インド風カレーの老舗。大量に溶け込んだスパイスと野菜を煮込む『エチオピア本店』【神保町駅】
セロリと玉ねぎを中心とした大量の野菜ペーストをスパイスで炒め、肉のエキスでじっくり煮込むことで、小麦粉を使わなくても自然なとろみがついたルーが仕上がる。スパイスは、現在でも漢方薬の薬剤として使われる12種類を配合しているので、健康になれそう。チキン+野菜カリー1260円は具材がたっぷり。ひと口目は鮮烈なスパイスを感じ、その後に野菜の旨味と甘さが広がり、、深みのある贅沢な味になる。チキンは、スプーンでかんたんにほぐれるほど柔らかい。
『エチオピア本店』店舗詳細
秘伝のガラムマサラを使ったカレーが人気『インドレストラン マンダラ』【神保町駅】
カレーは20種類以上のスパイスを、そば用の石臼を使って独自にブレンドしたガラムマサラを使用。辛さは5段階で選べるが、普通でもかなりの辛さがあるという。人気はレトルトカレーとしても販売されているチキンバターマサラ。トマトのフレッシュな酸味と、バターが生み出すコク、ガラムマサラの香りと風味が一体となり、思わず笑みがこぼれる。カレーとともにタンドールチキンなどが食べられる平日Aランチ1650円は曜日替わりのカレーの中から1種類、またはハーフの2種類を選ぶことができる。
『インドレストラン マンダラ』店舗詳細
ココナッツミルクの濃厚な甘さが特徴のスリランカカレー『RスリランカTOKYO』【神保町駅】
福岡の行列カレー店がカレー激戦区・神保町にオープン。スリランカカレーはココナッツミルクをベースに、スパイスや野菜がたっぷり入り、小麦粉や油を使わないのでヘルシーだ。熱々の陶板で焼いた豚肩ロースののった豚肩ロースステーキカレー(レギュラー)1300円が看板メニュー。ココナッツミルクの濃厚な甘さと、コリアンダーやクミンなどのパンチが効いたスパイスが味を引き立てる。両面をしっかりと焼いた豚ロースは噛み応えがあって、旨味もたっぷり。
『RスリランカTOKYO』店舗詳細
本店と2号店が合体!期待高まる『カレー&オリエンタルバル 桃の実』【神保町駅】
1階はカウンター席中心、地下は仕切りのあるテーブル席になっている。ランチは、日本米に合うことを追求したカレーを提供。定番のチキンカレーは、ココナッツやブラックペッパーが入るさらさらの南インド風ながら、作り方は試行錯誤を経た独自の手順を踏む。5時間ひたすら煮込んだタマネギ、丸鶏や鶏ガラを3日間炊くブイヨン、スパイスに漬けた鶏肉を個別に作り、それらを合わせて仕上げることでエッジの利いたカレーにする。ディナータイムには、新設の炭火のタンドール窯(拍手!)の料理やナチュラルワインを提供している。
『カレー&オリエンタルバル 桃の実』店舗詳細
創業以来、継ぎ足すルーが絶品! 『欧風カレー ガヴィアル』【神保町駅】
一度食べたらまた食べたくなる名店の味
神田神保町に店を構える『欧風カレー ガヴィアル』は2021年で創業39年目を迎える有名店。高級感のある店内で、絶品の欧風カレーが食べられるとして食通や著名人も足を運ぶ。メニューはビーフ、ポーク、シーフードなど、欧風カレーの定番がずらり。創業以来守ってきた継ぎ足しのルーが評判で、コクのある甘さのあとにじわじわと辛さが追いかけてくるクセになる味。虜になる人があとを絶たない。
『欧風カレー ガヴィアル』店舗詳細
創業7カ月で神田カレーグランプリ2018優勝の新鋭。『MAJI CURRY』【神保町駅】
2018年に優勝した『MAJI CURRY』は、なんと創業7カ月で優勝を勝ち取るという快挙をなしとげたことでも知られる店。スパイシーでありながら、しっかりと煮込まれた旨味が広がる独自のカレーで一躍人気店に躍り出た。優勝メニューのチーズフォンデュー掛けハンバーグカレー1020円は、ジューシーな手ごねハンバーグの美味しさと、チーズフォンデューソースを自分でかけるというアトラクション感も楽しい一品。毎週日曜限定でスパイスカレーも提供中!
