空の旅

写真家・山本直洋はモーターパラグライダーを背負い、高度数千メートルの空中に体をさらして作品を撮る。空から生身で見る、壮大風景の感動を伝えてくれる。

最新記事

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空から見るニッポン。ただいま、埼玉県戸田市の上空です!
戸田市は、東京都板橋区から荒川を挟んで北側に位置する。上空からひときわ目を引くのは荒川治水のために造られた調節池、彩湖(さいこ) だ。湖の北岸には「彩湖・道満(どうまん)グリーンパーク」が広がる。この施設は1979年から10 年の月日をかけて整備、1989 年に「道満グリーンパーク」としてオープン、1997 年に彩湖が完成して「彩湖・道満グリーンパーク」となった。週末ともなると、野球場やサッカー場で試合をする子どもたちや、デイキャンプに興じる人たちでにぎわう。その南側には、1964年の東京オリンピックでボート競技会場となった戸田漕艇場と、戸田ボートレース場がある。

この連載の記事一覧

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空から見るニッポン。ただいま、島根県隠岐諸島の上空です!
島根県北側の日本海に浮かぶ隠岐(おき)諸島。主に、円形で最も大きな島・島後(どうご)(隠岐の島町)と、中ノ島、知夫里(ちぶり)島、西ノ島(今回撮影の島)の3つの島からなる島前(どうぜん)とで構成されている。2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』にも登場した後鳥羽上皇は隠岐に流された。
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空から見るニッポン。ただいま、静岡県宝永山の上空です!
富士山山頂から南東側にぽっかり大きく開いた巨大な火口は、宝永噴火(1707年)の跡だ。直径約1200m、深さ約400m。噴出した火山礫や火山灰などの噴出物は当時、江戸や房総半島にまで降り注いだという。この火口の下側にそびえているのが宝永山(標高2693m)だ。
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空から見るニッポン。ただいま、和歌山県串本町の上空です!
本州最南端に位置する串本町は、清冽な川と彩り豊かな海が自慢。熊野の山々から熊野灘に注ぐ古座川は、上流側はもちろんその河口まで透明度が高く、カヤッカーにも人気だ。海にはサンゴ礁があり、世界的にも保護すべき貴重な浅い海域としてラムサール条約にも登録されている。
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空から見るニッポン。ただいま、北海道知床半島の上空です!
知床は流氷が着岸する南限で、世界自然遺産にも登録されている貴重な場所。北海道の大地から北東へ突き出す半島の背骨となっているのが知床連山で、最高峰は標高1661mの羅臼岳である。
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空から見るニッポン。ただいま、富山県立山町の上空です!
写真中央、北アルプスの巨大な山塊から流れ出ているのが称名滝。滝は川となって流れ、浸食によって大きな谷が形成されていることがわかる。谷の右手の壮大な岩壁は「悪城の壁」と呼ばれ、高さは約500m、幅は約2㎞におよび、一枚岩盤としては日本一の規模となる。称名川は富山地方鉄道の立山駅のあたりで常願寺川に合流、川は山のミネラルを運び、海を栄養豊かにするとともに、富山の美しい扇状地をつくりあげた。
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空から見るニッポン。ただいま、会津・猪苗代湖の上空です!
猪苗代湖は、数十万年前に断層がつくり出した盆地に、5万年前の磐梯山噴火によってせき止められた川の水がたまることによって誕生した。周辺は山、川、市街、田園と、変化に富む風景が広がっている。 
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空から見るニッポン。ただいま、島根県出雲市の上空です!
大黒様としてもなじみ深い大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)を祀る出雲大社(おおやしろ)。『古事記』に記される国譲り神話では、大国主大神が高天原の天照大神(あまてらすおおみかみ)に国を譲る。そのときに造営された宮殿が出雲大社の始まりといわれている。現在の本殿(国宝)は延享元年(1744)に造営されたもので高さは24m。出雲大社の社伝では、本殿の高さが96mだったことも。平安時代には48mあったと伝えられ、現在境内にある国旗掲揚塔の高さとほぼ同じ高さとなる。
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空から見るニッポン。ただいま、北海道・十勝川河口付近の上空です!
十勝川は、北海道のまん真ん中にある十勝岳を源流として南東に流れ、豊頃町(とよころちょう)で太平洋に注ぐ。下流域は冬になると結氷し、割れた氷は海に出て磨かれ、河口右岸側の海岸には“ジュエリーアイス”と呼ばれる氷のかけらが打ち上げられる。
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空から見るニッポン。ただいま、埼玉県戸田市の上空です!
戸田市は、東京都板橋区から荒川を挟んで北側に位置する。上空からひときわ目を引くのは荒川治水のために造られた調節池、彩湖(さいこ) だ。湖の北岸には「彩湖・道満(どうまん)グリーンパーク」が広がる。この施設は1979年から10 年の月日をかけて整備、1989 年に「道満グリーンパーク」としてオープン、1997 年に彩湖が完成して「彩湖・道満グリーンパーク」となった。週末ともなると、野球場やサッカー場で試合をする子どもたちや、デイキャンプに興じる人たちでにぎわう。その南側には、1964年の東京オリンピックでボート競技会場となった戸田漕艇場と、戸田ボートレース場がある。
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