【和食・定食】

創作料理とレモンサワーが豊富な『酒場 ニホレモ』。絶品のおばんざいをランチで

毎日食べたいな、と思わせる家庭的なやさしさ。
毎日食べたいな、と思わせる家庭的なやさしさ。

日本酒とレモンサワーにこだわり『ニホレモ』の店名に。旬の素材とアイデアが満載の創作料理が酒に合うと好評。20年以上イタリアンのシェフだった熊谷さんが作るおばんざいは、毎日スタッフとアイデアを出し合う。この日のランチのおばんざい定食900円のメインはしいたけの肉詰め。ネギやかいわれ大根のシャキシャキ感、豚肉の旨みがあふれ出し、甘辛のタレがよく合う。3つの小鉢には、ポテトサラダ、ねぎチャーシュー、しらすと九条ネギの玉子焼き。甘みのある五穀米がすすみ、毎日食べたい家庭的な優しさだ。おばんざいは常時テイクアウトOK。

レモンの香りがふわりと漂い、一口飲むときりっと濃いレモンの風味と強めの炭酸がたまらない本気(マジ)レモンサワー600円。
レモンの香りがふわりと漂い、一口飲むときりっと濃いレモンの風味と強めの炭酸がたまらない本気(マジ)レモンサワー600円。
酒とともに楽しみたいおかみのおばんざい盛り合わせ1380円。
酒とともに楽しみたいおかみのおばんざい盛り合わせ1380円。

『酒場 ニホレモ』店舗詳細

『高円寺食堂』の唐揚げは秘伝のタレが味の決め手。おいしい野菜もたまらない。

柔らかな鶏肉と副菜の野菜のバランスがばっちりの唐揚げ定食。
柔らかな鶏肉と副菜の野菜のバランスがばっちりの唐揚げ定食。

手作りの総菜や定食が人気のイートイン&テイクアウトの食堂。有機栽培やオーガニック、朝採れなど、野菜には強いこだわりがある。野菜のラインナップを見て、昨日の献立とかぶらないようにスタッフと相談して作っている。定食の副菜は野菜が中心で、体に優しい味わいだ。レギュラーメニューは唐揚げ定食980円。「からあげグランプリ」にノミネートされたこともある特製の唐揚げはサクッとしてジューシーで食べ応え満点。複雑な味わいの甘塩っぱい秘伝のタレが後を引く。家庭的な雰囲気も魅力の一つ。

テイクアウトの弁当も人気。日替わり弁当850円。
テイクアウトの弁当も人気。日替わり弁当850円。
体にいいお総菜がたっぷりのショーウィンドウ。
体にいいお総菜がたっぷりのショーウィンドウ。

『高円寺食堂』店舗詳細

住所:東京都杉並区高円寺南2-20-9/営業時間:11:00〜20:00/定休日:無/アクセス:JR中央線高円寺駅から徒歩10分、または地下鉄丸ノ内線新高円寺駅から徒歩2分

【洋食】

珍しいラザニア専門店『ラザニ屋』。もちもち生ラザニアと濃厚なソースは絶品

ラザニ屋のラザニアのセットは、スープとサラダが付いて1350円。サラダはバケットに変更可能。
ラザニ屋のラザニアのセットは、スープとサラダが付いて1350円。サラダはバケットに変更可能。

生パスタ専門店で修業をしていたオーナーが開店。ラザニアは乾麺という店が多いというが、ここでは手打ちの生パスタを使用する。看板商品は「ラザニ屋のラザニア」には濃厚なミートソースと、カロリー控えめのベシャメルソースの2種類のソースが使われている。熱々を一口。肉々しい脂が熱く濃厚なミートソースと、なめらかなベシャメルソースが混じり合う。生ラザニアはつるりとしているのに、もちっとしっかりとした食感がある。2種のソースとラザニアが相まって深い味わいを生んでいる。

店内はカウンター席のみ。落ち着いた雰囲気。
店内はカウンター席のみ。落ち着いた雰囲気。
テイクアウト用のラザニ屋のラザニア。これにベシャメルソースが付いて890円。
テイクアウト用のラザニ屋のラザニア。これにベシャメルソースが付いて890円。

『ラザニ屋』店舗詳細

住所:東京都杉並区高円寺南3-49-1/営業時間:●イートイン=12:00~15:30・18:00~20:30(木・金は12:00~15:30、土・日・祝は12:00~18:30)●テイクアウト=11:00~21:00/定休日:木(祝の場合は営業)/アクセス:JR中央本線高円寺駅から徒歩6分

たまごもソースもとろっとろ!『洋食屋キッチンKAZU』のハヤシソースがかかったオムライス

玉子のつやつやした濃い黄色とハヤシソースのとろりと濃厚な茶色、そしてケチャップの赤が鮮やかだ。
玉子のつやつやした濃い黄色とハヤシソースのとろりと濃厚な茶色、そしてケチャップの赤が鮮やかだ。

