ドラマの記事一覧

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没後120年、小泉八雲と『怪談』。八雲が愛した散歩と新宿の周縁性
2024年は小泉八雲の没後120年、代表作『怪談』出版から120年の節目の年。2025年度後期の連続テレビ小説『ばけばけ』が、八雲の妻・小泉セツをモデルに描かれることでも話題となっている。小泉八雲(パトリック・ラフカディオ・ハーン)は1850年(日本では嘉永3年)、ギリシャ西部のレフカダ島で、アイルランド出身の父とギリシャ人の母との間に生まれた。アイルランドで育ち19歳で単身渡米。ジャーナリストとなり、明治23年(1890)、39歳の春に記者として来日する。英語教師として着任した島根県の松江でのちに妻となる小泉セツと出会い、熊本、神戸と移り住み明治29年(1896)に帰化し小泉八雲と改名。同年、東京帝国大学文科大学赴任のため東京へ。明治37年(1904)に亡くなるまで、新宿界隈に暮らした。120年前、八雲は東京でどのように過ごしていたのだろうか。島根県松江市の『小泉八雲記念館』館長で小泉八雲の曾孫・小泉凡さんに、“散歩の達人”であった八雲が歩いた東京について寄稿いただいた。
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紫式部の娘・大弐三位(賢子)って、どんな人? 恋愛関係と恋の歌からひも解く!
紫式部が一児の母であったことはあまり知られていない。紫式部の娘は、大弐三位(だいにのさんみ=本名が賢子)として知られており、和歌の名手として後世に名が残っているのだ。今回は、紫式部の娘を紹介してみよう。
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さよーならまたいつか! 『虎に翼』。何度も訪れたい朝ドラ聖地、昭和の千代田区を寅子と歩く【朝ドラ妄想散歩】
連続テレビ小説第110作、『虎に翼』は忘れられない朝ドラになった。日本で初めて女性として弁護士、判事を務めた三淵嘉子をモデルとした物語は、法律という視点からさまざまな問題をとらえた傑作だった。女性の権利や性別、国籍、地位などのあらゆる差別。そして、愛する人や家族との問題。昭和6年(1931)から始まる物語は当時の世相や時代を丁寧に描きながらも、戦前、戦中、戦後の日本における数々の課題を今に提示していた。寅子(演:伊藤沙莉)を介しこの半年間、僕らはたくさんのことを考えさせられ、いろいろな感情を持つことができた。ここでは、ヒロインの寅子とともに彼女の生きた時代を妄想散歩したい。
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『日比谷松本楼』で行われた日本初の女性弁護士、女性裁判所長の退官慰労パーティ【三淵嘉子の東京を歩く③】
「法服を彩る紅三点“女性の法律は女性が”—弁護士試験初の栄冠」というタイトルの記事が昭和13年(1938)11月2日の『東京朝日新聞』に掲載された。この年、嘉子は同じ明治大学法学部の出身者である田中正子、久米愛とともに高等文官司法科試験に合格した。
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ジュン&ヨシヲが出かけたスポットのお土産が当たる!ドラマ『À Table!(ア・ターブル)~ノスタルジックな休日~』プレゼントキャンペーン
ジュン(演:市川実日子)&ヨシヲ(演:中島歩)夫婦が過ごす穏やかな日々が描かれる、BS松竹東急にて2024年7月から放送中のオリジナルドラマ『À Table!~ノスタルジックな休日~』。ドラマで登場人物が訪れた『東京タワー』と『日本民藝館』のお土産が計8名に当たるプレゼントキャンペーンが、2024年9月17日(火)~10月2日(水)に実施される。ドラマの世界観につながる、どこか懐かしいお土産。Web『さんたつ』では特別に、本作の企画・シリーズ構成・プロデューサー、清水啓太郎さんからのコメントも紹介!
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道長も宣孝もおこなった「御嶽詣」。白装束じゃなくても御利益がある? 清少納言『枕草子』の痛烈な描写とは?
