家族連れがリラックスできるランチタイムを『赤羽スペインバルCirco』

お店自慢のパエリアランチセット1580円。メインのパエリアだけでなく、ドリンクに日替わりの料理2品とコーンをベースにした特性ドレッシングがおいしいサラダも付いてくる。
お店自慢のパエリアランチセット1580円。メインのパエリアだけでなく、ドリンクに日替わりの料理2品とコーンをベースにした特性ドレッシングがおいしいサラダも付いてくる。

「子供連れのファミリーが気軽に集まれて、食事ができる店にしたかった」というオーナーの溝口さんの思いが詰まった『赤羽スペインバルCirco』。本格的なスペイン料理が楽しめるということで人気になり、ランチタイムにはパエリアランチセットを食べるお客さんで溢れかえる。

パエリアは1人前ずつ丁寧に焼き上げ、鍋にはカリカリのお焦げを存分に楽しめる。シーフードの味わい豊かなパエリアだけでなく、ジャンボマッシュルームのステーキにスペインオムレツ、そして優しい味わいのコーンのドレッシングが嬉しいサラダとどれを食べても絶品。ゆったりとしたランチタイムを過ごすのにはピッタリだ。

店名にちなみ、壁にはサーカスの花形でもあるピエロやライオンを模したイラストが。来店する子供たちからも大好評だとか。
店名にちなみ、壁にはサーカスの花形でもあるピエロやライオンを模したイラストが。来店する子供たちからも大好評だとか。

『赤羽スペインバルCirco』店舗詳細

住所:東京都北区赤羽1-29-6山田ビル101/営業時間:11:30~14:30・17:00~24:00(日は~23:00)/定休日:不定/アクセス:JR赤羽駅から徒歩5分

夫婦二人三脚で生み出す極上フレンチ&まったり空間『CARIB』

ランチで人気のブラックアンガス牛ハラミのステーキのセット1980円。上質なお肉の味わいはもちろん、旬の春野菜のソテーもまた絶品。撮影用に用意してもらったグラスワインとの相性も抜群だ。
ランチで人気のブラックアンガス牛ハラミのステーキのセット1980円。上質なお肉の味わいはもちろん、旬の春野菜のソテーもまた絶品。撮影用に用意してもらったグラスワインとの相性も抜群だ。

オーナーシェフの旦那さんとホールを切り盛りする奥様の二人三脚で営業している『CARIB(カリブ)』。2012年のオープンから9年が経過し、常連客を中心に毎日のようにお客さんがお店のあったかい空気に誘われてやってくる。

人気のランチメニューはブラックアンガス牛のハラミステーキセットをはじめすべてが日替わり。「旬の食材を一番いい時期に食べて欲しい」との思いに加え「野菜をたっぷりと食べて欲しい」という入佐夫妻の願いが込められた渾身のメニューだからこそ、いつ来ても絶品のメニューが楽しめる。

オーナーシェフの奥様・入佐佐千代さん。旦那さんでオーナーシェフの勉さんとの楽しい掛け合いもまたこのお店の魅力。
オーナーシェフの奥様・入佐佐千代さん。旦那さんでオーナーシェフの勉さんとの楽しい掛け合いもまたこのお店の魅力。

『CARIB』店舗詳細

住所:東京都北区赤羽1-65-5 1F/営業時間:11:30~14:00・17:00~22:00(金・土は~23:00)/定休日:日(不定あり)/アクセス:JR赤羽駅から徒歩5分

店名どおり、アジずくめ!『鯵家』

鯵家定食840円には漬け丼にフライなどが付く。
鯵家定食840円には漬け丼にフライなどが付く。

鳥取県境港のから直送されるというアジは、青臭さ皆無。「次にブームが来るのはアジですから!」と言い切る店長の中西大祐さん。店名に冠した通り、メニューにはずらりとアジ料理がならぶ。九州の出汁醤油をベースにブレンドした特製タレが旨味を引き出すアジの漬け丼は、ぺろりと平らげてしまう一杯。アジフライやアジメンチは単品注文も可能だ。

