鉄道の記事一覧

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今和泉隆行(地理人)×能町みね子 小説「青森トラム」の空想地図をつくる。架空の都市に鉄道を敷く!
空想地図作家として活動する「地理人」こと今和泉隆行さんと、10月に発売された短編集『鉄道小説』(交通新聞社刊)にて、今より発展した架空の青森市を舞台にした小説「青森トラム」を発表した能町みね子さん。 小説「青森トラム」に描かれた青森市は、路面電車や地下鉄が走る、北日本随一の都市として発展しており、「芸術家が多い、自由人の街」である。 はたしてこの街に、鉄道はいかにして敷かれたのか? 全国各地の都市を歩きそれぞれの視点で街を見つめてきた二人が、前回に引き続き「青森トラム」の世界の空想地図づくりに挑む! 
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黎明期から力を合わせ歩んだ和田義盛。その力を恐れた北条義時の挑発で和田合戦が勃発す
源頼朝が亡くなった後、鎌倉で実質的に政治を仕切っていたのは北条時政であった。時政が執権となり、政治を動かすようになって以来、有力御家人であった梶原景時、比企能員、畠山重忠らが滅ぼされ、権力は一気に北条氏へと集まった。ところが元久2年(1205)閏7月、江間義時が父の時政を伊豆に追放し、北条家を継承する。義時が北条姓を使いだしたのは、これ以後であった。これにより義時が北条家の正当な後継者だということを、内外にアピールしたのである。義時が権力を継承した後、北条氏に目をつけられた有力御家人が、大河ドラマ内では“癒し系”の武将として描かれている、和田義盛であった。義盛は頼朝の挙兵以来、ほとんどの戦いに参加し、多大な功績を挙げている。彼はなぜ義時に狙われてしまったのか。その背景を考えつつ、義盛ゆかりの地を辿ってみたい。
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銚子電鉄、路線存続への迷走譚~絶対にあきらめない魂の叫び!~
房総半島の先端を走る小さな路線には、とかくエピソードが多い。常に赤字と闘い、ぬれ煎餅など鉄道以外の自社製品でやりくりしている。鉄道部・運輸課長の鈴木一成さんに、その試行錯誤の日々を聞いた。
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まだ見ぬ宝物は見つかるか?わざわざ行きたいマイナー駅
ターミナル駅では1日数十万人が乗降する東京。一方で利用客が極端に少ない“マイナー駅”も存在する。そこにはいったい何があるのだろう?普段はわざわざ降りぬ3つの駅を探索してみた!
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【さんぽの壺 拡大版】山手線をぐるぐる観察&考察 素通りされがちな駅前オブジェ考
風景の一部と化し、行き交う人の多くが気にも留めない駅前のオブジェ。山手線の駅前で、その哀しき実態をしげしげと眺めつつ思いをはせてみる。
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東急多摩川線で感じる温故知新~東京23区ローカル線さんぽ~
わずか7駅の沿線には、大地に眠る古墳からにぎやかな商店街、ユニークな造形物など、新旧ごった煮の風景と出合うことができる。一駅ずつゆっくり時間をかけて、界隈の風情を味わおう。
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京成金町線に吹き込む新しい風~東京23区ローカル線さんぽ~
葛飾区内の京成高砂、柴又、京成金町の全3駅を行き来する単線・4両編成の金町線。いつ来ても変わらぬ観光地、渋い下町の住宅地なんて印象の沿線だけど、ちらほらと新しい刺激とも出合えます。
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【静態保存】“もう走らない車両”を追いかけて。時間という名の見えないレールをさかのぼる
いつも通り過ぎる公園に、古い車両が眠っている。ただの無機質な鉄の塊ではなくて、昔どこかで誰かを乗せて走っていた。当時の様子を思い浮かべながら、古い車両を巡ってみよう。
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小湊鐵道を推したくなる理由~知れば知るほど愛おしい、鉄道会社の日常~
千葉県は内房の五井駅から房総半島の真ん中・上総中野駅まで39.1㎞、18駅を結ぶ小湊鐵道。2021年度はコロナ禍に加え水害の影響で3年前より3割強の減収だったとか。だが、それでもめげない里山ローカル線は今日もガッツでエンジン音を響かせ走る。
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ホラー作家・澤村伊智が「鉄道」をテーマに物語を書いたら……。「鉄道」と「怖い話」の素敵な出会い
日常を当たり前に走る鉄道をテーマにホラー作家・澤村伊智さんが描いたのは、誰もが心当たる “あるある” だった——。 2022年10月6日に発売された『鉄道小説』は、“人と鉄道の記憶”についての物語を5人の作家が描くアンソロジー。作風の異なる5人が同じ本に乗り合わせるという、鉄道開業150年にふさわしい一冊だ。 カラフルな表紙をめくって3番目、ちょうど真ん中に載(乗)っているのが澤村伊智さん。物語のタイトルは「行かなかった遊園地と非心霊写真」だ。 今回は、作品のバックボーンについてお話をうかがった。 
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東武大師線は“おやつ電車”なのだ!~東京23区ローカル線さんぽ~