『MAJI CURRY』店舗詳細
パンチの効いた辛さと濃厚さ。『カレー屋 ばんび』【神保町駅】
長きに渡って中毒になるファン多し!
2020年3月に移転した『カレー屋 ばんび』。看板メニューのポークカレー940円は、パンチの効いたカレーと合わせ、スプーンでほぐれるほど柔らかく煮込まれた三枚肉、一度茹でた後に揚げた食感のいいジャガイモが特徴的な一品。旨味にプラスされた重層的な辛さの秘密は、ご主人こだわりのタイカレーのスパイス。夜は居酒屋営業も!
『カレー屋 ばんび』店舗詳細
インド式スパイスカレーの人気店。『インドカレー カーマ』【神保町駅】
毎日食べたい滋味あふれる味
1995年創業の『インドカレー カーマ』。こちらで食べられるのは南インド風のチキンカレー900円、北インド風のキーマカレー900円、チキンカレーをアレンジしたやさいカレー1050円の3種類。一番人気のチキンカレーは小麦粉を一切使わず、野菜の旨味が詰まったスープがベースとなったサラサラのカレー。二代目店主が守り続ける、体に染み渡るような優しい味をぜひ。
『インドカレー カーマ』店舗詳細
薬膳カリーから漂うスパイスの香り。『カリー&ワヰン ビストロべっぴん舎 神保町本店』【神保町駅】
店内はスパイス濃厚な空気が充満。炒めたタマネギに、ホールスパイスを加え、香りがたったらパウダースパイスを投入。香味野菜を赤白ワインで煮込んだスープと合わせた薬膳カリーは、13種のスパイスがえも言われぬハーモニーを奏でる。「沈殿しやすいので、かき混ぜてから少しずつご飯にかけてみて」と、店主の志賀弘唯(ひろゆき)さん。さらりとした口当たりが汗を呼び、ビール恋しや!
『カリー&ワヰン ビストロべっぴん舎 神保町本店』店舗詳細
具材とルーを調和させるスパイスの妙技。『カレーノトリコ』【神田駅】
ご飯の横はインド風。バリッと焼いた鶏肉に、どんな具材にも合うようスパイス配合を考えたルーをかけ、桜の香りがするハーブ、カスリメティを散らす。上は、粗挽き合挽肉とマスタードシードが存在感大のドライカレーで、どこを攻めても口中がザワザワとにぎやかだ。店主・田邉周平さんは「食感を大事にしています」と、断言。「近隣のサラリーマンのパワーになれば」と、期間限定品も仕込む。
『カレーノトリコ』店舗詳細
ファンの愛情に呼び止められたキマカリー。『トプカ神田本店』【淡路町駅・小川町駅】
「ポークや牛すじのほうがおいしいよ。キマカリーは、失敗作。ファンが多いからやめられないんです」と、苦笑するのは店主の関根保博(やすひろ)さん。ごはんの回りにたたえるダルスープと味わえば、どっしりとした甘みのあと、キマカリーの複雑なスパイスの辛味がすぐさま追いかけてくる。じわじわと舌がしびれてきても、トッピングのフレッシュオニオンがいい箸休めに。癖になる!
『トプカ神田本店』店舗詳細
旅の記憶から生まれたインドカレー。『葡萄舎』【神田駅】
若き日々、世界を放浪した店主の池田賢一さん。インドの家庭に居候した時に舌で覚えた、野菜と香辛料の使い方がベースにある。シナモン、カルダモン、ベイリーフを煮る香料水を出汁に、油と塩を極力抑え、ひと晩寝かせて仕上げている。喉元を過ぎてからじんわり辛さが湧き上がるのは、青唐辛子を使うから。「チキンもいいけど、野菜を食べて」と、長年通うファンの健康を気遣う。
『葡萄舎』店舗詳細
おいしい辛さにスプーンが進みます。『セイロンドロップ』【水道橋駅】
スリランカ人の店主・ヴェルさんがスリランカ紅茶専門のティールームとしてオープン。ランチともなれば行列ができるほどカレーの人気も高い。ヴェルさんのカレーは、モルジブフィッシュでダシをとる伝統的なスタイルながら、30種以上のスパイスをブレンドしたガツンと辛くて香り高いオリジナル。つけあわせのポルサンボル(辛いふりかけ)や野菜などを混ぜながら食べると味や辛さが変化して楽しい。食後の紅茶やスイーツも絶品!
