シャングリラ・モティ 宇都宮店
インド料理の真髄を味わう

ランチは、サラダ、ヨーグルト付き。米や豆を石臼で碾いて発酵させ生地を薄くのばしてを焼いたドーサは直径約45㎝もあり、サラダやヨーグルトとも合う。写真の“本日のカレー”は、甘めのバターチキン。メニューには唐辛子の絵で辛さ表記している。
マンション1階をピンク色の外壁が覆い、ひときわ目立つ店構え。南インド、北インド料理専門店で、医食同源の思想に基づいた本場インドの薬膳料理を提供する。カリーだけでも20種類以上がメニューに並び、中でもおすすめはドーサランチ1628円。米を主食とする南インド料理を代表する一品だ。本日のカリー1種類、6種類あるドーサから好みを選ぶ。大きなドーサは満足度も高い。
カレーの店 コロンビア
キーマカレーの味の変化を楽しむ
「元来、ひき肉料理が好きで、また、スパイスの魅力にはまったこともあり、オリジナルスパイスカレーの店をオープンするにいたりました」と話す店長の丸山さん。中辛の0番から辛口の3番、激辛の10番など辛さの段階を選べ、トッピングの組み合わせも自由だ。イチオシのトマトキーマ950円は、プチトマトと生卵を組み合わせた一皿。彩りも鮮やかな一皿は、見るだけでも食欲をそそる。
カレーショップ フジ
具の旨味が凝縮した、昔ながらのカレー
1965年創業で、世代を超えて訪れるファンも多い。この日も毎日のように訪れるという常連客がおいしそうにカレーを頬張っていた。店主の大橋好守さんは、かつて東京の洋食店で修業した経験もあり、メニューのトッピングには、ハンバーグやエビフライなどが並ぶ。写真のカレーオリエンタルは、ポークピカタを卵で包み、カレーをかけたもの。見た目以上に食べごたえのある一皿となっている。
取材・文=千葉香苗(アド・グリーン) 撮影=岩堀和彦
『散歩の達人』2020年9月号より