西新井大師名物といえば草だんご。他にもせんべい、あんこものなど、界隈はおやつの名店が軒並み揃う。草だんご列車と呼ばれる単線ワンマンの大師線に乗って、甘~いさんぽタイムを楽しもう。
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ほぼ道路と遊歩道となった11.6kmの廃線跡を辿る。旧・日中線の遺構をめぐる~後編~
前編に引き続き、福島県喜多方市の日中線の跡を辿ります。2020年8月26日の撮影がメインで、秋の写真は2016年12月13日の訪問です。熱塩駅を去る前に、構内はずれでぽつんと立つ一対の踏切警報機の脇へ立ちました。警報器は錆び付き、遮断棒はとうになく、蔦も絡まって使用中止の板が掲げられています。昭和59(1984)年の廃止からずっとこのままであったのでしょう。
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日本鉄道写真作家協会の鉄道150年記念写真展『鉄道遺産』は見どころいっぱい! 品川『キヤノンオープンギャラリー』で10月28日まで開催中
1872年の10月14日、日本の鉄道が新橋~横浜間に産声を上げた日から150年となる今年、鉄道写真作家協会(JRPS)の写真展『鉄道遺産 今、そして未来へ』が2022年10月28日まで品川のキヤノンオープンギャラリー1・2で開催中だ。総勢30名のプロ鉄道カメラマンの手になる約80点の鉄道写真が展示されていると聞いて早速訪ねてみた。
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短編集『鉄道小説』ってどんな本? 担当編集が語る作品の魅力と本に込めた思い
「鉄道開業150年 交通新聞社 鉄道文芸プロジェクト」の一環として制作した全編書き下ろしのアンソロジー『鉄道小説』が10月6日、ついに発売! 編集をしながらいち早く5つの作品を読んできた事務局メンバーが、この本について、各作品について、“少しだけ”ご紹介します! 
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欧風の駅舎と保存車両が出迎える終着駅の跡、熱塩駅。旧・日中線の遺構をめぐる~前編~
福島県喜多方市。玄関駅の磐越西線喜多方駅には、昭和59(1984)年まで日中線というローカル線が分岐していました。日中線は喜多方〜熱塩間11.6kmの短い路線で、沿線の足や鉱山の輸送に活躍しましたが、当初6往復あった列車も、昭和40年代には既に朝夕3往復のみの運転というものでした。そのため、鉄道ファンからは「日中に走らない日中線」と言われました。
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天浜線で出合う現役の鉄道遺産
静岡県西部の掛川(かけがわ)駅と新所原(しんじょはら)駅を結ぶ天竜浜名湖鉄道。「天浜線」の愛称で広く親しまれる地域の足だ。一方、沿線の風情に惹かれ、足を運ぶ旅行者の姿も。魅力の一端を探るべく、拠点の天竜二俣(てんりゅうふたまた)駅を訪れた。
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【週末民話研究】横浜市営地下鉄踊場駅に伝わる「猫の踊場」
横浜市営地下鉄ブルーラインには「踊場」という駅があります。「関東の駅百選」にも認定されている踊場駅。この駅名は「夜な夜な猫たちが手ぬぐいをかぶって踊っていた場所」というなんとも可愛らしい民話が由来になっていて、現在の踊場駅の構内外には猫モチーフのモニュメントがそこかしこに見られるそうです。駅近くには猫の霊を供養する「寒念仏供養塔」も存在していると聞き、実際に訪れてみることにしました。
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鉄道開業150年の節目に短編集『鉄道小説』発売。乗代雄介氏、温又柔氏、澤村伊智氏、滝口悠生氏、能町みね子氏が“人と鉄道の記憶”を描く
2022年10月14日は、1872年に新橋~横浜間に日本初の鉄道が開業してから150年。『JR時刻表』『旅の手帖』『散歩の達人』『鉄道ダイヤ情報』などの月刊誌・鉄道関連書籍・新書・児童書などの出版のほか、Webメディア『トレたび』『さんたつby散歩の達人』を運営する交通新聞社では、この節目の年に、鉄道×文芸による多彩な企画で旅や鉄道の新たな魅力を開拓する「鉄道開業150年 交通新聞社 鉄道文芸プロジェクト」、通称「鉄文(てつぶん)」を展開している。このプロジェクトの一環として10月6日、『鉄道小説』と題した全編書き下ろしの短編集が発売される。個人史と鉄道のさまざまな風景が交差する、“人と鉄道の記憶”についての物語を5人の作家が執筆。長い歴史のレールの先につづく、あたらしい「鉄道小説」だ。
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AKB48と歩く東武亀戸線~人気アイドルが見つけ出す沿線の魅力~
テレ東の人気番組『AKB48、最近聞いたかも?』とのコラボで実現した本企画。アイドル目線で都内屈指のローカル路線を歩くと、どんな化学反応が起きるのか。AKB48の大盛真歩さん、佐藤美波さん、倉野尾成美さん、小栗有以さんの4人とわいわいしながら、歩き回りました。
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吉川正洋、箱根登山鉄道でリフレッシュ!
2歳(!)で電車にハマって以来、箱根登山鉄道には何度も乗っているという吉川さん。日頃の疲れを洗い流すには、お気に入りの路線を巡るのがいい。のんびり日帰り旅、出発進行!
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