【和食・定食】

手作りおばんざいも魅力の和定食ランチを味わえる『穂わ心cafe』

日替わりごはん定食1200円、おかず単品750円。
日替わりごはん定食1200円、おかず単品750円。

昭和に建てられた六軒長屋で、内装は町屋風にリノベーションした店内は、和の趣があり落ち着ける。ここで供されるのは、煮物や和え物などのおばんざい3品と、肉または魚を主菜にした日替わりごはん定食。栄養バランスのとれた料理を食べられるとあって人気を呼んでいる。ランチではほかに、豚バラ角煮定食1500円やハンバーグ定食1400円、ぶり照り焼き定食1300円やさばの味噌煮定食1300円といった、家庭料理では定番の肉、魚料理が用意されているので、栄養が偏りがちな外食で、こうしたバランスのよい食事を味わえるのは貴重だ。

別の日の日替わりごはん定食は、鮭の塩麹煮がメイン。
別の日の日替わりごはん定食は、鮭の塩麹煮がメイン。
ソファ席のほか、一人でゆっくり食事ができる席も用意。
ソファ席のほか、一人でゆっくり食事ができる席も用意。

『穂わ心cafe』店舗詳細

住所:東京都杉並区高円寺南4-11-1/営業時間:11:00~18:30LO(金・土は~20:30LO)※ランチタイムは11:00~13:30、café&BARは19:00~23:00LO/定休日:月・火/アクセス:JR中央線高円寺駅から徒歩5分

小樽の職人による漬け魚を堪能する『西京漬け専門店 魚き食堂』

3点盛り定食は1200円。奥がしゃけハラス醤油照り焼き、下左がさわら生姜味噌、下右がカレイ西京焼き。
3点盛り定食は1200円。奥がしゃけハラス醤油照り焼き、下左がさわら生姜味噌、下右がカレイ西京焼き。

都内でも珍しい西京漬け専門店。店主は、小樽の工場に修業した経験をもち、その時出会った漬け魚職人である師匠に、目利きのノウハウを学んだ。小樽の漬け魚工場から取り寄せる絶品の漬け魚を定食やテイクアウトのお弁当で提供している。人気の日替わりの3点盛り定食は、注文を受けてから大型の魚焼きグリルで焼き始める。魚の状態や脂の多い少ないなどを見極め、焼き時間を調整する。3種は醤油、生姜味噌、西京味噌と異なる味付けで供され、脂や食感の違いをそれぞれに楽しめる。

日替わり3種盛り弁当は焼き立てが780円、作りおきが680円。
日替わり3種盛り弁当は焼き立てが780円、作りおきが680円。
席はカウンターのみの小さな店舗だ。
席はカウンターのみの小さな店舗だ。

『西京漬け専門店 魚き食堂』店舗詳細

住所:東京都杉並区高円寺南2-7-2/営業時間:11:30~14:00LO・17:30〜20:00LO/定休日:不定/アクセス:JR中央線高円寺駅から徒歩13分、地下鉄丸ノ内線新高円寺駅から徒歩5分

創作料理とレモンサワーが豊富な『酒場 ニホレモ』。絶品のおばんざいをランチで

毎日食べたいな、と思わせる家庭的なやさしさ。
毎日食べたいな、と思わせる家庭的なやさしさ。

日本酒とレモンサワーにこだわり『ニホレモ』の店名に。旬の素材とアイデアが満載の創作料理が酒に合うと好評。20年以上イタリアンのシェフだった熊谷さんが作るおばんざいは、毎日スタッフとアイデアを出し合う。この日のランチのおばんざい定食900円のメインはしいたけの肉詰め。ネギやかいわれ大根のシャキシャキ感、豚肉の旨みがあふれ出し、甘辛のタレがよく合う。3つの小鉢には、ポテトサラダ、ねぎチャーシュー、しらすと九条ネギの玉子焼き。甘みのある五穀米がすすみ、毎日食べたい家庭的な優しさだ。おばんざいは常時テイクアウトOK。

レモンの香りがふわりと漂い、一口飲むときりっと濃いレモンの風味と強めの炭酸がたまらない本気(マジ)レモンサワー600円。
レモンの香りがふわりと漂い、一口飲むときりっと濃いレモンの風味と強めの炭酸がたまらない本気(マジ)レモンサワー600円。
酒とともに楽しみたいおかみのおばんざい盛り合わせ1380円。
酒とともに楽しみたいおかみのおばんざい盛り合わせ1380円。

