懐かしくて新しい!居心地の良いお店
JR東京駅グランスタ地下北口の改札を出てすぐにある『DEPOT(デポ)』。
2020年にオープンしたお店ですが、どことなく懐かしさを感じる雰囲気。
東京駅にあることもあって、通勤の方、国内旅行中の方、海外からの旅行客など、いろいろな方が行き交いますが、そういう人々が気軽に立ち寄り憩いの場となるように、補給所という意味の「DEPOT」という店名にされたそうです。
この空間をさらに心地良くする音楽は、オープン当時の最新モデルを搭載したDJブースから流れるアナログレコード。
さらに、イギリスの「TANNOY」のスピーカー、アメリカ「McIntosh」のアンプで70年代の物をアンティークショップで見つけて使っています。
この古いものを活かし、新しいものを取り入れる“再構築”を、お店のコンセプトにもされています。
大人気の四角いプリン
SNSでも話題の四角いプリン。
土日は売り切れることも多い人気メニュー。
たっぷりのカラメルが掛かるプリンは、固めで昭和レトロな感じですが、実はこちらもお店のコンセプトの“再構築”されたメニューにゃー♪
エッジが効いた四角いプリンにスプーンを入れると、想像通りの固めの良い感じ。
たっぷりのカラメルに一度浸して味わうと、黒猫びっくり!
良い意味で、味わいは想像を裏切りました。
メニュー名が“懐かしほろ苦プリン”なので、カラメルは昭和レトロプリンの焦がしたほろ苦さを予想していましたが、こちらは焦げてないです。
自家焙煎のエスプレッソを使って、ほろ苦さを出した珈琲カラメル。これがウマウマMAXひゃっほー!
昭和の固めのプリンに、新しいエスプレッソカラメルで、古いものを活かし、新しいものを取り入れる“再構築”になっています。
単にビジュアルの映えだけでなく味わい深いので、リピーターも多く人気なのも納得にゃー♪
プリンは、テイクアウト用もあります。
こちらも多いときは、1日何百個も出る人気。
黒猫お気に入りのカラメルも別添えでたっぷり付いてきます。
カラメルが余ったら、バニラアイスにかけてもおいしいとのことです。
絶品の東京ナポリタン
パスタ1番人気の東京ナポリタン。
2種類のタバスコに、粉チーズもあります。
昭和の喫茶店の代名詞でもあるナポリタン。
最近の純喫茶ブームもあり、ナポリタン人気も復活していますよね。
太めの麺、程よく絡んだケチャップが食欲をそそります。
では、実食。
なんだー! このナポリタンはウマすぎる。
なんと使っている麺は、『浅草 開化楼』の低加水麺。『浅草 開化楼』と言えば人気ラーメン店では欠かせない老舗製麺店。
ナポリタンでここの麺を使っているなんて聞いたことないにゃー♪
もちもちの麺に、程よく酸味を飛ばしたケチャップが良く絡んで絶品です。
これも古いものを活かし、新しいものを取り入れる“再構築”。
このナポリタンは、ぜひ一度味わってほしいおいしさです。
ナポリタン、プリンときたらクリームソーダを頼みたくなりますよね。
丸いバニラアイスに、シロップチェリーの乗る懐かしのクリームソーダで、昭和レトロ気分満喫にゃー♪
会計の席番札が、昔のホテルのキー風なのも素敵です。
話題の四角いプリンとナポリタンをペロリで、今回も大満足の“黒猫スイーツ散歩”だったにゃー♪
取材・文・撮影=ミスター黒猫