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第1回 「酸辣湯麺」/十八番[浅草]
数々の名店を取材してきた町中華探検隊が、中華にとどまらず和食や洋食も併せ飲む、「町中華」の気になるメニューを研究。第1回は、いきなり町中華にとってはニューフェイス(?)な「酸辣湯麺」に迫る。
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神田『みますや』~東京最古参の大衆酒場~
各地の名店と呼ばれる酒場を訪問し、大将や女将さんに、その店を酒場を、楽しむコツを聞いていく。第2回は『みますや』にお邪魔した。長い歴史のある酒場文化。創業から時を重ねれば重ねるほど、店に威厳や風格が出てしまうことは必然のことだろう。いわゆる老舗、名酒場と呼ばれる店に敷居の高さを感じ、躊躇してしまう方は、意外と多いのではないだろうか? 名酒場にあこがれるけど、勇気が出ない…そんな酒場初心者、若者におくる連載です。
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千葉県・市川市の気になる地名さんぽ ~難読地名を追う!~
北方町に奉免町、欠真間、鬼越……。皆さんは正しく読めますか?千葉県市川市には、インパクトの強い町名があちらこちらに存在します。その由来を調査すると、この町の長い歴史も、地形も、産業の変化もわかって非常に面白いのです。この記事を読めば、ひと味違う市川さんぽが楽しめること間違いナシ。
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独断と偏見で、荻窪&西荻さんぽのテーマ曲を選んでみた
散歩には、音楽が欠かせない。反論があることは承知の上だ。風の音や野鳥の囀り、商店街のざわめきに耳を傾けながら歩くのは楽しい。むしろ「さんたつ」編集部たるもの、五感を研ぎ澄ませて街を味わうべきで、イヤホンを両耳に突っ込んで歩くなど言語道断かもしれない。でも、BGMを変えるだけで、見慣れた景色が違って見えるからおもしろい。鬱陶しい満員電車の人混みも、サイケな1曲で彩るとクレイジーな映画のワンシーンになる。まだ葉が色付く前の街路樹にフォークソングを添えると、一気に秋めいて見えることもある。毎朝、自分を奮起させるためのロックなプレイリストを用意している人もいるかもしれない。季節や気分で選んでもいいが、今日は「街」で選ぶさんぽのテーマ曲なるものを提案したい。思いがけず街の魅力を引き立てる、よいスパイスになるはずだ。
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方向音痴の散歩チャレンジ! マップアプリのナビ機能を使って目的地を目指してみる
こんにちは。ライターの吉玉サキです。方向音痴を克服するこの企画。問題点を探るため、今回は実際に街を歩いてみます。担当編集の中村嬢が選んだ街は、迷いやすいと評判の池袋。ちなみに、グーグルマップを使用(ナビもOK)人に道を尋ねるのはNG……というルールでやっていきたいと思います!はたして目的地にたどり着けるのでしょうか?
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つい長居したくなる下町のビートルズ喫茶『亀戸 Penny Lane Cafe』
JR亀戸駅の東口改札を出て線路伝いに歩くこと数分、レンガ造りと花壇のオシャレな外観が目印の喫茶店が『Penny Lane Cafe』。店主の市村壮二さんは、資生堂に長く勤め、マーケティングを担当されていたそうで、細部にそのセンスが光るこだわりの空間を作り上げている。
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なぜかM&M’sチョコ以外のものを売っているエム君の悲劇
M&M’sというチョコレートをご存じだろうか。赤、黄、青のカラフルな糖衣をまとったアメリカ生まれのチョコレートで、「お口でとろけて、手にとけない」というキャッチコピーも有名だ。
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東京の0円をめぐる冒険
体験の価値、一瞬の価値についてよく考える。 東京オリンピックの開会式のチケットは席によっては2・30万するそうで。今どきの都内のホテルは一泊何万もするそうで。 だけど、テレビで見ればタダも同然。友達の家に転がり込めば、概ねタダ。 式典を見る。一泊する。行為としては同じはずなのに。方法の違いの対価として支払われる金額の隔たりはあまりにも大きい。しかもその隔たりは、必ずしもその方法を選んだことで得た満足度と比例するわけでもない。案外、家族でわーわー言いながら同じ画面を眺めたこととか、肩を寄せ合って話したくだらない話とかが、後々になっても記憶に留まるよき思い出になったりするから厄介だ。 自分はこれにはこれだけ支払いたいという確固たる意志があれば、自分なりの物差しで物事の価値を判断できる強さがあれば、こんなこと考えることもないのかもしれない。でも私には、少なくともまだ、その力が充分にない。だから悩む。だから自分はお金の使い方が下手だと思う。 そこで考えた。“0円の価値”を。0円で何をどこまでできるのか。そして、その対価は何なのか――。
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オークションで落札したヤンキーくさいおしゃれバイク
初めて原付を買ったのは二十歳の頃だった。当時、ピザ屋のデリバリーで日常的に原付に乗っていたこともあって、自分の愛車が欲しくなったのだ。ホンダのスーパーカブやVespaなど欲しいバイクはたくさんあったが、迷った結果「tomos」に決めた。スロベニア製のおしゃれなバイクだ。レトロな自転車のようなかわいい見た目で日本でも人気がある。
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三鷹のランチ厳選3軒。やさしい定食、絶品餃子、手打ちうどんが潜んでいます!
