【西口】

地下に隠れたパンケーキの人気店『DIORAMA CAFÉ』

温かみのある照明の店内。
温かみのある照明の店内。

雑居ビルの地下にある、パンケーキが自慢のカフェ。パンケーキは熱したスキレットに入れた生地をオーブンに入れ、焼き上げていく。途中、中まで火が通ったかを1枚ずつ丁寧に確認しながら焼き上げていく。こうして、ふんわりともっちりの両方を兼ね揃えた生地が完成するのだ。ストロベリークリームチーズのパンケーキ(ドリンク付きのセット)1730円は、サワークリームとクリームチーズを配合した自家製のクリームが甘さ控えめながらさわやかさとコク、そして軽さがあり、ストロベリーのソースとの相性もいい。ほぼ月替りの限定メニューも登場する。

食べごたえ十分のストロベリークリームチーズのパンケーキ。
食べごたえ十分のストロベリークリームチーズのパンケーキ。
限定メニューの3種のモンブランパンケーキはセットドリンク付きで2460円。
限定メニューの3種のモンブランパンケーキはセットドリンク付きで2460円。

『DIORAMA CAFÉ』店舗詳細

住所:東京都豊島区西池袋3-29-4 ジェスト7ビル B1F/営業時間:11:00~19:30LO(火は15:00LO、土・日・祝は10:30~18:30LO)/定休日:不定/アクセス:JR・私鉄・地下鉄池袋駅から徒歩5分

人生相談にも応じてくれる、女性に人気の『探偵カフェ PROGRESS』

まるで事件現場のような内装の店内。記念撮影する人も多い。
まるで事件現場のような内装の店内。記念撮影する人も多い。

スタッフがすべて現役の探偵というコンセプトカフェ。池袋を拠点に探偵業を請け負う『総合探偵社プログレス』が運営しており、店内には事件現場のように人型の白い線が描かれたり、拳銃やショットガンなどが飾られ、探偵事務所のような演出となっている。女性客が多いことからアルコールが少し弱めのスイーツカクテルを用意しており、道明寺(桜餅)990円をはじめ、全20種類のカクテルがそろう。合わせて楽しむ料理は、高タンパク、低カロリー、低脂肪なワニ肉を使ったワニタンの炙り1980円、整腸作用やダイエット効果があるというサボテンのナムル990円など個性的なメニューを楽しめる。

ピンクとグリーンのコントラストが美しい道明寺。
ピンクとグリーンのコントラストが美しい道明寺。
ほとんどの人が注文するという、ワニタンのあぶりやサボテンのナムル。
ほとんどの人が注文するという、ワニタンのあぶりやサボテンのナムル。

『探偵カフェ PROGRESS』店舗詳細

住所:東京都豊島区池袋2-47-12 第Ⅱ絆ビル9F/営業時間:19:00~翌5:00(日・月の夜は24:00まで、ただし、祝前日は19:00~翌5:00。土・日・祝の11:30~17:30はカフェタイム)/定休日:無/アクセス:JR・私鉄・地下鉄池袋駅から徒歩3分

「究極の味」を堪能できる老舗純喫茶『炭煎珈琲 蔵』

中央にある大きな水出しコーヒーのサイフォンは今では手に入らないという貴重なものだ。
中央にある大きな水出しコーヒーのサイフォンは今では手に入らないという貴重なものだ。

西池袋一番街にある純喫茶。重厚感のある内装で、大きな柱時計や「癒」と書かれた書など配される調度品にもセンスが光る。名物の水出しコーヒー700円は、炭火焙煎したモカをベースにブレンドした豆を使用し、アルカリイオン水を使って、その日の天候や気温に合わせて8~12時間かけて抽出する。このほか、フルーティーな香りが広がり、深みのある味が口の中を支配していく炭煎(たんせん)スペシャルブレンド700円、アイスコーヒーと脂肪分4%の北海道牛乳をハーフ&ハーフで注がれ、さらに自家製クリームを入れたカフェ・ラテ(アイス)800円も人気。

売り切れになることもあるという、水出しアイスコーヒー。
売り切れになることもあるという、水出しアイスコーヒー。
酸味と苦味のバランスがよく後味もスッキリしている、炭煎スペシャルブレンド。
酸味と苦味のバランスがよく後味もスッキリしている、炭煎スペシャルブレンド。

『炭煎珈琲 蔵』店舗詳細

住所:東京都豊島区西池袋1-39-1/営業時間:9:00~23:00LO/定休日:無/アクセス:JR・私鉄・地下鉄池袋駅から徒歩3分

立教大生に愛される食事充実の純喫茶『セントポールの隣り』

マンションの地下1階と1階が飲食店街「味の十番街」にある。
マンションの地下1階と1階が飲食店街「味の十番街」にある。

立教大学と細い道をはさんで隣にある、1978年オープンの老舗喫茶店。1位が授業、2位が部活、3位にデート、4位にこの店のバイトという独自のルールの元働く立教大生が多く、長く愛されている。充実の食事メニューが魅力で、ハンバーグだけでも5種類以上、カレーも何種類も用意する。おすすめの「まりちゃんカツ」はご飯、サラダ、味噌汁がついて798円。厚みのある鶏むね肉を使い、揚げたてなので熱々、サックリとした衣で、中はしっとりジューシー。デミグラスソースとホワイトソースで味わう、コクのあるひと皿だ。バナナジュース495円もおすすめ。

