亀有香取神社[御利益→ダイエットの神様/亀有]
健脚美脚転じて痩身となる力技祈願?
武神(闘いの神)を祀る亀有香取神社は、勝利祈願ということからスポーツの神としても信仰を集める。境内の岐大神(道祖神)は、足腰健康、美脚の神として人気。美脚=整った体形から、ダイエット祈願する人も多い。
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麁香神社[御利益→大工の神様/南千住]
DIY名人を目指すなら
中世より武将たちの信仰厚い神社として有名な石浜神社。その中庭にある当社は、国内でも珍しい家屋敷の土台の守り神、木匠の始祖として、江戸時代より建築関係者の崇敬を集めている。
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関神社[御利益→髪の毛の神様/王子]
髪の毛とは長く付き合いたい
徳川家とも縁の深い王子神社の境内の末社。百人一首で有名な蟬丸公を祭神とし、姉のために鬘を作ったという伝説から、鬘、床山、演劇や舞踊関係者などからの信仰厚い。毛髪報恩を祈念しての毛塚も建立されている。
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坂東報恩寺[御利益→料理上達/稲荷町]
知っていなければ叶わないかも
毎年1月12日、長い歴史を持つ日本料理の流派、四條流の庖丁人による「まな板開き」の儀が行われることで知られる。まな板開きには料理が上達する御利益があるという。この時期に訪れれば効果があるかも。普段は落ち着いた寺で、御利益を覗(うかが)わせるものはない。
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淡島堂[御利益→裁縫上達/浅草]
針にやさしい女性の味方
浅草寺の脇にある。祀られている淡島明神は女性の守り神として信仰を集め、裁縫の上達、婦人病治療、安産などに御利益をもたらす。裁縫がらみでは毎年2月8日に行われる針供養も有名。折れたり錆びた針を柔らかな豆腐などに刺して供養(供養は縫製用途の針のみ)。針を供養する塔もある。
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炎天寺[御利益→俳句上達/竹ノ塚]
小林一茶の像もある俳句三昧の寺
江戸時代、周辺をよく散策した俳人小林一茶の残す名句で知られる名刹。境内にゆかりの句碑が立ち、一茶の命日11月19日に「一茶まつり」も開催。俳句コンテストによって俳句の普及育成にもひと役買い、リアルに俳句が上達できる。隣の八幡様とお間違えなく。
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北野神社[御利益→文章上達/馬込]
馬込文士村ならではの御利益なり
馬込には大正末期~昭和初期、馬込文士村と呼ばれるほど多くの文人が暮らしていた。学業の神さま菅原道真を御祭神にする当神社とも相性よかったようで、そういった人たちが文章上達祈願をしに訪れていたとか。境内には上達を願う立派な筆塚(写真)も残されている。
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金剛院[御利益→エネルギーパワーUP/椎名町]
創造する方の良縁を見守る
近くにマンガ界の巨匠を輩出した伝説的アパート、トキワ荘があった縁で、2015年に境内に誕生したお地蔵さま。マンガのコマ柄の衣をまとい、錫杖代わりにGペンを持ってトキワ荘の方を向いている。マンガをはじめ、クリエイティブな活動に「創造の力」を授けてくださる。
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福徳神社[御利益→宝くじ/三越前]
宝くじに縁深い人気スポット
江戸時代、当時の宝くじに当たる「富くじ」興行を認可された数少ない神社で、縁起よき名前に加え、江戸城から合祀された弁財天が福財神として注目を集めて現在に至る。宝くじに鈴を振り自分で当せん祈願ができる。日本橋のビルの谷間の佇まいも凜としていていい。
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妙泉寺[御利益→貧乏が去る/根津]
ゆるさの中に御利益がひそむ
高級マンションさながらのゴージャスな造りの寺の前に、某ゲームの有名な貧乏神の像。頭上に猿が乗り、貧乏がさる=去るという見立て。猿は毘沙門天の化身でもあり七福神の一人なので効果は期待できる。まず手を合わせ→貧乏神をなで→頭上の猿をなでるべし。
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富岡八幡宮[御利益→釣り/門前仲町]
古の姿を語る釣りの御利益
寛永4年(1627)創建。江戸最大の八幡神さまだけに御利益も金運、仕事、学業、健康、縁結びなど主だったものが叶う。その中で、大漁祈願の釣りの御利益は唐突な感じだが、このあたり元々は海辺の小島で漁師の参拝が多かった故事に由来すると聞けば納得。
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取材・文=高野ひろし、奥谷道草 撮影=奥谷道草、佐藤七海(編集部) 【参考文献】『江戸東京の庶民信仰』 長沢利明 著(講談社学術文庫)