横浜・三渓園~掘割川。旧海岸線沿いに広がる、市電と埋め立ての面影に触れて【「水と歩く」を歩く】
先日、横浜美術館で開催されていた「没後110年 日本画の革命児 今村紫紅」と「アーティストとひらく 鎌田友介展:ある想像力、二つの土地」を見た。二つの展示に共通して関連するのが、本牧にある三溪園の創設者・原三溪だ。今村紫紅は原三溪の支援を得て作品を発表し、鎌田友介展では原三溪が三溪園周辺の住宅地開発と同時に、朝鮮の京城(現ソウル)でも土地取得を進めていたことが語られる。横浜はこれまで幾度も訪れているが、三溪園に行ったことはなかった。1950年代末から60年代にかけて根岸湾が埋め立てられるまで、三溪園の南側には海岸が広がっていたという。かつての海岸線を想像しつつ、三溪園を訪れてみることにした。