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宮城県石巻市田代島~ネコ好きまっしぐら!モフモフ散歩の島時間
宮城県北東部の牡鹿(おじか)半島の先端近くに浮かぶ田代島は有名な「ネコの島」。「ひょっこりひょうたん島」のモデルともいわれる周囲11.5kmの小島に、国内はもとより外国からもたくさんの観光客が訪れる。そのほぼ全員のお目当てはネコ。もはや観光客ならぬ観「猫」客である。島では昔、養蚕が盛んでネズミから繭を守るために飼いだしたのが「ネコの島」の始まりらしい。漁が盛んなため、縁起物としても大切にされてきた。そんなこんなで現在ネコの数は100匹以上。かつて1000名以上いた住民は現在40名足らずで、ネコと人間の数がとうとう逆転してしまった。島で感じるのは、ネコと人とのほどよい距離。こちらから近づけば人懐っこく、エサをねだって媚びるでもなく適度に無愛想。のびのび自由なさまがじつにいい。ちなみにイヌはご法度らしくまったく見かけない。のんびりネコと戯れて癒やしの島時間を楽しんだら、石巻に戻ってマンガと海鮮グルメを楽しもう。田代島のベストシーズンは、ネコが過ごしやすい春と秋だ。
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夜行バス大爆発の危機
数年前の冬、広島でライブをした。ライブはそれなりに盛況に終わり、地元のバンドマンに連れて行ってもらったお好み焼き屋での打ち上げも盛り上がった。場はお開きになろうとしていたが、まだ帰りたくない。せっかくの広島を楽しみ尽くしたい。私は、車に機材を詰め込み帰り支度を始めるメンバーに「もう1日残っていくわ」と告げ、一人広島のサウナに宿泊することにした。
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池上駅からはじめる池上・大森町散歩~門前町に遺跡など、時の流れを感じるコース
スタートの池上は日蓮宗の大本山・池上本門寺のお膝元。周辺は寺町の風情が色濃く残り、そこから少し歩けばかつての馬込文士村があったこともあり、川端龍子をはじめとして作家ゆかりの地も多数点在。後半は大森貝塚や刑場跡など、連綿と続く歴史も堪能できる。スタートから大森駅周辺まではアップダウンが激しいので心して。
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昭和の香りとロックへの愛情が漂う、祖師ヶ谷大蔵『Bar Strawberry Fileds』
ビートルズ・ナンバーの人気投票で、常に上位にランクされる曲が「ストロベリーフィールズ・フォーエヴァー」。幻想的なメロディとサイケなサウンドなどが人気の理由だが、タイトルの甘美で優しい響きによるところも大きく、ニューヨークにあるジョンの記念碑をはじめとして、同曲のタイトルを拝借したお店やブランド、曲名は数多く存在する。コピーライター・ジョンのセンスのよさが示された好例といえる。
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陽と陰、2つの表情を持つ喫茶店『ねじまき雲』
喫茶店ねじまき雲には2つの顔がある。国分寺にある『ねじまき雲(陽)』と青梅にある『ねじまき雲(陰)』だ。両店それぞれが持つ独自の魅力をご紹介しよう。
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ニューボロイチを知っているか~市川市・本八幡のボロ市~
ボロ市といえば、世田谷が有名だが、民芸品や骨董を売る骨董市は各地で行われ、なかにはボロ市と呼ばれるものもある。今、本八幡で話題なのがニューボロイチ!具体的にどんなところがニューなの? いつからやってるの? どんなお店が出てるの? 市川の”今”が大集合した「ニューボロイチ」。その活気あふれるボロ市の様子、発起人の熱い思いを、たっぷり紹介します。
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話題の『鉄道花札 てつふだ』で遊んでみよう!
江戸時代から続く花札の絵柄に、人気のJRの鉄道が登場する『鉄道花札てつふだ』が全国の書店で販売中。描かれた鉄道や名所に思いを馳せ、真剣勝負のゲームをすれば鉄道旅がさらに盛り上がること間違いなし。年末年始の帰郷や旅のおともに持って行ってみては?
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台湾中部の『嘉義』がウマくてアツい! おすすめ観光ルートと見どころをご紹介
年末年始の旅行先として大人気の台湾。空港のある台北や高雄以外にも、台湾には魅力的な街がたくさん点在する。先日発売となったMOOK『散歩の達人 台湾さんぽ』から、台湾中部の都市、嘉義をご紹介。日本統治時代の建物が残るノスタルジックな街並みや、名物グルメ・雞肉飯の名店など見どころ盛りだくさんの街だ。
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「ラジオ体操」の歴史は千代田区と台東区にアリ!