三鷹エリアでオススメのおいしいランチをご紹介。JR中央線が通り、新宿など都心へのアクセスも便利な三鷹。そんな街で味わえるのは、麺の旨さが引き立つ手打ちうどんや、他では味わえないような絶品餃子、常連客多数の日替り定食など。駅近なお店もピックアップしたので、三鷹エリアに住んでいる人はもちろん、中央線を途中下車して立ち寄ってみては?
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荻窪の活版印刷屋さんでものづくり
こんにちは。はじめまして、月刊「散歩の達人」編集部の佐藤七海です。最初の回なので、簡単に自己紹介を……生まれも育ちも横浜で、大学1年生から東京でひとり暮らしをはじめて13年。編集部内ではグルメや酒場、地形さんぽ系の企画を担当することが多いです。好きな街と得意エリアは、山手線でいうと右半分のエリアで千代田区、中央区、文京区、台東区など都心どまんなか。めっぽう弱いのは東京の西側と埼玉・千葉。これからどうぞよろしくお願いいたします!
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ロックの聖地で、ビートルズをかき鳴らせる『下北沢 BREATH』
下北沢には20軒ほどのライブハウスがある。打ち込みサウンドが一世を風靡する今も、楽器を背負った若者の姿を見かけることができるこの音楽の街にあって、もっともビートルズ愛にあふれているのが『下北沢BREATH』だ。
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鹿児島県屋久島~ヤクスギ!だけじゃない、晴登雨読の文芸島
国内で新たな登録があり何かと話題の世界遺産。その先駆け、平成5年に日本初の世界自然遺産となった屋久島は、誰もが一度は訪れたい場所の一つ。本土最南端から約60㎞に浮かぶ周囲132㎞の島で1万2000人あまりが暮らす。意外かもしれないが、島の周囲はすべて東シナ海だ。島の魅力は「ヤクスギなどの特殊な植生や、海岸部から亜高山帯に及ぶ植生の垂直分布など貴重な自然云々」と、ユネスコが認めた特徴を持ち出すまでもないだろう。北限の熱帯・亜熱帯性植物、火山島でないのに溶岩が見られたり、干潮時だけ入れる海浜温泉、集落ごとに異なる独自の文化や習俗など興味を引くものも多い。文化人をはじめ移住する人が多いのも当然だ。島に行くなら、縄文杉や宮之浦岳狙いの人でにぎわうピークを過ぎた秋がベストの時季。「ひと月に35日雨が降る」と林芙美子が評したように、山の年間降水量は1万㎜を超える。できれば長めに時間をとり、屋久島本片手に好天を待ちつつ時折レンタカーで島を探索してのんびりしたい。
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門前仲町・木場のおすすめランチ5選。おいしい和洋中グルメを味わう
門前仲町駅周辺でオススメのランチをご紹介。今回紹介するのは、モチモチ餃子やスパイシーで健康的なカレー、シンプルながらも奥深いタンメン、仏シェフの作る人気オムライスなど。どれも他では味わえない絶品料理ばかりなので、門前仲町散策がてら立ち寄ってみては?