『セイロンドロップ』店舗詳細
野菜たっぷりでうれしいバランスのよさ。『洋食膳海カレー TAKEUCHI』【神保町駅】
長年フレンチとイタリアンのシェフとして腕をふるって来た店主の竹内智さんがオープン。酸味と辛味がほどよくブレンドされたカレーはもちろん、ごろっとのった野菜の素揚げや具だくさんの味噌汁など、つけあわせも丁寧、繊細、美味! カウンターのみ13席ゆえ昼時には行列もしばしばだが、このボリューム(ごはんと味噌汁はおかわり無料!)でこの価格、しかも味がいいとなれば大納得。奥様の丁寧かつキビキビとした客さばきも気持ちがいい。
『洋食膳海カレー TAKEUCHI』店舗詳細
スパイシーなルウが肉の旨味を引き立てる。『ポンチ軒』【御茶ノ水駅】
「うちはとんかつ屋なので、とんかつをしっかりと味わってほしい」と、店長の橋本正幸さん。肉厚でやわらか、軽い揚げ上がりのロースカツは、カレーと別々に盛るのがポンチ軒流だ。カレーは豚と鶏、そして少量の牛の合いびき肉を使用した、とろみのあるキーマカレー風。ベースとなる野菜の甘みと、少し遅れてやってくる辛味のバランスが絶妙。カツとともに食せば、何層にも折り重なった肉の旨味が口いっぱいに広がる。
『ポンチ軒』店舗詳細
まさにスパイスマジック!パンチ効いてます。『パンチマハル』【神保町駅】
アジア各国を旅したマスター・幸田伸介さんが作る、インドやタイ、ベトナムなどの要素をミックスさせたオリジナルカレー。モロッコ産のコリアンダーやシナモン、ターメリック、クミンの4種と、辛さを調節する秘密のスパイスで、注文を受けてから一皿ずつ仕上げる。チキンカレーはサラリとしたスープ状で、各種スパイスが織りなす爽やかな辛さがたまらない。クミンで炊いたライスにも、米粉で作られた平たい麺にもよくなじむ。
『パンチマハル』店舗詳細
ケララ州の料理人による本場のカレー。『三燈舎』【小川町駅】
日替わりカレーはマトンキーマとポテト、カリフラワーとニンジンなど多彩なレパートリーで飽きがこず、その日の気分に合わせた楽しみ方ができる。米と豆を厨房の石臼で碾いて発酵させて作るドーサは、香ばしくて歯ごたえよくやみつき必至。昼はミールス(定食)、夜はインドワインやビールに合う軽食を楽しめる。
『三燈舎』店舗詳細
一口で味の変化が楽しめる。『共栄堂』【神保町駅】
名物スマトラカレーのベースは、小麦粉は使わず、ラード、牛脂、鶏油の3つの油で20種以上の香辛料をじっくり炒め、形がなくなるまで煮込んだ野菜と合わせたもの。創業時からあるポークカレーを筆頭に5種類あるが、ベースは同じでも全て製法も味も異なる。新潟産コシヒカリとも相性抜群のサラサラなソースは、一口で甘み、辛味、苦味と味の変化が楽しめる。
『共栄堂』店舗詳細
欧風カレーの元祖!和風な脇役も。『ボンディ 神保町本店』【神保町駅】
初代が渡仏先で習得したブラウンソースがベースの元祖欧風カレー。一見洋風なカレーに見えるが、小梅やかっぱ漬けの付け合わせといった日本らしさも兼ね備えている。果物や野菜、乳製品による深いコクと甘さの中に、香辛料の辛さがあるこだわりのルーとブイヨンで炊いたライスは相性抜群。メニューは12種類、辛さは3つの中から選択できる。
『ボンディ 神保町本店』店舗詳細
相性抜群、黄色いライスと軽やかカレー。『ギャラリー珈琲店 古瀬戸』【神保町駅】
アーティスティックな喫茶空間で時間を問わず食べられるカレーは、チキン、エビ、ビーフの3種類。サフランとバターを入れて硬めに炊いた黄色いライスに、たっぷりかけて味わおう。軽やかな口当たりで親しみやすいカレーは、炒めたみじん切り野菜に自家調合したスパイス、ルー、トマトペースト、チャツネ、黒糖を加えて作られている。
『ギャラリー珈琲店 古瀬戸』店舗詳細
インパクト大の上海料理アレンジカレー『揚子江菜館』【神保町駅】
店で挽いた豚バラ肉を丸めた大きな肉団子(獅子頭)が、とろみあるまろやかなカレーにドーンと鎮座。肉団子のボリュームはなんと200g! 割ればじわりと肉汁がにじみ出て、ショウガの効果で後味はさっぱりだ。この獅子頭(ししがしら)カレーは2012年に誕生したメニューで、上海料理をアレンジしたもの。「体はポカポカ、スタミナ満点です」と4代目店主の沈松偉さん。
『揚子江菜館』店舗詳細
正統派のルーに個性的なトッピング『Komi'z』【神田駅】
意外性あふれるアレンジを楽しんで!