藤原道長が「御嶽詣(みたけもうで)」に向かった。——その様子が大河ドラマ『光る君へ』に登場することとなり(第三十五回)、話題となっている。
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メタ構造がすごい! 紫式部が物語を書いた理由もうかがえる、『源氏物語』の中の「物語」をめぐる応酬
大河ドラマ『光る君へ』では、とうとう紫式部(まひろ)が『源氏物語』の執筆を始めた。主人公のまひろにとってそれは、自分のために書く物語でもあるのだ、ということが作中では描かれている。では一方で、紫式部は「物語」をどのようにとらえていたのだろうか? 『源氏物語』のなかにその価値観がうかがえる描写があるため、今回はそこを見ていこう。
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恋に狂うあまり女三宮の猫を求めた柏木。らせん状の呪い、『源氏物語』で描かれる「理想」と「代替」の物語
放送中の大河ドラマ『光る君へ』において、とうとうまひろ(紫式部)が『源氏物語』を書くタイミングに至っている。もちろん『光る君へ』は史実とは異なる点がたくさんある。が、面白いのは、「まひろと道長が、公のパートナーになることはなく、心のなかで想い合っている」という描写だ。というのもこれ、『源氏物語』によく見られる構図なのだ。 ※TOP画像はイメージです。
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和泉式部はなぜモテたのか? スキャンダラスにもほどがあるヒロインの言葉に心をつかまれる理由
大河ドラマ『光る君へ』の新キャストが発表になり、なかでも話題になったのが和泉式部(いずみしきぶ)の登場である。和泉式部は、平安時代の日記文学『和泉式部日記』の作者。和歌を織り交ぜながら自身の恋愛について語ったこの日記文学は、同時代に綴られた『枕草子』や『紫式部日記』、『更級日記』などとはまた異なった面白さがある。というのも他の日記文学と比較して、『和泉式部日記』の特徴は、ただひたすらに和泉式部が恋愛について綴った日記文学となっているところだ。いまふうに言えば、元祖恋愛エッセイスト、とでもいえばいいのだろうか。
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神田学生街を闊歩する角帽の女子学生。 当時の感覚だと、これは “珍獣”か!?【三淵嘉子の東京を歩く②】
2024年前期朝ドラ『虎に翼』のモデルとして注目を集めている、日本初の女性弁護士の一人、三淵嘉子。その嘉子の東京での足跡をたどるシリーズ第2回。大正時代後期頃から女学生が急増、嘉子が女学生になった昭和初期には、高等女学校への進学率は15%以上を越えていた。この頃になると明治時代の女学生の定番だった袴にブーツといった折衷スタイルは完全消滅し、セーラー服など洋装の制服が主流になっている。朝夕の電車には、さまざまな制服を着た女学生があふれていた。
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藤原道長の娘・彰子の登場で思い起こされる、『源氏物語』における親と子の運命と「娘」を介して生まれた女性同士の連帯感
大河ドラマ『光る君へ』においては、まひろや藤原道長の子供世代の物語がいよいよ動き出しそうである。とくに道長の娘である彰子が登場し、彼女の運命がまひろの今後に絡み始めることを視聴者は知っているのだが——それにしても親と子というのはこのドラマのひとつの大きなテーマである。紫式部の綴った『源氏物語』においても、親と子の運命というものは、大きく描かれている。
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【特別インタビュー】俳優・中島歩と東京散歩「歩き続けているうちに、自分にとっての“好きな場所”が分かるようになった」
ジュン(演:市川実日子)&ヨシヲ(演:中島歩)夫婦が過ごす穏やかな日常を、歴史のレシピと共に描いた2023年1月クール放送のBS松竹東急オリジナルドラマ『À Table!(ア・ターブル)~歴史のレシピを作ってたべる~』。第39回ATP賞テレビグランプリ ドラマ部門の奨励賞を受賞するなど注目を集めたこのドラマの続編となる『À Table!~ノスタルジックな休日~』の放送が、2024年7月3日(水)からスタートする。今作では、吉祥寺駅から徒歩20分、海外に住む親戚の家に安く住まわせてもらっているふたりが、祖母や母親たちの読んでいた『おそうざい十二ヵ月』『おそうざいふう外国料理』(暮しの手帖社刊)のレシピに基づいた懐かしい料理を作る。さらには、ふたりがノスタルジックな場所をめぐる“東京散歩”も魅力のひとつだ。ヨシヲを演じた俳優・中島歩さんに、ドラマの見どころや“散歩”について、ロケ地のひとつとなった神田川河口~隅田川を歩きながらお話を伺った。
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紫式部と藤原宣孝の夫婦生活は実際どうだったのか? ふたりの距離感が歌から浮かび上がってくる『紫式部集』