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東京0円満喫術! 公共に開かれた空間を堪能、新宿から初台さんぽ
消費税が変わりお金の話題が多い昨今。そんなときこそ、あえて無料で楽しめるスポットへ行ってみようではないか。充実の内容にして意外にも0円の穴場施設と、それらを巡るさんぽコースをお届け!新宿では高層ビルの立ち並ぶ西側こそが実は公共に開かれた無料施設の宝庫。歴史を感じつつアートも動物も堪能しよう。
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「方向音痴あるある」について、おしゃべりします。
こんにちは。方向音痴のライター・吉玉サキです。方向音痴の改善に取り組むこの企画。改善するにはまず、自分の方向音痴レベルを知ることが大切ですよね。そこで今回は、さんたつ編集部が独自に集めた「方向音痴あるある」をご紹介。方向音痴の吉玉&方向感覚に強い編集の中村が、それぞれの立場から「あるある」「ないない」を語ります。方向音痴あるある、あなたはいくつ共感できるでしょうか?ほとんどに「わかる~!」と言ってしまったら……あなたも間違いなく方向音痴です。
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気さくなマスターとのおしゃべりに花が咲く『高田馬場 Rock Bar GLASS ONION』
JR高田馬場駅から早稲田に向かう早稲田通りの途中、雑居ビル地下1階に店を構える『GLASS ONION』。94年のオープンから25年が経過したビートルズ・パブの老舗だが、お店の歴史はさらに古く、91年から93年までは長野県の軽井沢で観光客相手のカフェとして営業していたのだという。
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浅草駅からはじめる浅草・入谷散歩~外国人観光客にも人気の下町王道コース
東京のおさんぽコースを紹介していくこの連載、今回は浅草駅から始める王道の下町散歩。招き猫発祥の神社や夫婦和合と金運アップの神社を参詣すれば運気上昇も期待できそう。外国人観光客も多いかっぱ橋道具街には時代劇ファン必見の池波正太郎記念文庫があり、根岸の里には俳人と落語家の二人の風流人の資料館も。
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広い地下空間でビートルズの音を堪能できる国立の老舗『Liverpool』
1982年夏、『国立Liverpool』がオープンした頃、東京にはライブハウスが20軒ほどしかなかった。そんな時代、大学卒業のタイミングでこのライブハウスを立ち上げたのが、マネージャーの河辺実さんだ。※『Liverpool』は2020年6月に閉店しました。本記事は2019年8月取材当時の内容です。
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荻窪は人気漫画の聖地だった!?  ~安倍夜郎が案内する荻窪の深夜食堂~
人気漫画『深夜食堂』(c)の作者である安倍夜郎先生、実は荻窪民なのだ。名店ぞろいなこの街の中から、安倍先生ご推薦の3店をご紹介。作品に登場したメニューもあり升!
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本屋さんの明かりが灯る街で ~作家・角田光代インタビュー~
角田光代さんは、26歳のときに西荻窪に引っ越してきて以来、26年間住み続けている。地元の新刊書店や古書店を、どのように巡り、仕事に生かしているのかを聞いた。
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鶯谷『鍵屋』 ~江戸から続く居酒屋文化の残る店~
大衆酒場とは、我々庶民が懐具合をあまり気にせず、気楽に酒を飲んで楽しめる店のことをいう。しかしながら、長い歴史のある酒場文化。創業から時を重ねれば重ねるほど、店に威厳や風格が出てしまうことは必然のことだろう。いわゆる老舗、名酒場と呼ばれる店に敷居の高さを感じ、その戸を開けることを躊躇してしまう酒飲みの方は、意外と多いのではないだろうか?ただ、考えてみてほしい。酒場の歴史が長く続いているということは、単純に、それだけ客が途切れずに店の存在を守り続けてきたということ。つまり、「いい店」であるということだ。そこでこの連載では、各地の名店と呼ばれる酒場を訪問し、大将や女将さんに、その店を、酒場を、楽しむコツを聞いていきたい。
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六本木『ABBEY ROAD Tokyo』で、本物さながらのビートルズステージに酔いしれる
世界中のビートルズ・ファンがロンドンに着いたらまずアビーロードに向かうように、日本のビートルズ・ファンが東京に着いたらまず足を運ばなければならないのが、六本木の交差点から少し離れた路地に店を構えるライブハウス『ABBEY ROAD』だ。*2020年5月に移転。掲載内容は移転前(2019年8月取材当時)のものです。