高円寺の庚申通りで10年以上営む洋食屋の一番人気はオムライス。ハヤシソースがかかった「とろとろオムライス」の上にハンバーグがのったとろとろオムバーグ1100円は、お得でボリューム満点なメニューだ。ベーコンと玉ねぎが入った爽やかなケチャップライスに、3Lサイズの卵が3個という贅沢なオムレツ、3日間かけて煮込んだデミグラスソースをベースにしたコクのあるハヤシソースがよく合う。重量160gのハンバーグにスプーンを入れてみるととてもやわらかく、ふくよかな甘みが広がる。質の高い素材をふんだんに使い、丁寧に作り込まれている。

高円寺駅前のにぎやかさが減り、のんびりムードの中に「オムライスが美味しいお店です」の看板が目印。
高円寺駅前のにぎやかさが減り、のんびりムードの中に「オムライスが美味しいお店です」の看板が目印。
店内のそこかしこに、海の写真や貝殻がインテリアに溶け込んでいる。
店内のそこかしこに、海の写真や貝殻がインテリアに溶け込んでいる。

『洋食屋キッチンKAZU』店舗詳細

住所:東京都杉並区高円寺北2-41-14/営業時間:11:00~20:30LO/定休日:無/アクセス:JR中央線高円寺駅から徒歩7分

50年以上変わらぬ味『ニューバーグ』のハンバーグは高円寺のソウルフード

野菜もたっぷり。サービスセットにはミニサラダも付くので、バランスがよくお腹も満足。
野菜もたっぷり。サービスセットにはミニサラダも付くので、バランスがよくお腹も満足。

ハンバーグやデミグラスソース、名物のメキシカンソースなど、変わらぬ味を提供する。ハンバーグはもちろん、コロッケやソース、ドレッシングに至るまで、店からすぐの工場で一から丁寧に手作りしている。看板メニューはデミグラスソースのハンバーグ。サービスセット680円ならば、日替わりの揚げ物が付く。熱々の鉄板にハンバーグを乗せ、ぐつぐつデミグラスソースを煮立たせる。ハンバーグは、肉汁たっぷりのふっくらしたおいしさ。ぎゅっとした弾力も魅力で、噛むごとに旨味が広がる。牛骨スープから作るデミグラスソースが優しく包み込む。

デミグラスソースとたまごの黄身の混ざったところのおいしさは格別。
デミグラスソースとたまごの黄身の混ざったところのおいしさは格別。
高円寺駅からすぐ。小さな入り口を見逃さぬように。
高円寺駅からすぐ。小さな入り口を見逃さぬように。

『ニューバーグ』店舗詳細

住所:東京都杉並区高円寺北3-1-14/営業時間:11:00~22:00/定休日:無/アクセス:JR中央線高円寺駅から徒歩2分

【アジア・エスニック】

ベトナムの屋台気分がある『チョップスティックス』。本場館のあるバインミーを味わう

バインミーダブルサイズ。パクチーは、レギュラーサイズなら+150円、ダブルサイズなら+200円で特盛りにできる。
バインミーダブルサイズ。パクチーは、レギュラーサイズなら+150円、ダブルサイズなら+200円で特盛りにできる。

フレンチ出身の日本人シェフとベトナム人スタッフによる本場の味が大好評。名物のバインミーは、ベトナムのボリューム満点のサンドイッチ。約35cmのバゲットを使ったダブルサイズと、半分のレギュラーサイズの2種類。キュウリ、大根とニンジンのなます、パクチー、チリソースが基本の具材。選べる具材は、オムレツ、レバーパテ、ティットヌンというベトナムの焼豚、ベトナムハムで、レギュラーは2種類をセレクトし、ダブルは全部が入る。パクチーがふわりと香り、甘辛いティットヌンと、なますのシャキシャキ感、ねっとりとしたレバーペーストが抜群!

バインミーと味わいたいベトナムコーヒー400円。下の白い部分が練乳の層。
バインミーと味わいたいベトナムコーヒー400円。下の白い部分が練乳の層。
アジア料理やラーメン屋など、飲食店が多数入っている「大一市場」にある。
アジア料理やラーメン屋など、飲食店が多数入っている「大一市場」にある。

『チョップスティックス』店舗詳細

【うどん】

独自スタイルを貫く『手打ちうどん敷島』。コシが強くてもちもち食感が人気の秘訣

ボリューム満点の野菜天。白くつややかなうどんは美しい。
ボリューム満点の野菜天。白くつややかなうどんは美しい。

高円寺駅からすぐ、1996年創業の名店。2代目店主が夫婦で切り盛りし、初代から継承した「水分量が多く塩分の少ない、コシの強いうどん」が人気。つゆはソウダガツオとサバで取った2代目が作り上げた出汁に、風味の強い自家製のかえしを使用。小麦が甘く香るシコシコとしたうどんにいい塩梅で絡み、抜群の相性だ。うどんに5種の野菜と海苔の天ぷら、自家製出汁の炊き込みご飯、そしてナムルと冷奴が付く「野菜天」1000円(2022年10月より1100円)。揚げたての天ぷらや自慢の出汁とかえしで炊いた炊き込みご飯も人気だ。

