を経た今、親子3代が一緒に働いている。
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小岩『Boulangerie BASSE』はくるみこしあんクリームチーズが人気。バンドマンの店長による自称小岩名物
『Boulangerie BASSE(ブーランジェリー バース)』は2023年4月に10周年を迎えた。店長の松永健太(まつながけんた)さんは、バンドでベースを担当するバンドマン。バンド活動と並行しながら、小岩の人たちに愛されるパン屋さんを育ててきた。
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早稲田『神田川ベーカリー』はもっちりしたパン生地が魅力。店先のデッキ席でひと休み
『神田川ベーカリー(かんだがわベーカリー)』はその名の通り神田川にほど近い静かな住宅地にある。最寄り駅は都電荒川線早稲田駅という散歩好きの心を沸き立たせる立地も魅力的だ。対面式の小さなベーカリーはクチコミで広がって、今では遠くからも買いに来る人も増えた。
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横須賀『ベイクド みのり屋』1膳食パン玄米に込められた70年を超える思い、坂の上の街で味わう地元のパン屋さんの実直さ
古くから軍港都市として栄えてきた横須賀。居酒屋やバーが多く並ぶ京急本線横須賀中央駅からしばらく歩いた先、落ち着いた雰囲気の漂う上町に、1950年から続く老舗のベーカリー『ベイクド みのり屋』はある。
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中目黒『トラスパレンテ 中目黒』は暮らしに寄り添うベーカリー&カフェ
『トラスパレンテ』はイタリアで修業した森直史(もりなおふみ)さんが2008年に1号店を中目黒にオープン。2023年5月に15周年を迎えた。この15年で系列店を含めて13店舗にまで増えた人気のパン屋さんだ。1号店の中目黒店は駅から3分ほどの場所に2015年に移転して、カフェとしての顔も充実した。
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東新宿『峰屋 工場直売所』は、バーガーバンズが看板商品。ボリュームタップリの“バーガー”も美味
東新宿のまねき通り商店街にある『峰屋(みねや)』は、1990年代半ばから始まったグルメバーガーブームに多大な貢献をした、バンズで有名なパン屋さんだ。社長の高橋康弘(たかはしやすひろ)さんは「バンズの神様」と呼ばれるほど。『峰屋』のバンズを使いたいというハンバーガー店は後を絶たず、全国津々浦々に発送もしている。週に3日だけ開く『峰屋 工場直売所』でもバンズがいちばん人気だ。
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東白楽『ローゼンボア』。基本を大事にしながら時代に合わせて進化してきた「喜びにあふれる」パンたち
東急東横線の東白楽駅の近くにある『ローゼンボア』は、なんと創業が昭和12年(1937)。現在は三代目の高崎健人さんが店をまわす老舗だが、中身はしっかり現代的にアップデートしている。
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とにかく沖縄が好きだ!「あの沖縄のパン屋」といえば和歌山県『jimamaya bakery』
パン屋さんは、たくさんのパンをそろえて誰もを迎え入れてくれる。そこに言葉は多くないが、思わぬところに作り手の経験やこだわり、故郷への想いが宿されていることがある。今回はなぜ、和歌山県で沖縄の風が香るパン屋さんを開いたのか?和歌山県の『Jimamaya bakery』に聞いてみます。
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ご褒美にしたい!絶品のパンとコーヒーが味わえる。大阪狭山市『BLUE TREE FAVO』
パンに合う飲み物といえば、真っ先にコーヒーを思い浮かべる人も多いのではないだろうか。おいしいパン屋さんは数あれど、パンに合うコーヒーまでも一緒に選べるお店はそう多くはない。今回はパンだけでなくコーヒーにも精通しているご夫婦が営んでいる大阪府の『BLUE TREE FAVO』にそのこだわりを聞いてみます。
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亀有『マルミヤパン店』。変わっているけど変わらない、50年以上続く町とパンの理想的な関係
昔ながらのパンが並ぶ亀有の『マルミヤパン店』。しかしその“昔ながら”は、地道な努力のもとに成り立っていた。
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京都の小さなパン屋『ぱんとおかし コハルビヨリ』。オリジナリティあふれる発酵食品としてのパンを楽しんで
「このパン、小麦のおいしさを感じるね!」そんな声が聞けたら、パンの作り手たちはどんなに嬉しいだろう。慌ただしくすぎる毎日のなか、たまにはじっくりパンと向き合い、味わい、その奥深さに浸りたいものだ。「素材のおいしさが伝わるパンを届けたい」。そう話すのは、『ぱんとおかし コハルビヨリ』の店主・豊山さんだ。お店では国産小麦と自家製酵母にこだわり、噛めば噛むほどおいしさを感じられるパンを数多く作っている。今回はそんな豊山さんに、お店やこだわりのパンの誕生秘話を聞いてみた。
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根津のパン屋『Bonjour mojo2』。細い路地の古民家は、店主が描くかわいい動物パンの店
