散歩の記事一覧

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「師走」の語源、「師も走る」説は実は後付け!? 「年の瀬」は年末らしい気持ちが表現された言葉だった!
1年遅れの東京オリンピック&パラリンピックをはじめ、いろいろあった2021年も残り1カ月を切りました。1年を総括するこの時期を表現するのが「師走」「年の瀬」といったことば。国語学者の小野先生に掘り下げてもらうと、どちらにも共通する、年末ならではの心の状態が反映されていました。
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路地で飲む風のような人々から聞いた、小さな商店街の記憶
「横田さんこういうところ好きでしょう」。酒好きの知り合いに連れられていった場所は、確かにため息が漏れるくらいに惹かれる場所でした。荒川のほとり、うねる路地を越えていった先にあった、小さな商店街。木造トタン張りの二階部分が通路を挟みながら空中で繋がり、まるでアーチのようになった入り口をくぐると、石畳の通路が奥へと伸びています。かつて通路を覆ってアーケードを形作っていたらしい幌は、すっかり失われ骨だけが残っていました。なんともひなびた味。私の好むところです。その下に、コマ割りされた店舗が並んでいました。昭和30年代の風景が今も保存されている! 目にした瞬間、たしかに興奮しました。
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はなじょろ道から富士見の山、高松山へ【東京発日帰り山さんぽ】
『散歩の達人 日帰り山さんぽ』より、旅先で気軽に楽しめる散歩コースを紹介。歩行時間や歩行距離も明記しておりますので、週末のお出かけにご活用ください。 松田町と山北町との境界線上に高松山がある。地元の人たちによって復活した古道を歩いて山頂へ。カヤトが切り払われた山頂からの眺望に感動。 <神奈川県 松田町・山北町>
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工場地帯の埋立地には、意外にも緑がはみ出していた!【村田あやこの路上園芸探訪・城南島&京浜島編】
駒込や谷根千、向島など、これまで割と生活感のあるエリアの路上園芸探訪が多かった本連載。それもそのはず、路上園芸は人の暮らしと密接した風景でもあるので、見て歩こうと思うと、自然と生活感の漂うエリアに足が向くからだ。しかし今回は趣向をガラッと変え、訪れたのはなんと工場地帯。大田区の城南島と京浜島だ。巨大な工場が並び、生活感の一切しないエリアを「路上園芸」目線で歩いてみた。
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宅建デートin谷根千。散歩にぴったりのこのエリアでは「道」に注目!
初めてのデートを終えて、ほんの少しだけどエルボーのこともわかったような感じがした。ということで、熱が冷めないうちに2回目のデートに誘ってみる。「その日は朝カフェで、夜は打ち合わせだから、昼過ぎから夕方までだったらいいよ」エルボーは33歳。オレの2つ年下だけど、しっかり働いている。ってか、今回も昼の散歩デート。もしかしたら、こないだの上野・アメ横デートでしつこかったから夜は避けられているのかもしれない。……だが定かではない。ここは気にせず2回目だ。ちなみに先に言っておくと今回は「谷中・根津・千駄木」デート。フリーの宅建士のオレが彼女を作ろうとデートをがんばる話だ。不動産の鑑定評価の手法、都市計画と震災・戦災、「幻」のマッカーサー道路、暗渠と開渠(かいきょ)あたりもチラチラっと解説している。遊郭がどうやってできたのか~なんて話も。さて、オレは宅建知識と散歩力(ぢから)でエルボーを振り向かせられるのか……!?
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動かないエスカレーターに魅せられて
実家の近所に、Oというスーパーがある。3歳の時、店内で迷子になって大泣きしたというのが、私の人生における最も古い記憶なので、1970年代の終わりには既に開店していたことになる。目の前を走る山手通りの拡張に伴い、以前は店の前にあった公園も無くなってしまったが、スーパーOの建物自体は現在も当時のまま残っている。
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「うっせぇわ」を国語学者が分析したらこうなった! 日本語の面白さを凝縮したワンフレーズに目からウロコ
叫ぶような歌声と、刺激的な歌詞が印象的なAdoさんの「うっせぇわ」。「ユーキャン新語・流行語大賞」にもノミネートされました。2021年を代表することばを小野先生に掘り下げてもらうと、短いフレーズにおもしろポイントが盛りだくさん!曲の魅力を再発見できました。
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失われた板の代わりに、空を掲げる〈エア看板〉の美
肝心の文字板が脱落して枠と支柱だけが残った看板を、何も持たずにギターの弾き真似をするエア・ギターにならって〈エア看板〉と呼んでいます。英語の「エア air」は空気や空っぽを意味する言葉ですが、漢字の空も「そら sky」を意味すると同時に禅でいうところの「空(くう)nothing」を指すのは何とも見事な符合です。〈エア看板〉は物理的に空虚な看板であり、精神的に無の境地を表しているといってもいいでしょう。
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歴史ある「寺と坂の街」に堂々たる高級マンションがずらり!再開発が進む泉岳寺・高輪の今を歩いた
伊皿子坂、魚らん坂、桂坂に洞坂……そのほか、小さく緩やかな名もなき坂道を何度も上り下った。地下鉄浅草線の泉岳寺エリア、町名は港区高輪1・2丁目。地名の通り標高20mほどの高台は、かつては東京湾に突き出す岬のような地形だったという。眺望が素晴らしく、江戸時代から「セレブ」が住み着いた土地柄だ。三田、白金、品川という有名タウンの狭間にあって、古き良き空気感をまとうユニークな住宅地。いつものとおり、この街に住んでみる視点でマンションめぐりをレポートする。
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奥多摩に眠る都内随一の廃線跡を道路から愛でる。小河内線跡その1
東京都奥多摩には、遺構がしっかりと残存する廃線があります。その名は小河内線。奥多摩湖となる小河内ダム建設のために敷設された貨物線で、青梅線の終点氷川(現・奥多摩)駅からダム建設現場の水根まで6.7kmの路線でした。小河内線は途中に交換設備のない単線非電化で、東京都が運行する専用線でした。都が国鉄からC11形蒸気機関車と乗務員を借り受けて運行し、専用貨車も製造され、ダム建設資材のセメント輸送に活躍したのです。
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『ハルノヒ』を聴きながら、野原ひろしがみさえにプロポーズした北千住を歩いてみた。【街の歌が聴こえる・北千住編】
最近はビールのCMでもよく流れている『ハルノヒ』って、じつは、2019年に公開されたクレヨンしんちゃんの映画の主題歌なのだな。歌詞の冒頭にでてくる北千住駅のプラットホームは、しんちゃんの父・野原ひろしが妻のみさえにプロポーズした場所だったという。
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「切ない」ってどんな気持ち? 日本語の中でも珍しい「昇格組」の形容詞だった!
