高田馬場の記事一覧

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第5話「明け方のメロディ」~中編~/小説連載『景色は風のなか』13
結局、口実だった余興についてはほとんど話さず、後日メッセージで詳細を固めようということになって解散した。米沢さんを見送ったあと、柳本とぼくは顔を見合わせると、学生のころよく通った安居酒屋へ入って飲み直した。かつては金がなくて卓上の調味料までつまみにしたものだが、もう大人なのでちゃんと串の盛り合わせをふたりぶん注文した。
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第5話「明け方のメロディ」~前編~/小説連載『景色は風のなか』12
ぼくの心はとっくに折れていた。東京へ出向になって一年弱。最初はどうせすぐ慣れると高をくくっていた仕事はいまだに全然こなせていないし、教育係を兼ねている上司にはどうやら嫌われている。はなから終えられるわけがない量の仕事を振られているので毎日遅くまで残業、とはいえぼくだけが理不尽な目に遭っているのかというとそういうわけでもなく、他の同僚たちもパンク寸前でみんな目が死んでいる。完全に人手不足だ。そんな状態の部署にのこのこやってきた仕事のできない出向者がぼく、というわけで、まあ疎まれる理由ははっきりしている。許せはしないが。
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【東京レトロゲームさんぽ】ゲームセンターからゲームショップ、コンセプトバーまで
「レトロゲーム」、略称「レゲー」。今や国民のほとんどと言える世代がゲームで遊ぶ時代になっており、「レトロ」の定義は難しいが、おおまかに言って「発売から10~20年以上が経過しているゲーム」というのが定義の一つの傾向である。それらは、青春時代や同好の仲間との思い出と共にあるため、自然とレゲーは人の心に残りやすい。レゲーの音楽が耳に入ったり、キャラクタービジュアルが目に入った時、心に何かが刺さるのを感じたことはないだろうか。ということは、今や若い世代も含めて「全てのゲーム経験者に心のレトロゲームがある」 という時代になっていると言えるのでは。そんな、誰の心にも生きるレゲー。ただそれに触れるだけなら、オンラインでダウンロード販売から買えるものも多数ありはするのだが、実は版権問題や、需要の大小などの難しさもあり、今ネットでプレイできるのは歴史のごくごく一部。その全てに触れるには、やはり足を動かして人のいるところに行かなければならないのだ。というわけで、そんな魅力あふれるレゲーに「ゲームセンター」「ゲームショップ」「コンセプトバー」の3つの面からアクセスしてみよう。
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あの頃みたいに「馬場歩き」~アンゴラ村長が高田馬場・早稲田で街と“私”の変化をたどる~
こんにちは。にゃんこスターのアンゴラ村長です。皆さんは、毎日のように通っていた道ってありますか?学校までの通学路だとか、昔住んでいた街の駅までの最短ルートだとか。え……! 今、自分で打った「道」って文字を見て連想したんですけど、人の体にも「食道」ってありますね! 私たちは普段「道」を歩いているだけでなく、時にご飯の「道」となって歩かせたりもしていたんですね……!
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早餐店(ザオツァンディエン)がやってきた!~地味な実力派が東京のモーニングを変える?~
早餐店とは、朝6時〜14時くらいで朝食・ブランチ向け軽食を供する台湾式朝食店のこと。街中にあり、ご近所の憩いの場にもなっている。蛋餅(ダンピン=台湾クレープ)におにぎり、パン類も定番。その早餐店が営業時間だけ延ばして日本で微増中だ。台湾の食は、夜向き→昼向き→朝食と時間軸をさかのぼり、確実に東京にも浸透しつつある。
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第1話「光の日々を」~後編~/小説連載『景色は風のなか』②
ピアノは母が習わせてくれていた。父のところへ引き取られてしばらくしてから、それを知った父が近所のピアノ教室を探してくれたが、私は練習しているときに母が隣で一緒に弾いてくれるのが好きだったので、新しい教室ではさぼりがちになってあまり上達しなかった。最後に弾いたのは六年生のクラスの合唱コンクールで、クラスに私しかピアノを弾ける人がいなかったので仕方なく引き受けた。他のクラスの伴奏担当はもっと上手なのを知っていたから本番ではよけい緊張して、簡単なはずの場所でなんども間違えた。
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第1話「光の日々を」~前編~/小説連載『景色は風のなか』①
駅を出た途端、黄色い「学生ローン」の看板がでかでかと並び立っているのが目に入り、足が思わずすくんだ。あんなに目立つところにあるってことは、在学中、お世話になる人も多いんだろうか。おろしたてのスーツが肩の辺りでごわつくのが急に気になりだしたけれど、信号は既に青になっていて、雑踏に押されるようにそのまま歩き続けるしかなかった。
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超激戦区のさかえ通りの『麺達 うま家 高田馬場店』はマイルド豚骨醤油ラーメンで勝負!