『酒場 ニホレモ』店舗詳細

『高円寺食堂』の唐揚げは秘伝のタレが味の決め手。おいしい野菜もたまらない。

柔らかな鶏肉と副菜の野菜のバランスがばっちりの唐揚げ定食。
柔らかな鶏肉と副菜の野菜のバランスがばっちりの唐揚げ定食。

手作りの総菜や定食が人気のイートイン&テイクアウトの食堂。有機栽培やオーガニック、朝採れなど、野菜には強いこだわりがある。野菜のラインナップを見て、昨日の献立とかぶらないようにスタッフと相談して作っている。定食の副菜は野菜が中心で、体に優しい味わいだ。レギュラーメニューは唐揚げ定食980円。「からあげグランプリ」にノミネートされたこともある特製の唐揚げはサクッとしてジューシーで食べ応え満点。複雑な味わいの甘塩っぱい秘伝のタレが後を引く。家庭的な雰囲気も魅力の一つ。

テイクアウトの弁当も人気。日替わり弁当850円。
テイクアウトの弁当も人気。日替わり弁当850円。
体にいいお総菜がたっぷりのショーウィンドウ。
体にいいお総菜がたっぷりのショーウィンドウ。

『高円寺食堂』店舗詳細

住所:東京都杉並区高円寺南2-20-9/営業時間:11:00〜20:00/定休日:無/アクセス:JR中央線高円寺駅から徒歩10分、または地下鉄丸ノ内線新高円寺駅から徒歩2分

【洋食】

ふわシュワ感がたまらない白いオムライス『 Ail noir(アイノワール)』

鉄板ふわふわオムライス990円。
鉄板ふわふわオムライス990円。

高円寺駅から徒歩9分。固めのピラフの上にチーズをのせ、その上から6〜7分撹拌して作ったメレンゲをたっぷりかけた、ふわシュワの白いオムライスが看板メニュー。玉子はやさしい塩気で、口の中でシュワシュワと溶けるような食感。野菜の出汁で炊いたピラフとの相性が抜群だ。大きめにカットされた鶏肉もごろりと主張があり旨みがたっぷりだ。食べすすめるうちに玉子がだんだんと沈み、今度はしっとりと濃厚な味わいになっていく。味わいの変化も楽しみのひとつ。丁寧に作られた野菜と向き合い、おいしく体にやさしい料理を提供してくれる店だ。

ふわシュワの白い玉子とチキンピラフのハーモニー。
ふわシュワの白い玉子とチキンピラフのハーモニー。
高円寺駅から少し離れているが、土日にはかなりの行列ができるほどの人気店。
高円寺駅から少し離れているが、土日にはかなりの行列ができるほどの人気店。

『 Ail noir(アイノワール)』店舗詳細

住所:東京都杉並区高円寺南2-37-13/営業時間:ランチ:11:30〜14:30LO・ディナー:18:00〜20:30LO(火はランチのみ営業)/定休日:水、第2・4木/アクセス:JR中央本線高円寺駅から徒歩9分

珍しいラザニア専門店『ラザニ屋』。もちもち生ラザニアと濃厚なソースは絶品

ラザニ屋のラザニアのセットは、スープとサラダが付いて1350円。サラダはバケットに変更可能。
ラザニ屋のラザニアのセットは、スープとサラダが付いて1350円。サラダはバケットに変更可能。

生パスタ専門店で修業をしていたオーナーが開店。ラザニアは乾麺という店が多いというが、ここでは手打ちの生パスタを使用する。看板商品は「ラザニ屋のラザニア」には濃厚なミートソースと、カロリー控えめのベシャメルソースの2種類のソースが使われている。熱々を一口。肉々しい脂が熱く濃厚なミートソースと、なめらかなベシャメルソースが混じり合う。生ラザニアはつるりとしているのに、もちっとしっかりとした食感がある。2種のソースとラザニアが相まって深い味わいを生んでいる。

店内はカウンター席のみ。落ち着いた雰囲気。
店内はカウンター席のみ。落ち着いた雰囲気。
テイクアウト用のラザニ屋のラザニア。これにベシャメルソースが付いて890円。
テイクアウト用のラザニ屋のラザニア。これにベシャメルソースが付いて890円。

『ラザニ屋』店舗詳細

住所:東京都杉並区高円寺南3-49-1/営業時間:●イートイン=12:00~15:30・18:00~20:30(木・金は12:00~15:30、土・日・祝は12:00~18:30)●テイクアウト=11:00~21:00/定休日:木(祝の場合は営業)/アクセス:JR中央本線高円寺駅から徒歩6分