ボリュームも、バランスもよい「まりちゃんカツ」。
ボリュームも、バランスもよい「まりちゃんカツ」。
15人座れる大テーブル。壁には立教大学のさまざまなニュースが貼り出されている。
15人座れる大テーブル。壁には立教大学のさまざまなニュースが貼り出されている。

『セントポールの隣り』店舗詳細

住所:東京都豊島区西池袋3-33-17 東武サンライトマンション 味の十番街/営業時間:10:30~15:00/定休日:無/アクセス:JR・私鉄・地下鉄池袋駅から徒歩約3分

おいしくて安心安全な食にこだわる自然派カフェ『Kimi Natural 73+ CAFÉ』

池袋駅の北側にある、白亜の建物が目を引く旅館。
池袋駅の北側にある、白亜の建物が目を引く旅館。

外国人向けの宿・貴美旅館内にあり、2021年7月にオープンしたカフェ。「外国人客の多くは外でコーヒーを買ってきているから、旅館の中でカフェをやったらいいんじゃないですか」というスタッフのひと言と、コロナの影響で外国人観光客が減ったこと、そして貴三郎さんの妻でコーヒー好きの奈巳(なみ)さんがカフェ営業に興味があったことなどが重なり、営業をスタートした。11時から15時まで楽しめるランチプレートは、サンドウィッチやマフィン、トーストなどコーヒーにぴったりのメニューが揃う。生ハムカマンベールのピアーダ850円は、イタリア産の生ハムと北海道十勝産のカマンベールチーズ、そしてたっぷりの野菜が入ったものでヘルシーながらも食べごたえがある。

おすすめのランチプレートの一例。
おすすめのランチプレートの一例。
スタッフの手によるきれいなラテアートにも注目のカフェラテ600円。
スタッフの手によるきれいなラテアートにも注目のカフェラテ600円。

『Kimi Natural 73+ CAFÉ』店舗詳細

住所:東京都豊島区池袋2-36-8 貴美旅館 1F/営業時間:11:00~18:00/定休日:月/アクセス:JR・私鉄・地下鉄池袋駅から徒歩3分

水曜日限定のチーズケーキ専門店『オヤツハイツ』

 店内は広々としていて日差しもあたたか。
店内は広々としていて日差しもあたたか。

リノベーションした築50年の木造アパートの2階にある、曜日ごとに店が変わるシェアキッチンにあり、水曜日に営業するカフェ。店主の羽田野雄太さんは、かつて働いていた店でチーズケーキを作っていたことから自宅でも作るようになり、そしてネット販売するようになったという。クリームチーズ、マスカルポーネチーズ、ヨーグルト、生クリーム、卵、コーンスターチで作る素朴なチーズケーキは、9種類。抹茶やほうじ茶、ミントなど色も鮮やかで味も異なるチーズケーキをラインナップする。チーズケーキ(プレーン)350円、コーヒー250円。

しっとりでいてほろりと崩れるやわらかさのチーズケーキは、淹れたてのコーヒーとの相性もよい。
しっとりでいてほろりと崩れるやわらかさのチーズケーキは、淹れたてのコーヒーとの相性もよい。
妻の歌代さんと店主の雄太さん。
妻の歌代さんと店主の雄太さん。

『オヤツハイツ』店舗詳細

住所:東京都豊島区西池袋5-13-18 2階/営業時間:11:30〜16:30/定休日:水のみ営業/アクセス:JR・私鉄・地下鉄池袋駅から徒歩4分

花に彩られ、スイーツやドリンクでも楽しむ『HANABAR』

ファンタスティックな世界が広がる店内。
ファンタスティックな世界が広がる店内。

西池袋公園近くにある、ドライフラワーのインテリアが華やかなカフェ。店主の奥様がドライフラワーアーティストで、「花×酒」をテーマにプロデュースした作品が店内を飾る。人気メニューのアイマツリカ1100円は、ジャスミンやグレープフルーツ、ライムのソーダに、アイスクリームとエディブルフラワーがのっている。ジャスミンの豊かな香りと柑橘系ですっきりとしているので爽やかな味わいだ。エディブルフラワーとハーブをのせた鮮やかなデコレーションのお花のマフィン500円も好評。

爽やかなソーダがソフトクリームによってだんだんと甘くなり、味の変化も楽しめるアイマツリカ。
爽やかなソーダがソフトクリームによってだんだんと甘くなり、味の変化も楽しめるアイマツリカ。
季節変わりも登場する、お花のマフィン。
季節変わりも登場する、お花のマフィン。