麦わら帽がトレードマーク。
麦わら帽がトレードマーク。
アジメンチ1個200円は生ビール400円と抜群コンビ。生ビールセット500円がお得。
アジメンチ1個200円は生ビール400円と抜群コンビ。生ビールセット500円がお得。

『鯵家』店舗詳細

住所:東京都北区赤羽2-12-3/営業時間:8:00~22:00(土・日・祝は9:00~)/定休日:無/アクセス:JR赤羽駅から徒歩4分

ハーブとスパイス癒やしのサワディーカー『タイ料理 Red Orchid』

グリーンカレー850円。
グリーンカレー850円。

「パクチーは根っこが大事よ」と、常連客からビーちゃんと呼ばれる寺山シリワンさんが微笑む。白い根はスープストックに用い、特有の香りを生むのだが、とにかく料理の要となる野菜とハーブが新鮮で、タイのナスやガパオも味の濃さに驚く。「実は、タイ人の農家さんが売りに来るんです」。これが、ひと味違うゆえんだろう。バンコクの料理学校で学んだ本場直球の味だが、「パクチーと辛いの大丈夫ですか」と聞き、好みに仕上げてくれる。

新鮮な野菜とハーブ。
新鮮な野菜とハーブ。
店主のシリワンさん。ガイ・トーッド・ナンプラー500円やパパイヤサラダ850円。メニュー多数。
店主のシリワンさん。ガイ・トーッド・ナンプラー500円やパパイヤサラダ850円。メニュー多数。

『タイ料理 Red Orchid』店舗詳細

住所:東京都北区赤羽1-48-2 第2近藤ビル/営業時間:11:30~14:00・18:00~23:00/定休日:日/アクセス:JR赤羽駅から徒歩5分

ゆず香るあっさり系『ラーメン専門店 ゆうひ屋』

中央のゆずとカイワレが視覚的にもあっさり感を引き立てる。淡麗煮干ラーメンゆず塩750円。
中央のゆずとカイワレが視覚的にもあっさり感を引き立てる。淡麗煮干ラーメンゆず塩750円。

開店10周年を記念した新メニューが評判となり、いまでは看板メニューにまで成長。ゆずの香りをより楽しんでもらえるよう、器は口が広く、背が高いものを使用している。ゆず感を最大限に味わうなら、無料トッピングの「ユズショウガ」をオーダーするのがおすすめ。さっぱりとした煮干しベースのスープと相性抜群のゆず、そしてショウガの香りが織りなすハーモニーが、飲んだあとの締めにも合いそうな。これも飲み屋が多い赤羽ならでは?

赤羽に店を構えて以来、15年以上続く。昔からの常連客のために残しているメニューもあるとか。
赤羽に店を構えて以来、15年以上続く。昔からの常連客のために残しているメニューもあるとか。

『ラーメン専門店 ゆうひ屋』店舗詳細

住所:東京都北区赤羽 1-16-3/営業時間:11:30~15:00・18:00~23:00/定休日:不定/アクセス:J R各線赤羽駅から徒歩1分

東京讃岐の狼煙はここから上がった『手打うどん すみた』

ジューシーなかしわ天とちくわ天、温玉がのった親子ぶっかけ1000円。麺が美しい。
ジューシーなかしわ天とちくわ天、温玉がのった親子ぶっかけ1000円。麺が美しい。

「普通のことをやってるだけ」と店主は謙遜するが、東京での讃岐うどん人気の火付け役の一端を担った名店。粉の量に対し、水50~51%と加水率の高い生地を、何度も踏んで鍛えたうどんは、最初もちっとした食感ながら噛むと跳ね返すような弾力が官能的。いりこなどの天然出汁に、讃岐うどんには珍しくかえしを加えたやや甘めのつゆは、パワーのある麺とがっぷりよつなのだ。夜は地酒を傾けながら茹で上がりを待つのも乙。

全16席。1999年に十条で開店、10年後に志茂へ移転。
全16席。1999年に十条で開店、10年後に志茂へ移転。

『手打うどん すみた』店舗詳細

住所:東京都北区志茂2-52-8/営業時間:11:00~13:45LO・18:00~ 20:45LO(麺切れ次第終了)/定休日:月・日/アクセス:JR赤羽駅から徒歩8分

