用事を終えて町屋駅に戻ってきた、4月のある夜。春らしい陽気も手伝って、今日はどこかで飲んで帰ろうと思い立ちました。この日の「どこか」は、行ったことがない店のイメージ。ふと、近くのバーのカウンターで聞いた「『THE BAR PITHECANTHROPUS(ピテカントロプス)』には、いつか必ず行こうと思ってるんです」という言葉を思い出しました。
鎌倉にあるリカ―ショップ。取り扱うのは、店主自身が感銘を受けた本格焼酎やクラフトビール、ミード(蜂蜜酒)など、主流とは少し異なるラインアップ。生産者を訪ね、関係を築きながら、納得した酒を並べる。店名は「selected alternative liquors only」の略したもので、既存の価値観に対する新しい選択肢を提示する意図を込めている。