神田駅北口より徒歩2分の『Komi’z(コミズ)』は、家庭的で正統派のルーなのに、辛さや旨味がしっかり際立つカレーを楽しめる。定番のトッピングから風変わりなトッピングまで揃い、茹でた玉ねぎを添えたまるごと玉ねぎカレーや、長ねぎ・エビフライ・牛すきがのった豪華なKomi’zカレー1はぜひ挑戦したい。個性が光る期間限定のメニューにも注目。いつ訪れてもワクワクできるカレーに出会えるニューフェイスの店。
『Komi'z』店舗詳細
スパイスが効いた本格派のスープカレー。『スープカレーカムイ』【秋葉原駅】
『スープカレーカムイ』ではトマトベースでスパイスが効いた本格派のスープカレーが楽しめる。店主はスープカレーの本場・北海道の出身で、薬膳コーディネーターの有資格者。人の体と土地は一体で切り離せないものという“身土不二(しんどふじ)”の思想に基づき、関東近郊の新鮮な素材をメインに使用する。店内にはアニメ風のイラストが並び、秋葉原系のサブカルチャーコンテンツとのコラボメニューの提供や、イベントが開かれることも。
『スープカレーカムイ』店舗詳細
スパイスが織りなすおいしいハーモニー『Spice Box』【小川町駅】
神田のオフィス街に店を構える『Spice Box(スパイスボックス)』では、ランチタイムはカレー、ディナータイムにはミールスと呼ばれる正餐を提供する。南インドで修業を積んだオーナーシェフが日本向けにアレンジしたメニューが並び、「食べやすいのに本格的」と評判だ。化学調味料や添加物を使わず、体にやさしいのがうれしいところ。スパイスとハーブのおいしさを知り尽くしたシェフの実力が光る店。
『Spice Box』店舗詳細
マイルドで心地よい辛さ『チャントーヤココナッツカリー』【小川町駅】
優しいココナッツカリーでリラックス
神田小川町の『チャントーヤココナッツカリー』は常時14種類ものココナッツカリーを食べられる珍しい専門店。チキンとナスとトマトの焼チーズカリー1050円が人気メニュー。バーナーであぶったたっぷりのチーズは香ばしく、具材の旨味を引き立てる。マイルドな辛さが広がる濃厚な味わいのココナッツカリーはクセになること間違いなし。海の家をイメージした内装と、ほどよい距離のあたたかな接客が心地よく、街の喧騒から一歩離れてゆっくりと過ごせる。
『チャントーヤココナッツカリー』店舗詳細
スパイシーなのに食べやすい!『カレースタンドPLUCK』【神田駅・秋葉原駅】
一流店で腕を磨いた店主が作る6種のカレー
神田須田町の『PLUCK(プラック)』ではスパイスをたっぷり使った鮮烈な味わいのカレーが待っている。一流店の『シターラ』『エリックカレー(現・エリックサウス)』で修業を積んだ店主が腕をふるって作るカレーを求めて、神田で働く人も秋葉原へ遊びに来る人も足を運ぶ。ベースの違う6種類のレギュラーカレーがそろっており、人気メニューのPLUCKチキンカレーは必食だ。