塩ラーメンの進化形がここにある『焙煎汐蕎麦処金字塔』

桜チップで燻した自家製ベーコンやおこげ、金色に輝く玉子が入る特製しおそば980円。
桜チップで燻した自家製ベーコンやおこげ、金色に輝く玉子が入る特製しおそば980円。

竹の塚の名店『らーめんしおの風』を手がけた店主が立ち上げた。塩ラーメンの進化形がコンセプトで、塩ラーメンの金字塔になるようにと、名を付けたという。国産鶏ガラやモミジ、ゲンコツなどをじっくりとオーブンで焼いた後にスープを作る「焙煎スープ」は、素材の旨味を極限まで出し、白トリュフオイルが独特の風味と香りを加えている。別で供されるコーヒーオイルを好みで加えれば、味わいが変化し、まるで違う塩そばを食べているようだ。

まるで、バーのようなしっとりとした雰囲気。
まるで、バーのようなしっとりとした雰囲気。

『焙煎汐蕎麦処金字塔』

住所:東京都北区赤羽1-62-5/営業時間:11:00~25:00LO ※変更する場合もあり。/定休日:無/アクセス:JR赤羽駅から徒歩5分

新しい味の追求に余念なし! 進化するラーメン屋『麺処 夏海』

全部のせ特製塩ラーメン1050円。縮れ麺と細麺から選べる。
全部のせ特製塩ラーメン1050円。縮れ麺と細麺から選べる。

若手のホープと言われる秋葉原『麺処 ほん田』出身の店主・吉越さんが営むラーメン店。特製塩ラーメンの澄んだスープは、魚介や生姜、柚子の香りが香ばしい。あっさりしていながら深みのある味わいで、体に染み込むような美味しさだ。また、食数限定で日替わりラーメンも販売しているほか、毎月最終木曜には月一の限定ラーメンも作っており、新メニューを心待ちにしている常連も多い。

達筆のお品書きは、大東文化大学の先生が書いてくれている。
達筆のお品書きは、大東文化大学の先生が書いてくれている。
カウンター10席。昼時には常連さんで埋まる。
カウンター10席。昼時には常連さんで埋まる。

『麺処 夏海』店舗詳細

何度でも食べたくなる汁なし担々麺『自家製麺ほうきぼし』

基本の汁なし担々麺880円。テイクアウト900円もおすすめ。
基本の汁なし担々麺880円。テイクアウト900円もおすすめ。

看板料理の汁なし担々麺は、担々麺には珍しい太麺。モチモチで手打ちのような食感がある麺に、ラー油や特製タレがよく絡む。思わず箸が止まらなくなるほどの一杯を開発したのは、10代の若さで店をオープンさせた店主の毛利友紀乃さん。中華料理店を営んでいた祖父の影響と母の後押しもあり、オリジナルの担々麺を作り上げたのだ。卓上の「かなりシビれる辛粉」を振ったり、温玉、玉ねぎ、納豆、トマトなどのトッピングを追加してみたりして、味変も楽しもう。

店主の毛利友紀乃さん。現在は横浜の関内店で腕を振るうかたわら、新店舗オープンに向けて企画プロデュース中。
店主の毛利友紀乃さん。現在は横浜の関内店で腕を振るうかたわら、新店舗オープンに向けて企画プロデュース中。
赤やピンクが基調のアジアンな雰囲気の内装。かわいい。
赤やピンクが基調のアジアンな雰囲気の内装。かわいい。

『自家製麺ほうきぼし』店舗詳細

使いこまれたカウンターで、人気のつけそばを『麺 高はし』

肉入りつけそば950円。麺は210g、チャーシューは肩ロース。
肉入りつけそば950円。麺は210g、チャーシューは肩ロース。

飲み屋街の外れにできた行列、そのお目当ては『麺 高はし』のつけそば(つけ麺)だ。創業以来変わらず使用しているという浅草開化楼の麺はコシが強く歯応えもあり、210gとボリュームたっぷり。じっくり煮込んだモミジと魚介がベースのつゆにはブツ切りのチャーシューがゴロゴロと潜み、魚介のだしや脂の旨みが際立つ。麺を食べ終わったタイミングで差し出してくれるスープはつゆに入れ、スープ割りを楽しむべし。