のれんや置物などは2代目夫婦のセレクト。2代目の妻の影響で女性一人客やカップルが増えたという。
のれんや置物などは2代目夫婦のセレクト。2代目の妻の影響で女性一人客やカップルが増えたという。
年季の入った木の看板が目印。
年季の入った木の看板が目印。

『手打ちうどん敷島』店舗詳細

住所:東京都杉並区高円寺北3-23-6/営業時間:11:00〜16:00(土・日・祝は~15:30)/定休日:水/アクセス:JR中央線高円寺駅から徒歩3分

武蔵野うどん専門店『とこ井』でゴリッゴリでモチモチな極太麺を

うどんのおいしさと辛みの汁が絶妙なコンビネーションな肉辛汁。
うどんのおいしさと辛みの汁が絶妙なコンビネーションな肉辛汁。

麺が太く、ゴツゴツした噛みごたえが信条の武蔵野うどん。この店ではさらに上を行くゴリゴリ感と弾力抜群の麺が味わえる。麺はすべて店内で手打ちし、一日寝かせてから提供する。太さは、極太麺、細麺、ひもかわの3種類。極太麺は太さ約1.5cm、固めで弾力があるため、弾かれる感じ。おすすめ肉辛汁の並盛930円。うどんのざらりと粗い表面に辛汁がたっぷり染み込み、赤くつややかに変化する。一口ずつかみしめるとうどんの旨みと辛さが広がってくる。具の日立のブランド豚「石上極豚」はコクのある甘みがあり、ネギの甘さやニラの風味などもいい。肉汁並盛880円。

肉汁並盛。ひもかわは少量しかできないため、極太麺と合盛りになる。
肉汁並盛。ひもかわは少量しかできないため、極太麺と合盛りになる。
高円寺の路地裏ともいうべき小道にある。中はカウンター席のみだ。
高円寺の路地裏ともいうべき小道にある。中はカウンター席のみだ。

『とこ井』店舗詳細

住所:東京都杉並区高円寺南4-7-5/営業時間:11:00〜20:45LO/定休日:月(祝の場合は翌)/アクセス:JR中央線高円寺駅から徒歩3分

取材・文=ミヤウチマサコ 写真=ミヤウチマサコ、高円寺食堂

高円寺はなかなかのラーメンの激戦区。遠くからも足繁く通う人もいる有名店から、夜遅い時間に地元で働く人に栄養を考えた一杯を提供する店、ラーメンマニアが作るこだわりの一杯まで、それぞれの個性を競い合っている。次に高円寺に行ったら、どのラーメンを食べようか。大いに迷ってほしいラインナップだ。
高円寺といえば、古着やサブカル、カレーショップや居酒屋といった魅力的な店が溢れる街。そんな高円寺は、時代を越えて多くの人に愛される喫茶店がせめぎ合うエリアであることも忘れてはいけない。至福の一杯を片手に読書するのも良し、音楽に浸るのも良し。高円寺を愛し、愛されるカフェ・喫茶店で心落ち着く時間を満喫してみてはいかが。
高円寺は神保町や下北沢などと並ぶカレーの激戦区。カレーと一口に言っても、その種類や味わいは千差万別。スリランカカレーや町中華のカレー、最近流行りのスパイスカレーに分類されるオリジナリティ溢れるカレーまで、多岐に渡ります。高円寺で毎日食べても食べ飽きないほど多種多様なカレーを食べ比べ、自分好みの華麗なカレーを探しに出かけてみませんか? きっと高円寺のカレーの魅力に気付けるはずです。
たくさんの古着屋が並ぶ高円寺。20年以上前から古着店は多かったが、ここ数年の古着ブームを追い風にどんどん新しいお店が増えている。老舗から新しい店まで個性派揃いの店をご紹介!
高円寺は、キャラの濃い中央線沿線のなかでもひときわサイケで芳(こう)ばしい街だ。杉並区の北東に位置し、JR高円寺駅から、北は早稲田通り、南は青梅街道までがメインのエリア。中野と阿佐ケ谷に挟まれた東京屈指のサブカルタウンであり、“中央線カルチャー”の代表格とされることも多い。この街を語るときに欠かせないキーワードといえば、ロック、酒、古着、インド……挙げ始めればきりがない。しかし、色とりどりのカオスな中にも、暑苦しい寛容さというか、年季の入った青臭さのようなものが共通している。