ラーメンは小銭で食べられるもの。神保町『伊峡(いきょう)』はリーズナブルな価格設定を頑なに貫く老舗ラーメン店
ラーメンの激戦区には、価格の相場がある。神保町も例外ではない。しかし、1966年(昭和41)創業の老舗『伊峡』は、相場に影響を与える景気や世間の風潮などどこ吹く風。定番のラーメンは、一杯450円。ランチタイムは大盛りサービスなど、型破りな価格設定でファンのハートをつかんでいる。もちろん、人気の秘密はリーズナブルさだけじゃない。食べてみればわかると聞いて、さっそくのれんをくぐってみることにした。