東京都板橋区
板橋駅西口駅前広場をイメージした模型
JR板橋駅板橋口地区周辺のまちづくりを官民一体で進めている東京都板橋区は、「板橋駅西口駅前広場再整備計画(進捗版)」及び「板橋駅板橋口地区公益エリア整備計画」を公表しました。
現在、同地区のまちづくりは、JR東日本及び野村不動産株式会社が施行する「板橋駅板橋口地区再開発」、再開発組合が施行する「板橋駅西口地区再開発」、板橋区が施行する「板橋駅西口駅前広場再整備」及び板橋口地区に建設予定の施設4階「公益エリア整備」を、事業者と連携して進めています。
この度区が公表した計画は、区が施行する駅前広場・公益エリアに関するもの。同計画の検討にあたっては、まち全体として彩豊かで、利用者にとって使いやすい駅前空間の創出に向けて、区民・事業者参加型のワークショップやヒアリングにより、意見聴取、交換を重ねてきました。
「公益エリア整備計画」については、決定した計画の内容を基に令和7年度から設計・工事に取り掛かり、「駅前広場再整備計画」については、今後も開かれたコミュニケーションの場を設けながら、計画の内容の検討及び設計を進めていきます。
板橋駅西口駅前広場整備計画(進捗版)全編はこちら
板橋駅板橋口地区公益エリア整備計画全編はこちら
板橋駅西口駅前広場再整備計画について
新しい駅前広場のコンセプトスケッチ
デザインコンセプト
「緑の中でおおらかに混ざり合う駅前広場」
新しい駅前広場は、「車」中心の考え方ではなく「人」中心の駅前広場であり、「緑豊かな環境」を駅前広場で実現するものです。豊かな緑の整備が循環型社会のシンボルとなり、同時に都市型災害に対する地域レジリエンス(地域社会がリスクを予見し、危機に備えて持続的に発展できる力)を高めるように、2つの再開発事業と一体となったインフラ整備をめざします。
豊かな植栽計画に合わせて、広場全体が地域活動の受け皿となり、地域コミュニティ醸成の場となっていくために、キャノピー(庇)により夏場の涼しい滞留空間を確保し、再開発の商業施設と連携した庇空間の整備を行っていきます。また、情報の整理についても力を入れていきます。駅間移動のわかりやすさを向上させる誘導サイン、中山道の歴史を伝える歴史サインなど、利用者の目線で使いやすい空間整備をめざします。
※駅前広場整備計画は、現時点での進捗状況になります。今後も開かれたコミュニケーションの場を設けながら、計画の内容の検討及び設計を進めていきます。
板橋駅板橋口地区公益エリア整備計画について
施設コンセプト
デザインコンセプト
「まちの編集ひろば」
公益エリアは、「インターフォーラム構想」における「区の玄関口においてマルチファンクショナル(多目的)な『知と文化の交流拠点』を創る」という整備方針のもと、検討を進めました。
周辺の再開発ビル、駅前広場、既存の公共施設と連携しながら、区民の様々な活動や交流の場にしていきたいと考えています。施設の企画や活動によってさまざまなコト・モノ・ヒトをつなぎ、そこで生まれる新たなコンテンツが編集・発信されていくことをめざすことから、施設コンセプトを「まちの編集ひろば」としました。
公益エリアには、区の取組の展示、地域活動、イベントや催事ができるホール・スペースを設け、用途に合わせて空間を可変・アレンジさせながら利用できる「広場のような施設」をめざします。
公益エリアの施設構成とレイアウト方針(コンセプト模型)
エリアネーミング・ロゴ
人々が出会う宿場町としての歴史、縁がつながり新しいものに出会える学びの場、杜のような緑いっぱいの空間、地域活動や見守りといったエリア全体の運用イメージをひとつのネーミングに込め、公益エリア、駅前広場、及びハイライフプラザの3施設を一体としたエリアのネーミングを「えんのもり」としました。
ロゴマークは、年輪や円(縁)を感じさせるやわらかなデザイン。色は様々なものが混ざり合う駅前広場のように、いくつものラインが交差して混ざりながら発色します。
なお、エリアネーミングは、この度公表した2つの整備計画書の表紙にも使われているほか、計画の公表に併せて開設した「えんのもり」のInstagramにおいては、まちづくりに関する情報を発信していくこととしています。
「えんのもり」Instagram
板橋区役所でまちづくりパネル展開催中!
令和7年4月18日(金)まで、板橋区役所1階で、駅前広場及び公益エリアに関するパネル展を開催しています。
板橋区役所にお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
担当部署
公益エリア整備について
板橋区政策経営部政策企画課区有地活用担当係 TEL 3579-2515
駅前広場再整備について
板橋区まちづくり推進室地区整備課板橋駅周辺係 TEL 3579-2556
※上記内容はリリース時点の情報であり、変更になる場合がありますのでご注意ください。
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