海外の保険事業視察から帰国した逓信省(ていしんしょう)の職員が持ち込んだ「ラジオ体操」。昭和を過ごした小学生にとっては非常に懐かしい夏の思い出である。しかし、この「ラジオ体操」、令和の世でも依然として盛り上がりを見せていた。台東区の松葉公園で、先陣切って盛り上げる「早起きラジオ体操会」の皆さんとともに、ラジオ体操の歴史を振り返ってみよう。
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なぜ巨大な熊を店頭に置いている店が多いのか?(後編)
なぜ店頭に巨大な熊を置く店が多いのか。その理由は実際に熊を置いているお店に聞いてみるより他はない。というわけで各地のお店の方にお話を伺ってみた。
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ピザ屋のバイトで忘れ物をし、噓に噓を積み重ねていった夜
生来の気の小ささと自尊心の強さのせいだろう、保身のための小さな噓をつき、その辻褄を合わせるため噓を積み重ね、後戻りのできない状況を招いてしまうことが多い。話の流れで出てきた知らないミュージシャンを知っているフリをしたせいで、その後も「あー、あのアルバムもいいよね」「うん、リズム隊が最高だよね」など延々と噓の相槌を打ち続けなくてはならなくなる。最初から正直に「知らない」と言っておけばよかった。そんな時にいつも思い出すのが、昔バイトしていた高田馬場の宅配ピザ屋での一夜だ。
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お宝探しに、絶品グルメも! 世田谷ボロ市の楽しみ方
世田谷の冬の風物詩、「世田谷ボロ市」が間もなく開催! お出かけ前にその歴史や見どころ、さらにはウラ話までご紹介。
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新潟県津南町~越後最奥の秘境を訪ね五感で楽しむジオサイト
長野県との県境に接した新潟県最南端の町。信濃川や中津川が流れ、国内最大級の河岸段丘の雄大な景色が広がる。一年の5カ月が雪に覆われる日本有数の豪雪地帯でありながら、この河岸段丘を利用して先史時代から人々が生活を営み文化を築いてきた。豊かな自然風土は、魚沼コシヒカリや段丘上でつくる高原野菜など、今も質の高い食材の宝庫だ。独特な地形から町内全域がジオパークにも認定されている。秘境で名高い秋山郷にもジオサイトは多い。昭和の初めに秋山郷を訪ねた測量隊に、村人が「源氏はまだ栄えているか?」と聞いた話は、やや眉唾なエピソードだが、戦後しばらくはそんな話が本当に思える秘境だったのだろう。「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」の開催や、女性町長が全国最年少町長であるなど、先進的な気風も感じる津南町。「雪国観光圏」「信濃川火焔街道」などまわりの市町村と一体になった魅力ある観光エリアを形作る。まもなく紅葉だが、混まないうちにひと足早くじっくりジオサイトをめぐってみよう。
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山麓にはムーミン谷! 往復3時間の駅からお手軽ハイキング〜加治丘陵〜
子供も少し歩けるようになり、近く山登りにでも挑戦したいな。なんて親子が対象の『親子で山登り』。第2回のテーマは駅からハイキング!都心からの移動がしやすい西武鉄道池袋線仏子駅を起点に往復約3時間で楽しむ加治丘陵は、そのほとんどの登山道が舗装道路。けれど、深い森と山頂展望台からの大展望が魅力の丘陵帯です。加えてうれしいのが、山頂直下にある「山仕事の広場」と山麓にある『トーベヤンソンあけぼの子供の森公園』の2つ。山仕事の広場では木製遊具で子供と一緒に楽しめるし、子供の森公園ではムーミン谷の世界に浸れます。まさに自然と公園を一度に楽しめるおすすめルートなのです。
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日本酒好きにはたまらないイベントが新潟・長岡で開催中!
