小林真佐子写真展『拝啓 辰野金吾様 東京駅 さらなる100年へ』5月19日から72Galleryで開催
5月19日からTOKYO INSTITUTE of PHOTOGRAPHYの72Galleryで小林真佐子氏による東京駅にまつわる写真展を開催。アートディレクションは三村 漢氏。東京駅の今なお活用されている文化遺産としての側面にスポットライトを当て、東京の玄関口であり続ける東京駅に関わる様々な人々の想いを見出す写真展。展示は東京駅を設計した辰野金吾に宛てる手紙という形式をとり、およそ100年前に「スペインかぜ」の大流行で亡くなった辰野金吾の状況に現在のコロナ禍の状況を重ね合わせ、これを乗り越えて次の100年に東京駅と東京駅に関わった人々の優れた技術や想いを継承していこうというメッセージも込めているという。会場で販売される同展の写真集には、辰野金吾の曽孫であり自らも建築に携わる辰野智子氏、東京駅復原工事の現場を見続けてきた東京ステーションホテル総支配人の藤崎斉氏から寄せられた寄稿文を収録される。こちらも必見だ。