JR高田馬場駅直近のさかえ通りは、飲食店激戦区の高田馬場の中でも超激戦区。そんな中で2011年の開店以来、不動の人気を保つのが『麺達 うま家 高田馬場店』。マイルドな豚骨醤油ラーメンを求めていつも満席や行列ができている。ならば見逃せないので、人気のラーメンを食べに行った。
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滋賀県発のラーメンを堪能する西早稲田『近江熟成醤油ラーメン 十二分屋 早稲田店』
『近江熟成醤油ラーメン 十二分屋(じゅうにぶんや)』は、滋賀県から進出のラーメン店。早稲田通り沿いにあり、東京初出店となる。滋賀県彦根市の水谷醤油醸造場の本醸造醬油「生地なり」を使ったラーメンが看板メニュー。ハマグリを中心とした魚介系だしのスープはキレのある1杯で、老若男女問わず評判を呼んでいる。
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黄金色のすっきりスープとちぢれ細麺の絶品ラーメン!炙りチャーシューが香ばしい西早稲田『麺屋 宗』
鶏から抽出した黄金色のスープに細いちぢれ麺。さらりとしたビジュアルが美しく、あっさり系ラーメンのお手本のような一杯。それが看板メニューの「金色塩らぁめん」だ。丁寧に取ったスープや麺へのこだわりはもちろんだが、旨さの決めては2種類の塩。オーダーが入ってから炭火で炙るチャーシューが香ばしく、スープとの相性が絶品。ラーメン激戦区・高田馬場で2007年に開店して以来、ラーメンイベントで数々の受賞歴を持つこの店をレポートしよう。
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モチモチの中太平打ち麺に、渾身の自家製鶏油が絡む!高田馬場『廻麺 鶏千』は週替りの限定ラーメンも楽しみ
平打ち麺が自家製の鶏油(チーユ)でツヤツヤと輝く、鶏油汁無し醤油がこの店の看板メニュー。油そばなのにあっさりとした軽さが人気で、残ったチャーシューや鶏そぼろを追い飯で楽しむのも◎。常に2種用意される限定メニューはなかなかに意外性があり、常連たちをまったく飽きさせることがない。アイデア満載、味覚センス抜群の店主が作る味を確かめに行こう。
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高田馬場で20年以上続くラーメン店『麺友 一誠』 店主の地元・徳之島の味、トロトロの皮付きちゃーしゅーがたまらない!
JR高田馬場駅前を通る早稲田通りから少し入った場所にある『麺友 一誠』。2002年創業で、味はもとより庶民的な雰囲気と値段が長く人気を保つ秘訣。店主の故郷・徳之島の味を取り込んだラーメンは多くの人の心を摑んでいる。
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彩りも美しい極上の鶏白湯ラーメン!西早稲田『鶏白湯麺 蔭山 高田馬場店』。激戦区の中でも個性が光る一杯に舌鼓!
馬場口交差点周辺には人気ラーメン店が集結している。白い外観が目を引く『鶏白湯麺 蔭山 高田馬場店』もその一つ。フカヒレ料理専門店の『蔭山樓』が手がけるラーメン専門店の1号店で、2011年のオープン以来、鶏白湯ラーメンが多くの人を魅了している。
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【閉店】大阪の人気店が激戦区に進出!『ふく流らーめん 轍 東京高田馬場本店』。個性的な白湯ラーメンとまぜそばが人気
大阪で人気の『ふく流らーめん 轍』の東京初進出店。高田馬場駅から徒歩4分と至近で、周囲には名店がひしめき合っている地に、2021年7月に開店。地鶏をベースに旨みを抽出した白湯ラーメンやラーメン好きの心をわしづかみにするジャンキーなまぜそばが評判で、早くも人気店の仲間入りをしている。
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濃厚かつマイルドな極上鶏白湯ラーメン! 西早稲田『鶏白湯専門らーめん 我羅奢』トッピングも秀逸だ。
早稲田通りと明治通りが交差する馬場口交差点周辺には、数々のラーメン店が点在している。そんな激戦区で10年以上にわたって営業を続ける『鶏白湯専門らーめん 我羅奢』では極上の鶏白湯ラーメンを堪能できると評判だ。
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西早稲田の超人気ラーメン店『渡なべ』は、無化調濃厚豚骨魚介系の先駆け的存在!
ラーメンフリークとして知られ、全国各地のラーメン店を8000店以上を食べ歩いたという渡辺樹庵さん。2002年オープンの『渡なべ』を含め、都内4店舗を経営しながらプロデュース業を行っている。第1号店『渡なべ』を訪ね、ラーメン作りにかける思いを聞いた。
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2種類の小麦を使い分け、風味と食感の違いを楽しむラーメン『デイトセイ 高田馬場店』
2022年3月に飲食店が立ち並ぶさかえ通り商店街にオープン。スッキリとおしゃれな書体で店名が描かれた白い看板は、ラーメン店らしからぬ印象で、どんなラーメンが食べられるのか気になる。
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最高級黒毛和牛のラーメン!?高田馬場の『道玄』のローストビーフラーメン
高田馬場の路地裏にあり、贅沢にも黒毛和牛を使ったトッピングが名物のラーメン店。ちょっと値は張るが、スープや麺などに国内から厳選した素材を使い、無化調で仕上げることで素材の良さを最大限に活かした納得の1杯だ。食後に待つオリジナルスイーツも好評だ。
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高田馬場の『つけ麺屋 ひまわり』ガッツリ肉三昧のつけ麺でお腹を満たす!
飲食店がひしめき合うさかえ通りにあり、2022年に創業17年目を迎える。午後の遅い時間帯でも学生らしき若い客がひっきりなしに足を運ぶ人気店だ。看板メニューは魚介系豚骨つけ麺。並、中、大盛りと選べる麺の量と、10段階ある辛さが選べるのも特徴だ。激戦区にあって長い人気を保つ秘訣はどこにあるのか、実食に向かった。
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アッツアツの真っ黒スープが伝統の『末廣ラーメン本舗 高田馬場分店』。黒いヤキメシも必食!
京都の名店で教わり、秋田で完成させた先代社長の味を守る老舗ラーメン店。真っ黒なスープと薄切りのチャーシュー、コシのある中太麺は特大でも追加料金ナシというサービスがうれしい。食べ放題のネギを好きなだけのせて食べるのがオススメだ。ラーメンと同様に真っ黒なヤキメシも必ずオーダーしたい。香ばしくパラパラで、これを目当てに訪れるファンも多い逸品だ。トッピングには卵の黄身を忘れずに!
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