日本一の米どころ、新潟県。山と川に恵まれたこの土地では、古くから米作りが盛んに行われ、卓越した技が育まれてきた。おいしい米と、雪解けの伏流水や信濃川の清らかな水で醸造された日本酒を口に含むと、華やかな香りが広がるもの、コクとふくよかさを感じられるものなど様々。そんな蔵元の個性が光る日本酒93種を選び、46軒の店でおいしい料理と共に楽しむことができるのが、新潟県長岡市で開催中のスタンプラリーイベント「越後長岡美酒めぐり」だ。日本酒に詳しくなくても、「美酒めぐり」で飲み比べをしてみれば自分好みの一杯がきっと見つかるはず。「美酒めぐり」が催される長岡市は、県内でも随一の酒蔵数を誇る醸造の街。市内には17もの酒蔵があり、街を歩くと醸造の香りがふわっと漂い、街めぐりの気分も高まるに違いない。
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第2回 「レバニラ」/生駒軒[浅草]
数々の名店を取材してきた町中華探検隊が、中華にとどまらず和食や洋食も併せ飲む、「町中華」の気になるメニューを研究します。第2回は、スタミナメニューの王道「レバニラ」。
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給茶スポットを巡って東奔西走! 東京「すいません、お茶下さい」ラリー
「お茶しよう」って言ったらお茶なんだよ、コーヒーじゃなくて日本茶ね。都内に点在する〝給茶スポット&お茶Bar〞のある茶舗で、お店自慢のお茶をマイボトルに詰めて、近くでお茶菓子を探しながら飲み歩く東京ハシゴ茶道。
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【閉店】硬軟自在な演奏で踊れるライブハウス『八重洲 HIT STUDIO TOKYO』
『HIT STUDIO TOKYO』は、東京駅八重洲北口から徒歩5分の好立地、プロ仕様の音響とステージによるライブを楽しみなら本格料理を味わうことができるライブレストラン。この店の看板イベントが、毎週木曜日に催される「ビートルナイト」で、マニアから初心者まで幅広いビートルズ・ファンに支持されている。出演しているバンドCOMMA-DADA(コマダダ)は、ビートルズの公式発表曲はもちろんのこと、未発表曲や4人のソロのどんなマイナー曲でも演奏してしまう、日本が誇るビートルズ・トリビュートバンドである。
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泊まれるミュージアム「ホテルロイヤルクラシック大阪」オープン
大阪・なんばの新歌舞伎座の跡地にホテルロイヤルクラシック大阪が2019年12月1日オープンする。ミュージアムホテルをコンセプトに、館内のあちこちにアート作品が展示されており、設計は世界的建築家・隈研吾によるものだ。
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新宿『どん底』~黒澤明や三島由紀夫が愛した、文化の街・新宿の老舗~
長い歴史のある酒場文化。創業から時を重ねれば重ねるほど、店に威厳や風格が出てしまうことは必然のこと。いわゆる老舗、名酒場と呼ばれる店に敷居の高さを感じ、躊躇してしまう方は、意外と多いのではないだろうか?そこで、各地の名店と呼ばれる酒場を訪問し、大将や女将さんに、その店や酒場を楽しむコツを聞いていくこの連載。第3回は『どん底』にお邪魔した。興味はあるけど、今一歩勇気が出ない……。そんな酒場初心者や若者世代に送ります。
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西荻の街で出合った本の話
みなさん、11月号「荻窪・西荻窪」特集、お楽しみいただけましたか?実は、発売中の12月号「お茶とあんこ」特集でも“お茶とあんこの街”としての西荻窪を取材しています。こちらもぜひ、散歩のお供にどうぞ。 2号にわたって取材した西荻窪のこぼれ話として、散歩の中で出合った本について書こうと思います。11月号では西荻に住む作家・角田光代さんのインタビュー記事もありますので、そちらもぜひ。というか、まずそちらからぜひ。
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あんこおやじ、本気のトッピング会議。あんこに合う、合わないのボーダーを探れ!
じつは東京の老舗和菓子屋や甘味処ではあんこだけテイクアウトもできる。そんなあんこを使って、散達が誇るあんこおじさん3人組が、おやつから主食まで、手当たり次第にあんこ添え。議論沸騰、延長戦必至!
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方向音痴の散歩チャレンジ! 紙の地図だけを頼りに知らない街を歩いてみる
こんにちは。ライターの吉玉サキです。方向音痴を改善するこの企画。前回はグーグルマップを参考に歩きましたが、今回はルールを変更して目的地を目指します。今回のルールは、グーグルマップの使用NG(紙の地図を使う)通行人に道を聞くのはNG(前回に引き続き)はたして、紙はグーグルマップよりも難しいのか?東京スカイツリーのお膝元、下町は曳舟で検証してみます!
