かつしかけいた(達人)の記事一覧

かつしかけいた
達人
かつしかけいた
漫画家・イラストレーター
葛飾区出身・在住の漫画家・イラストレーター。2010年代より同人誌などに漫画を発表。イラストレーターとしても雑誌や書籍の装画などを制作する。2021年よりWebコミックメ ディア「路草」にて『東東京区区』を連載中。
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その三角地帯には何がある? 足立区と八潮市の河川・用水路合流地点を巡る【「水と歩く」を歩く】
2024年の11月頃、酉の市の起源と言われている足立区花畑(はなはた)の花畑大鷲神社に行こうと思い地図を見ていたところ、その近くに気になる場所を見つけた。毛長川(けなががわ)と伝右川(でんうがわ)、綾瀬川の3つの河川が集まる合流地点があり、河川に囲まれた三角地帯の先端は「桑袋(くわぶくろ)ビオトープ公園」となっている。いったいどんな風景が広がっているのだろうと気になり、訪れてみることにした。さらに足立区花畑から綾瀬川を渡り埼玉県八潮市に向かうと、そこにもまた河川の合流地点があることに気づく。今回は川や用水の流れに沿って歩きながら、その合流地点を巡る散策となった。
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佃~月島~晴海。見える景色が変わり続ける湾岸の埋め立て地へ【「水と歩く」を歩く】
明治期以降に埋め立てられた隅田川河口の島を歩いていると、銀座まで1~2kmの距離にいることが信じられないくらい、別の街に来たという感じがする。まるでもっと遠くにいるような、不思議な気分だ。島ができてからの時間より海だった時間の方がずっと長いせいで、海の上で自分の位置がわからなくなってしまうような感覚を、島の上でも抱くのだろうか。『散歩の達人』本誌で「水と歩く」という連載を始めるにあたって、まずは東京近郊の水に関連する場所をいくつか探してみた。川や湧水、暗渠や水路など水にまつわる場所は色々あるが、海や運河に囲まれた湾岸の島々など初回にぴったりかもしれないと思い、1回目は佃から月島を経て晴海まで歩いてみることにした。
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