根津界隈はパン屋さん巡りが楽しい場所。その中でもひときわ、訪ね甲斐があるのが『Bonjour mojo2(ボンジュールモジョモジョ)』だ。車が通れないほど細い路地で、古い住宅を店に改装して営業しているのだ。パンはしっとり柔らかで、動物の形をしているものが多い。その愛らしい表情には、店主の人柄が現れている。
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福岡県のパン屋『ブランジェカイチ』。やっぱり日常になじむパンが好き!ルーから作った牛スジカレーパンが人気
あなたにとって、パンはどんな存在だろうか?外を歩けば多くのパン屋さんが立ち並ぶ今、「特別な日に食べるもの」と答える人は少ないだろう。だからこそ、私たちは「食べる人のことを思った、日常に寄り添うパン」にどことなく安心感を覚える。今回紹介する『ブランジェカイチ』では、地元の人の生活になじむパンを数多く作っている。そこにはどんな理由や背景があるのだろうか。今回は『ブランジェカイチ』のパン職人・二日市さんに、パンのこだわりや作り手としての想いを聞いてみた。
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グルメな街、京都の人気店『coneruya(コネルヤ)』。一人で食べるにはちょっと大きいパンに込められた思い
家族や友達と分け合いたくなるパン、と聞いてどんなパンを思い浮かべますか?スライスして食べる大きいカンパーニュ、食事に合わせたバゲット、ふんわり真っ白な菓子パン。そのどれもを用意して待ってくれるパン屋さんが、京都府、JR二条駅から歩いて約10分のところにある『coneruya』。創業から約17年間、地元で愛され続けてきた理由について、お話を聞いてみます。
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地元宮城でハードパンに賭ける。『Bakery and café 3110(サイトウ)』が作る「テーブルの名脇役」になるカンパーニュ
毎日の食卓に並べるには敷居が高いハードパンを、より“カジュアルに” 楽しめるパン屋さんが仙台にある。有名店や数々のパン屋で経験を積んだオーナーシェフが、自身の地元でハードパンに賭けて開業。手に取りやすい価格と、丁寧なコミュニケーションが、ハードパンへの敷居を低くしてくれる。本格的なカンパーニュやバゲットを気軽に味わうなら、仙台駅から少し足を伸ばしてみては?
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百年以上続く『三鷹丸十ベーカリー』に秘められた大正から昭和の開業物語【町のパン屋図鑑】
三鷹にある『三鷹丸十ベーカリー』はこざっぱりした外観で、なんとなく最近できた店に見えるが、創業がなんと大正8(1919)年の老舗ベーカリーだ。『丸十』といえば、東京を中心に広く展開していたベーカリーグループなのだが、『三鷹丸十』の始まりは『丸十』ではなかったのだという。
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東京の真ん中にある『COMME D’HAB(コムダブ)』。自然な材料と長時間発酵で地域に愛される店【町のパン屋図鑑】
東京は後楽園に、地域に愛されるパン屋がある。その名は『COMME D’HAB』。フランス語で「いつものちょうだい」という店名の由来通り、お店には顔見知りのお客さんが集まる。長い時間をかけて自然に発酵させるというそのパンは、旨味と甘みがぎゅっと詰まっている。毎日食べても飽きない優しい味のパンは、子供から大人まで多くの人を虜(とりこ)にしている。
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中野・南台『パン工房プクムク』は外見もパンもやたらに楽しい超・地域密着ベーカリー
中野区南台は、最寄りの丸ノ内線方南町駅、京王線笹塚駅のどちらからも歩いて15分以上かかる、なかなかの陸の孤島だ。だが、そんなところだからこそ、地域に愛されている店がある。
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大阪『散歩日和』は、だんじりの街で低温長時間発酵にこだわる憩いのパン屋
大阪府岸和田市に店を構えている『散歩日和』は”低温長時間発酵”で小麦の旨味を引き出したパンが地元で人気のパン屋さんだ。太陽のように明るい雰囲気で迎えてくれる店主は、毎年大阪から東京までパン屋さん巡りに行くほどパンと散歩が好き。「ふらっと散歩ついでに来てもらえるように」と名付けたお店のこだわりに迫ります。
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熊本県『Liberte Pain Kumamoto』。ハードパンの美味しさに出合えるパン屋
今回ご紹介するのは熊本市にある『Liberte Pain Kumamoto』。店名の由来はフランス語でLibert=”自由”。その名の通り、バゲットの名店で修業を重ねたパン職人の山下さんが作る種類豊富なハードパンが人気だ。パン作りのこだわりと自然豊かな立地での”地産地消”を目指す想いを聞いてみた。
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フードロス解消のための仕掛けが思わぬヒットに!西荻窪『藤の木』。パン激戦区で支持される老舗べーカリーの 古くて新しい試み
庶民的なパンからこだわりのハード系まで、さまざまなタイプのベーカリーが軒を連ねるパン激戦区の西荻窪に、1937年から現在まで地域住民に愛されてきた『藤の木』がある。古いけれど新しい『藤の木』の魅力とは?
