西新井駅から、大師線に一駅乗ります。
入ってきた黄色い電車。
大師前まで一駅だけを走る電車です。
なんて可愛い色なんでしょう。
西新井大師は、大師駅のすぐ近くなので、参道は短めです。
名物の草だんごなどを売る和菓子店は、きれいなビルになっているものが多く。
カフェになっているお店もありました。
そうかと思えば、今川焼で有名な「かどや」の貫禄の店構え。
店内では、食事も出しています。
今川焼を2個買うと、店内で食べられるらしいのですが、残念ながら今回は一つだけ買いました。
ちょっと種がふわとして、ほどよい甘さ。
参道には、他にも昔ながらのお店が元気に営業中。
お店の前で一杯飲める酒屋や、大きいサイズの服も売っている雑貨屋さんなど、気になるお店ばかり。
まだ桜の花も残っていました。
上の写真の正面が本堂です。
本堂の中に入って中を見ていると、突然始まる若い僧侶の方のアナウンス。
靴は遠くに脱いであり、あっという間に何かが始まってしまいました。
次々と入ってくる僧侶のみなさん。
周りの椅子には何組かの人たちが、何かを待っている。
ここは観念して参加しよう・・・
お祈りの途中で、燃え上がる火。
人の身長よりはるかに高く燃え上がり、息を呑んで見つめる。
だんだん静かになっていき、僧侶のみなさんが出て行ったあと、順番に名が呼ばれ、何人かの人が何かを受け取っていました。
これは「お護摩の時間」というものだったのです。
「護摩木と呼ばれる薪に火を燃やして、ご本尊十一面観世音様・弘法大師様に祈ります。このお護摩の火によって皆様の悪い心(煩悩)を燃やし清らかな心になり、色々なお願い事が叶えられるのです。」とお寺のページに書いてありました。
炊かれている火は神秘的で、隅っこで見ているだけれで、清らかになったようでした。
そして、やっと牡丹園に。
牡丹園はいくつかあって、いろいろな種類のものが植えられていました。
ちょっと見ごろには早いけれど、青空の下でよい牡丹日和。
牡丹って強そうな名前が多いんですね。
「昭和の夢」とか黒々と書かれた立派な看板に書かれた文字が面白かったです。
投稿している今は、西新井大師の牡丹は盛りを過ぎて、藤の花が咲いているようです。