その他の記事一覧

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高校3年の吹奏楽四国大会前日、宿舎前で私と彼女に起こったこと
高校では軽音楽部に入りたかったが、私の高校には軽音楽部がなかった。迷った末、吹奏楽部に入ることにした。吹奏楽にあまり興味はなかったが、今後バンドをやるなら音楽関係の部活をやっておいた方がいいと思ったのだ。あえて女子の多い環境に身を置くことで、女子の前だと挙動不審になってしまうコミュニケーション能力の低さを叩き直す意図もあった。楽器はコントラバスを希望した。コントラバスはエレキベースと構造が近く、練習の成果をバンドに反映しやすいだろうと思ったし、当時ビールのCMでいかりや長介がコントラバスを弾いていた姿がかっこよくて憧れたのもある。4月の終わり頃、私が入部届を出した時点でほとんどの楽器の枠は埋まっていた。コントラバス担当の1年生もすでに2人いて、歓迎されていないのは分かったが、希望を取り下げずにいたら数箇月後には私のために新しいコントラバスが部費で購入された。飽きたらやめればいいやくらいのつもりが、高そうな楽器を買ってもらえた手前、やめられなくなっていた。我が高の吹奏楽部は2、3年おきに全国大会に出場する、なかなかの強豪だった。朝練も毎日あるし、夏休みもほとんどない。やっぱり吹奏楽部は失敗だったんじゃないかと後悔の念に駆られることが頻繁にあった。合奏ではそれなりに音楽の楽しさを感じることもあるが、日々の厳しい練習の見返りとしては割に合わない。誰かの誕生日プレゼントを買いに行ったり、ちょっとした大会のたびに手紙を書かされたりするような、女子が多い部活特有の文化も煩わしかったし、頑張るを「顔晴る」と日誌に表記するような自己啓発的なムードも嫌だった。練習時間の過ぎるのが遅く、毎日何度も時計を見て10分しか経っていないのを確認して落胆した。練習が嫌で仕方なかったが大っぴらにやる気のなさを見せる勇気もなく、悪目立ちしないことを心がけて永遠にも思える数年を耐えた。
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いろんな「大仏」を巡る旅と、味わい深い「中仏」との出会い
大仏が好きだ。大きな仏像は、見る者を圧倒する力を持っている。仏教に対する特別な信仰心がなくとも、無量の慈悲を感じてついつい手を合わせてしまう。奈良時代、度重なる政変や飢饉、地震に見舞われた聖武天皇が、大仏を建立したくなった気持ちもわからなくはない。仏が大きい、ただそれだけで何となく救われる思いがする。昔のチョコレートのCMではないが、まさに「大きいことはいいこと」なのだ。
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【書評/サンポマスター本】『地図で楽しむ本当にすごい千葉』都道府県研究会 ほか3冊
『散歩の達人』本誌では毎月、「今月のサンポマスター本」と称して編集部おすすめの本を紹介している。外出を控えなければいけない今、家でじっくり本を読もうと思っている方も多いのではないだろうか。というわけで、今回は2020年10月号に書評を掲載した“サンポマスター本”4冊を紹介する。
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【書評/サンポマスター本】『街角図鑑 街と境界編』三土たつお 編著 ほか3冊
『散歩の達人』本誌では毎月、「今月のサンポマスター本」と称して編集部おすすめの本を紹介している。外出を控えなければいけない今、家でじっくり本を読もうと思っている方も多いのではないだろうか。というわけで、今回は2020年9月号に書評を掲載した“サンポマスター本”4冊を紹介する。
