大量の煮干しで作られた“究極”の醤油ラーメン『双麺』
『双麺』といえば、双麺らーめん醤油880円だろう。このラーメンには『双麺』の理念がすべて詰まっている。マネージャー曰く「ラーメンは1つの作品でありアートである。丼ぶりのうえで何かが欠けていても、何かが多くてもいけない」とのこと。
ほろほろのバラチャーシューは1枚、刻み玉ねぎ、3本のカイワレ大根、まさに引き算の美学で作られた逸品はアートそのものだった。
週7日通うファンもいるという『双麺』だが、客の胃袋を鷲掴みにして離さないのは“味”だけではない。『双麺』が提供するのは1杯のラーメンだけでなく、楽しめる空間と時間もそうだ。錦糸町の駅近くで、お洒落な雰囲気とともにお酒を楽しみ、〆でラーメンを食べて帰る。気さくな店員たちとともに『双麺』で最高の一晩を過ごしてほしい。
『双麺』店舗詳細
都内で味わえる本格博多ラーメン『とんこつラーメン よかろうもん』
九州産の豚を丸々一頭使用した豚骨スープは、濃厚でクセになる味わい。しつこくなく洗練されたスープと二度引きを行った細麵はこれ以上ないほどマッチしている。
また、『とんこつラーメン よかろうもん』で提供される博多ラーメンの濃度はなんと13度以上とのこと!店主曰く通常の博多ラーメンの濃度は7度前後。いかに豚骨が濃厚かわかるだろう。
そのほかにも、他店の博多ラーメンとは異なりスープを作る際に野菜などを使わず豚骨だけを使用することもこだわりの一つだとか。そこから生み出される豚骨の旨みは一度食べた人を虜にしてしまう。
『とんこつラーメン よかろうもん』店舗詳細
一度に3層のスープが味わえる!錦糸町『らーめん一途』
『らーめん一途』で提供されるスープは3層に分かれており、上層・中層・下層で違う味を楽しめるのが特徴だ。上層はマイルドな背脂で甘みを引き出しており、中層は鶏がら醬油をベースとしたあっさりスープ、下層は一味のアクセントを足して、辛味を加えている。
そのため飽きることがなく、食べ進めていくごとに新しい味との遭遇を楽しめる。中細のストレート麺にスープがよく染み込んでいくため、相性が非常によく箸が止まらなくなること間違いなし!
店内も落ち着いており、老若男女問わず入りやすいため、ぜひ一度足を運んでみてはいかがだろうか。
『らーめん一途』店舗詳細
スープのコクがハンパない!背脂チャッチャ系らーめんの名店『こってりらーめん なりたけ 錦糸町店』
JR錦糸町駅北口から徒歩2分という好アクセスに存在する、チャッチャ系ラーメンの名店。豚の背脂を贅沢にスープに乗せた濃厚背脂らーめんは、醤油らーめん800円と味噌らーめん850円の2種類から選べる。スープだけでなく麺にもこだわっており、自家製の中太麺は、背脂のコクたっぷりのスープと大変よく絡む。程よい硬さが残るよう茹で上げられており、満腹感も得られる。スープに叩きつける背脂の量は、注文時に希望すれば調整可能。おすすめのトッピングは、味付け玉子100円と辛ねぎ200円。一度通っただけでは味わい尽くせない深い背脂の沼に、何度も足を運んでほしい。
『こってりらーめん なりたけ 錦糸町店』店舗詳細
鯛の旨味と香ばしさがたまらない!『真鯛らーめん 麺魚 本店』
食べログラーメン百名店に何度も選ばれているラーメンの名店。錦糸町のオフィス街の一角で営業している『真鯛らーめん 麺魚 本店』だ。スープには鯛と水しか使用していない。真鯛100%のスープが生み出すきりっとした味わいは、値段以上のおいしさと感動間違いなし。何を食べるか迷ったら、真鯛らーめん 雑炊セット1150円を選ぶのがおすすめ。低温で調理されたレアチャーシューと全粒粉の麺、上に乗ったゆずと炙られた鯛のほぐし身が作り出す香りもぜひ楽しんでいただきたい。最後まで飽きずに味わえるスープ。この一杯のために1日頑張ってもいいと思わせてくれる極上の一杯だ。
『真鯛らーめん 麺魚 本店』店舗詳細
構成=ASTER 取材・文・撮影=須田仁美・宮下沙絵子・佐藤澄美麗・小川翔太・内田陽・yuki