話題のクレープ専門店
代々木上原駅、幡ヶ谷駅、笹塚駅、東北沢駅のちょうど中間あたりにある『ØC tokyo(オーシートーキョー)』。どの駅からも徒歩約10分ほどです。
2024年4月にオープンした、田井將貴シェフが監修しているクレープを味わえるお店。
お店の前の通りを挟んだ向かいは緑道になっていて、テラス席から緑を眺めながら過ごすこともできます。
店内もゆったりとしており、居心地よい空間でクレープを楽しめます。
オーダーを受けてから焼き上げるクレープ
固定式のクレープ焼き機のお店が多いですが、こちらでは大きなクレープパンで焼き上げるにゃー♪
まず寝かせた生地をクレープパンに広げます。
焼き色がついたら、すばやく返します。
内側になる反対の面は軽く焼くだけです。
再度返して、内側にたっぷりとバターを塗ります。全ての素材にこだわっていて、バターはニュージーランドのWestgoldのグラスフェッドバターを使用。
その上から喜界島(鹿児島県)のザラメをかけます。
もうこの時点で、おいしいのは間違いない。
いますぐ食べたい!と思うのをオトナなのでガマン(笑)。
クレープをたたんで完成です。
シンプルなシュガーバターのクレープ
シンプルなシュガーバターのクレープ。
終日楽しめるクレープメニューはこの1種類のみで、自信のほどがうかがえます。
2024年6月からは、平日のランチタイム(11:30〜14:00)のみ数量限定でオープンサンドのような、お食事クレープも登場。
クレープだけでなく、ドリンクにもこだわっていて、レモネードに使っているレモンは防腐剤、防カビ剤、ワックス、化学肥料など完全不使用、無農薬の国産レモン。
オーガニックのスパイス、シロップと煮たレモンスライスは絶品なので、必ず食べてくださいね。
サイドにバターが添えられていると、全面に塗りたくなってしまいますが、クレープにはバターがたっぷりと染み込んでいるので、塗らずに冷たいバターをクレープに包んで味わってみてください。
ジュワっとしみ出す温かなバターと、冷たいバターとの融合でウマウマ倍増にゃー♪
表面カリッと、中もっちりの生地と、たっぷりのバター。
そこにザラメのジャリっとした食感がよいアクセントになって至福のおいしさ。
シンプルだからこそ、何も言わなくても素材のよさが伝わる一品です。
食後にアイスコーヒーを追加してのんびり。
コーヒー豆は、コペンハーゲンにも拠点を置く田井シェフが、同地でお気に入りのカフェ『Prolog Coffee』のものを使用。
浅煎りのすっきりとしたコーヒーは、クレープと合わせても相性よさそうです。
絶品のクレープを堪能できて、今回も大満足の“黒猫スイーツ散歩”だったにゃー♪
『ØC tokyo』店舗詳細
取材・文・撮影=ミスター黒猫