『HANABAR』店舗詳細

住所:東京都豊島区西池袋3-30-6/営業時間:11:30~22:00LO/定休日:無/アクセス:JR・私鉄・地下鉄池袋駅から徒歩2分

昭和にタイムトラベルしたかのようなレトロ喫茶『カフェ・ド・巴里』

シャンデリアが飾られ、ゴージャスな内装が特徴的。
シャンデリアが飾られ、ゴージャスな内装が特徴的。

池袋西一番街にある純喫茶。ベルベット調の椅子やシャンデリア、ステンドグラス、金色の鹿の像をはじめとした調度品が配され、ゴージャスな店内は、昭和レトロを感じさせる。ラインナップされるメニューは、たっぷりと使ったケチャップの甘さと酸味を感じられる「喫茶店のナポリタン」700円や、卵の風味を強く感じるやや固めの「昔ながらの昭和プリン」650円など、純喫茶ではレギュラーの料理が並ぶ。どちらもドリンク付きのセットで楽しめる。

セット970円は、サラダとドリンク(コーヒーまたは紅茶)がつく。
セット970円は、サラダとドリンク(コーヒーまたは紅茶)がつく。
カラメルの苦味が抑えめで、甘さを堪能できる。
カラメルの苦味が抑えめで、甘さを堪能できる。

『カフェ・ド・巴里』店舗詳細

住所:東京都豊島区西池袋1-23-1 エルクルーセビル2F/営業時間:7:00~23:00/定休日:無/アクセス:JR・私鉄・地下鉄池袋駅から徒歩1分

訪日外国人の客からヒントを得て作られたワールドワイドな料理を楽しむ『サクラカフェ&レストラン池袋』

外国の屋台の様な異国情緒ある雰囲気。写真提供:サクラカフェ&レストラン 池袋
外国の屋台の様な異国情緒ある雰囲気。写真提供:サクラカフェ&レストラン 池袋

外国人旅行者やビジネスマン向けのホテルとして知られる「サクラホテル」のカフェ。お客様の9割が外国人ということで、店舗入口には日本の四季を感じさせるオブジェが飾られ、訪れる客を温かく出迎える。世界各国の料理はもちろん、約20ヵ国60種類の世界のビールを楽しむことができる。料理の中でも、フランスのクロックムッシュをヒントに作ったというパリセジーニャ、南アフリカのペリペリチキン、ギリシャ風サラダの3品はぜひ味わってみたい。料理に使う野菜には、自社農場「東北牧場」で採れた野草や無農薬野菜、卵を使うこだわりで、日本人の口に合うように味付けされている。

180gの巨大ハンバーグ入りグラタン、パリセジーニャ1380円。
180gの巨大ハンバーグ入りグラタン、パリセジーニャ1380円。
辛味と酸味のバランスがよいペリペリチキン1380円。
辛味と酸味のバランスがよいペリペリチキン1380円。

『サクラカフェ&レストラン池袋』店舗詳細

住所:東京都豊島区池袋2-39-10 サクラホテル池袋別館1F/営業時間:07:00~22:00LO(モーニングは07:00~11:00LO、平日のランチは11:30~15:00LO、平日のグランドメニューは11:30~15:00・17:00~22:00LO。土・日・祝のグランドメニューは11:30~22:00LO)/定休日:無/アクセス:JR・私鉄・地下鉄池袋駅から徒歩6分

かつて街にいた芸術家の気配を感じる『ZOZOI』

公園の緑が借景となり、店内を彩る。
公園の緑が借景となり、店内を彩る。

「この建物のオーナーと池袋モンパルナスの話題で盛り上がったのが、カフェを開店することになったきっかけ」と店主の皆川まり子さん。パリの専門学校で学んだ室内装飾の技術を生かし、自身で店の内装を手掛けた。壁には皆川さんの旧友である画家の絵が掛けられ、店内の本は閲覧自由。ああ! 今日は一人、絵に集中して想像を広げたり、季節の食材で工夫を凝らしたケーキを食べ、五感をフル稼働して味わったり、なんという充実感。今度はアート好きの友達を連れて来よう。

店はビルの1階と2階で、2階にはゆったりしたテーブル席も。
店はビルの1階と2階で、2階にはゆったりしたテーブル席も。
バナナタルト バニラアイス添え700円。自家製レモンジンジャー700円はケーキとセットで50円引きに。
バナナタルト バニラアイス添え700円。自家製レモンジンジャー700円はケーキとセットで50円引きに。
絵は1階に。
絵は1階に。

『ZOZOI』店舗詳細

住所:東京都豊島区西池袋3-22-6 奴田原ビル1·2F/営業時間:12:00~18:00(月は~17:30)/定休日:火(祝の場合は翌水)/アクセス:JR· 私鉄· 地下鉄池袋駅から徒歩2分

【東口】

有資格のスタッフが淹れるコーヒーを堪能する『炭火煎珈琲 皇琲亭』

アンティーク調に設えた店内。
アンティーク調に設えた店内。

木目やレンガ調の外装が目を引く喫茶店。秋田の古民家から移築された立派な柱や梁を使ったという内装は重厚感があり、落ち着いた雰囲気に包まれる。この店で使用するコーヒー豆は炭火焙煎しており、そうすることによってより味に深みが増すという。ブレンド810円は香り高く、苦味と酸味のバランスがよく、スッキリとした後口だ。濃厚に抽出したコーヒーに砂糖を溶かし込ませてカクテルグラスに注ぎ、その上に生クリームをフロートしたオリジナルコーヒー「アンブル ドゥ レーヌ」810円もおすすめ。