たまごもソースもとろっとろ!『洋食屋キッチンKAZU』のハヤシソースがかかったオムライス

玉子のつやつやした濃い黄色とハヤシソースのとろりと濃厚な茶色、そしてケチャップの赤が鮮やかだ。
玉子のつやつやした濃い黄色とハヤシソースのとろりと濃厚な茶色、そしてケチャップの赤が鮮やかだ。

高円寺の庚申通りで10年以上営む洋食屋の一番人気はオムライス。ハヤシソースがかかった「とろとろオムライス」の上にハンバーグがのったとろとろオムバーグ1100円は、お得でボリューム満点なメニューだ。ベーコンと玉ねぎが入った爽やかなケチャップライスに、3Lサイズの卵が3個という贅沢なオムレツ、3日間かけて煮込んだデミグラスソースをベースにしたコクのあるハヤシソースがよく合う。重量160gのハンバーグにスプーンを入れてみるととてもやわらかく、ふくよかな甘みが広がる。質の高い素材をふんだんに使い、丁寧に作り込まれている。

高円寺駅前のにぎやかさが減り、のんびりムードの中に「オムライスが美味しいお店です」の看板が目印。
高円寺駅前のにぎやかさが減り、のんびりムードの中に「オムライスが美味しいお店です」の看板が目印。
店内のそこかしこに、海の写真や貝殻がインテリアに溶け込んでいる。
店内のそこかしこに、海の写真や貝殻がインテリアに溶け込んでいる。

『洋食屋キッチンKAZU』店舗詳細

住所:東京都杉並区高円寺北2-41-14/営業時間:11:00~20:30LO/定休日:無/アクセス:JR中央線高円寺駅から徒歩7分

50年以上変わらぬ味『ニューバーグ』のハンバーグは高円寺のソウルフード

野菜もたっぷり。サービスセットにはミニサラダも付くので、バランスがよくお腹も満足。
野菜もたっぷり。サービスセットにはミニサラダも付くので、バランスがよくお腹も満足。

ハンバーグやデミグラスソース、名物のメキシカンソースなど、変わらぬ味を提供する。ハンバーグはもちろん、コロッケやソース、ドレッシングに至るまで、店からすぐの工場で一から丁寧に手作りしている。看板メニューはデミグラスソースのハンバーグ。サービスセット680円ならば、日替わりの揚げ物が付く。熱々の鉄板にハンバーグを乗せ、ぐつぐつデミグラスソースを煮立たせる。ハンバーグは、肉汁たっぷりのふっくらしたおいしさ。ぎゅっとした弾力も魅力で、噛むごとに旨味が広がる。牛骨スープから作るデミグラスソースが優しく包み込む。

デミグラスソースとたまごの黄身の混ざったところのおいしさは格別。
デミグラスソースとたまごの黄身の混ざったところのおいしさは格別。
高円寺駅からすぐ。小さな入り口を見逃さぬように。
高円寺駅からすぐ。小さな入り口を見逃さぬように。

『ニューバーグ』店舗詳細

住所:東京都杉並区高円寺北3-1-14/営業時間:11:00~22:00/定休日:無/アクセス:JR中央線高円寺駅から徒歩2分

【アジア・エスニック】

ベトナムの屋台気分がある『チョップスティックス』。本場館のあるバインミーを味わう

バインミーダブルサイズ。パクチーは、レギュラーサイズなら+150円、ダブルサイズなら+200円で特盛りにできる。
バインミーダブルサイズ。パクチーは、レギュラーサイズなら+150円、ダブルサイズなら+200円で特盛りにできる。

フレンチ出身の日本人シェフとベトナム人スタッフによる本場の味が大好評。名物のバインミーは、ベトナムのボリューム満点のサンドイッチ。約35cmのバゲットを使ったダブルサイズと、半分のレギュラーサイズの2種類。キュウリ、大根とニンジンのなます、パクチー、チリソースが基本の具材。選べる具材は、オムレツ、レバーパテ、ティットヌンというベトナムの焼豚、ベトナムハムで、レギュラーは2種類をセレクトし、ダブルは全部が入る。パクチーがふわりと香り、甘辛いティットヌンと、なますのシャキシャキ感、ねっとりとしたレバーペーストが抜群!

