海と日本プロジェクト
VR海底探検:2025年3月28日(金)限定開催/デジタルマップはウォット2Fで公開中
一般社団法人 静岡UPは、アマモの急減など様々な課題を抱えている浜名湖を上空からレーザー測量し、陸上から肉眼では見られない海底をデジタルマップとして可視化する事業に取り組んでいます。今回は春休み特別企画として、VRゴーグルを装着して海底探検を楽しんでもらう体験会を実施。多くの子どもたちが普段は体験できない海中散歩を楽しみました。この体験会は、アマモ急減をはじめ、浜名湖の生き物たち・生態系への影響、浜名湖を守っていくための活動などを知ってもらい、浜名湖に関する関心を高めてもらうことを目的としています。このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
公式サイト:http://shizuoka.uminohi.jp/
今月「浜名湖デジタルマップ」のグリーンレーザー測量を実施しました。
今月1日(土)浜名湖畔の海浜や漁港などから、グレーンレーザー測量装置を装備した大型ドローンを飛行させて、高度50mから浜名湖の複数か所を測量しました。グリーンレーザーは水中を通過するため、海底の形状を正確にとらえることができ、陸上からは見ることのできない海底部分の正確なマップを作成することができます。点群データとも呼ばれ、GPSによる正確な位置、高さなどを点の集合体として立体表現できるため、様々な分野での活用が期待されています。静岡県デジタル戦略局をはじめとした自治体の協力と、下田市に拠点をおくベンチャー企業「ウインディーネットワーク」がもつ高度なデジタル測量技術によって実現しました。
「浜名湖デジタルマップ」作成の目的。期待されることは?
・浜名湖ワンダーレイク・プロジェクトでは、地域の学校、自治体、企業、団体とワンチームをつくり、急減したアマモ場の再生に取り組んでいます。“水中部の見える化”によって、地形と藻場再生との
関連性を推定し、そこから効率よくアマモ場を再生していくための仮説を立てます。これによって、アマモ場の再生活動をよりスピーディに、より効率よく改善していくことを狙っています。
・その他にも、漁業者、釣り客、マリンレジャー客など浜名湖を利用するたくさんの人たちが、浜名湖とその沿岸部における地形を把握することができます。これにより、海上交通の往来の激しい浜名湖において、海難事故の防止につなげていくことができます。
・さらに将来的に万が一浜名湖周辺地域が災害に見舞われた際、被災場所の地形の変化(差分)を比較して復旧の基礎資料としたり、浸水シミュレーション、災害支援時のドローンフライトマップの作成などに活用することも期待されます。
今回作成された浜名湖デジタルマップの一部
VRゴーグルを装着して海底探検!
浜名湖デジタルマップは、浜名湖体験施設ウォット(浜松市)の2F(アマモ展示水槽エリア)で公開しています。この公開スタートと合わせて、子どもたちに浜名湖デジタルマップを体験し、浜名湖に関心をもってもらう春休み特別イベントとして、VRゴーグルを装着した海底探検の体験会を実施しました。浜松市や湖西市など浜名湖周辺から訪れた親子連れや、静岡市から遠足に来ていた小学生など、総勢約70名が体験会に参加し「本当に海の中に潜ったみたい!!」と大きな歓声を上げていました。
<VRゴーグル海底探検体験会概要 ※1日限定開催>
<浜名湖デジタルマップの公開/測量の説明や測量風景を上映中>
<団体概要>
団体名称 :一般社団法人 静岡UP
URL :http://shizuoka.uminohi.jp/
活動内容 :●静岡県の豊かな海を未来に残すため、次世代を担う子供たちや若者を対象に、
海に親しみその素晴らしさ、豊かさを知り、大切にする心を育てる運動を興し推進する。
●静岡県内の各種団体や企業に、上記目的を広く周知し、運動への参加を呼びかける。
●静岡県内の海に関するイベントや、熱心な活動を続けている団体や個人を取材し、
番組やニュースで放送する。
●県内から収集した情報を集約し、ホームページなどを制作する。
●静岡県ならではの海に関するイベントを開催し、情報を発信する。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/
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