株式会社CyCraft Japan
日本最大の国際セキュリティカンファレンス「CODE BLUE」が、2024年11月14日~15日に開催され、世界トップセキュリティ研究者が一堂に会し、セキュリティの最新動向や研究トレンドを共有します。
今年もCyCraftはこのイベントに参画し、AIと情報セキュリティ技術に関する最新の研究成果を2つ発表します。CyCaftの企業外部資産漏えい管理に関する最新のソリューションはブースでご覧いただけます。
講演スケジュール
多視点RAGロバスト性評価フレームワーク この研究では、RAGシステム(Retrieval-Augmented Generation:以下RAGと略す)の広範なアタックサーフェスに焦点を当て、攻撃者が検索フェーズやLLM生成フェーズをどのように操作できるかを探ります。また、RAGシステムに関する脅威に対処するために、われわれはRAGロバスト性を評価する初のオープンソースの包括的なフレームワーク「BullyRAG」を紹介します。本研究はRAGシステムの脆弱性を明らかにし、柔軟な評価フレームワークを提供し、包括的な評価を目的とした最新のデータセットを提供することで、RAGシステムのロバスト性を高めることに貢献しています。
日 時:2024年11月14日(木)11:00-11:40
会 場:ベルサール高田馬場 Room2
講演者:
CyCraft データサイエンステクニカルリード|シアンヤオ・エリック・ホアン (Sian-Yao Eric Huang)
CyCraft データサイエンスインターン|エンシャン・チェン (Yen-Shan Chen)
CyCraft データサイエンスディレクター|チェンリン・ヤン (Cheng-Lin Yang)
次世代EASM:外部攻撃パスシミュレーションのためのAIコパイロット サイバーセキュリティ脅威が進化するにつれ、組織の外部攻撃サーフェスの管理と安全確保はより複雑化しています。
本講演では、AIを活用した次世代の外部攻撃サーフェス管理(EASM)システムが、サイバーセキュリティにどのような変革をもたらすかについて解説します。EASMはAIを活用して外部資産の発見を自動化し、リスクの高いアセットを評価し、潜在的な攻撃パスをシミュレーションすることに焦点を当てています。AIを使用してこれらの脆弱性をマッピングし、攻撃に利用される可能性の高いシナリオを視覚的に表現することで、組織はリスク軽減の優先順位を高め、防御を強化することができます。また、進化するサイバーセキュリティ脅威に先回りするための、AIを活用したEASMの実際のアプリケーション、そのメリット、ベストプラクティスも合わせて紹介します。
日 時:2024年11月14日(木)13:55-14:25
会 場:ベルサール高田馬場 HALL A
講演者:CyCraft CEO 兼 共同創業者|ベンソン・ウー (Benson Wu)
CODE BLUE 2024 開催概要
日時: 2024年11月9日(土)~15日(金)
会場:トレーニング: ワイム貸会議室 高田馬場(TDビル3F)
カンファレンス: ベルサール高田馬場(住友不動産新宿ガーデンタワーB2・1F)
公式サイト:https://codeblue.jp/2024/
昨年登壇した様子
是非この機会にご参加ください。
CyCraft 公式ホームページでのニュースリリースはこちら:
https://www.cycraft.com/ja/news/2024-codeblue-20241021
CyCraft について(https://www.cycraft.com/ja)
CyCraft(サイクラフト)は、 AI による自動化技術を専門とするサイバーセキュリティ企業。 2017 年に設立され、台湾に本社、日本とシンガポールに海外拠点を持つ。アジア太平洋地域の政府機関、警察・防衛機関、銀行、ハイテク製造業にサービスを提供している。CyCraft の AI 技術 と機械学習技術によるソリューションが評価され、CID グループ とテマセク・ホールディングス旗下のパビリオンキャピタルから強力なサポートを獲得し、また、国際的トップ研究機構である Gartner、 IDC、Frost & Sullivan などから複数の項目において評価を受けている他、国内外の著名な賞をいくつも受賞している。また、国内外を含む複数のセキュリティコミュニティ、カンファレンスに参画し、長年にわたりセキュリティ業界の発展に尽力している。
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