チーム東
弁当作り歴は15年で近隣在住カメラマン・山出、最寄り商店街が砂町銀座のライター・下里、お隣の江戸川っ子で砂町銀座にもよく来る編集・吉岡、みな都営新宿線沿線住民なり!

激安だけでないひとひねり

チーム東の舞台は江東区の砂町銀座商店街。東西670mに約180もの店舗があるといわれ、総菜を扱う店はざっと目視で30店以上。元気で安くて頼もしい商店街だ。だからこそ悩むのがお弁当のテーマ。“激安”とか“ボリューム”は当たり前。ここはさらにひとひねりほしい。

「“中華風”はどうですか? チマキを主食にしたりして」と編集・吉岡。気になるものをチェックしたら中華総菜が目についたという。

竹皮の中は餅米で作った鶏肉チマキ!
竹皮の中は餅米で作った鶏肉チマキ!
特製肉シューマイは肉々しさがいい
特製肉シューマイは肉々しさがいい

「ここでも中華か!」と苦笑する山出氏(町中華の連載を長らく担当中)も、「まあ意外性はあるかも」とうなずく。確かに砂町銀座は中華の店が増え、最近すっかり定着しているし、商店街の今を表すにはアリかもしれない。そんな目線で改めて巡ると、本場の店以外にも、肉屋に揚げ物屋、おでん種屋などあちこちで中華風おかずを発見。これはいける! と総菜をセレクトし、無事完成。

これが完成品!

【A】パンダ

甘さもあんこの量も控えめなあんまんをデザートに。3個入り300円。

【B】鶏肉チマキ

本場の醤油で味付けをした鶏肉がゴロゴロ入ってる!1個100円。

【C】エビシューマイ

上にはエビ、中はエビ油入りの豚肉で食感ぷりぷり!1個65円。

【D】特製肉シューマイ

小籠包も思わせる豚肉のジューシーさ! 上にはクコの実。1個60円。

【E】中華揚

野菜たっぷり6種類のピリ辛味。1枚を2等分してイン!1枚90円。

【F】麻婆ナス

甘め仕上げの食べやすい味。ニンジンや玉ネギも絡む。1パック172円。

【G】肉野菜炒め

豚肉入りの塩炒め。八宝菜っぽいとろみで、後味サッパリ。1パック172円。

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はじめは炭水化物祭りになるかと恐れたが、意外と野菜が多く、味わいもなかなか豊かに仕上がった。でも他チームの出来栄えも見事だな~。

「北チームはハス揚げがいいアクセントだねえ」と目を見張る山出氏。編集・吉岡も「南チームののりたまサンドは名前も絶妙。思い切りかぶりつきたい!」と興奮気味。

ちなみにかかった金額は計715円(弁当使用分を算出)ほど。きっと安さでは負けてないはず、フフフ。わざわざ中華街に行かなくても、おらが商店街で中華風総菜を探す楽しみ、組み合わせる楽しみを知ることができて、大満足(腹)!

ここで買いました

【A】【B】味好美

【C】【D】上海肉まん

【E】増英蒲鉾店

【F】【G】みどりのおかず

取材・文=下里康子 撮影=山出高士
『散歩の達人』2020年6月号より