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愛媛で大人気のパン屋『Boulangerie Maison 辻』。毎日の食卓に寄り添う体に優しいパンをあなたへ
パン=太るというイメージを持っている人は、どのくらいいるだろうか。砂糖や添加物が気になるあまり、「パンを食べたいけれど、我慢しよう」と思う人も少なくない。パンは体に悪い、食べすぎると太る……。そんなイメージを変える“体に優しいパン”を作るべく、『Boulangerie Maison 辻(ブーランジェリーメゾンつじ)』のオーナーシェフ・辻さんは、自然豊かな愛媛県東温市でお店を始めた。素材と製法にこだわりながら、多い日で1600個ものパンを作っているという。今回はそんな辻さんに、お店のこだわりやパン作りで大切にしていることを聞いてみた。
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こんなに狭いのに種類ありすぎて旨すぎる!大塚『サンロード』。実力派狭小ベーカリーと店主の意外でスゴイ経歴
大塚にあるベーカリー『サンロード』の店内は、2人入るといっぱいになってしまうほど小さい。最近は夫婦経営で地域密着を目指す「あえての小さいベーカリー」も多いが、『サンロード』の場合は、ちょっと事情が違っていた。
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香川県高松市に現れた黒船! 扉を開けると歓声が上がるパン屋『Le pain de abbesses』
香川県の名物といえば、うどんを思い浮かべる人が多いだろう。しかし、実はうどんだけでなくおしゃれでおいしいパン屋さんもたくさんあるのだ。今回ご紹介するのは、高松市にある人気のパン屋さん『Le pain de abbesses(ル パン ドゥ アベス)』。有名な高級フレンチレストランのベーカリー部門で修業を重ねたオーナーシェフ・村井さんが2014年にオープンしたお店だ。当初は「ペリー来航」とまでささやかれ、これまで香川では出合えなかった本格的なパンが食べられると話題になった。「普通のパンはつくらない」。そう語る村井さんのパン作りへのこだわりと想いに迫る。
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大分市『ベーカリーあん』は材料にこだわった70種類以上のパンが並ぶ夢の国!
『ベーカリーあん』がある大分市寒田、寒田と書いて「そうだ」と読むそうだ。そんな寒いギャグはさておき、JR豊肥本線敷戸駅から10分ほど歩くと、パンを食べるかわいい女の子のイラストが目に付く。お店があるのはなんと地下。今回はそんな珍しいパン屋『ベーカリーあん』をご紹介する。2018年11月にオープンして以来、地元の方だけでなく、県外からのお客様も増えているという『ベーカリーあん』。毎日70種類以上のバリエーション豊かなパンを焼き上げ、午前中からにぎわっている人気店だ。その人気の理由を探るべく、オーナーであり、パン職人の桑原さんにパン作りへのこだわりを伺った。
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立会川『カフェ ロティ』のオリジナルなパンととびきりのコーヒー。「街の憩いの場」に流れる幸せな時間
雑多な雰囲気のある商店街を持つ立会川には、どこか下町感がある。そんな人情あふれる街で、『カフェ ロティ』は地域の憩いの場になっていた。
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群馬県高崎市の『ブランジェリー ももパン』。フランス伝統の、体と心にやさしい味を。
なだらかな山並みや田園風景と、活気ある工業地帯が同居する群馬県高崎市。日本有数の小麦の名産地でもあるこの町で、フランス伝統製法によるハードパンが人気の『ブランジェリー ももパン』を訪ねた。
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食パンや季節のキャラクターパンで家族団らんを。書店併設の日暮里『ひぐらしベーカリー』
日暮里は江戸時代風光明媚な場所で、1日いても飽きないことから「日ぐらしの里」と呼ばれたのだとか。その日暮里にある複合施設『ひぐらしガーデン』は2016年にオープン。パン屋さん、カフェスペース、書店に中庭まであるこの場所は、大正時代から平成後期までフェルト工場があった。
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洗足『ハセパン』。地域に愛され60年以上、あんぱんからだし巻き玉子パンまで繰り返されてきた密かなブラッシュアップ
洗足にあるベーカリー『ハセパン』は、西小山にあった時代から数えると60年以上の歴史がある。今も昔も地域の住民から愛される町パン。その陰にはたゆまぬ努力があった。
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富士見台『麦ふうせん』。バゲット、総菜パン、コッペパンまであらゆる世代に愛されるベーカリーを作り上げた夫婦の30年
