音楽の記事一覧

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レコファン渋谷、新宿プレイランドカーニバル、銀座スカイラウンジ……2020年に消えた風景たち【東京さよならアルバム】
日々、街の表情が大きく変化する東京。2006年、私はふと思い立って、消えていく風景を写真に納めることにしました。「消えたものはもう戻らない。みんながこれを見て懐かしく感じてくれたらうれしいな」とそれぐらいの気持ちで始めた趣味でした。そんな、東京から消えていった風景を集めた短期連載「東京さよならアルバム」。今回は第14弾として、2020年10~12月に消えていった風景を紹介します。 写真・文=齋藤 薫
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一瞬で天国と地獄を両方味わった“合コンのハシゴ”というすごい事態
合同コンパ、いわゆる合コンに誘ってもらうことがたまにある。呼ばれたらうれしいので用事がない限り参加するが、誘いは半年に1回あるかないかだ。しかし1度だけ、一晩で2件の合コンをハシゴした忘れられない夜がある。バイトで知り合った友人が呼んでくれた合コン。彼は若手の芸人で、他の参加者も自分以外はみな芸人だった。初対面の芸人のノリに置いてけぼりにされないか不安だったが、恐れていたギャグを披露しあうような空気にもならず、穏やかに楽しく合コンは進行した。開始から2〜3時間が経ち、女子たちとも打ち解け切ったように感じられた頃。「そろそろ二次会でも行きましょう!」との誘いに対する彼女たちの反応は、予想外に芳しくなかった。全員明日が早く、終電までに帰らなければならないため二次会には行けないと言う。一見真っ当な理由だが、次の日は休日だ。経験上、口実に過ぎないと分かった。私たちの楽しませ方が二次会に行きたいと思えるボーダーに達していなかったのだ。思い返してみれば彼女たちは同じタイミングでスマホをチェックしていたし、二次会に行くか聞いた時、女子内での相談もなく意見が一致していた。卓の下で、「二次会どうする?」「いや、こいつらないっしょ」「だよねー」と連絡を取り合っていたのではないか、という幾分ネガティブ過ぎる憶測は、実際かなり信憑性が高そうに思えた。女子たちが帰った後も飲み屋に居座り、うなだれ反省会をする男たち。敗者同士の絆を感じ始めた頃、私のもとに奇跡的な連絡が届く。「遅くにすいません! 今から飲みたいっていう女の子たちいるんで、僕の家でコンパしませんか?」誘ってくれたのは、以前イベントの打ち上げで知り合ったある芸人さんだった。下衆な話の流れから「またコンパとかあったら呼んでください!」と軽い約束を交わしたが本当に誘ってもらえるとは。一日に2回も合コンに参加するのは未経験の事態。両方とも滅多に飲むこともない芸人からの誘いということも不思議な縁を感じた。希望を失っていた私の前に、再び差し出されたチャンス。手を伸ばさない理由はなかった。初対面とはいえ一時は命運を共にした戦友たちを置いていくのは忍びなかったが、「次はがんばれよ!」と優しい声援に送られて私は一人タクシーに乗り、新宿から五反田のマンションへと向かったのだった。
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としまえん、しぶちか、赤坂BLITZ。あまりにも惜しい、姿を消した風景たち【東京さよならアルバム】
日々、街の表情が大きく変化する東京。2006年、私はふと思い立って、消えていく風景を写真に納めることにしました。「消えたものはもう戻らない。みんながこれを見て懐かしく感じてくれたらうれしいな」とそれぐらいの気持ちで始めた趣味でした。そんな、東京から消えていった風景を集めた短期連載「東京さよならアルバム」。今回は第13弾として、2020年8~9月に消えていった風景を紹介します。 写真・文=齋藤 薫(1955年生まれの元テレビマン)
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『ノルウェイの森』に描かれた新宿・御茶ノ水さんぽ−side緑−【村上春樹の東京を歩く】
ドイツ語の授業が終わると我々は新宿の街に出て、紀伊國屋の裏手の地下にあるDUGに入ってウォッカ・トニックを二杯ずつ飲んだ。「ときどきここに来るのよ、昼間にお酒飲んでもやましい感じしないから」と彼女は言った。(『ノルウェイの森』第7章より)彼女というのはもちろん、『ノルウェイの森』の二人目のヒロインである小林緑のことだ。『ノルウェイの森』は三十年以上も前に書かれた作品だが、村上春樹好きの友人と話すといまだに、主人公ワタナベが想いを寄せるヒロインの直子派か、ワタナベと近しい関係になる大学の友達の緑派か、という議論を交えることになる。直子については以前の記事で詳しく述べているので、こちらも合わせて読んでいただきたい。