紫式部と、その夫・藤原宣孝の関係は、案外わかっていないことが多い。なぜなら史料が残っていないから……! というのも、そんなに身分は高くない貴族の娘であった紫式部本人の記録として残っているのは『紫式部日記』、歌集『紫式部集』、そして『源氏物語』のみなのである。そして『紫式部日記』は自分の勤務先である宮中のことを中心に書いているため、宮中に上がる以前の彼女がどんな暮らしをしていたのか、ほとんど記述は残っていない。
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青山と麻布。恵まれた教育環境で育った怖いもの知らずの少女時代【三淵嘉子の東京を歩く①】
2024年前期朝ドラ『虎に翼』のモデルとして注目を集めているのが、日本初の女性弁護士の一人、三淵嘉子。彼女が生きた戦前の東京はどんな街だったのだろう? 3回シリーズでお届けする第1回は、少女期に家族と共に暮らした東京の住宅地・青山と麻布編である。三淵嘉子さん写真=明治大学史資料センター提供
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紫式部は、藤原宣孝をどう思っていたのか? 『紫式部集』に収録されている、越前で詠まれた歌から読み解く
現在放送中の大河ドラマ『光る君へ』では、越前で紫式部(作中ではまひろ)と父・藤原為時が過ごす時間が描かれている。実際、紫式部が越前の地で過ごした時期は、わずか1年と少し。その旅路や越前で詠んだ歌が少し残っていることをご存じだろうか。今回は紫式部が詠んだ歌に注目してみたい。
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SADS『忘却の空』を聴きながら池袋ウエストゲートパーク跡地を歩いてみた【街の歌が聴こえる・池袋編】
池袋は東京有数の大繁華街なのだが、そのわりに、この街を唄った歌は数少ない。駅の東西を巨大なデパートに囲まれて,ご当地ソング全盛期の昭和時代には、駅ビルばかり栄える「駅袋」などと揶揄されていた。それも一因だろうか?  新宿や渋谷に比べて、街の存在感が薄かった。だが、そんな池袋にも、日本大衆音楽史に燦然と輝く名曲がある。
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「春はあけぼの」。定子を想う清少納言が、『枕草子』であえて描かなかったこと
「推し」という言葉が流行して以来、「そういえばあの古典文学に描かれていた関係性も、いわゆる『推し』というものだったのではないかしら」と思うことが増えた。その筆頭が、『枕草子』である。
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BL的感性の描写も? 『源氏物語』は男性同士の関係性も面白い!
『源氏物語』といえば恋愛物語、と思われているが、案外男性同士の関係性もよく描かれている。とくに『源氏物語』ファンに人気が高いのは、光源氏と頭中将(とうのちゅうじょう)の関係性である。通称「頭中将」は、光源氏にとって、ひとりめの正妻である葵上の兄、つまり義兄である。そして血縁上は従弟でもある。「頭中将」というのはあくまで役職名なので、一時期の役職でしかないのだが、その呼称がファンの間でも通称となっている(ちなみに作中において彼は「太政大臣」という地位にまで上り詰めている)。
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定子と清少納言の少女漫画みたいなエピソード。『枕草子』は「春はあけぼの」だけじゃない!
『枕草子』といえば、「春はあけぼの」から始まる情緒的なエッセイであると思われがち。だが実は自分の仕えるお姫様・藤原定子とのエピソードがたくさん描かれている。藤原定子は、藤原道隆の娘であり、一条天皇の妻(中宮の地位)であった。彼女は清少納言がお気に入りの女房だったようで、『枕草子』には藤原定子と清少納言の仲睦(むつ)まじい様子が綴られている。
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『源氏物語』における年の差恋愛事情。光源氏が盲目的に恋した藤壺と、父親代わりとなった玉鬘
大河ドラマ『光る君へ』において、藤原定子の入内の場面が描かれた(第13回「進むべき道」)。藤原道隆の長女である定子は、一条天皇に入内。当時、数え年で定子は14歳、一条天皇は11歳だった。いとこ同士だったふたりは、漢詩の教養などを通じて仲の良い夫婦になったという。平安時代において「女性のほうが3歳年上の夫婦」というのはなんだか先進的に感じられるかもしれない。しかし実は平安時代、男女の年の差は現代ほど問題にならなかった。というのも『源氏物語』においても、年の差の恋愛はしばしば描かれるからである。今回は中宮定子と一条天皇にちなんで、『源氏物語』における年の差恋愛について見てみよう。

ドラマのスポット一覧

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ジョリーシャポー
モロボシ・ダンこと俳優・森次晃嗣が、表現の場として開いたカフェ。ウルトラセブン及びシリーズファンの聖地と言われ、店内はさながらミュージアム。セブングッズやドラマ・映画の記録たちに囲まれながら、ダンのハヤシライスやミャンマーコーヒーフロートなどの名物メニューをいただける。オリジナルTシャツやセブンパッケージのコーヒー豆の販売も。
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