モダンとレトロの絶妙なバランス。明るく快適なおしゃれ銭湯『第二宝湯』
入り口のおしゃれさや、ぴかぴかに磨かれたタイル。まったく古さを感じないきれいな銭湯だが、荻窪の稲荷横丁で約70年以上の歴史をもつ。お湯の温度は毎日日替わり。気持ちいいと思うお湯の温度は、季節、男湯・女湯、気温によっても違うため、毎回チェックして温度を決めるというこだわりがある。モダンでしゃれた内装の待合スペースと浴室に共通しているのが、銭湯絵師の丸山氏が描いた富士山だ。どちらも「丸山ブルー」といわれる独特の青が美しいが、浴室の富士山はそろそろ書き換えの時期。早めに体験したい。
『第二宝湯』店舗詳細
駅から2分の天然温泉。種類豊富な岩盤浴とロウリュウでらくらくリラックス『天然温泉 なごみの湯』
西多摩郡日の出町の「つるつる温泉」から汲んでくる天然温泉をぜいたくに楽しめる。泉質は、都内では珍しいアルカリ性単純温泉。なめらかな湯ざわりで、肌がツルツルになる『美肌の湯』としても人気だ。もう一つ人気なのが、内風呂の超高濃度人工炭酸泉。湯に入ると一瞬で体に泡がくっつき、手で撫でると泡がぶわーっと浮き上がる。ぬる湯だが、炭酸の効果で体がとてもあたたまり、疲労回復に効果があるそう。
特筆すべきは岩盤浴の種類の多さだ。3階の「彩」、5階の「緑彩」「楼蘭」と3カ所にあり、鉱石の種類は全部で10種類。それぞれの鉱石で違った効能がある。また、精鋭のスタッフによる「熱風隊ロウリュウ」もぜひ体験したい。サウナの中で、スタッフがバスタオルをぶんぶんと振り回す。強い風が起こるたびに室内の温度が上がり、汗が吹き出てくるが、外に出たときの爽快感がすごい。仮眠スポットや漫画も多数あるので丸一日楽しめるリラックススポットだ。
『天然温泉 なごみの湯』店舗詳細
取材・文・撮影=ミヤウチマサコ