肌寒い晩秋の夕暮れ、落ち葉が敷き詰められた街角で、ふと初恋の人を想い「切ない」気持ちになる……。皆さんは、そんな胸が締め付けられるような散歩を、経験したことはないだろうか?  毎年のように経験している筆者が、説明の難しい「切ない」という言葉について、小野先生に聞いた。
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渋谷駅からはじめる渋谷・松濤散歩 〜喧噪と静寂が交じり合う、常に進化中の街のエリア〜
スタート:JR・地下鉄・私鉄渋谷駅ー(すぐ)→SHIBUYA SKYー(2分/0.1㎞)→のんべい横丁ー(1分/0.1㎞)→MIYASHITAPARKー(18分/1.2㎞)→戸栗美術館ー(3分/0.2㎞)→鍋島松濤公園ー(4分/0.3㎞)→松濤美術館ー(8分/0.5㎞)→Bunkamuraー(12分/0.8㎞)→ゴール:JR・地下鉄・私鉄渋谷駅今回のコース◆約3.2㎞/約50分/約4300歩
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料亭にはじまる粋なかりんとう。浅草『小桜』
雷門から浅草寺を抜けた先には「観音裏」と呼ばれる、かつて料亭が軒を連ねた落ち着いたエリアが広がる。現在界隈には雰囲気のある飲食店や和菓子店が点在し、観光エリアとはひと味違う静かな時間が楽しめる。私が15年近く通い続けている、かりんとう専門店の『小桜』もここにある。料亭の手土産からはじまった粋なかりんとうは、包装紙から美しい。
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浮間舟渡駅からはじめる浮間舟渡・赤塚・ 光が丘さんぽ〜水辺と緑を楽しむネイチャーウォーク〜
浮間公園の池畔を抜けて川風が気持ちがよい荒川土手へ。新河岸川を渡れば、高島平団地はすぐそこ。この先は、赤塚公園、赤塚溜池公園、赤塚植物園、光が丘公園など、自然を楽しむ公園が点在する。距離が長いので、高島平からスタートしてもよい。
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文豪も魅了したくず餅。亀戸『船橋屋』
関東で「くずもち」といえば、葛粉を使うものではなく、小麦でんぷんを乳酸発酵させて作る寺社門前名物だろう。江戸時代に亀戸に創業したくず餅の老舗『船橋屋』でその魅力をたっぷり聞いてきた。
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街の時計は、正しい時を刻んでいるのだろうか
私は毎朝、東京の西の方から都心に向かってバイク通勤をしている。時間に余裕を持って出発するのが理想だが、大抵は毎日ギリギリに家を出ることになる。そんなわけで、「この地点をこの時間までに通過すれば、まあ大丈夫だろう」という生活の知恵が、いつしか身についてしまった。ところが私のバイクには時計表示が付いていない。腕時計を見ようにも、冬場は何層にも重ねられた袖の下に潜っているため、運転しながら掘り起こすわけにもいかない(しかも一度掘り起こしてしまえば、袖からスキマ風が入って大変悲惨なことになる)。そんな時に重宝するのが、街のあちらこちらに設置された時計である。
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「道」はただの通り道ではない! 日本古来から受け継がれる特別な意味とは?
私たちが当たり前のように散歩している「道」。「茶道」や「柔道」といった言葉にも使われるように、英語で言う「road」や「street」とは異なる、特別な意味合いも感じられる。国語学者の小野先生が、言葉の成り立ちから詳しく解説してくれた。
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起伏を楽しめる海原展望の低山、静岡県の沼津アルプスへ【東京発日帰り山さんぽ】
『散歩の達人 日帰り山さんぽ』より、旅先で気軽に楽しめる散歩コースを紹介。歩行時間や歩行距離も明記しておりますので、週末のお出かけにご活用ください。伊豆半島の西側のつけ根に6山7峠が連続する縦走路が沼津アルプスだ。北や南の日本アルプスとはレベルが違うが、距離も長く、高低差もあるので、低山なれど充実感たっぷり。<静岡県・沼津市>
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石神井公園駅からはじめる石神井・武蔵関・東伏見さんぽ〜3つの池を結ぶ石神井川沿いの水辺散歩〜
ボート遊びが楽しい石神井池、水生植物が生い茂り、多くの野鳥が飛来する三宝池、武蔵野の自然が残る富士見池。石神井川で結ばれる趣の異なる3つの池をめぐる水辺散歩。途中には古社寺や城跡、古代遺跡などもあり、変化に富むコースになっている。
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