バインミーと味わいたいベトナムコーヒー400円。下の白い部分が練乳の層。
バインミーと味わいたいベトナムコーヒー400円。下の白い部分が練乳の層。
アジア料理やラーメン屋など、飲食店が多数入っている「大一市場」にある。
アジア料理やラーメン屋など、飲食店が多数入っている「大一市場」にある。

『チョップスティックス』店舗詳細

【うどん】

独自スタイルを貫く『手打ちうどん敷島』。コシが強くてもちもち食感が人気の秘訣

ボリューム満点の野菜天。白くつややかなうどんは美しい。
ボリューム満点の野菜天。白くつややかなうどんは美しい。

高円寺駅からすぐ、1996年創業の名店。2代目店主が夫婦で切り盛りし、初代から継承した「水分量が多く塩分の少ない、コシの強いうどん」が人気。つゆはソウダガツオとサバで取った2代目が作り上げた出汁に、風味の強い自家製のかえしを使用。小麦が甘く香るシコシコとしたうどんにいい塩梅で絡み、抜群の相性だ。うどんに5種の野菜と海苔の天ぷら、自家製出汁の炊き込みご飯、そしてナムルと冷奴が付く「野菜天」1000円(2022年10月より1100円)。揚げたての天ぷらや自慢の出汁とかえしで炊いた炊き込みご飯も人気だ。

のれんや置物などは2代目夫婦のセレクト。2代目の妻の影響で女性一人客やカップルが増えたという。
のれんや置物などは2代目夫婦のセレクト。2代目の妻の影響で女性一人客やカップルが増えたという。
年季の入った木の看板が目印。
年季の入った木の看板が目印。

『手打ちうどん敷島』店舗詳細

住所:東京都杉並区高円寺北3-23-6/営業時間:11:00〜16:00(土・日・祝は~15:30)/定休日:水/アクセス:JR中央線高円寺駅から徒歩3分

武蔵野うどん専門店『とこ井』でゴリッゴリでモチモチな極太麺を

うどんのおいしさと辛みの汁が絶妙なコンビネーションな肉辛汁。
うどんのおいしさと辛みの汁が絶妙なコンビネーションな肉辛汁。

麺が太く、ゴツゴツした噛みごたえが信条の武蔵野うどん。この店ではさらに上を行くゴリゴリ感と弾力抜群の麺が味わえる。麺はすべて店内で手打ちし、一日寝かせてから提供する。太さは、極太麺、細麺、ひもかわの3種類。極太麺は太さ約1.5cm、固めで弾力があるため、弾かれる感じ。おすすめ肉辛汁の並盛930円。うどんのざらりと粗い表面に辛汁がたっぷり染み込み、赤くつややかに変化する。一口ずつかみしめるとうどんの旨みと辛さが広がってくる。具の日立のブランド豚「石上極豚」はコクのある甘みがあり、ネギの甘さやニラの風味などもいい。肉汁並盛880円。

肉汁並盛。ひもかわは少量しかできないため、極太麺と合盛りになる。
肉汁並盛。ひもかわは少量しかできないため、極太麺と合盛りになる。
高円寺の路地裏ともいうべき小道にある。中はカウンター席のみだ。
高円寺の路地裏ともいうべき小道にある。中はカウンター席のみだ。

『とこ井』店舗詳細

住所:東京都杉並区高円寺南4-7-5/営業時間:11:00〜20:45LO/定休日:月(祝の場合は翌)/アクセス:JR中央線高円寺駅から徒歩3分

【カフェランチ】

地域で40年以上愛されるオムライスのワンプレートランチ『カフェテラス ごん』

オムライスと生姜焼きがセットになった、ワンプレート980円とセットコーヒー220円。
オムライスと生姜焼きがセットになった、ワンプレート980円とセットコーヒー220円。

創業約45年の純喫茶。オープン当初は、フォークやナイフで食べるクレープも提供していたそうだが、その頃この地域ではクレープはあまりうけなかったとのことで、ランチを始めるようになった。今やオムライスだけでも10種類ほどあり、このほかにもお膳セットやおにぎりのランチセットなどメニューの幅は広がっている。おすすめは、ワンプレートランチ。オムライスと生姜焼きのセットのほか、ハンバーグや牛焼肉なんかもある。オムライスは、ケチャップライスの酸味が際立つわけでもなく、だからといって卵が主張しすぎるわけでもない絶妙なバランスで、おいしい。

店主の中村洋二さん、和子さんご夫妻が笑顔で出迎えてくれる。
店主の中村洋二さん、和子さんご夫妻が笑顔で出迎えてくれる。
クラッシックな落ち着いた雰囲気を醸しだす店内。
クラッシックな落ち着いた雰囲気を醸しだす店内。