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戦国の城を攻める ~明智光秀ゆかりの城編⑩ 丹波の二大“天空の城”の攻防 黒井城・金山城~
光秀vs丹波国衆。反織田勢力の二大巨頭が、八上城の回で触れた波多野秀治と、“丹波の赤鬼”こと赤井直正だ。全国的な知名度はそれほどないが、“鬼”の名に恥じぬ丹波最強の戦国武将といっていい。その直正の居城が黒井城だ。天正3年(1575)の第一次黒井城の戦いで、直正は光秀に大勝する。ただしこれは、当初、光秀側の味方だった波多野秀治が裏切り、黒井城を囲んでいた光秀軍を背後から襲ったため。プロレスでいうなら、シングルマッチにもう一人が乱入して袋叩き。明らかに反則だが、戦国の乱世にルールはない。光秀軍は総崩れとなり、影武者が身代わりとなり討ち取られることで、光秀本人も命からがら撤退する。その3年後の天正6年(1578)、直正が病没。これを好機と、光秀は再び黒井城を攻める。その際、前線基地として築城したのが金山(きんざん)城だ。黒井城と金山城はいずれも、隣国の但馬国にある竹田城にも劣らぬ“天空の城”。両雄が立ち、睨み合った二城は、やはり片方だけでなくいずれも攻略したい。ちなみに赤井直正は、光秀の丹波攻略直前に、竹田城を攻め落としてもいる。
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【書評/サンポマスター本】『東京スリバチの達人 分水嶺東京南部編』皆川典久 著ほか4冊
『散歩の達人』本誌では毎月、「今月のサンポマスター本」と称して編集部おすすめの本を紹介している。外出を控えなければいけない今、家でじっくり本を読もうと思っている方も多いのではないだろうか。というわけで、今回は2021年2月号に書評を掲載した“サンポマスター本”4冊を紹介する。
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フィジカルトレーナーに聞く、健康にいい散歩術~準備体操、正しいフォームから靴選びまで~
仕事でも趣味でも普段から歩き慣れている私たち。いつもの散歩で健康になれたら最高だ。が、実際のところ散歩は健康につながるのだろうか。そんな率直な疑問を、フィジカルトレーナーで、散歩好きを自称する岩田勇樹先生に、ぶつけてみた。
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【書評/サンポマスター本】『いつも、日本酒のことばかり。』山内聖子 著 ほか3冊
『散歩の達人』本誌では毎月、「今月のサンポマスター本」と称して編集部おすすめの本を紹介している。外出を控えなければいけない今、家でじっくり本を読もうと思っている方も多いのではないだろうか。というわけで、今回は2020年8月号に書評を掲載した“サンポマスター本”4冊を紹介する。
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たかが靴下と侮るなかれ! 散歩を快適にするとっておきの日本製ソックス7選
靴に欠かせない靴下もあなどるなかれ。長時間の散歩やウォ-キングを楽しみたいなら、履いていても疲れにくい靴下選びも重要になってくる。今や機能もデザインも優れた靴下がそろい踏み。より快適に歩けて気分も上がる、メイドインジャパンの7足をピックアップして紹介する。
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高田純次のさんぽ術 ~第一線で活躍を続ける散歩人、快活な足取りの秘訣とは?~
平日朝のテレビ番組『じゅん散歩』でもおなじみのタレント・高田純次さん。日々、快活な足取りで散歩する秘訣とは? 番組ロケ現場にお邪魔して、突撃インタビュー!