ブレンド。コーヒーなどのお代わりは300円引きになる。
ブレンド。コーヒーなどのお代わりは300円引きになる。
高貴さも感じられるアンブル ドゥ レーヌ。
高貴さも感じられるアンブル ドゥ レーヌ。

『炭火煎珈琲 皇琲亭』店舗詳細

住所:東京都豊島区東池袋1-7-2 東駒ビル1F/営業時間:11:00~22:30/定休日:無/アクセス:JR・私鉄・地下鉄池袋駅から徒歩3分

生地問屋がプロデュースする、旬のサンドイッチが人気の『FABRIC』

壁紙やソファーは株式会社ニートで取り扱っている商品だ。
壁紙やソファーは株式会社ニートで取り扱っている商品だ。

首都高のガード下、グリーン大通り沿いにあるカフェ。生地やインテリア用品などを輸入販売する株式会社ニートが運営元で、店名は生地や織物、編み物など、あらゆる布を指す。1階がカフェで、2階はショールームとなっていて、さまざまな生地を展示販売している。カフェでは、オリジナルのバケットを使用したサンドイッチが評判で、定番や季節ものを含めて常時約9種類がそろい、夏にはアイスサンド、秋にはフルーツサンドなども登場する。好きなサンドイッチ2種類とサラダがワンプレートになり、ドリンクが付いたランチA980円はボリューム満点で、男性にも評判。ホイップクリームをふんだんに盛ったドリンク類も人気で、黒ゴマとはちみつの豆乳ラテ580円が人気。

お得なセットのランチA。サンドイッチが1種類のランチBのほか、モーニングやパイなどとのドリンクセットなども豊富。
お得なセットのランチA。サンドイッチが1種類のランチBのほか、モーニングやパイなどとのドリンクセットなども豊富。
濃厚なゴマの風味と蜂蜜のスッキリとした甘みがたまらない、黒ゴマとはちみつの豆乳ラテ。
濃厚なゴマの風味と蜂蜜のスッキリとした甘みがたまらない、黒ゴマとはちみつの豆乳ラテ。

『FABRIC』店舗詳細

住所:東京都豊島区南池袋2-43-16/営業時間:8:00~19:00(土・日・祝は9:30~)/定休日:無/アクセス:地下鉄有楽町線東池袋駅から徒歩1分、またはJR・私鉄・地下鉄池袋駅から徒歩8分

モッチリ弾力にはまる創作パンと自家焙煎コーヒーを愉しむ『ぽんでCOFFEE』

シックな内装で落ち着いた雰囲気なので、時間が経つことを忘れてゆっくりできる。
シックな内装で落ち着いた雰囲気なので、時間が経つことを忘れてゆっくりできる。

『ジュンク堂書店池袋本店』の隣、東通り沿いにある創作パンと自家焙煎のコーヒーが自慢のカフェ。コロンと丸い手の平サイズのグルテンフリーのパンは、毎日お店で手ごねして製造している。味は、秋であればカボチャやサツマイモなど季節の食材を取り入れた200種類以上を生み出してきた。自慢のコーヒーはすべて併設するロースタリー(焙煎所)で自家焙煎しており、ブラジルやエチオピアなどコーヒー産地の中でも、エリアや農園を指定したスペシャルティグレードな生豆を使用している。1粒ずつハンドピックし、直火式の焙煎機で強火で短時間に仕上げることで、豆本来の甘みを強く引き出している。パン1個100円(税抜)。

ぽんでパンは、日替わりで常時12種類前後が並ぶ。もちもち食感がたまらない。
ぽんでパンは、日替わりで常時12種類前後が並ぶ。もちもち食感がたまらない。
自宅やオフィスで味わえるドリップバッグのコーヒー。パッケージは従業員による手描きデザインを採用している。
自宅やオフィスで味わえるドリップバッグのコーヒー。パッケージは従業員による手描きデザインを採用している。

『ぽんでCOFFEE』店舗詳細

住所:東京都 豊島区南池袋3-13-13 村中ビル1F/営業時間:10:00~21:00/定休日:月(祝の場合は営業)/アクセス:JR・私鉄・地下鉄池袋駅から徒歩5分

チーズの世界をとことん味わう『CheeseTable池袋店』

壁にはポップなグラフィティアートが踊る店内。
壁にはポップなグラフィティアートが踊る店内。

チーズフォンデュやラクレットはもちろん、ショートケーキやドリンクなど、バラエティ豊かなチーズ料理が楽しめる専門店。おすすめの濃厚ブリュレチーズの鉄板ボロネーゼ~タリアテッレ~1690円は、茹でた平打ち麺のタリアテッレをボロネーゼソースと和えて、オーブンで熱々に温めた鉄板に盛り付けたもの。仕上げには、チーズソースの上にレアチーズのムース、さらにグラニュー糖をかけてバーナーで炙ってブリュレ風にする。チーズのコクとしょっぱさがたまらない。

