アメリカでは定番のサンドイッチ『DIG IN SANDWICH』[茅ケ崎]
看板メニューのグリルドサンドイッチは、カリカリのパンに豚肉と野菜をギュッと挟んだもの。今回は一番人気のプルドポーク1242円を作ってもらった。じっくりと煮込んでホロホロになった状態の豚肉を細かく引き裂き、バルサミコ酢で香り付けした野菜に合わせている。熱々のうちに「Let’s DIG IN !」(さぁ、召し上がれ!)。
『DIG IN SANDWICH』店舗詳細
パンにも具材にも手を抜かない『シールズベーカリー』[辻堂]
店内には約100種類の総菜パンとサンドイッチなどが並び、「選ぶ楽しさ」を満喫できる店。迷った末に、玉子と野菜のミックスセットを注文した。小麦胚芽パンも黒ゴマを練り込んだパンもふわふわ。玉子にはディルというハーブ入りで、マヨネーズの味を引き立てている。ひと手間もふた手間もかけたサンドイッチだ。
『シールズベーカリー』店舗詳細
午前中には完売するサンドイッチ『パン ド ケイ』[辻堂]
サンドイッチ類は午前中に完売することが多いという地元の人気店。ずっしり重い日替わりサンド281円は、10種類の穀物が入った穀物食パンで具材をサンド。各層の味と食感の違いを楽しめる。カツサンド378円は柔らかく揚げたトンカツと、昔ながらの懐かしい味のソースが絶妙。野菜は旬の地モノを使用するのがこだわりだ。
『パン ド ケイ』店舗詳細
小麦や酵母がもつ自然の力を大切に『関次商店 パンの蔵 風土』[藤沢本町]
店主の岩田和憲さんが大切にしているのは、自分の生活の中にあるパンを共有すること。体にやさしいパンを求め、オーガニック小麦と自家製酵母に行き着いた。なかでも、風土カンパーニュは、小麦の香りと酸味もしっかりありながら、体にスーッとなじんでいく。軽い口あたりは、無駄をそぎ落したパンだからこそ。高い天井の梁(はり)や土壁など、歴史を感じる蔵の厳かな空間も一見の価値あり。
『関次商店 パンの蔵 風土』店舗詳細
湘南小麦のおいしさを伝えたい!『パンとチーズ fumoto』[大磯]
山のふもとに、自宅の一部を改装した厨房&販売スペースがある。パン作りは奥様の青沼昌子さん、旦那様の一彦さんが販売を担当。北海道の小麦に、石臼碾きの湘南小麦など地元の粉をブレンドし、食パンやバゲット、フォカッチャなどを作っている。「湘南小麦は、風味が全然違うんです」という昌子さんの言葉通り、どのパンも、口の中に広がる小麦の香りが力強くて、甘みが濃い!
『パンとチーズ fumoto』店舗詳細
取材・文=石原たきび、井島加恵 撮影=加藤熊三、高野尚人