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熱くて華麗なる高円寺ロック50年史 ~ここは半世紀前から音楽の街だった~
高円寺では楽器を持った人をよく見る。若者だけでなくオジさんも多い。そしてなんだかみんな楽しそう。ロックの街として有名だけど、それはどうして? ここでは意外と知られていない高円寺ロック史を一気に振り返る。
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『有楽町で逢いましょう』を聴きながら、昭和36年の有楽町イメチェン大作戦を歩く【街の歌が聴こえる】
今回歩くのは有楽町。昭和32年(1957)に『有楽町で逢いましょう』が大ヒット。7月に発売されたレコードは、この年第1位の売上枚数を記録した。それまで存在感の薄かった有楽町に、人々の注目が集まる。「銀座のはずれ」の街が、銀座と同じぐらい輝いた時代、その立役者はまさに歌だったのである。
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銀座に柳があったころ~「東京行進曲」「東京ラプソディ」「銀座の恋のものがたり」を聴きながら【街の歌が聴こえる】
歌は世につれ、世は歌につれ……街を歌う歌謡曲は昔から多いが、時が過ぎれば、街の眺めや雰囲気は変化する。世の中が歌につれられるのは稀なことに違いない。だがそれでも昔の歌を聴きながらいまの街を歩いてみよう。変貌のかげにはわずかな爪痕が残っているものだ。
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スタジオアルタ、渋谷パルコ、ソニービル……2016~2017年に失われた風景たち【東京さよならアルバム】
日々、街の表情が大きく変化する東京。2006年、私はふと思い立って、消えていく風景を写真に納めることにしました。「消えたものはもう戻らない。みんながこれを見て懐かしく感じてくれたらうれしいな」とそれぐらいの気持ちで始めた趣味でした。そんな、東京から消えていった風景を集めた短期連載「東京さよならアルバム」。今回は第9弾として、2016~2017年に消えていった風景を紹介します。 写真・文=齋藤 薫
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高校3年の吹奏楽四国大会前日、宿舎前で私と彼女に起こったこと
高校では軽音楽部に入りたかったが、私の高校には軽音楽部がなかった。迷った末、吹奏楽部に入ることにした。吹奏楽にあまり興味はなかったが、今後バンドをやるなら音楽関係の部活をやっておいた方がいいと思ったのだ。あえて女子の多い環境に身を置くことで、女子の前だと挙動不審になってしまうコミュニケーション能力の低さを叩き直す意図もあった。楽器はコントラバスを希望した。コントラバスはエレキベースと構造が近く、練習の成果をバンドに反映しやすいだろうと思ったし、当時ビールのCMでいかりや長介がコントラバスを弾いていた姿がかっこよくて憧れたのもある。4月の終わり頃、私が入部届を出した時点でほとんどの楽器の枠は埋まっていた。コントラバス担当の1年生もすでに2人いて、歓迎されていないのは分かったが、希望を取り下げずにいたら数箇月後には私のために新しいコントラバスが部費で購入された。飽きたらやめればいいやくらいのつもりが、高そうな楽器を買ってもらえた手前、やめられなくなっていた。我が高の吹奏楽部は2、3年おきに全国大会に出場する、なかなかの強豪だった。朝練も毎日あるし、夏休みもほとんどない。やっぱり吹奏楽部は失敗だったんじゃないかと後悔の念に駆られることが頻繁にあった。合奏ではそれなりに音楽の楽しさを感じることもあるが、日々の厳しい練習の見返りとしては割に合わない。誰かの誕生日プレゼントを買いに行ったり、ちょっとした大会のたびに手紙を書かされたりするような、女子が多い部活特有の文化も煩わしかったし、頑張るを「顔晴る」と日誌に表記するような自己啓発的なムードも嫌だった。練習時間の過ぎるのが遅く、毎日何度も時計を見て10分しか経っていないのを確認して落胆した。練習が嫌で仕方なかったが大っぴらにやる気のなさを見せる勇気もなく、悪目立ちしないことを心がけて永遠にも思える数年を耐えた。
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【散歩に最適なBPMはいくつ?】楽しく歩けるテンポを実践調査! あのヒット曲に合わせて歩いてみた。
普段、外を歩くときに音楽を聞く人なら、「歩くのにちょうどいい」と感じるお気に入りの曲があるはず。そこで、ヒット曲のテンポに合わせて歩行し、歩き心地を探ってみた!
