ジャズの記事一覧

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【日本ジャズ地図No.8/EONTA】列島のへそ・松本で、現在形のジャズに全身で浴する
黒々とそびえる勇ましき松本城の下、漆黒のファサードに白字のタイポグラフィーで店名を告げる名ジャズ喫茶。1974年、マスターの小林和樹さんが「ジャズが聴ける店を松本に」と、細々と始めた店だが、78年から90年代まで、ジャズ喫茶経営の傍ら、多くの海外ミュージシャンを松本に招聘してコンサートを実現。松本を東京に引けを取らない世界のジャズメンが訪れる街に押し上げた存在である。
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【日本ジャズ地図No.7/Paragon】40年以上続く、サステナブルなジャズ空間
鹿児島県の西部、東シナ海の大海原に面した串木野で1976年に創業。電子工学専攻の大学時代、アンプへの興味からジャズに惹かれていったという店主の須納瀬(すのせ)和久さん。
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【日本ジャズ地図No.6/OCTET】男が男に惚れる! 一人のジャズマンを愛した主の温もり
山形駅前のメインストリートからすぐの好立地の店。創業は1971年。「表通りにあった十字屋山形店と同じ年だけど、あちらは去年閉業しちゃった」と歳月を振り返るマスター相澤榮さん。店名は「設計者とか保証人になってくれた友達とか、当時の仲間が8人だったから」と笑みをこぼしながら教えてくれた。
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【日本ジャズ地図No.5/DEAR LORD】「ジャズ喫茶」を愛して止まない大阪の主婦が営む音空間
大阪市鶴見区にあるJR放出駅からすぐ、雑居ビル4階でアットホームなジャズ喫茶を営むのは、主婦然として優しげな酒井久代さん。無頼のジャズ喫茶好きという酒井さんが、ご主人から「やめとけ」と言われても実現させた念願の店だ。
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【日本ジャズ地図No.4/GOOD BAIT】圧倒的なレコード数! カフカの世界を思わせる、生粋の知立ジャズ空間
愛知県南部にあるクワガタの鋏を連想させる2つの半島。一方が知多半島で、その根元から少し内陸に位置するのが知立市だ。1974年から営業し、おそらく全国最多のレコードをもつこの店。マスターの神谷年幸さんが23歳で始めた頃は700枚だったのが、現在は4万枚。譲り受けたレコードも合わせるとさらに増えるそう。
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【日本ジャズ地図No.3/開運橋のジョニー】穐吉敏子に魅せられて45年の主が営む、和ジャズ専科のジャズ喫茶
日本のジャズ・レコードをかける専門店として全国的に有名なジャズ喫茶。店主・照井顯さんは1975年から陸前高田で「ジョニー」という名前で開店し、2001年より、盛岡の開運橋に店を構え直した。高校時代から当時陸前高田にあった金繁レコード店でジャズ・レコードに親しみ、67~74年まで市民会館を借りてレコード・コンサートを繰り広げたことが開店につながった。
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【日本ジャズ地図No.2/FIVE PENNIES】夕張の赤い煙突屋根の下、好きな事に徹して豊かな日常を送るマスターがいる
夕張唯一のジャズ喫茶の店主は、元夕張市役所職員の大崎雅志さん。ジャズとの出会いは、仙台の大学時代だ。カウント・ベイシー楽団を生で聴き、「その迫力に圧倒され、心地よく自然と体が同調する」瞬間を知って以来、ライブ通いとジャズ喫茶通いの日々。郷里・夕張に戻り、役所に勤めながらもそれは続き、札幌まで週2、3回は通ったほど。
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