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この1冊で海外旅行気分! 世界の「ウェス・アンダーソンっぽい場所」へ脳内旅行をしてみよう【書籍『ウェス・アンダーソンの風景』が教えるもの】
日本でも高い人気を誇る映画監督のウェス・アンダーソン。ぴったりシンメトリーの構図と、レトロなパステルカラーを基調とした美術セットがトレードマークで、その画作りの美しさと愛らしさの虜(とりこ)になったファンは多いはずだ。
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【書評/サンポマスター本】『町中華名店列伝』町中華探検隊 著 ほか3冊
『散歩の達人』本誌では毎月、「今月のサンポマスター本」と称して編集部おすすめの本を紹介している。外出を控えなければいけない今、家でじっくり本を読もうと思っている方も多いのではないだろうか。というわけで、今回は2020年7月号に書評を掲載した“サンポマスター本”4冊を紹介する。
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【書評/サンポマスター本】『東京「多叉路」散歩 交差点に古道の名残をさぐる』荻窪 圭 著 ほか3冊
『散歩の達人』本誌では毎月、「今月のサンポマスター本」と称して編集部おすすめの本を紹介している。外出を控えなければいけない今、家でじっくり本を読もうと思っている方も多いのではないだろうか。というわけで、今回は2020年6月号に書評を掲載した“サンポマスター本”4冊を紹介する。
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戦国の城を攻める ~明智光秀ゆかりの城⑨  戦う気マンマンの天下人の城 安土城~
天正10年(1582)5月15日、光秀は安土城にて、徳川家康の饗応役を信長に命じられる。この時、信長が光秀に不満を持ち突然キレて「丹波と近江滋賀郡の領地を召し上げる!」と伝えたので、光秀は叛旗を翻すことを決意した──というのは江戸時代の軍記物がもとになっているエピソードなので、信憑性は薄い。ただ、信長から饗応役を解任され、秀吉の中国戦線の援軍を命じられたのは事実。本能寺の変をピークとする、光秀の一世一代の大勝負は、安土城から始まったのだ。
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【書評/サンポマスター本】『東京のかわいい看板建築さんぽ』宮下潤也 著 ほか3冊
『散歩の達人』本誌では毎月、「今月のサンポマスター本」と称して編集部おすすめの本を紹介している。外出を控えなければいけない今、家でじっくり本を読もうと思っている方も多いのではないだろうか。というわけで、今回は2020年5月号に書評を掲載した“サンポマスター本”4冊を紹介する。
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【書評/サンポマスター本】『町田忍の手描き看板百景 ―美あり珍あり昭和あり―』文・写真 町田 忍 ほか3冊
『散歩の達人』本誌では毎月、「今月のサンポマスター本」と称して編集部おすすめの本を紹介している。外出を控えなければいけない今、家でじっくり本を読もうと思っている方も多いのではないだろうか。というわけで、今回は2020年4月号に書評を掲載した“サンポマスター本”4冊を紹介する。
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幻の「夜富士」を拝む方法~冬の満月の夜を見逃すな!
第七夜遠くからでも見えるとメッチャ嬉しいものってなんだろう。その昔、デヴィッド・ボウイやスティーブ・ジョブズを遠くから拝んで心をふるふるさせたことを思い出したが、彼らはもう亡くなってしまった。生ボウイも生ジョブズももう拝めない。
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【書評/サンポマスター本】『戦国、まずい飯!』黒澤はゆま 著 ほか3冊
『散歩の達人』本誌では毎月、「今月のサンポマスター本」と称して編集部おすすめの本を紹介している。外出を控えなければいけない今、家でじっくり本を読もうと思っている方も多いのではないだろうか。というわけで、今回は2020年3月号に書評を掲載した“サンポマスター本”4冊を紹介する。
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戦国の城を攻める ~明智光秀ゆかりの城編⑧ 石垣に隠された真実あり。亀山城・明智越(保津城)~
丹波国は戦国武将・明智光秀が最も活躍した地、といっていい。役者に喩えるなら、対比叡山の戦線で活躍し坂本を得たのが表舞台に立つきっかけで、丹波平定戦ではついに主役の座を射止めた、というところ。丹波の光秀を知らずして、光秀を語るなかれ。逆にいえば、元々丹波を支配していた地元の諸勢力にとっては、招かれざる客だった。その証拠に、光秀に抗した寺はことごとく焼き討ちに遭い、戦国武将達は徹底的に潰される。その象徴が八上城の波多野氏だ。光秀の丹波での拠点が亀山城。最初は敵陣に攻め込む橋頭堡(きょうとうほ)として。丹波平定後は、領国支配の拠点として。そして一世一代の大勝負。この城から出陣し、いざ本能寺へ──。
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【書評/サンポマスター本】『“よむ”お酒』パリッコ・スズキナオ 著 ほか3冊
『散歩の達人』本誌では毎月、「今月のサンポマスター本」と称して編集部おすすめの本を紹介している。外出を控えなければいけない今、家でじっくり本を読もうと思っている方も多いのではないだろうか。というわけで、今回は2020年2月号に書評を掲載した“サンポマスター本”4冊を紹介する。
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