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ミドリカワ書房の三鷹ラプソディ ~J-POP界の無頼派、始まりの物語~
時は2001年。北海道出身の青年、緑川伸一が「ミドリカワ書房」となったのは、上京して初めてひとり暮らしをした三鷹の街だった。引っ越して以来、10数年ぶりにこの街をふらりと散歩してみれば、当時の思い出が次々とよみがえり……。
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受験で姉の家に泊まり込んだら、何気ない話し方で金を要求された
大学受験の時期、滑り止めなども含めて2週間ほど東京に滞在する必要があった。ちょうどその頃10歳上の姉が東京で会社員をしていたので、しばらく姉の住む高円寺のアパートに泊めてもらうことになった。東京に行ける時点で高揚していたが、雑誌「たのしい中央線」や大槻ケンヂのエッセイでよく知っていた高円寺で短期間でも暮らせるというのは私にとって現実離れしたうれしいことだった。東京の大学を受験するクラスで仲がいいメンバー3人と羽田に着き、モノレールで浜松町に向かうと東京タワーが見えた。誰からともなく、せっかくだから昇っていこうか、ということになった。東京タワーの安い方の展望台に昇り、360度の景色を見渡す。「いやあ、東京って感じやなあ!」「大学受かったらマジでここに住むんやで」「ほんま絶対受かろな」互いに鼓舞し合い、がんばった成果を全て受験にぶつけることを誓う。友人たちと別れ、やる気が漲った状態で高円寺に向かった。高円寺駅に着くと姉が迎えにきてくれた。久しぶりに会う姉に実家の近況などを話しながら『天下一品』のラーメンを食べる。そのまま姉の家に着き、移動疲れでダラっと壁にもたれて座っていたところ、姉は極力こちらに違和感を抱かせまいとするような何気ない話し方で言った。「あ、そうや。お母さんからお金もらってきた?」。面倒な話になる予感がした。「え、何のお金?」「しばらく私の家におることになるやん。そのためのお金」「あ、お金かかるんや?」その言い方が姉の気に障ったようだった。「あんたは社会に出てないからわからんかもしれんけどな。人の家にしばらく住まわせてもらうってことはタダでは済まんことなんやで」と言う。「光熱費とか水道代やってかかっとんやで!」。何か言うと姉を刺激してしまいそうだった。「ちなみにいくら払えばええん?」「2週間やったら6万……いや少なくとも4万やな」。その最初に少し高めの値段を提示するやり方に不信感を持った私は、そもそも抱いていた「ただの知り合いやったらそんなんせないかんかもしれんけど、家族やったら別にええんちゃうん?」という正直な思いを口にした。姉は「あんたな、それはちゃうで。家族やからこそ、そういうところしっかりしとかないかんのや」と真っ直ぐな目で答えた。早く話を終わらせたかったので「わかったお母さんに聞いとくわ」とその場をしのいだ。ふと姉が中学生のとき2000円くらいしそうなウォーリーの本を突然買ってきてくれたことを思い出した。姉はこんなにお金にうるさい人だっただろうか。
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とことん前向きなクイーンの曲で、BPM120前後の散歩用&ウォーキング用プレイリスト を作ってみた
こんにちは! さんたつ編集長の武田です。緊急事態宣言が続いておりますが、みなさんお元気でしょうか? 不要不急の外出は制限され、テレワークが推奨され、散歩やウォーキングぐらいは大丈夫とはいっても、つい億劫になって体がなまってしまいそうと心配している人も多いのではないでしょうか?でも、大丈夫。我々にはクイーンがついてます!昨年末の紅白ではブライアン・メイとロジャー・テイラーが元気な姿を見せてくれました。今一つなんのために出たのかがよくわかりませんでしたが、それをきっかけにこの企画を思いつき、年末年始は片っ端からアルバムを聴き倒して、散歩およびウォーキングにうってつけのプレイリストを作りました。