室橋裕和(達人)の記事一覧

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御徒町の『王さん私家菜』に、日本には数少ない山里の民が酸っぱ辛さを求めてやってくる
【中華人民共和国 貴州省(グイジョウシェン)】中国南部の内陸山間部に広がる。人口約3800万人のうち漢族は62%で、ミャオ族(12%)をはじめとする少数民族も多い。日本に住む貴州出身者はきわめて少なく、おもに都内で留学生や会社員として暮らす。その多くは漢族といわれている。
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難民が定着した街に若い技能実習生が混じり合うカンボジア料理屋『バイ・クメール』
【カンボジア王国】インドシナ半島南部の国で、世界遺産アンコールワットで知られる。日本にはおよそ1万6000人が在住。このうち1万人ほどが技能実習生で、神奈川、茨城、愛知などに多い。日本に来た第一世代は80年代に戦乱を逃れてきた難民。
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新宿区~中野区にかけて住む、シルクロードの民の社交場『ヴァタニム』
【ウズベキスタン】中央アジアの内陸国。古代から東西貿易の拠点として栄えた。日本にはおよそ3600人が暮らすが、うち6割ほどは都内をはじめとする首都圏在住で、留学生が中心。愛知県や大分県などの大学で学んだのちに、就職や起業を機に東京に来る人も多い。
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あの巨大IT企業によって新しいコミュニティーが? 『麺線屋 Formosa』
【臺灣(タイワン)】沖縄の南西部に浮かぶ島々からなる。ポルトガル語で「美しい」という意味「Formosa(フォルモサ)」の名も持つ。日本にはおよそ5万人の台湾人が暮らすが、うち1/3は東京在住。永住者、社会人や経営者、留学生、日本人の配偶者が多い。
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山手線北辺に点在する遊牧民たちのオアシス『イフ モンゴル』
【モンゴル】東アジアの内陸国。日本にはおよそ1万3000人が、東京や千葉、埼玉、神奈川、大阪などに住んでいる。留学生や会社員、その家族が中心となっているほか、中古車の輸出業者も多い。角界では圧倒的な存在感を示しており、5人の横綱を輩出している。
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足立区竹ノ塚「リトル・マニラ」のメニューおまかせ食堂『ニューハングリー』
【フィリピン Philippines】西太平洋に浮かぶ群島国家。人口の1割、およそ1000万人が海外で働く「世界最大の労働力輸出国」でもある。日本には愛知や東京、神奈川を中心におよそ27万8000人が暮らす。日本人の配偶者が多い。近年では介護職に従事する人も増えている。
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ピーナツ畑とスパイスがミックスする街、八街のスリランカレストラン『カレーリーブス』
【スリランカ】インドのすぐ南に浮かぶ小さな島国で、国民の7割が仏教徒。特産は紅茶やスパイス、宝石など。あのウィッキーさんの故郷。在日スリランカ人はおよそ2万9300人。うち5400人が千葉県在住で、次いで神奈川県4100人、茨城県3100人と関東に集中。
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「米と魚の国」バングラデシュの人々が暮らす、東十条の下町商店街『アルシ レストラン』のカレー
【バングラデシュ(বাংলাদেশ)】インドとミャンマーに挟まれた国で、日本の半分ほどの面積に1億6000万人が暮らす。在日バングラデシュ人は約1万7000人で、東京都内に4595人、うち東十条のある北区に1002人が集住。バブル期に労働者として来た人やIT技術者、留学生が多い。
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高田馬場「リトル・ヤンゴン」の苦難も支える、おふくろ食堂『ヌエウー(春)』でミャンマー料理
【ミャンマー】「リトル・ヤンゴン」形成のきっかけは1988年の民主化運動弾圧。一部の人々が日本に逃れ、世話好きのミャンマー人夫妻がいた西武新宿線の中井駅そばで暮らしはじめる。やがて中井から近く交通が便利な高田馬場にコミュニティが移っていった。いまは留学生も多い。
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まるでカトマンズの下町!?新大久保のネパール料理レストラン『ソルティカージャガル』
【ネパール(नेपाल)】インドと中国に囲まれ、ヒマラヤ山脈が東西を貫く自然豊かな国。近年は日本に住むネパール人が約9万6000人と急増中。カレー屋経営とその家族、留学生が多い。都内では新大久保のほか蒲田、小岩などに大きなコミュニティが根づいている。
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