合計5種のチーズをふんだんに使った贅沢な一皿。
合計5種のチーズをふんだんに使った贅沢な一皿。
とろけるチーズクリームのショートケーキ880円とカフェラテ500円。
とろけるチーズクリームのショートケーキ880円とカフェラテ500円。

『CheeseTable池袋店』店舗詳細

住所:東京都豊島区南池袋1-26-6 The SH oneビル11F/営業時間:11:45〜22:30(金・土・祝前は〜23:00)※LOは閉店1時間前/定休日:不定/アクセス:JR・私鉄・地下鉄池袋駅から徒歩3分

池袋東口を代表する名喫茶『タカセ池袋本店 コーヒーラウンジ』

手前のワゴンには食パンが並び、奥にはケーキのショーケース。
手前のワゴンには食パンが並び、奥にはケーキのショーケース。

大正9年(1920)にパン屋として池袋に創業し、昭和53年(1978)に現在のタカセビルが建てられた。1階がパン・洋菓子の販売、2階が喫茶室、3階がレストラン、そして9階にコーヒーラウンジ、ビルの裏手に別棟でコーヒーサロンがある。9階のコーヒーラウンジでは、プリンアラモード720円が名物。フルーツソースがかかったアイスクリームと生クリーム、フルーツが満載で、やさしい甘みとカラメルソースの苦味が絶妙だ。タカセオリジナルブレンド550円との相性もよい。

横長のガラスの器にのってきたお手本のようなプリンアラモードは、SNS映えもする。
横長のガラスの器にのってきたお手本のようなプリンアラモードは、SNS映えもする。
池袋駅を見下ろす9階からの贅沢な眺めも、この店の自慢。
池袋駅を見下ろす9階からの贅沢な眺めも、この店の自慢。

『タカセ池袋本店 コーヒーラウンジ』店舗詳細

住所:東京都豊島区東池袋1-1-4/営業時間:11:00~19:00LO(土・日・祝は11:00〜20:30LO)/定休日:無/アクセス:JR・私鉄・地下鉄池袋駅から徒歩1分

緑に覆われた南池袋公園の眺望もよい、パンケーキが自慢の『Zuppa』

ホール『minaikeZa』の建物内にあり、店内のイートインスペースとテラス席がある。
ホール『minaikeZa』の建物内にあり、店内のイートインスペースとテラス席がある。

南池袋公園が目の前に広がる、2022年4月オープンのカフェ。手作りのスープと時間をかけて焼き上げるオリジナルのパンケーキが自慢だ。小麦粉、砂糖、ベーキングパウダー、そしてこだわりの奥久慈産の赤卵を混ぜて作る生地は、コンベクションスチームオーブンに入れてじっくり20分ほど焼く。焼きたての生地はさらりとした甘さで、じわりと染み込んだバターの塩気とメイプルシロップのコクのある甘さが加わると、リッチな味わい。ベーコン、キャベツ、タマネギ、ニンジンと4種の豆を基本に、日替わりでさまざまな野菜が入るというミネストローネと味わえば、甘さとしょっぱさが絶妙なバランスでおいしい。メイプルパンケーキ780円、具沢山ミネストローネ600円。

バターとメイプルシロップをかける。丸いのでバターが全体に行きわたりやすい。
バターとメイプルシロップをかける。丸いのでバターが全体に行きわたりやすい。
ドリンクメニューも豊富にそろう。
ドリンクメニューも豊富にそろう。

『Zuppa』店舗詳細

住所:東京都豊島区南池袋2-22-1/営業時間:11:00~19:00LO/定休日:不定/アクセス:JR・私鉄・地下鉄池袋駅から徒歩4分

小麦がテーマのニューヨークスタイルカフェ『ESPRESSO D WORKS 池袋』

天井が高く、その上奥行きもあり、広い店内に圧倒される。ビルの中にある店舗なのに、圧迫感は一切感じない。
天井が高く、その上奥行きもあり、広い店内に圧倒される。ビルの中にある店舗なのに、圧迫感は一切感じない。

2019年にオープンした商業施設「キュープラザ池袋」2階に出店する、小麦をテーマにしたベーカリー&カフェ。パンの焼き立ての香りが鼻をくすぐる店内には、毎日店内製造する焼き立てパンが並んでいる。世界初の小麦粉と水分の比率が同じという生食パンが看板商品で、甘みが強い「純生」、小麦の自然な香りを楽しむ「プレーン」の2種類がある。こちらはテイクアウトのみなので、朝一の開店を狙って買い求めたい。カフェでは、トリュフの香り高さも食欲をそそるペリグーソースのオムレツランチ1870円と、プレーンパンケーキ1408円を味わいたい。特にプレーンパンケーキは、雪のような雲のようなエスプーマ(泡)の生クリームが、パンケーキと同じボリュームでトッピングされており、フワフワの生地がたまらない。

トリュフオムレツ(単品)1480円は、生クリームのコクにトリュフの風味が加わった深い味わい。
トリュフオムレツ(単品)1480円は、生クリームのコクにトリュフの風味が加わった深い味わい。
フォークでちょっと刺すだけでも、ポヨンとした弾力を感じる、プレーンパンケーキ。
フォークでちょっと刺すだけでも、ポヨンとした弾力を感じる、プレーンパンケーキ。