クイーンの特徴は、曲も演奏も高度で完成度が高いこと、ビートが効いていること、そして常に前向きで元気なこと。どれも散歩にぴったしの要素と言えるでしょう。ということで、選んでみました。全13曲。これでご近所散歩のお供は完璧です。(サブスクはSpotifyとApple Music。Spotfyユーザーはいいねを是非!)現在50代半ばの私はいわゆるリアルタイム世代ですが、常にファンだったわけでもないので、今回は編集部及びその周辺にいるクイーンファンも助っ人として参加。それぞれにおすすめの曲を選んでコメントももらってます。さあ、Break Free With Walking!このプレイリストが、さまざま困難からあなたを解き放ち、心身の健康に役立つことを願っています。
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赤プリ、浅草最後の映画館、下北沢駅、東横線渋谷駅……2011~2013年に姿を消した風景【東京さよならアルバム】
日々、街の表情が大きく変化する東京。2006年、私はふと思い立って、消えていく風景を写真に納めることにしました。「消えたものはもう戻らない。みんながこれを見て懐かしく感じてくれたらうれしいな」とそれぐらいの気持ちで始めた趣味でした。そんな、東京から消えていった風景を集めた短期連載「東京さよならアルバム」。今回は第7弾として、2011~2013年に消えていった風景を紹介します。写真・文=齋藤 薫
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破壊によって創造するパンクな〈割れ看板〉理論とは
壊れた窓がそのままになっていると犯罪が増えるという「割れ窓理論」は防犯上有名な話ですが、壊れた看板はどうでしょう。警告看板が壊れているのは見て気持ちの良いものではありませんが、当たり障りのない内容の看板が忘れられ放置されているのは見方によってはユーモラスで、時には世の無常や儚さを表す作品のようにも見えてきたりもします。ピカソは「あらゆる創造活動はまず何よりも破壊活動である」と言ったそうですが、今回はその常識破りの発想に倣ってポジティブに街角の前衛作品を鑑賞していきましょう。
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Imagine All the People , Walking Around the World~BPM120前後のジョン・レノン(とオノ・ヨーコ)の曲でウォーキング用プレイリストを作ってみた
皆さん急に寒くなりましたがお元気ですか? さんたつ編集長の武田です。突然ですが、六本木のソニーミュージック六本木ミュージアム開催中の「ダブル・ファンタジー展」、ごらんになられたでしょうか? このご時世なので、あまり大々的には宣伝していないようですが、これは必見です(2021年2月18日まで)。ジョン・レノンとオノ・ヨーコの1966年の出会いから1980年のあの事件まで、前半は1年ごと、後半は数年ごとにコーナー区切り、音楽、アート、政治活動、私生活などを、莫大なビデオアーカイブと写真、遺留品、アート作品などから振り返る企画展。1年前にリバプールで行われたものと同じだそうですが、これがものすごい充実度なのです。ジョンファンはもちろん、ビートルズファン、ヨーコファン、あるいは二人の活動や人生そのものに興味がある人、そしてあらゆる音楽ファンにおすすめできると思います。私は1980年のあの事件当時15歳でした。5年ぶりの新曲「スターティング・オーバー」が発売され、アルバム『ダブル・ファンタジー』が出た直後の悲惨なニュースに耳がくぎ付けになったのを憶えています。また、二人の軌跡は概ね知ってるつもりでしたが、断片的な知識が多く、こうして一堂に介してみると、今まで見えてなかったものを多いことに驚きます。