散歩の記事一覧

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罪と石段
以前、ネットの掲示板を見ていたら「中高時代の部活について語ろう」というスレッドがあった。それを見て驚いたのは、昔やっていた部活を「楽しかった思い出」として捉えている人が意外に多いことだ。なんだかんだ言っても今思えば楽しかった、という話ではなく、たとえば雨で部活が休みになったら落胆するほど当時から部活を毎日楽しみにしていたらしい。私には部活を楽しみに感じた経験がない。休みになればただただうれしかったし、そのままずっと休みになったとしても喜んで受け入れていただろう。そんなに嫌ならやめればいいじゃないかと思われるかもしれないが、そう簡単に割り切ることもできない。つらいのを我慢していれば時々は「続けていてよかったな」と思うことがあるんじゃないかと期待していたし、実際に何度かはあった。私にとって物事の継続とは我慢を強いられることであり、たまに楽しい出来事はあるにしろ基本的には苦しいのが当たり前なのだ。ただ、「これは続けていても楽しい」と思える物事に出会えるまでは、苦しくなったらすぐにやめて次を探すのもひとつの手だと今は思う。
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【銀座線沿線を歩く・浅草~神田編】江戸からワールドへ放たれる食い倒れ地帯
浅草の顔、雷門から老舗で腹ごなし。昼飲みで憩(いこ)ったらガチ中華タウンと化す上野エリアへ。サイバーな末広町エリアをするっと抜け、飲み偏差値高めの神田へと。ようこそ、飲み食い倒れ地帯へ!
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津波フラッグに防災ボトル。突然の地震に備えて私たちにできることとは?
2024年。年明けに石川県能登地方で最大震度7の大きな地震が発生しました。石川県をはじめ北陸地方では深刻な被害が相次ぎ、今も懸命な救助活動が続けられています。「さんたつ」読者の多くが暮らす首都圏エリアでも、今後30年以内に巨大地震が発生する確率が高いと予測されているほか、南海トラフ地震発生時は津波の被害を受けるおそれもあります。地震はいつ、どこで起きるか予想が難しく、散歩の途中など屋外で被災するリスクもあります。突然の地震から命を守るためにできることを心得ておきましょう。
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志木のおすすめスポット7選~市境を飛び越え、ゆるやかに溶け合う
志木駅と言いつつ、住所は埼玉県新座市。実はこの駅、志木市、新座市、朝霞市の3市が接する辺りにある。ナチュラルに市境をまたぎ、ゆるやかに交わる住民たち。志木エリアをぐるりと歩けば、それぞれの暮らしが垣間見える。
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なぜみんな同じメニューなのか? かつて“朝鮮料理”と呼ばれた「焼き肉」がたどった長く深い歴史
繁華街に繰り出すことの多い身ですが、いろいろな飲み屋さんに混じって、ふと気付くと焼き肉屋さんがかたまっている地区に行きあたることがあります。地区、というより一角と言ったほうがいい小さな範囲の場合もありますが、いずれにしても焼き肉屋さん集積地というのは日本の各地にあります。
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『紫式部日記』に描かれる“失礼な和歌”のやりとりと、紫式部の「藤原道長への思い」【文芸オタクが語る源氏物語】
京都を歩いていると、ふと、物語の世界に入り込んだような心地になる。というのも、『源氏物語』に出てくる場面の舞台が、あるいは『紫式部日記』に登場する場所が、そこら中に存在しているからだ。京都の魅力は、歴史と現在を分け隔てないところにある。千年前の物語に描かれていた場所が、現代の散歩コースになっていたりするのだ。物語を通して眺める京都は、なんて魅力的なんだろう、とたまに惚れ惚れする。
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インフルエンサー・旅する2人と一緒に「駅からハイキング」! 新旧の魅力が競演する飯田橋コースを旅するように歩く