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山形県鶴岡市~東北一大きい町は、クラゲにグルメに楽しみいろいろ
山形県の西南端、新潟県に接する鶴岡市は東北一の面積を誇るまち。東西約43km、南北約56kmと広大で、東京23区全域と比べてもなんと2倍以上ある。山、平野、海岸と多様な環境が揃っているので遊びの切り口も多彩。出羽三山の信仰、日本遺産「サムライゆかりのシルク」、朝日連峰の山々、クラゲに人面魚と枚挙にいとまがない。平野部は日本有数の穀倉地帯でもあり、バラエティー豊かな食材が、日本で唯一の「ユネスコ食文化創造都市」を支えている。歴史的には徳川四天王の筆頭、酒井忠次を祖とする庄内酒井家の城下町。町を歩くとなぜか江戸時代の空気を感じる。そんな歴史や文化風土をベースに物語を紡いだのが当地出身の藤沢周平。市内には彼の作品世界を体感できる場所が点在している。散歩の前に『藤沢周平記念館』で学習しておこう。クルマや電車だと首都圏から6~8時間だが、成田と「おいしい庄内空港」を結ぶ初のLCC定期路線が8月1日に就航。2019年、鶴岡がより手軽になった。
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京橋駅からはじめる銀座・日比谷・芝散歩~トレンドタウンからビジネスマンの街へ
駅から始まるさんぽコースを紹介するこの連載。第1回は銀座・日比谷・芝を歩きます。ブランドショップが立ち並ぶ銀座は日本屈指の繁華街。劇場や映画館がある日比谷は芸術と文化の薫りが漂う。都心のオアシス・日比谷公園を抜ければ、愛宕神社や増上寺など歴史ある社寺が立ち、街の雰囲気が一変する。リニューアルした東京タワーも訪ねてみたい。
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秋の善福寺川ぐねぐねさんぽ。武蔵野の水辺はどこか懐かしい
武蔵野台地を右へ左へと曲がりながら南東へ下っていく善福寺川。護岸や暗渠も目立つけれど、看板から歴史を紐解いたり、野鳥や地形をつぶさに観察すれば豊かな水辺の里としての風景が立ち上ってくるのだ。
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おタワーさまをちゃんと見ない系夜散歩
第一夜闇を歩く男、中野さんの連載が始まります。記念すべき第一夜のテーマは「東京タワー」。でも普通のタワーさんぽじゃありませんよ。
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「白ポスト」って何? 駅にある白いポストにまつわるさまざまな疑問
子どもの頃、「なぜこれが駅にあるのだろう」と疑問に思うものがあった。有害図書を入れるポスト、通称「白ポスト」である。成長するにつれて、電車内で読んだ成人雑誌を家に持ち帰らないようにするために駅に設置してあるのだ、ということを理解するようになったが、その頃には既に白ポストは東京23区の駅から姿を消していたように思う。たまに「白ポストかな」と思って近づいてみれば図書館の返却用ブックポストだったりして、うっかり成人雑誌など入れようものなら大変なことである。入れないけれど。
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はじめまして。迷子の達人です。
こんにちは、ライターの吉玉サキです。突然ですが、これを読んでいるあなたは方向音痴でしょうか?私は、5年住んでいる自宅周辺でも迷子になる方向音痴です。先日は、日常的によく行くTSUTAYAに違う道から行ってみようと試みたところ、見事にたどり着けませんでした。方向音痴の何が辛いって、知らない場所に行くのが怖くなってしまうことなんですよね。本当は知らない街にも出かけてみたいのに、「道に迷うんだろうな~」と思うと億劫になってしまい、ついつい知っている場所にばかり行ってしまうわけです。あぁ、一度でいいから好奇心の赴くままに知らない街を歩いてみたい……!そんな私の願いを知ってか知らずか、雑誌『散歩の達人』のwebメディア・さんたつさんから「方向音痴を克服する企画をやりませんか?」とお誘いいただきました。なんでも、専門家の先生にアドバイスをいただき、方向音痴を矯正する企画だとか。えっ、もし先生のアドバイス受けても治らなかったら企画が成立しなくない?先生の顔に泥を塗ったらどうしよう……という不安はあるものの、とりあえずスタートしたこの連載。前半では私の方向音痴っぷりをレポートし、後半では克服の様子をレポートする予定です。
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楽器街でギターを買い、楽器街でギターを売るまで
大学に入学してすぐバンドサークルに入った。何十ものサークルがある中で、最も意識が高そうなところを選んだ。大学生になってまで、遊びのバンドをするつもりはない。全力で取り組みたかった。あわよくば、プロのミュージシャンになりたいとも思った。
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