よく言われることですが、この二人にあまり強い政治的思想はなかったように思います。しかし、ヨーコの強さとジョンの純粋さ、何より二人そろったときの行動力と突破力には常軌を逸したものがあります。あれから40年の節目の2020年、まさかこんなことになるとは夢にも思いませんでしたが、もしかしたらこんな時こそ二人の出番なのかもしれません。Imagine All the People , Walking Around the World.ということで、急遽、二人を想いながらしみじみ歩くウォーキング用プレイリストを作りました。そして、「ダブル・ファンタジー展」同様、二人の軌跡をたどれるよう発表年次順に並べてみました(1曲目、12曲目を除く)。このプレイリストが、愛と平和とあなたの健康に役立てば幸いです。
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あのベテラン警官から受けた、高圧的職務質問が忘れられない
警官からの職務質問、いわゆる職質を受けたことが過去に4、5回ある。職質を受けるということは、「こいつは何らかの罪を犯しているのではないか」と疑われているということだ。警官は疑うのが仕事なので仕方がないのだろうが、やはり人から疑われるのはいい気がしない。しかし警官のそういった活動のおかげで日本の治安が守られているのだろう。なので私は職質されても変に不機嫌な顔をせず、穏やかに微笑みながらポケットの中身を見せる。2、3分も普通に対応していれば何事もなく解放される。しかしそんな善良な一般市民の私にも、腹が立ちすぎて「逆に悪いことしてあいつらを困らせたい」と非行少年のような気持ちにまでさせられた、忘れられない職質が一度だけある。
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この街に住むことを妄想しながら……恵比寿・代官山さんぽ【ぶらりマンション巡り】
世界的に有名なレストランや美術館などが点在し、住みたい街ランキングTOP10常連の恵比寿。一方で、大使館、ヒルサイドテラスが並ぶ華やかな旧山手通りや、感度の高いセレクトショップが点在する瀟洒な街の代表格、代官山。今回はこの街に住むことを妄想しながら歩いてみよう。
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朝ドラ『エール』ロスのあなたへ。窪田正孝が演じた裕一と大正の福島、昭和の国立競技場を歩く【朝ドラ妄想散歩】
朝ドラ102作目、『エール』は新型コロナウイルスに敢然と立ち向かった素晴らしい作品だった。放送開始直後の4月には緊急事態宣言が出され撮影がままならず、6月の終わりには放送休止、さらには10話ほど放送内容を縮小……と異例づくしであったが、昭和の名作曲家・古関裕而(こせき ゆうじ)をモデルとした作品はコロナ時代を生きる我々へのエールとなり、窪田正孝、二階堂ふみらの演技が多くの人の心を掴んだ。今回は『エール』の舞台となった大正時代の福島と、昭和の国立競技場を妄想散歩。今現在の街の景色と合わせ紹介する。
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昭和歌謡から面白企画満載のゲーム&ミュージックバーまで! 次世代サブカルスポット3選in町田
アニメやマンガは、秋葉原と池袋。レコード屋やクラブ、ライブハウスが密集し、90年代に音楽文化の中心にあったのは渋谷。それらの要素を併せ持ち、次に来るサブカルタウンは町田だ、と言い切ってみたい。ひねりを利かせたスポットが街中にぎゅっと詰め込まれ、そこに“町田らしさ”をスパイスとして大量にふりかける。ただのポスト秋葉原&池袋、ポスト渋谷ではない、新たな聖地が誕生する予感。覚醒直前の次世代サブカルタウンをチェケラ!
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