荒川区
吉村昭記念文学館では、吉村昭の歴史小説「雪の花」(昭和63年新潮文庫刊)を原作とする映画、「雪の花 -ともに在りて-」の公開を記念して、映画公開記念特集展示「雪の花 -ともに在りて- 展」を開催しています。
本展は、吉村昭の自筆原稿等の収蔵資料を中心に、小泉堯史監督より寄贈の台本をはじめ、主演の松坂桃李さんや芳根京子さん、役所広司さんが実際に撮影で着用した衣裳を展示します。そのほか、撮影で使用された小道具、スチール、衣裳デザイン画のほか、黒澤明監督作品「赤ひげ」(昭和40年)の小道具で、本作にも使用された薬研(やげん)を展示しています。
小説『雪の花』では、江戸時代末期、福井藩の町医者である笠原良策が、未曾有の疫病である疱瘡(天然痘)から人々を救うため、私財を投げ打ち、困難を乗り越え、種痘(予防接種)の普及に尽力した姿が描かれています。本展の展示資料を通して、笠原良策の強靭な精神力と絶対に諦めない強い信念を感じていただければ幸いです。
【期間】 1月25日(土曜)~3月16日(日曜)
※開館時間 9時~20時30分 ※休館日 2月7日(金曜)、2月20日(木曜)
【会場】 ゆいの森あらかわ3階 企画展示室(荒川区荒川2-50-1)
【入館料】 無料
【主な展示】
・自筆原稿「めっちゃ医者 伝」*
・種痘に関する自筆メモ*
・「雪の花」に関する自筆メモ*
・村上豊挿画「雪の花」(津村節子氏蔵)
・執筆時参考文献*
・映画「雪の花―ともに在りて―」台本
・劇場版パンフレット「蜩ノ記」「峠―最後のサムライー」など
*は津村節子氏寄託資料
【2月2日 映画「雪の花 -ともに在りて-」小泉堯史監督を招いたトークイベント】
2月2日、ゆいの森あらかわにおいて、標記のイベントを開催予定。定員の2倍以上の応募があり、吉村昭記念文学館友の会の会員はもちろん、一般の方からも多くの問い合わせをいただきました。
荒川区から小泉監督に直接手紙を送り、手紙を見た小泉監督がお忍びで文学館に訪れ、その際、ぜひ荒川区で監督にトークイベントをやってもらいたい、と熱烈オファーしたことで本イベントが実現しました。1月25日からの特集展示への機運がさらに高まっています。
【おしどり文学館協定について】
平成29年11月5日に、吉村昭記念文学館と福井県ふるさと文学館は「おしどり文学館協定」を締結しました。この協定は、吉村昭と福井県出身の作家、津村節子氏の「おしどり夫婦」になぞらえて締結したものです。今回の展示では、福井とゆかりのある作品や福井県の撮影ロケ地も紹介しています。
会場入口
展示の様子
撮影で着用した衣裳を鑑賞する様子
吉村昭の自筆原稿を鑑賞する様子
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