『ブックファースト 練馬店』の全世代に対応する棚作り

レジ横には最旬の書籍をピックアップしている。
レジ横には最旬の書籍をピックアップしている。

店外にずらりと並ぶ雑誌類が目印。店は2階建てだが、2階に置かれる児童書を1階入り口付近にも置くなど、ファミリー層も気軽に通える工夫が施されている。

「小型店舗なので、地元の方々が何を求められているのか常に考えながら、厳選して棚作りをしています」と店長の林さん。その言葉のとおり、階段付近で展開される季節の書籍コーナーも見どころだ。

練馬駅西口から徒歩1分の好立地。
練馬駅西口から徒歩1分の好立地。

『ブックファースト 練馬店』店舗詳細

住所:東京都練馬区練馬1-5-10/営業時間:10:00~22:00/定休日:無/アクセス:私鉄・地下鉄練馬駅から徒歩2分

『八重洲ブックセンター 石神井公園店』は、地域の人に愛される書店

「石神井公園区民交流センター」1階に位置。
「石神井公園区民交流センター」1階に位置。

2024年2月に店舗の一部を改築し、入り口付近の話題書コーナーを拡充。店舗で人気の高い書籍がずらりと並んでいるので、訪れた際には要チェック。文具も豊富に取り揃えており、なかでも季節のカードの多様さには圧巻!

「スタッフに会いに訪れるお客さまも多いです」と店長の佐々木さん。地元密着型書店ならではの温かさも特徴だ。

この棚を見れば、今何を読むべきか分かる。
この棚を見れば、今何を読むべきか分かる。

『八重洲ブックセンター 石神井公園店』店舗詳細

住所:東京都練馬区石神井町2-14-1 ピアレス1F/営業時間:10:00~21:30(日・祝は~21:00)/定休日:無/アクセス:西武鉄道池袋線石神井公園駅から徒歩2分

『ジュンク堂書店 大泉学園店』地元ならではのニーズに応える

『グランエミオ大泉学園』3階に位置。
『グランエミオ大泉学園』3階に位置。

“漫画の街”大泉学園らしく、「小説だけでなく、コミック好きなお客さまも多い印象です」と店長の久保さん。そのニーズに応えるべく2022年には漫画コーナーを拡充、種類豊富な品揃えに目を見張る。

さらに児童書は、小さな子供でも手に取りやすいよう低層の棚に積まれる。「お客さまファースト」な店構えが心強く、平日昼間でも客足が絶えない。

鳥山明追悼の棚。この街の特性がよく現れている。
鳥山明追悼の棚。この街の特性がよく現れている。

『ジュンク堂書店 大泉学園店』店舗詳細

住所:東京都練馬区東大泉1-28-1 グランエミオ大泉学園3F/営業時間:10:00~22:00/定休日:無/アクセス:西武鉄道池袋線大泉学園駅から徒歩1分

『くまざわ書店 大泉学園店』は、感度の高い品揃えが楽しい

手書きPOPの愛らしさ。
手書きPOPの愛らしさ。

「知的好奇心を刺激するコーナー作り」をモットーに、新刊だけでなく時流に合わせた書籍も目立つところに並べる。こだわりを持って作られた棚のなかでも新聞書評コーナーが特に人気で、毎週、書評欄で紹介のあった書籍が手書きのPOPとともに紹介される。「お客さまを飽きさせないように、こまめに売り場を変えています」と店長の白柳さん。

『ゆめりあフェンテ』4階に位置。広々とした明るい店内。
『ゆめりあフェンテ』4階に位置。広々とした明るい店内。

『くまざわ書店 大泉学園店』店舗詳細

住所:東京都練馬区東大泉5-43-1 ゆめりあフェンテ4F/営業時間:10:00~22:00/定休日:無/アクセス:西武鉄道池袋線大泉学園駅から徒歩3分

取材・文・撮影=中島理菜(『散歩の達人』編集部)
『散歩の達人』2024年6月号より

全国に店舗展開する一大書店グループ、くまざわ書店。その歴史は明治時代中期、八王子の地ではじまった。100年超にわたって引き継がれてきた書店業について、代表取締役社長の熊沢真さんに、お話をうかがった。 ※MAPのデータは2023年10月時点のものです
西荻窪の駅前に店を構える『今野書店』の今野英治さん。青梅街道沿いに店を構える『本屋Title』の辻山良雄さん。ふたりの新刊書店店主に互いの店をじっくり見てもらい、お話を聞いた。
作品であり、道具であり、新しい世界への入り口でもある本は、贈りものにも最適。そんな視点で眺めるとより楽しめる、ギフトショッピングにぴったりの本屋さんがありました。