『カフェテラス ごん』店舗詳細

住所:東京都杉並区高円寺北3-25-26 -2F/営業時間:12:00~21:30LO/定休日:木・日/アクセス:JR中央線高円寺駅から徒歩4分

いくつになっても食べたいお子様ランチ『Baby King Kitchen』

お子様ランチ1500円。
お子様ランチ1500円。

大人も食べられるというお子さまランチが評判。目玉焼きののったハンバーグ、エビフライ、ウインナー、付け合せはスパゲティ、にこにこポテトにサラダ。デザートには小さなプリンが付き、型抜きされた丸いチキンライスの上にはもちろん旗が立つという、昔ながらの盛り合わせだ。鶏肉の旨味とタマネギの甘みがやさしい味わいで、固めのご飯がパラリとしているケチャップ色のチキンライスや、牛肉100%でしっかりと重厚な味わいのハンバーグなど味は本格派。食後は、ホイップクリームの甘みがたまらないイチゴミルク850円を楽しみたい。

インテリア雑誌から抜け出してきたようなシンプルでナチュラルな店内。
インテリア雑誌から抜け出してきたようなシンプルでナチュラルな店内。
イチゴシロップと牛乳を混ぜた上にホイップクリームをたっぷりのせた、イチゴミルク。
イチゴシロップと牛乳を混ぜた上にホイップクリームをたっぷりのせた、イチゴミルク。

『Baby King Kitchen』店舗詳細

住所:東京都杉並区高円寺北3-2-15 珍来ビル 2F/営業時間:11:30~21:00/定休日:不定/アクセス:JR中央線高円寺駅から徒歩3分

バランスのよい一汁三菜のプレートランチがおいしい『light side cafe』

季節のお魚プレート。味の濃淡や、調理法による食感の違いを引き出した一皿が並ぶ。
季節のお魚プレート。味の濃淡や、調理法による食感の違いを引き出した一皿が並ぶ。

ルック商店街にある、一汁三菜のプレートランチが好評のカフェ。魚や肉を主菜にしたランチのほか、週替わりのパスタなどのカフェメニュー、自家製スイーツまでメニュー幅は広い。中でもランチは、季節のお魚プレート1550円がおすすめ。2種類の魚料理を盛り合わせ、自家製ポテトサラダ、玄米とスープがセットになったもの。素材本来の持ち味を活かすことを大切に調理しており、食べて気持ちがほくほくと幸福な気持ちになる“コンフォート・フード”がコンセプトだ。食後には、季節の食材を使った自家製スイーツもぜひ試したい。

ライブや貸切パーティーなど各イベントを開催できる広さだ。
ライブや貸切パーティーなど各イベントを開催できる広さだ。
ケーキやゼリーなどを盛り合わせた季節のスイーツプレート1300円~。
ケーキやゼリーなどを盛り合わせた季節のスイーツプレート1300円~。

『light side cafe』店舗詳細

住所:東京都杉並区高円寺南2-20-19-2F/営業時間:11:00~20:00LO/定休日:月(祝日の場合は別日に振替)/アクセス:JR中央線高円寺駅から徒歩8分、または地下鉄丸ノ内線新高円寺駅から徒歩3分

スイーツから軽食までメニューバリエーション豊富な『honohono cafe』

オリジナルのスパイシーなゴマドレッシングがきいた、honohonoサラダランチ。
オリジナルのスパイシーなゴマドレッシングがきいた、honohonoサラダランチ。

戦後に建てられたという長屋の一部を改装した趣ある建物が目印。日替わりのご飯系や週替わりのパスタなど、バリエーション豊かな料理がラインナップされる。ランチでは、野菜たっぷりのhonohonoサラダランチ950円がおすすめ。細かくカットしたチーズやトマト、アボカドやパプリカなどに加え、ゆで卵とエビ、下にはサニーレタスを敷き詰めて彩りもきれい!一皿丸々サラダが盛られ、食べごたえ十分だ。およそ1カ月単位でメニューを考えるとのことで、季節感を感じる食材を取り入れ、なるべく新しい料理を出すようにしているのだとか。次に足を運ぶときは、また違った料理に出合える楽しみがある。

平日の日替わりランチ900円の一例。
平日の日替わりランチ900円の一例。
2階の和室は赤ちゃん連れの方にも人気で、事前予約(平日は12時入店までと15時以降入店、週末・祝日は終日)が可能。
2階の和室は赤ちゃん連れの方にも人気で、事前予約(平日は12時入店までと15時以降入店、週末・祝日は終日)が可能。

