大特集「千歳烏山・仙川・調布」
おはよう、春が似合う町
この沿線には、春のイメージが付きまとう。
都心や大学へのアクセスは良好、落ち着いた住環境が整っていて、毎年この時季に新生活を始める人も多いエリアだ。駅前は再開発が進み、買い物する場所にも事欠かない。しかし、利便性と表裏一体の画一化の波が押し寄せているのも事実で、町の色をどんどん覆い隠しているようにも感じられる。
そんな今こそ、あらためて自分の足で周辺を歩いてみてほしい。すると、商店街に残る老舗、文化人が暮らした薫り、農村を偲ばせるのんびりとした空気感、団地を駆け回る子供たちの姿など、パッチワークのように広がる本来の景色に出合うはず。そしてその中では、新しい色が地面から少しずつ顔を出し、空に向かって伸びている。
やっぱり、この沿線には春がよく似合うのだ。
コンテンツ
・【沿線さんぽ PART1】千歳烏山・芦花公園
・創意あふれる旬のちとからグルメ
・世田谷文学館で、「文学」を体験する
・シミズヤ 驚異の売り場7選
・【沿線さんぽ PART2】仙川・つつじヶ丘
・愛情たっぷりメシ、いただきます!
・仙川地図研究所が描く「本当」の仙川
・【沿線さんぽPART3】 調布・布田・国領
・調布駅周辺で 異国情緒あふれるランチタイム
・鬼太郎の生まれた「下石原」をゆく
・大人も欲しいゲゲゲのグッズ
・山本直樹、仙川での40年
・手仕事の光る街
・団地で共に育むということ
・【沿線さんぽPART4】散歩の醍醐味は柴崎にあった!
・世界観ごと堪能したいカフェ
・こだわりパンは職人による芸術なのだ
・魅惑のクラシカルケーキをめしあがれ
・丸いお菓子に秘めたる“夢”
・意外と知らない、マヨネーズのひみつ。
・調布に来たならうどんでしょ!
・夫婦二人三脚だからできる一杯がある。
・心地よい時が流れる酒場へ
・暮らしに根差す街の本屋さん
・1世紀を超えて、街と共に生きる店
・芦花公園~調布沿線MAP
特集 間借りですがなにか
細工は流々、仕上げはいかに?
じわじわ浸透しつつある「間借り」という業態。既存の店舗の、特定の時間帯や曜日を借りて店を営業することを指す。近年では飲食店にとどまらず、マジックバー、書店、花屋さんなど多彩な間借り店が急増中なのだ。間借りと聞くと、最初はどこか落ち着かない。けれども時間を過ごして言葉を交わすうち、すっかり居心地良くなってくる。今回は、経歴も目標も十人十色な気鋭の間借り店主にインタビュー。扉を開ければ、普段のお店とは違った別世界が待っている。
特別企画 新生活にちょい足しインテリア
新生活に合わせてインテリア探しに出かけませんか?実は都心から少し離れたところに、ウキウキするアイテムを揃えた店があるのです。癒やしの植物やビビッドな雑貨など、ちょい足しして部屋も気分も一新しよう!
連載
・フリーでファンタスティックなファンキー!公園 いすみ市・ポッポの丘
・味は忘れました。 吉田靖直 トリプルファイヤー 他人に声をかける勇気
・ほじくりストリートビュー 能町みね子 東京拘置所の周辺の道
・トーキョーアジアめし 室橋裕和 済州島×三河島
・転んでも、笑いたい 尾崎ムギ子 雑念恐怖症
・さんぽの壺 オギリマサホ かわいいカップ酒をお土産にする
・徒然リトルジャーニー 小川町[埼玉県]
・COLLECTOR’S COLLECTION 小里誠「抜け感のある風景」
・絶頂チェーン店 六道輪廻 村瀬秀信 ポコ ア ポコ
・失われた東京を求めて 樋口毅宏 80年代の恋愛事情は『遠雷』『なんとなく、クリスタル』『想い出づくり。』、3本の名作でわかる
情報
・散達ネタ帖 原宿に新商業施設『ハラカド』が4月17日開業!
・千歳烏山・仙川・調布についてさんサポに聞いてみた
・宿場町と江戸料理のおいしい関係
・祭り&イベントinformation
・今月のおさんぽナビ
・今月のサンポマスター本
・読者プレゼント
・首都圏路線図