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ロープウェイで山の中腹まで。山登り未経験でも往復40分で絶景を楽しめる!~昇仙峡 〜
第1回目で紹介するのは昇仙峡です。ここは、JR中央線・甲府駅からバスで約45分の場所にある観光地。奇岩が立ち並ぶ渓谷沿いには遊歩道が整備され、春〜夏は緑が楽しめ、また、秋には紅葉も楽しめるため、一年を通じて多くの観光客でにぎわうスポットです。でもじつはここ、山頂稜線までを結ぶ昇仙峡ロープウェイを使うことで、手軽に絶景を楽しめる山登りができる場所でもあることはあまり知られていない……。昇仙峡ロープウェイを使えば、弥三郎岳山頂まで片道20分で登れてしまうのです。観光気分の延長で、そのまま山登りも体験してしまおう!そんな気軽な気持ちで。お子さんと一緒にまずは歩いてみませんか。
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松本穂香と下町甘味喫茶へ ~銭湯、路地裏、西日、電車、あんこ玉。~
東京の下町。その原風景を今に残す街、立石。主演映画『わたしは光をにぎっている』の舞台になった立石を再び歩く女優・松本穂香。忙しい日常の中で、ほっとする街の匂いに包まれて、ここだけは時間がゆっくり流れてる。
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桜木町駅からはじめる野毛・伊勢佐木町・中華街散歩~多彩な横浜の魅力を実感の街歩きコース
今回は多彩な横浜の魅力を一度に満喫できるコース。野毛から横浜橋は横浜の下町、伊勢佐木町は歴史のあるショッピングストリート、馬車道で文明開化の歴史をしのんだら、仕上げは横浜中華街でグルメとショッピングを楽しみたい。極彩色の建物が立ち並ぶ異国情緒満載の街並みさんぽは、プチ海外旅行気分だ。
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ラグビー/秩父宮ラグビー場で55年ぶりのサッカー
2019年春、秩父宮ラグビー場でサッカーが行われた。実はこれ55 年ぶり。前回はといえば、なんと東京オリンピックだった。サッカーで馴染み深い東京スタジアムも次回は会場に。2つの会場と街の変遷を見比べてみよう。
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ビートルズ中後期サウンドを体感できる『鶴見Rubber Soul』
京浜工業地帯・鶴見に店を構えて30年という老舗のライブ・パブ『Rubber Soul』。店主は、ビートルズ・サウンド研究の第一人者として業界でも名高いパウロ鈴木さん。1988年に名古屋「スター・クラブ」でポール役のベーシストとして本格的にビートルズ活動をスタートさせ、96年にはビートルースとして参加した「ビートルズ音楽祭」で、ジョージ・マーティンから直々に中後期ビートルズの再現を絶賛されたキャリアを持つ。
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茨城県土浦市~レンコンにそばにカッパ伝説と、見どころ食べどころ満載!
室町時代からの城下町、水戸街道の宿場や霞ケ浦の水運のまち、さらには海軍のまちとして、茨城県南の商都として発展してきた土浦市。筑波山と我が国第二の広さを誇る湖・霞ケ浦という二大観光地にはさまれ、最近はサイクリングのベースとしても知られてきた。農業県の茨城だけあって魅力的な食材も豊富。とくに霞ケ浦湖畔の低湿地を利用したレンコンは名産で、レンコンを使ったご当地カレーでの地域おこしが順調だ。当地出身のスターも多い。元大関・髙安をはじめ、取手二高や常総学院を率いた高校球界のレジェンド木内幸男、その教え子の安藤統男(もとお)元阪神監督などファンにはたまらない。12 月28日まで土浦生まれの漫画家「小林じん子展」も市街地各所で開かれている。文教に強くコンパクトシティ化も進んでおり、1年ほど前にオープンした駅近の図書館は、県内最大の市町村立図書館という。市立の歴史博物館が2つあるのもエライ! 歴史に文化にグルメと、切り口がたくさんある街を独断で紹介しよう。
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なぜ巨大な熊を店頭に置いている店が多いのか?(前編)
紫陽花の咲く季節、高幡不動の駅を降りて参道を歩いていた時、ふとパチンコ店の店先に目が留まった。3歳児くらいの大きさはあろうかという、巨大な熊のぬいぐるみが座っている。その瞬間、これまでに見てきた数々の店の様子が頭に浮かび、そして思った。「なぜ商店は巨大な熊を店頭に置きたがるのだろうか」と。
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