『ESPRESSO D WORKS 池袋』店舗詳細

東口の激戦区で長く愛される純喫茶『珈琲専門館 伯爵 池袋東口店』

ビルの2階にありながら、座面が低いため天井が高く感じられる、開放的な空間が広がる。
ビルの2階にありながら、座面が低いため天井が高く感じられる、開放的な空間が広がる。

明治通り沿い、西武百貨店の並びという一等地にある、昭和57年(1982)創業の喫茶店。真っ赤なベロア調の椅子が配され、シャンデリアが目を引く豪華な内装だが、不思議と落ち着けるのは、統一された色調やゆったりと間隔をあけて座席を配置しているからだろう。喫茶店ではおなじみのメニューが並び、霞町レストランルームの味を再現したもので、角切りの牛肉がゴロッと入った本格的な東京ビーフカレー(ドリンク、サラダ付き)970円や、しっとりと厚みのあるトーストと、シャキシャキ食感の残る各具材のバランスがよいピザトースト(ドリンク付き)850円が人気。

半月形のライスは量もちょうどよく、味付けも甘めで万人好みだ。
半月形のライスは量もちょうどよく、味付けも甘めで万人好みだ。
2.5㎝ほどの厚みがあるトーストは食べごたえがある。
2.5㎝ほどの厚みがあるトーストは食べごたえがある。

『珈琲専門館 伯爵 池袋東口店』店舗詳細

住所:東京都豊島区南池袋1-18-23 ルックハイツ池袋B棟 2F/営業時間:8:00~23:00/定休日:無/アクセス:JR・私鉄・地下鉄池袋駅から徒歩3分

緩さと刺激が絶妙に混ざり合う『KAKULULU』

この日は角銅真実さん、中村大史さん、巌裕美子さん、幸洋子さんによるライブ。
この日は角銅真実さん、中村大史さん、巌裕美子さん、幸洋子さんによるライブ。

奏でられた音が店内の空気とすっとなじみ、心地よく響く。都心にありながらどこか牧歌的なのは、繁華街から外れているからだろうか。ライブは月1、2回開催され、店主の高橋悠さんと親交の深いジャズミュージシャンが登場。店は1階と2階がカフェで、地下はギャラリーになっている。高橋さんが10代だった2000年ごろ、東京はカフェブームだった。「当時は専門店が少なく、音楽、アート、雑貨などいろんなものが詰まっているのがカフェでした」。そんな時代に刺激を受けた高橋さんが、自分の店を持つことになり、選んだ場所は、池袋。実家が近いのもあるが、土地が醸しだす独特の緩さも選んだ理由の一つだとか。「渋谷や青山だとトレンドがあり、最初にコンセプトを固めないといけません。それに比べて池袋は、やりながら考えられる」。なるほど。この店のホッとできる雰囲気も、雑多ゆえ許容範囲の広い池袋ならではなのかも。

ランチのムケッカはドリンク付き1200円。高橋さんがブラジルで食べた味を再現した。
ランチのムケッカはドリンク付き1200円。高橋さんがブラジルで食べた味を再現した。
高橋さん(左)は元ミュージシャン。
高橋さん(左)は元ミュージシャン。
CDの販売も。
CDの販売も。

『KAKULULU』店舗詳細

住所:東京都豊島区東池袋4-29-6三角ビルB1 ~ 2F/営業時間:11:30~23:00(火·水は~17:00)/定休日:日·月·祝/アクセス:地下鉄有楽町線東池袋駅から徒歩4分

【雑司が谷】

1級建築士が営む、ゆるく休憩できる『yurucafe』

2階イベントスペースで開催されていた展示会の絵画が、店内にも飾られている。
2階イベントスペースで開催されていた展示会の絵画が、店内にも飾られている。

明治通りから一本道を入った商店街にあり、1級建築士でもある店主の中澤宏仁さんが自ら設計したというプレハブ2階建ての店舗がおしゃれ。名物のユルカレー650円は、ココナッツミルクをたっぷりと使い、オリジナルでブレンドした7種類の香辛料を合わせている。弾力がある鶏肉や柔らかに煮込まれた玉ネギがいいアクセントになっており、まろやかな甘みとスパイスのピリリとした辛さと苦さがたまらない。2階では、演奏会や展示会、映画上映会「ゆるいえいがかん」などのイベントを開催している。

マイルドな見た目と裏腹に、辛さを感じるユルカレー。
マイルドな見た目と裏腹に、辛さを感じるユルカレー。
多彩な味わいと、パッケージも印象的なクラフトビール。
多彩な味わいと、パッケージも印象的なクラフトビール。

『yurucafe』店舗詳細

住所:東京都豊島区雑司が谷3-10-6 /営業時間:11:30~22:00(水は~16:00)/定休日:不定/アクセス:地下鉄副都心線雑司が谷駅から徒歩5分、都電荒川線鬼子母神前駅から徒歩5分、またはJR・私鉄・地下鉄池袋駅から徒歩10分

