散歩の記事一覧

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空っぽのガラスケース、〈水槽型〉無言板のある風景
町内会の掲示板といえばたいてい屋根付きのむき出し看板ですが、公民館や信用金庫の前でよく見かけるガラス張りのポスターケースは最強の屋外用掲示板といえるでしょう。雨風からポスターを守る防水性能はもちろん、錆びないステンレスのフレームに強化ガラス、夜間に内部を照らすLEDライトを内蔵するなど贅を尽くしたハイエンドな仕様はクルマにたとえるならスーパーカー。値段も桁が違うはずです。通常何かポスターが掲示されているときにはその造作に気を留めることもないのですが、写真のように掲示物がないと急にその存在感が際立って見えてくるから不思議です。
ただようケムリは昭和の日常、令和の嫌われ者。
今日はタバコの話を書きます。ちょっと待った、早まってページを閉じないで。「昭和ホメ→タバコの話→タバコ礼賛」だろう、って読む前に判断しないしない。公共空間での禁煙や分煙の流れは私もおおむね同意していますし、よいことでもあると思っています。今回は単に、それが生活の中に深く根付いた時代を、知識としても、体感としても分かっていたほうが、街の過去を知るには良い場合があるよ、という話をしたいだけです。
逆お椀型の単独峰、山梨県の要害山へ【東京発日帰り山さんぽ】
『散歩の達人 日帰り山さんぽ』より、旅先で気軽に楽しめる散歩コースを紹介。歩行時間や歩行距離も明記しておりますので、週末のお出かけにご活用ください。上野原駅の北部には能岳、八重山、要害山など手軽なハイキングコースがある。特に要害山は逆お椀型の山容で、別名おっぱい山といわれる。 <山梨県・上野原市>
整骨院入り口のガイコツに、物申したいことがある
突然だが、あなたは街でいきなりガイコツに出くわしたらどうするか。恐らくほとんどの人は、驚いて腰を抜かすに違いない。この世にガイコツがいて違和感がない場所など、お化け屋敷か理科室の棚くらいのものである。私自身、幼少時に東京ディズニーランドのアトラクション「カリブの海賊」で怖いガイコツに脅かされて以来、ガイコツとはあまり相性が良くない。
飯田橋・牛込神楽坂散歩コース!絶景奇景ほっこり穴場を上り下りする、神楽坂下さんぽ
飯田橋から神楽坂にいたる丘陵地帯は、ビジネスマンや観光客が足しげく訪れる繁華街。江戸にさかのぼる渋い街並みと、新たな絶景ポイントとの取り合わせが楽しい。
達人考案、神楽坂・江戸川橋散歩コース!地元感満載の裏筋に新スポットを探る、神楽坂上さんぽへ
大久保通りから先の神楽坂は地元の住宅エリアだが、江戸川橋方面の裏手に新しい店が次々誕生中。庶民的な住宅地をゆるゆる歩くと、新たな顔が見えてくる。
瀬古賛歌~なぜ瀬古利彦以上に有名なマラソンランナーは現れないのか?
今の若い人はスポーツ新聞を買うことなどないだろう。うちは一般紙の他にスポーツ新聞も購読していた。僕が子どもの頃、中京や関西地区だとまた違うだろうけど、スポーツ新聞の一面は決まってジャイアンツ。大人の時候の挨拶は天気か野球だった。ほんとに。巨人の監督が変わるときは総理大臣が変わることと同じぐらい重要とされる時代だった。当時の日本の一般成人男性のマジョリティは「既婚・喫煙者・巨人ファン」だったのではないか。ときは流れて現代ではマイノリティーになった。つくづく価値観とか「当たり前」とか「フツー」とかって、変わっていくものだと思う。子どもだった僕が記憶する、巨人以外のスポーツ新聞の一面はふたつしかない...
吉田拓郎『制服』を聴いて東京駅地下道を歩く~都会という名の病【街の歌が聴こえる・東京駅/丸ノ内編】
イヤフォンから流れる『制服』や『赤いハイヒール』を聴きながら考えた。少女たちが東京駅に着いたその日、どこを歩き、どこでハイヒールを買ったのだろうか……と。
「師走」の語源、「師も走る」説は実は後付け!? 「年の瀬」は年末らしい気持ちが表現された言葉だった!
1年遅れの東京オリンピック&パラリンピックをはじめ、いろいろあった2021年も残り1カ月を切りました。1年を総括するこの時期を表現するのが「師走」「年の瀬」といったことば。国語学者の小野先生に掘り下げてもらうと、どちらにも共通する、年末ならではの心の状態が反映されていました。
路地で飲む風のような人々から聞いた、小さな商店街の記憶
「横田さんこういうところ好きでしょう」。酒好きの知り合いに連れられていった場所は、確かにため息が漏れるくらいに惹かれる場所でした。荒川のほとり、うねる路地を越えていった先にあった、小さな商店街。木造トタン張りの二階部分が通路を挟みながら空中で繋がり、まるでアーチのようになった入り口をくぐると、石畳の通路が奥へと伸びています。かつて通路を覆ってアーケードを形作っていたらしい幌は、すっかり失われ骨だけが残っていました。なんともひなびた味。私の好むところです。その下に、コマ割りされた店舗が並んでいました。昭和30年代の風景が今も保存されている! 目にした瞬間、たしかに興奮しました。
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