会いに行きたい温泉宿

旅は宝探しのようなもの。心に響く館主や女将のいる宿は不思議なほど心地いい。温泉と宿のライター・野添ちかこが、そんな宿の館主や女将に会いにゆく。

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松下村塾のお膝元、山口県『萩の宿 常茂恵』は偉人・要人の足跡が残る名宿なのに、どこかほんわか
山口県萩市は、維新の志士たちを育てた松下村塾のお膝元。美意識とこまやかな心づかいが息づく老舗宿『萩の宿 常茂恵(ともえ)』は、女将のセンスと人柄が、新たな宿泊プランや室礼(しつらい)を生み出し、宿の歴史を紡ぎ続ける。

この連載の記事一覧

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湯治客を魅了する“奇跡の湯”を支えるのは、濃厚な硫黄泉+薬湯サルノコシカケ+実直な湯守り人
“ガンの特効薬”ともいわれる「サルノコシカケ」を使った日本唯一の風呂をもつ、群馬県万座温泉の湯の花旅館。その風呂は父から息子へ受け継がれ、多くの人を癒やしている。
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トリップアドバイザー九州1位の宿が、コロナ休業中にわかった、ささやかだけれど大切なこと
石畳と赤い提灯が、まるで映画『千と千尋の神隠し』のよう。大分県・湯平温泉の一角で営む、家族経営の小さな宿、旅館 山城屋。夫婦二人で力を合わせて、日本の心を伝える。
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座敷わらしの里で一日1組限定のグランピングも。自分たちがいいなと思うことを形にして、人と人がつながる場所づくり
「座敷わらし」の里といわれる岩手県・金田一温泉郷。若夫婦が得意なことを持ち寄って、一日1組限定のグランピングなど里山での新しい過ごし方を提案する。
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沢渡温泉のお湯のよさに惚れ込んで、銀行マンから宿の館主に
元銀行マンという異色の経歴をもつ福田智さんが、宿を継いでから変えたもの、変えなかったものとは? 沢渡(さわたり)温泉の一角で混浴の風呂を守る、まるほん旅館を訪ねた。
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疲れた現代人に休息法を伝授する。アート魂息づく出雲の癒やしの館
目利きの夫婦が自身の審美眼に適った〝とっておき〟でもてなすアート宿。モノだけでなくヒト・コトまで吸い寄せられるように集まるのは、「ご縁」にまつわる神話の地ならではかもしれない。
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六日町温泉で、一年中「雪国」を体験できる。地域文化の真髄を伝える仕掛け人の宿
祖父と父から引き継いだ宿を人気宿に押し上げ、 地域ブランドの旗振り役として『ryugon』をリブランド。 「雪国」をテーマに、先人たちの文化や人の暮らしを伝える 「日常型観光」を提唱する。
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斎藤茂吉も魅せられた蔵王温泉の酸性泉。ゆかりある老舗宿で和歌と親しむ
山形県蔵王温泉の『和歌の宿 わかまつや』には近代短歌を確立した、歌人で医師の斎藤茂吉の歌や書が残る。当主から歴史ある湯宿ならではのおもしろエピソードを聞いたり、女将セレクトの調度品にほんわかしたり……。文人ゆかりの宿で歌に親しむ一夜を。
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丸尾温泉『旅行人山荘』に、ゼロから築いた出版社での冒険の記憶を吹き込む
宿の名前は、辺境の地を得意とした伝説の旅行雑誌『旅行人』から。鹿児島県霧島市にある現在の『旅行人山荘』が形作られるまでには、二人の兄弟の奮闘の物語があった。
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東京にこんな秘湯宿があるなんて! 檜原村の『たから荘』でいただく山の幸と十割そば
東京・檜原(ひのはら)村の甲州武田家の落人集落に、茅葺き屋根の温泉宿がある。時が止まったかのような趣の秘湯宿で館主がこだわりのそばを打つ。
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山形県湯田川温泉の『ますや旅館』で思わず笑顔に。古布に命を吹き込んで作る、郷土愛あふれるオンリーワンのお土産
山形県鶴岡市に湧く湯田川温泉は、市街地からほど近いながら自然に囲まれた静かな温泉郷。ここにある『ますや旅館』で訪れた人たちを笑顔にするのが、縫い物好きの仲間を巻き込んだ郷土愛たっぷりの「おくるみ飾り」。既製品とはひと味違う、唯一無二の布小物を土産物として丹精込めて作り上げる。
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子連れ歓迎! 千葉県君津市に湧く「チョコレート色の湯」を宝に、アップデートを続ける『亀山温泉ホテル』
房総半島の真ん中、千葉県君津市の亀山湖畔に湧くのは、足元が見えないほど真っ黒い温泉。つるすべ肌になれる美肌の湯には、「チョコレート色の湯」という名前も。気になるそのお湯で温まってみませんか。
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静岡県稲取温泉『はまべ荘』。目利きの館主が供する極上の稲取キンメは、食事制限中でも食べられる!
静岡県の東伊豆、稲取漁港からわずか30秒のところにある『はまべ荘』は、経験と勘で培った目利きの力で地元の「稲取キンメ」を仕入れ、調理する料理自慢の宿。食事制限中の人向けに会席料理を提案し、「闘病中でも旅ができる」と喜ばれている。
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松下村塾のお膝元、山口県『萩の宿 常茂恵』は偉人・要人の足跡が残る名宿なのに、どこかほんわか
山口県萩市は、維新の志士たちを育てた松下村塾のお膝元。美意識とこまやかな心づかいが息づく老舗宿『萩の宿 常茂恵(ともえ)』は、女将のセンスと人柄が、新たな宿泊プランや室礼(しつらい)を生み出し、宿の歴史を紡ぎ続ける。
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