地中海沿岸諸国の料理専門店『ロケットカフェ』で味わう4種類のミートスパゲッティ

足元から天井いっぱいまでの大きな窓からは明るい日差しが店内に差し込む。
足元から天井いっぱいまでの大きな窓からは明るい日差しが店内に差し込む。

鬼子母神西参道入り口に立つ、地中海沿岸諸国料理専門店。評判の4種から選べるミートソースのスパゲティは、鶏肉で作る「なつかしのミートソース」、鶏と根菜を和風の出汁と味噌、カレーで味付けた「オリエンタルミートソース」、牛肉と豚肉を鶏のブイヨン作る「肉を感じるごろごろ系ミートソース」、「豚肉とレンズ豆の塩ミートソース」から選べる。「豚肉とレンズ豆の塩ミートソース」1221円は、豚肉から出たコクと、タマネギ、ニンジン、セロリなどの野菜から丁寧に取ったブイヨンが混じり合うやさしい味わいのソースと、モチモチのパスタと絶妙に絡み合う。ストレート葡萄ジュース(白)638円との相性も抜群。

豚肉とレンズ豆の塩ミートソースには粒マスタードがついてくる。
豚肉とレンズ豆の塩ミートソースには粒マスタードがついてくる。
ナチュラルワインも豊富に揃う。
ナチュラルワインも豊富に揃う。

『ロケットカフェ』店舗詳細

住所:東京都豊島区目白2-16-20 大黒ビル2A/営業時間:ランチ1部/12:00〜13:15LO、ランチ2部(予約のみ)/14:15〜15:30LO、ディナー/18:30〜23:00(入店21:00まで)
(金・土はディナー/15:00〜23:00・入店21:00まで)/定休日:日・月・不定/アクセス:JR・私鉄・地下鉄池袋駅から徒歩8分、地下鉄副都心線雑司が谷駅から徒歩6分

【要町】

20種類以上もある、かき氷の進化形を試せる『氷連』

半地下にあり、落ち着いた照明の店内。
半地下にあり、落ち着いた照明の店内。

2022年6月のオープンのかき氷専門店。不純物を取り除いた良質な水を48時間かけてゆっくりと凍らせた純氷を使用しており、温度管理を徹底することでふわふわの氷が作れるという。メニューには、完熟りんご焼きブリュレ1800円やピスタちご1800円、ブルーベリーチーズパイ1600円など、変わり種が用意されている。中でも攻めたメニューなのが、ふたごのかぼっけ1600円。小さなかぼちゃのコロッケがちょこんと2つのる、ほんのり醤油風味を感じるあまじょっぱさが特徴だ。温かいお茶とホカロンがいつでも使い放題のサービスもある。

高さは25cmくらい。ボリュームたっぷりのビジュアル。
高さは25cmくらい。ボリュームたっぷりのビジュアル。
純氷は、無味無臭なので、トッピングやシロップの味を堪能するのにぴったりだという。
純氷は、無味無臭なので、トッピングやシロップの味を堪能するのにぴったりだという。

『氷連』店舗詳細

住所:東京都豊島区西池袋5-28-3 ノアビル 1F/営業時間:10:00~19:00(18:30LO)/定休日:不定/アクセス:JR・私鉄・地下鉄池袋駅から徒歩8分。地下鉄要町駅から徒歩4分

卵と砂糖にこだわったプリンが絶品の『SUNNY DAYS Pudding Café』

1階のショーケースとカウンター周り。奥がキッチンになっている。
1階のショーケースとカウンター周り。奥がキッチンになっている。

卵や砂糖の種類を変えるなど、工夫を凝らした6種類のプリンが自慢。店内で味わえるのは、レトロプリンと白いプリン各600円の定番2種と、期間限定メニュー1種。自家製カラメルソースをかけて味わうレトロプリンは、濃厚でぷるんとした食感。相模原市産の「昔の味たまご」を使用し、カラメルソースは奄美諸島のきび砂糖で作る。白いプリンは純国産鶏から取れる日野市産「さくらこめたまご」と北海道産のピートグラニュー糖を使う。赤いラズベリーソースの爽やかな甘みを感じる。12時から17時のランチタイムには3種類のランチプレートが人気で、そのうち2種が名物の甘くないフレンチトーストのようなパンペルデュのプレート。サーモンとローストビーフの2種類で、どちらも1100円だ。。

右がレトロプリン、左が白いプリン。どちらも上に生クリームがのっている。
右がレトロプリン、左が白いプリン。どちらも上に生クリームがのっている。
甘くないフレンチトーストのようなパンペルデュプレート(サーモン)1100円。
甘くないフレンチトーストのようなパンペルデュプレート(サーモン)1100円。

『SUNNY DAYS Pudding Café』店舗詳細

住所:東京都豊島区池袋2-24-27/営業時間:イートインは11:00〜20:30LO、テイクアウトは11:00〜21:30/定休日:月(祝の場合は営業)/アクセス:JR・私鉄・地下鉄池袋駅から徒歩8分、地下鉄有楽町線・副都心線要町駅から徒歩5分

