東京レトロゲームさんぽ

青春時代や同好の仲間との思い出と共にあるレトロゲーム。そんな魅力あふれるレゲーに、東京のさまざまなスポットからアクセスしてみよう。1980~90年代に体験した興奮をもう一度。

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【東京レトロゲームさんぽ】PC-9800シリーズ~大人と、大人になりたい少年を長い間支えた憧れのパソコン
「PC-9800シリーズ」が使われた期間は長く、その代表となるPC-9801の初代が登場したのが1982年。当時のパソコンは主流が8bitであったのに対し、16bitの高性能・高級機として登場した。当初はビジネスユースが中心だったが、後にビジュアル・音楽機能と、周辺機器が大幅にパワーアップ。ホビーパソコンとしても愛され、広く普及した。90年代になると、上位互換であるPC-9821シリーズにその系譜が受け継がれ、2003年まで販売が続くロングセラーとなった。

この連載の記事一覧

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【東京レトロゲームさんぽ】ゼビウス~大人も熱狂したシューティングゲームの金字塔
1980年代、スマホどころかインターネットも一般には存在していなかった頃。行き場所のない日に足が向かう先が「ゲームセンター」だったという同志は少なくないだろう。『ペンゴ』『パックマン』といったヒット作はもちろん、そこにしかないマイナーゲームもあった。前触れなく新作が入って喜ばせてくれたかと思えば、大好きだったゲームが急に撤去されて世の理不尽さを学習させられることもあった。そんな時代に、突然登場した『ゼビウス』は、今までのゲームとは全く違うものだった。
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【東京レトロゲームさんぽ】レトロパソコン(PC-8801シリーズ)~80年代キッズみんなが憧れた未来の象徴
1980~90年代、電気店の店頭や徐々にでき始めたパソコンショップなどで最先端機器だったパソコン(以下PC)と、そこで動いているゲームを見て強烈な憧れを抱いたキッズは相当数いたはずだ。
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【東京レトロゲームさんぽ】ドラゴンクエスト~未知の世界への冒険は今からでも始められる
RPG(ロールプレイングゲーム)とはなにか? 定義は難しいが、物語があり、主人公が成長していくゲームだと言われている。明確ではなくとも、感覚的に理解されている言葉だろう。RPGというジャンルをメジャーにした『ドラゴンクエスト』(以下ドラクエ)のすごさは、徹底的に「親しみやすく、遊びやすくした」ところに集約される。マニアしか知らない、もっと言えばマニアしか理解できないと思われていたものを、『ドラクエ』は面白さの本質を柔軟に伝えてくれたのだ。それゆえ世界的な支持を獲得し、最新作のナンバリングは11を数えるほどだ。さらに、多くのリメイクや派生作品まで生み出している。ゲーム専用機だけでなくPC、スマホも含めて、実に多くのプラットホームで遊べるようになっているのだ。
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【東京レトロゲームさんぽ】ゲームミュージック~音楽が連れ戻してくれるあの頃
コンピュータゲーム黎明期のゲーム音は、効果音の集合、リズムの集合が音楽のような形になっていたものが多かった。『スペースインベーダー』におけるインベーダーの移動音やUFOの飛行音、自機ビーム砲の発射音が重なり合った音は、一種のゲームミュージックとも言える。それが、メロディーを伴ったいわゆる「ミュージック」になったのは、1980年初頭。ナムコから発売された迷路レースゲーム『ラリーX』、猫の盗賊団とネズミの警官が追いかけっこをする『マッピー』といった作品が代表的だ。タイトルを聞けば、即座に音楽が脳内で再生される方も少なくないだろう。セガのペンギンが氷を動かすゲーム『ペンゴ』のBGMも当時、ゲーセンをにぎやかにしていた。
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【東京レトロゲームさんぽ】ベルトスクロールアクション~対戦格ゲー登場前夜、ゲーセンをにぎわせたジャンル
「ベルトスクロールアクション」(以下:ベルスク)という名称は聞き慣れないかもしれないが、40~50代のゲーム好きであれば、きっとプレイしたことがあるのでは。右に向かってスクロールする画面を歩いて、ボスなどが待つ目的地を目指していくものだ。
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【東京レトロゲームさんぽ】ゲームバー~友と出会う、友と語らえる、あの時のように……
子供の頃、あるいは学生時代、自然とゲーム仲間がいた。『ドラゴンクエスト』の新作が買えたかどうかを報告しあい、その後会うたびに「レベルいくつになった?」などと挨拶代わりに聞いたものだ。メジャーなゲームだけでなく、世間ではあまり売れなかったゲームでも、仲間うちでやりこまれることもあった。早売り雑誌で新作情報を得た者がスターになったり、田舎では入手困難なレアグッズを自慢されて、羨(うらや)ましさもありながら目を輝かせたりした日が懐かしい。
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【東京レトロゲームさんぽ】ゲーム関連本~ゲーム以上に夢中にさせる派生本の魅力とは
「ゲームの本」と言われても、ぱっと思い浮かべるものは、それぞれ全く違うのでは。なぜかと言えば、その範囲はあまりに広いからだ。始めに多くの人が思い浮かべるのは「雑誌」だろうか。『ファミリーコンピュータMagazine』『ファミコン通信(現・ファミ通)』『ゲーメスト』など数え切れないほどあり、メジャーな雑誌はコンビニでも買えた。
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【東京レトロゲームさんぽ】餓狼伝説シリーズ~キャラに惹(ひ)かれ、超必殺技に驚いた人気シリーズが復活
『餓狼伝説』の1作目が登場したのは1991年末。すでに『ストリートファイターⅡ』が大人気となっていたが、格ゲーというジャンルを爆発させるきっかけとなった。特に3作目の『餓狼伝説SPECIAL』(TOP写真)は一般層まで届くヒットに。その後シリーズを重ねていたが、1999年でメインシリーズが止まった。今年(2025年)、26年振りとなる『餓狼伝説City of the Wolves』のリリースが発表され注目を集めている。
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【東京レトロゲームさんぽ】PC-9800シリーズ~大人と、大人になりたい少年を長い間支えた憧れのパソコン
「PC-9800シリーズ」が使われた期間は長く、その代表となるPC-9801の初代が登場したのが1982年。当時のパソコンは主流が8bitであったのに対し、16bitの高性能・高級機として登場した。当初はビジネスユースが中心だったが、後にビジュアル・音楽機能と、周辺機器が大幅にパワーアップ。ホビーパソコンとしても愛され、広く普及した。90年代になると、上位互換であるPC-9821シリーズにその系譜が受け継がれ、2003年まで販売が続くロングセラーとなった。
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