『ブックファースト 練馬店』の全世代に対応する棚作り
店外にずらりと並ぶ雑誌類が目印。店は2階建てだが、2階に置かれる児童書を1階入り口付近にも置くなど、ファミリー層も気軽に通える工夫が施されている。
「小型店舗なので、地元の方々が何を求められているのか常に考えながら、厳選して棚作りをしています」と店長の林さん。その言葉のとおり、階段付近で展開される季節の書籍コーナーも見どころだ。
『ブックファースト 練馬店』店舗詳細
『八重洲ブックセンター 石神井公園店』は、地域の人に愛される書店
2024年2月に店舗の一部を改築し、入り口付近の話題書コーナーを拡充。店舗で人気の高い書籍がずらりと並んでいるので、訪れた際には要チェック。文具も豊富に取り揃えており、なかでも季節のカードの多様さには圧巻!
「スタッフに会いに訪れるお客さまも多いです」と店長の佐々木さん。地元密着型書店ならではの温かさも特徴だ。
『八重洲ブックセンター 石神井公園店』店舗詳細
『ジュンク堂書店 大泉学園店』地元ならではのニーズに応える
“漫画の街”大泉学園らしく、「小説だけでなく、コミック好きなお客さまも多い印象です」と店長の久保さん。そのニーズに応えるべく2022年には漫画コーナーを拡充、種類豊富な品揃えに目を見張る。
さらに児童書は、小さな子供でも手に取りやすいよう低層の棚に積まれる。「お客さまファースト」な店構えが心強く、平日昼間でも客足が絶えない。
『ジュンク堂書店 大泉学園店』店舗詳細
『くまざわ書店 大泉学園店』は、感度の高い品揃えが楽しい
「知的好奇心を刺激するコーナー作り」をモットーに、新刊だけでなく時流に合わせた書籍も目立つところに並べる。こだわりを持って作られた棚のなかでも新聞書評コーナーが特に人気で、毎週、書評欄で紹介のあった書籍が手書きのPOPとともに紹介される。「お客さまを飽きさせないように、こまめに売り場を変えています」と店長の白柳さん。
『くまざわ書店 大泉学園店』店舗詳細
取材・文・撮影=中島理菜(『散歩の達人』編集部)
『散歩の達人』2024年6月号より