【椎名町】

ツーリストとローカルの人間交差点『シーナと一平』

『cache cache』の桜井亜弓さん。酒蔵やワイナリーにも自ら足を運ぶ。
『cache cache』の桜井亜弓さん。酒蔵やワイナリーにも自ら足を運ぶ。

シーナさんと一平さんがやっているから……ではなく椎名町にあり、元々「とんかつ一平支店」だったというのが、その名の由来。個人店が連なる昭和風情の商店街に位置し、看板はそのままに築45年以上の商家をゲストハウス兼シェアキッチンに改装した。シェアキッチンは菓子工房としても機能し、若手パティシエの挑戦の場にも。「トキワ荘の存在も影響してか、この街には、よそからやってきた若者や新しいことを始める人を応援する気質があります」と、シェアキッチンをプロデュースする鈴木英嗣さん。カフェ営業の日、小上がりでは大人も子供も、旅行者も地域住民も共にくつろいでいるとか。金〜日曜は、旬の果実を生かしたデザートが評判の『cachecache(カシュカシュ)』が登板。生産者の思いも汲み、素材の持ち味を引き出すのが得意だ。日本酒や国産ワインとのペアリングも見事で、うっとりほろ酔い。つい饒舌になり、話も盛り上がる。

腰窓で焼き菓子の販売も。
腰窓で焼き菓子の販売も。
清見オレンジのスペシャルデザート605円。香りのいい日本酒サワー583円と合わせると、ひと味違った個性が花開く。
清見オレンジのスペシャルデザート605円。香りのいい日本酒サワー583円と合わせると、ひと味違った個性が花開く。

『シーナと一平』店舗詳細

住所:東京都豊島区長崎2-12-4/営業時間:『cache cache』は金の13:00~18:00、土·日の 12:00~18:00のみ営業。カフェ営業日、宿泊料金などは公式HPを確認。/アクセス:西武池袋線椎名町駅から徒歩4分

取材・⽂=信藤舞子、アド・グリーン 撮影=金井塚太郎、アド・グリーン

池袋のドリーム
カルダモンだもんさんの投稿

味はと言えば、美味しい。
美味しいって、どんな?というところだが、
味って表現するのがむずかしい。
強いて言うなら、昔ながらの骨太な珈琲屋さんの味。
最近はやりのサードコーヒーでも、おされなカフェのやつでも、
チェーン店のやつでもない。
しっかりと珈琲でっせ!という、骨太な味わい。
また早く行きたい。
それまでは、帰りがけに買った豆を家で挽いて淹れて、楽しもうと思う。

池袋のスペシャルティ珈琲「COFFEE VALLEY」
カルダモンだもんさんの投稿

厳選された魅力的な珈琲豆を、
3階の焙煎機で焙煎していて、
香り高くて奥深くて、
特別感満載なのに軽やかで落ち着く珈琲をいただくことができます。

浅煎りを選んだのに、
しっかりとコクもあり、しかし軽やかで香りも高くて。
「おいしいよ!おいしいんだよ!」
「うん、おいしいよ!おいしいんだよ!」
と、鼻腔も口も食道も唇も、
珈琲が触れたところが一斉にそう叫ぶ。

コッテコテ濃厚な極太ラーメンから透き通った細麺の上品系はもちろん、コクたっぷりの煮込み明太子のつけ麺やスモーキーな燻製利用、本格派の担々麺などあらゆる種類が揃うラーメン激戦区・池袋。歩けば歩くほどたくさんのラーメン屋に出合えるこの街で、実食ライターがとくにオススメできる名店を一挙紹介!
盛り場へ繰り出す遊び人、フレッシュな大学生、ファッションビルを目指すお姉さん、百貨店へ訪れるセレブな夫婦、ただいま増加中の中国系ニューカマー……。西へ東へさまざまな人が流れていく池袋。この地に渦巻くエネルギーに負けないよう、しっかり腹ごしらえできる食事はどこ? チーズがたっぷりのキーマカレーからこだわりのピザにハンバーガー、老舗の町中華も話題のガチ中華も、和洋の定食屋ももちろんあって、女性の支持を集める心も満たされるランチなどジャンルは選び放題。身も心も満腹になれるグルメな店を集めました。
駅直結のショッピング施設をはじめ、オフィスビル、劇場や映画館などのエンタテインメント施設が続々と誕生する池袋エリア。週末にはショッピングやデートを楽しむ多くの人でにぎわい、今も再開発が進んでいる。東西南北の各出口には、ビールや焼鳥自慢の店、馬肉専門店などバリエーションに富んだ居酒屋がそろい、中でも実食ライターがおすすめする個性派の居酒屋を紹介する。
池袋は良くも悪くもわかりづらい。東口、西口側で流れる空気が異なるが、初めて訪れた人を困惑させるのが、東口に『西武池袋本店』があり、西口に『東武百貨店池袋店』があること。慣れてしまえばなんてことないのだが、『ビックカメラの歌』にもある通り「不思議な不思議な池袋」だ。そのカオスっぷりこそ街の真骨頂といえるのだが、近年は“安心して住める街”にも変わろうとしているのだとか。