「日本の道100選」に選ばれた常盤平さくら通り
新京成電鉄の八柱駅近くから常盤平駅前を経て五香駅付近まで、線路をなぞるように延びる常盤平さくら通りは、樹齢50年以上のソメイヨシノを中心に約600本の桜の木が連なる松戸市の桜の名所だ。例年3月下旬から4月上旬にかけての見頃には息を呑むほど美しい桜のトンネルが出現し、1987年には「日本の道100選」に選ばれた。
そんな常盤平さくら通りの、ゆりの木通り交差点から五香駅前までの全長約2.2㎞区間において、2025年3月29日(土)・30日(日)に「第51回常盤平さくらまつり」が行われる。毎年20万人以上が訪れるという松戸市最大の桜まつりだ。
歩行者天国で花見とグルメを満喫!
当日は11~17時まで(30日は16時30分まで)通りが歩行者天国になり、数百軒もの露店がズラリと並んでまさにお花見ムード一色に。「満開の桜のなか、さまざまな屋台グルメを味わえます。さらに両日、お神輿や鼓笛隊のパレードも盛大に行われます」と教えてくれたのは実行委員会の石川さん。桜のトンネルの中を華やかなパレードが通行し、イベントを盛り上げる。
また、常盤平駅前で常盤平さくら通りと交差するけやき通りの路上でも、キッズダンスやフラダンス、吹奏楽の演奏、よさこいといった歌や踊りのパフォーマンスが終日にぎやかに行われる。常盤平駅のロータリーには約20台のキッチンカーも並び、食べ歩きを楽しみながらゆっくりとパフォーマンスを楽しめる。
さらに3月29日(土)には常盤平駅のお隣、八柱駅でも「八柱さくらまつり」が開催(雨天時は3月30日に順延)。「はしごできる距離なので、ぜひ両方のさくらまつりを楽しんでもらえれば」と石川さん。常盤平さくら通りを春一色に染める桜の木々を見上げながらのんびりと散策してみては。
開催概要
「第51回常盤平さくらまつり」
開催期間:2025年3月29日(土)・30日(日)
開催時間:11:00~17:00(30日は~16:30)
会場:常盤平さくら通り(千葉県松戸市常盤平)
アクセス:新京成電鉄常盤平駅すぐ、五香駅徒歩1分
【問い合わせ先】
実行委員会事務局☎047-388-3000
URL:https://sakuramatsuri.jp/
取材・文=香取麻衣子 ※画像は主催者提供