『honohono cafe』店舗詳細

住所:東京都杉並区高円寺南3-21-19/営業時間:9:00~18:00LO(モーニングは1Fのみ営業、禁煙で9:00~11:00、ランチは11:00~15:00、ティー・イブニングは15:00~)/定休日:不定(Instagramで要確認)/アクセス:JR中央線高円寺駅から徒歩10分、または地下鉄丸ノ内線新高円寺駅から徒歩3分

陶器の絵付体験や美術鑑賞も同時に楽しめる、キッシュが自慢の『ぽたかふぇ。』

キッシュプレートは、15時までならプラス110円でドリンク付きにできる。
キッシュプレートは、15時までならプラス110円でドリンク付きにできる。

中通り商店街の中ほどにあるカフェで、絵画やさまざまなクラフト作家の作品を展示するギャラリーも兼ねている。ランチで人気は、毎日店内で焼き上げる自家製キッシュ。月替りの2種のキッシュとサラダ、ソーセージが一皿に盛られたキッシュプレート1100円は、食べごたえがある。この時のキッシュは、エビバジルとラタトゥイユで彩りも美しい。合わせて楽しみたいのが、京都の老舗である小川珈琲の豆を使ったコーヒー各種。初めて訪れるならカフェラテやカプチーノなどエスプレッソベースのものがおすすめだが、ビターとマイルドがセレクトできるオリジナルブレンドや、その時々に店主が探してくるスペシャリティコーヒーも見逃せない。

アメリカーノ550円。おかわりは300円。
アメリカーノ550円。おかわりは300円。
窓が大きく明るい店内に作家の作品が並ぶ。
窓が大きく明るい店内に作家の作品が並ぶ。

『ぽたかふぇ。』店舗詳細

住所:東京都杉並区高円寺北3-21-5 ハイツロイヤル 2F/営業時間:12:00~18:00LO/定休日:水・木/アクセス:JR中央線高円寺駅から徒歩3分

取材・文=ミヤウチマサコ 写真=ミヤウチマサコ、高円寺食堂

高円寺はなかなかのラーメンの激戦区。遠くからも足繁く通う人もいる有名店から、夜遅い時間に地元で働く人に栄養を考えた一杯を提供する店、ラーメンマニアが作るこだわりの一杯まで、それぞれの個性を競い合っている。次に高円寺に行ったら、どのラーメンを食べようか。大いに迷ってほしいラインナップだ。
高円寺といえば、古着やサブカル、カレーショップや居酒屋といった魅力的な店が溢れる街。そんな高円寺は、時代を越えて多くの人に愛される喫茶店がせめぎ合うエリアであることも忘れてはいけない。至福の一杯を片手に読書するのも良し、音楽に浸るのも良し。高円寺を愛し、愛されるカフェ・喫茶店で心落ち着く時間を満喫してみてはいかが。
高円寺は神保町や下北沢などと並ぶカレーの激戦区。カレーと一口に言っても、その種類や味わいは千差万別。スリランカカレーや町中華のカレー、最近流行りのスパイスカレーに分類されるオリジナリティ溢れるカレーまで、多岐に渡ります。高円寺で毎日食べても食べ飽きないほど多種多様なカレーを食べ比べ、自分好みの華麗なカレーを探しに出かけてみませんか? きっと高円寺のカレーの魅力に気付けるはずです。
古着を目当てに訪れる人が絶えない高円寺。自分らしいスタイルを求める若者や、コレクターアイテムを探す人に混じって、海外から有名ブランドのデザイナーが訪れることも! 貴重なアイテムを扱う店から、今すぐ着たくなるスタイリングで見せる店まで、個性的な店の中から通いたくなるお気に入りが見つかるはず。老舗から新しい店まで個性派揃いの店をご紹介!
高円寺は、キャラの濃い中央線沿線のなかでもひときわサイケで芳(こう)ばしい街だ。杉並区の北東に位置し、JR高円寺駅から、北は早稲田通り、南は青梅街道までがメインのエリア。中野と阿佐ケ谷に挟まれた東京屈指のサブカルタウンであり、“中央線カルチャー”の代表格とされることも多い。この街を語るときに欠かせないキーワードといえば、ロック、酒、古着、インド……挙げ始めればきりがない。しかし、色とりどりのカオスな中にも、暑苦しい寛容さというか、年季の入った青臭さのようなものが共通している。