東京という街はなんてドラマチックなのだろう。スクラップ&ビルドによる新陳代謝がある一方で、歴史を感じられる場所も数多い。複雑な地形と新旧の文化が織りなす起伏ある風景は、それだけを目的に歩いても十分楽しめるほどだ。そんな魅力を気軽に堪能できるのが、JR東日本のウォーキングイベント「駅からハイキング」。今回は、飯田橋駅から始まるコースを紹介したい。神楽坂で情緒ある街並みを満喫した後、「小石川後楽園」をまわりこんで南へ下り、「北の丸公園」まで足を延ばす。街自体の多彩さもさることながら、歴史、グルメ、ショッピング、自然……と歩く人の興味によっても見え方が異なりそうな奥行きあるルートだ。この道のりを、旅行好きのカップルインフルエンサー「旅する2人」として活動するゆうきさん・きょうかさんと一緒に歩いた。日本中を渡り歩く2人の目に、飯田橋・神楽坂の風景はどのように映るだろうか。
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【西武新宿線さんぽ】街の個性が光る、下井草・井荻の老舗和菓子店から、バー、コラボ喫茶まで。
西武新宿線沿線の下井草・井荻は都心まで30分圏内でありながら、ほど良い下町情緒ある商店街や飲食店が並ぶ。一見ベッドタウンのようにしか見えないかもしれないが、そんな住宅地にこそ隠れた面白さが広がっている。杉並区が発行している『再発見! SUGINAMI 街ブラ帖』は、西武新宿線沿線(下井草~上井草)のまだまだ知られざる面白さが詰まったパンフレットだ。この街に住む人たちに「自分たちの街の魅力」をヒアリングし、その情報をもとに制作された。今回はこれを片手に下井草・井荻で街歩きし、掲載されているスポットのなかからいくつかおすすめをご紹介!
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東京のへそ「大宮八幡宮」、善福寺川緑地で永福町の歴史と自然を感じる街歩き。グルメ、雑貨も見逃せない!
京王井の頭線沿線、渋谷と吉祥寺のほぼ中間に位置する永福町は、都心へアクセスしやすい利便性がありながら、歴史のある古社、緑豊かな公園など、都会の喧騒を忘れさせるのどかな空気感に満ちている。杉並区が発行している『再発見! SUGINAMI 街ブラ帖』は、永福町をはじめ、京王井の頭線沿線(永福町~久我山)のまだまだ知られざる面白さが詰まったパンフレットだ。この街に住む人たちに「自分たちの街の魅力」をヒアリングし、その情報をもとに制作された。今回はこれを片手に永福町で街歩き、掲載されているスポットのなかからいくつかおすすめをご紹介!
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浅丘ルリ子演じるリリーさん全出演作検証&東京近郊リリー散歩【男はつらいよ全50作さんぽ】
「寅さんの理想の結婚相手は?」と問われたら、おそらく「男はつらいよ」ファンの約7.5割はこの女性(ひと)の名前を挙げるだろう。この女性とは……そう! 浅丘ルリ子さん演じるリリーだ。シリーズ50作中、マドンナとして計4作、諸々含めて計6作登場したリリーさん。なぜ寅さんに惚れ、惚れられ、世の「男はつらいよ」ファンから最高のマドンナとして称賛されるのか。今回は、そんなリリーの魅力を私的な考察を交えつつ探求してみたい。
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今年もよろしゅうお頼み申す! 戦国時代の年始の過ごし方を紹介しよう!
皆々、新年あけましておめでとうさん!前田又左衛門利家である。これよりは儂がおもしろき戦国、歴史の話を届ける戦国がたりの時じゃ!2024年も多くの歴史のたのしき話を紹介して参る所存であるでな、今年もよろしゅうお頼み申す。新年の挨拶はこの辺りに、此度は戦国時代の新年についての話をして参ろうかのう。いざ参らん!
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笑顔で初詣!「散歩の達人」が選ぶ、思わずクスッとするユーモラスな御利益スポットベスト10!
ついに2024年がやってきた。新年といえば初詣ということで、明治神宮や浅草寺、氷川神社や喜多院へいったものの、行けども行けども人、人、人!でちょっとうんざり気味のあなた、気分転換にこんな初詣はいかがでしょう? 古くから信仰を集めるご利益スポットの中から、散歩の達人編集部が取材で出会って思わずくすっと笑ってしまったところを厳選しました。不謹慎だったらごめんなさい。でも年の初めは笑顔が一番かも!
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薄毛対策に猫探し? ニッチなお願いもお任せ、珍しいご利益の神社【東京編】
ここ数年、多様性やダイバーシティという言葉が広まってきて、日本人の価値観も様々になってきています。そうなると、神社でのお願い事も100人いれば100通りあっても不思議ではありません。今回は、そんな時代にもマッチする東京の「珍しいご利益」のある神社をご紹介します!