現在(2020年7月)は、カウンター6席。ちょうどいい間隔だ。
現在(2020年7月)は、カウンター6席。ちょうどいい間隔だ。
ひっそりとした佇まい。
ひっそりとした佇まい。

『麺 高はし』店舗詳細

住所:東京都北区赤羽1-38-10 内山ビル1F/営業時間:11:00~13:20・17:20~18:20(土・祝は10:30~12:30。売り切れ次第閉店)/定休日:日(土・祝不定)/アクセス:JR赤羽駅から徒歩5分

「喫茶店は日本の文化」がコンセプト『昔ながらの喫茶店 友路有 赤羽本店』

パスタランチは930円でサラダ、スープ、飲み物が付く。
パスタランチは930円でサラダ、スープ、飲み物が付く。

コーヒーから定食まで多種多様なメニューがそろい、“いつもの喫茶店”として愛されている店。ブレンドコーヒーは専用に焙煎したオリジナルで、すっきりとした苦味で飲みやすい。また、自家製のピザソースを使っているという真っ赤な色のナポリタンはぜひ味わいたい一皿。サラダとスープが付くのでバランスもいい。さらに、その日によって変わる焼き魚定食も人気だ。毎日来てもらいたいという店のこだわりが感じられる。

独立した席が多くゆったりした店内。喫煙は喫煙ボックス内へ。
独立した席が多くゆったりした店内。喫煙は喫煙ボックス内へ。
本は「友路有図書館」の蔵書で貸し出しが可能。
本は「友路有図書館」の蔵書で貸し出しが可能。

『昔ながらの喫茶店 友路有 赤羽本店』店舗詳細

長年変わらない味と雰囲気を堪能できる『純喫茶 デア』

ケチャップ味のオムライス。スープとドリンクが付いて910円。コーヒーか紅茶が選べる。
ケチャップ味のオムライス。スープとドリンクが付いて910円。コーヒーか紅茶が選べる。

1983年創業の純喫茶。創業当時からインテリアもほとんど変わらないという店内には、往年の映画音楽が流れ、なぜか懐かしさを感じずにはいられない。ブレンドコーヒーはかなり濃いめで、キリマンジャロ、ブラジル、モカ、ブルーマウンテン、マンダリンを配合。また、人気のオムライスはケチャップ味の他、カレーピラフの入るカレー味と、塩コショウで味付けたピラフの入るマイルド味が選べる。

落ち着いたシックな内装。
落ち着いたシックな内装。
シンプルな白い器がシックな内装に映える。ブレンドコーヒー480円。
シンプルな白い器がシックな内装に映える。ブレンドコーヒー480円。

『純喫茶 デア』店舗詳細

毎日試食、味のチェックをかかさない支那そば『支那そば 大陸』

支那そばと半チャーハンのセット730円。
支那そばと半チャーハンのセット730円。

ボリュームたっぷりの麺類や定食をいただける本格町中華。店主の亀山勉さんが、国立にあった中華屋「大陸」から暖簾(のれん)分けして開店した。自慢のメニューは、店の看板にも「昔ながらの味 当店No.1」と書いてあるほどの自信作・支那そば。スープと合わせるタレは、夫婦で毎朝欠かさずに試食して味をチェックするといい、「秘密のタレなのよ」と妻の綾子さんは笑う。

流れるような動きで炒飯を作る店主の亀山勉さん。鍋を振る音がリズミカルに響く。
流れるような動きで炒飯を作る店主の亀山勉さん。鍋を振る音がリズミカルに響く。
店主の亀山勉さんと妻の綾子さん。
店主の亀山勉さんと妻の綾子さん。

『支那そば 大陸』店舗詳細

住所:東京都北区赤羽1-49-9/営業時間:11:00〜15:00・17:00〜21:30/定休日:日/アクセス:私鉄・地下鉄赤羽岩淵駅から徒歩2分

丸で仕入れる、魚の確かな味『三忠食堂』

今日のサービス定食850円は子持ちのアサバガレイの煮付け。サラダと漬物、日替わり味噌汁付き。
今日のサービス定食850円は子持ちのアサバガレイの煮付け。サラダと漬物、日替わり味噌汁付き。