池袋駅から西武池袋線で15分ほどの富士見台駅のまわりは、利便性が高いこともあって古くからの住民と若い世代が混在しているせいか、活気がある。そんな富士見台で、幅広い層から支持されているベーカリーが、『パン工房 麦ふうせん』だ。
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酒粕の自家製酵母を使った“体と地球に優しい”パン作り。さいたま市緑区『ココロパン』
今回ご紹介するパン屋は、さいたま市緑区の落ち着いた雰囲気の住宅地にある『ココロパン』。まるで隠れ家のような雰囲気の同店で作られるのは、農薬を可能な限り使用せずに栽培された十勝産小麦や、添加物不使用の食材を使った、“体と地球に優しい”パンだ。「出産をきっかけに食の安全に対する意識が高まった」という店主のこだわりは、お客さんの共感を呼んでいる。
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駒込『パンハウス麦畑』。普通に見えてちょっと違う、基本は変えずに少しずつ進化させてきた町パンの優良店
駒込の『パンハウス麦畑』は、一見すると、よくある街のパン屋さん。しかし、食べてみれば、その手堅いおいしさや満足度の高さに驚くはずだ。ほかと同じようでいて、実はちょっと違うのである。
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世田谷で100年以上続くパン屋さんの象徴は、シンプルな食パン。松陰神社前『ニコラス精養堂』
三軒茶屋から下高井戸までを走る東急電鉄世田谷線。沿線のなかでも松陰神社駅周辺は人気のパン屋さんがある激戦区として知られている。新しい実力店が次々誕生する中、確固たる信頼で街の人から愛され続けているのが『ニコラス精養堂』だ。松陰神社駅そばにあるお店の象徴的な存在は食パン。シンプルな味とレトロなトレードマークも人気の理由だ。
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東新宿『パン家のどん助』。ひっそり立地で大人気。10年の苦戦でたどりついたわかりやすいおいしさ
新宿エリアでもマイナーな部類に入る東新宿に、ひっきりなしに客が訪れるベーカリー『パン家のどん助』はある。多くのパン好きを引きつける魅力を探ってみた。
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板橋区役所前の『GOPAN58』は理想のパリもちベーグルを目指す。パン好きに届いたシンプルで深い生地のおいしさ
板橋区役所のまわり——。すぐそばに仲宿というにぎやかな地域があるものの、商店も少なく、どこか無機質な感じがある。しかし、そんな区役所の足元に、絶品のベーグルが食べられるベーカリー『GOPAN58(ゴパン)』はある。
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中野区新井の実力店『algorithm』でパン生地の違いを楽しみたい。クロワッサンにブリオッシュ、ライ麦入りも
中野駅北口から北に13分ほど。新井五差路交差点に面した場所にあるのが『algorithm(アルゴリズム)』だ。ガラス張りのおかげで、交差点の反対側からもパン屋さんだと認識できる。国産小麦をメインに、チーズやナッツ、フランス産チョコレート、オーガニックシュガーといった副材料も素材にこだわったパンばかり。種類ごとのパン生地の違いや味わいも感じられる。
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駅から離れた実力店・五反野『tempus』の、ハード系から総菜系まで考え抜かれたパンが旨い!
東武スカイツリーラインの五反野駅から歩いて10分弱。かつては商店街だった静かな通りにベーカリー『Tempus(テンパス)』はポツンとある。小さい店ではあるが、名店で修業した店主が営み、さまざまなパンがそろった実力店なのだ。
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練馬『マルフジパン』。夫婦2人、かつての商店街で作り続けているおなじみの味
西武鉄道池袋線の練馬駅から歩いて10分。「こんなところに?」と驚いてしまうような路地に『マルフジパン』はポツンとある。聞いてみると、ここはかつて商店街だったようで……。
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北千住『ふらんすや』。個性的な総菜パンが生まれた意外な理由と、プライドよりお客様ファーストな下町の実力店
北千住にある『ふらんすや』は、種類豊富な総菜パンが人気のベーカリー。総菜パンを始めたのはランチ需要のためか、店主の趣味かと思えば、実はそうではなかったようで……。
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