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都会の「狭間」に位置する注目のエリア「#ダガヤサンドウ」ってなんだ?
千駄ケ谷駅と北参道駅の狭間地帯に付けられたカタカナ名称。何やらイケイケなタウンを想像するが、突入してみると拍子抜けするほどローカルで、喧騒とは無縁の地だった。しかも、素通りできないスポットがあっちにもこっちにも!
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何度でも語りたい朝ドラ『らんまん』。槙野万太郎と一緒に歩く聖地・高知【朝ドラ妄想散歩】
2023年度上半期の連続テレビ小説『らんまん』は、多くの人の心に残る作品だった。これまでの朝ドラのフォーマットを引き継ぎながらもサプライズな演出もたくさん。とくに最終週の神展開、そして涙の最終回は、朝ドラ史に残る素晴らしさだった。このドラマの放送後、主演の神木隆之介、浜辺美波コンビが出演した映画『ゴジラ−1.0』が大ヒット、彼らが日本だけでなく世界から注目される俳優となったことも、『らんまん』の株を高めることにつながっている。
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清澄白河がオシャレな街になっているのは、「特殊建築物の用途変更」がいい感じで進んでいるからだ【宅建デート】
前回のデートで「新しい彼氏を見つけに行きたい!!」と言われ絶望したオレだが、オレはめげない。だって好きなのだから。 エルボーは髪を切ってきた。「うっとうしいことが多かったから切ったの。」やべ、オレはうっとうしい案件に入っているのか?いや、入っていたら誘っても来ないよな。そんなはっきりしない午後、清澄白河から森下を散歩する。まずは清澄庭園だ。心を“清澄”しよう。清澄白河駅A3出口を出てすぐのところに清澄庭園はある。
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白玉だんごまわりのデザイン~お餅もいいけど白玉もね
これまで気にも留めてこなかったものが、突如として気になり始めることがある。友人Mさんと、千葉市美術館に行こうと総武線で東に向かっていた時のことだ。電車が小岩を出て、江戸川を渡ったところで、倉庫の壁に大きな白玉粉の広告が描かれているのを発見した。それは白玉あんみつが添えられたレトロなデザインで、思わずMさんと顔を見合わせた。とても魅力的に見えたのだ。
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【2023年】散歩の達人編集長のクボが、全力でいろんなことに挑戦する『全力編集長』【YouTube連動企画】
大人のための首都圏散策マガジン月刊「散歩の達人」編集長のクボが、全力でいろんなことに挑戦するYouTubeチャンネル『全力編集長』が2023年3月20日から本格スタート。次回は2024年1月11日20:00公開予定! ※「全力編集長」は原則、毎週木曜日20時に更新します!
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進駐軍占領下の東京、ブギーの明るいリズムに乗って、人々は〝戦後〟に向かってが動きだした。【笠置シズ子の東京を歩く3】
太平洋戦争末期には、東京各地が激しい空襲に晒された。終戦の1ヶ月前には有楽町駅に爆弾が直撃して、大量の死傷者が発生している。それでも、この界隈の状況は他の地域に比べて状況はかなりマシ。火災に強いコンクリートの建物が多く、それが功を奏したのだろうか。東京宝塚劇場や帝劇、日劇など大半の大劇場も健在。東京宝塚劇場は進駐軍に接収され、アーニー・パイル劇場に改称して兵士の慰安施設になったのだが。その他の劇場は国民の娯楽場の復活をめざして、終戦の日からすぐに活発に動いていたという。
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第6話「すれちがう人々の」~中編~/小説連載『景色は風のなか』16
自分を落ち着かせるためにかわいい動物の動画などを探しているうちに、電車は品川へ到着していた。人波みに乗って一歩ずつゆっくりと歩みを進め、ホームへと降り立った。エスカレーターにできた行列に並びながら、わたしは頭の中でむかし水族館で見たイワシの魚群を思い浮かべた。空から見たらわたしは大きなひとつの生き物の一部に見えるのかもしれない。改札を抜けると、人々は少しずつ違う方へ散っていく。わたしは山手線へ向かう。案内板を見上げながら、多すぎる表示をひとつずつ確かめて行き先を探した。
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