サバの味噌煮もカレイの煮付けも一切れが大ぶりで豪快。身はふっくらと、繊細な味付けで仕上げられる。「魚は丸のまま買ってきてさばきます。骨ごとぶつ切りしたほうが早いしおいしい」と2代目店主の杉浦孝年さん。仕入れは豊洲へ週1回。創業から60年以上の付き合いの仲卸を訪ねる。どんぶりめしの量も昔から変わらず「1合じゃ済まないね」。米店と相談し見込んだ米を随時取り寄せるのだ。

常連がまずのぞく冷蔵ショーケース。刺し身も絶品。
常連がまずのぞく冷蔵ショーケース。刺し身も絶品。
「実は一番手が込んでるのはサービス定食」と杉浦さん。
「実は一番手が込んでるのはサービス定食」と杉浦さん。

『三忠食堂』店舗詳細

住所:東京都北区赤羽西1-37-1/営業時間:11:00~14:30LO・17:00~21:30LO/定休日:月/アクセス:JR各線赤羽駅から徒歩1分

取材・文=上原 純、佐藤さゆり・松井一恵(teamまめ)、鈴木健太、鈴木さや香、新井鏡子、ミヤウチマサコ、速志 淳(アド・グリーン)、福嶌弘、下里康子 撮影=オカダタカオ、小野広幸、加藤昌人、鈴木愛子、高野尚人、山出高士、新井鏡子、ミヤウチマサコ、塙 弘明(アドグリーン)、福嶌弘、井原淳一

東京最北端の繁華街として栄える赤羽。その中心部にあるJR赤羽駅は、1日10万人近い乗降者数を誇る要衝駅として、街のにぎわいを支える。 駅の東口には昔ながらの横丁や商店街がドシンと構え、昼間から酔ったオヤジが管を巻いていたり、威勢のいいお母さんたちが井戸端会議に花を咲かせていたり。かと思えば女子に受けそうなバーやカフェもある。駅の西側にはショッピングモールやスーパーマーケットが並び、学生や子育て世代からも人気のエリアだ。
商店街や飲み屋街が連なる赤羽・十条・王子エリアには、働き者の腹を存分に満たし、懐に優しい店が集まる。そのうえで「おいしいもの」を目指す店主たちの探究心と思いが詰まった皿に、拍手喝采を送りたい。すぐそばにある驚きのグルメをご紹介。
駅周辺の商業施設を抜け、少し足を延ばせば歓楽街へたどり着く街・赤羽。昼間から酒を楽しむ人も多く、その賑わいは早朝から深夜まで続いていく。そんな赤羽でラーメンを食べるとなったら、飲んだ後のシメ一択?いや、この街のラーメンは堂々主役を張れる個性派ぞろい。酒のついでだけでは、もったいない!厳選してご紹介します。
赤提灯の明かりに誘われて、いざ飲んべえの聖地、赤羽へ。その昔、小さな工場が立ち並んでいたこの一帯では、家路につく前に一杯やろうとふらりと立ち寄る居酒屋が自然と増えていったという。東口を出て、赤羽一番街へと入り込んだら、そこはパラダイス! さらに細いOK横丁へと分け入れば、ハシゴ酒の誘惑に抗いきれなくなる。立ち飲みでちょっとひっかけ、また次へ。今日も明日も明後日も、さぁ飲み明かそうじゃないか。
飲み屋ばかりが目について、カフェのイメージがない赤羽。実は教えたくないほど素敵なカフェや喫茶店が潜んでいる。こだわりのコーヒーにスイーツ、音楽、インテリア……と、店主の好きな物で満たされた店内は、まさにワンダーランド。でも、構えなくても大丈夫。コーヒーは飲みやすさ重視のブレンドで、店主も赤羽出身か、ゆかりの人が多いから。勇気を出して扉を開けて赤羽カフェを満喫しよう。