星野リゾート
~素敵な夜時間を過ごせるイベント「ローカルリズムナイト」 2025年4月22日から通年開催~
金沢箔や加賀水引細工などを用いた空間で、ホテルスタッフがお茶を淹れるイメージ
「あっぱれ!味のかたまち」をコンセプトに、金沢での旅を味わい尽くす「街ナカ」ホテル「OMO5金沢片町(おも) by 星野リゾート」では、2025年4月22日から通年で、石川・金沢の伝統工芸が彩る空間で加賀棒茶(*1)を愉しむ「金沢KOGEIナイトサロン」を開催します。夜の時間帯に、「金沢箔」や「加賀水引細工」など石川・金沢の伝統工芸を用いた空間で、ホテルスタッフが目の前で淹れたお茶を金沢の茶菓子とともに味わえる、宿泊者限定のコンテンツです。加賀棒茶の歴史や茶店ごとのこだわりを聞きながら、特徴の異なる2種類のお茶を飲み比べ、色や香り、味の違いを愉しめます。また、茶器にも伝統工芸を用いており、実際に使ってその魅力を体験できます。
*1 茶の茎の部分を焙煎したほうじ茶。(参照:石川県茶商工業協同組合ホームページ)
背景
石川県は江戸時代に、加賀藩3代目藩主の前田利常公により茶文化が興隆し、明治時代には国内有数の茶の生産地となりました。加賀棒茶は、緑茶の生産過程で不要となる茶の茎の有効活用を金沢の茶商が研究したことで生まれ、人々に親しまれるお茶として定着したと言われています(*2)。加えて、武士や庶民に能楽や茶道などを奨励したことで伝統工芸品や調度品、美術品が盛んに作られてきました。今もその文化は受け継がれ、伝統工芸はより身近に人々の暮らしの中に溶け込んでいます(*3)。また、金沢市の「世界工芸都市宣言(*4)」を機に、日本の工芸は、アート性を兼ねる言葉「KOGEI」として世界で表現されるようになりました。そこで、OMO5金沢片町の「ローカルリズムナイト(*5)」では、地元民の生活に根付く、加賀棒茶と伝統工芸の魅力を体験できるコンテンツを実施することにしました。
*2 参照:石川県茶商工業協同組合ホームページ「加賀棒茶」
*3 参照:金沢市発行「ー今に息づく伝統の美と技ー 金沢の伝統工芸」
*4 参照:金沢市公式ホームページ「都市宣言」
*5 参考:【OMO】素敵な夜時間を過ごせるイベント「ローカルリズムナイト」をOMOブランドで全国展開します
「金沢KOGEIナイトサロン」の特徴
1 ホテルスタッフが目の前で淹れたお茶を金沢の茶菓子とともに味わう
ご近所の老舗茶店で指南を受けたホテルスタッフが、加賀棒茶の歴史や茶店ごとのこだわりを説明しながら、淹れたての2種類のお茶と金沢の茶菓子を提供します。お茶は飲み比べることで焙煎時間や使用する茶葉の部位による、色や香り、味の違いを愉しめます。提供内容は日ごとで替わり、茶菓子も季節に合わせてデザインや味が変化します。
ホテルスタッフの提供イメージ
お茶と茶菓子のイメージ
協力店舗
野田屋茶店様とホテルスタッフ
野田屋茶店
OMO5金沢片町から徒歩5分。竪町商店街に位置する、江戸時代末期から5代続く老舗です。直火と砂煎りの2種類の焙煎を合わせたこの店ならではの味を作り続けています。
工場 製造スタッフ様
丸八製茶場
創業文久3年(1863年)。石川県加賀市で品質にこだわった日本茶の製造・販売をしています。良質な原料を全国から集め、芳ばしい香りとそれぞれの個性を引き出すために、焙煎技術の研究に日々取り組んでいます。
2 石川・金沢の伝統工芸を用いた演出
空間装飾は、金沢箔や加賀水引細工などの伝統工芸を用いて、各職人の高い技術を発揮して製作しました。日本独特の美意識「わびさび」をベースに、各工芸それぞれの素材感とアート性を感じるデザインで表現しています。また、茶器には「九谷焼」や「輪島塗」、「桐工芸」など、お茶と金沢の茶菓子を愉しむのにぴったりな伝統工芸を集めました。間近で見たり、実際に使ったりすることで、各工芸の魅力や、職人の繊細な技術を体感できます。夜のひとときを演出するひとつひとつの要素を通して、伝統工芸の魅力をお客様に感じていただきたいと考えています。
伝統工芸が彩る空間全体のイメージ
加賀棒茶を愉しむイメージ
協力店舗
5代目 津田六佑様
津田水引折型
日本の伝統的ラッピングともいえる水引。その基本工程は和紙で「包む」、水引で「結ぶ」、贈る人の気持ちを毛筆で「書く」の3つ。加賀水引は現在5代まで継承され、水引の本質を守り伝えながら水引を進化させています。
代表 高岡美奈様
箔座
昭和初期に石川県金沢市で創業。ユネスコ無形文化遺産「縁付金箔」の技術を守り、中尊寺金色堂や西本願寺など重要文化財の修復に使用される金箔を手掛けています。また、金沢市のテーマショップや東京日本橋の旗艦店を通じて、箔の活きる付加価値の高い商品を展開し、伝統技術と金沢箔の魅力を発信しています。
代表 田谷昂大様
田谷漆器店
令和6年能登半島地震から1年という時間が過ぎました。多くの方々からの温かいお心のおかげで、また輪島塗を作り始めることができています。日本人の暮らしに息づく美意識と品格を大切に、私たちはこれからも、輪島塗を通じて社会に貢献して参ります。
「金沢KOGEIナイトサロン」概要
期間 :2025年4月22日~通年
時間 :19:00~22:00(21:30最終提供)
料金 :無料
定員 :なし
予約 :不要
対象 :宿泊者のみ
含まれるもの:お茶の飲み比べ、茶菓子
備考 :季節によって提供内容に変更が発生します
OMO5金沢片町(おも) by 星野リゾート
OMO5金沢片町 施設外観
所在地 :〒920‐0981 石川県金沢市片町1丁目4番23号
料金 :1泊1室 16,000円~(税込、食事別)
*金沢市宿泊税が掛かる場合があります
施設構成:地上1~6階建
客室、OMOベース(フロント、OMOカフェ、ラウンジ、ライブラリー、ショップ)
客室数 :101室/チェックイン15:00 チェックアウト11:00
電話 :050-3134-8095(OMO予約センター 受付時間 9:30~18:00)
アクセス:金沢駅からバスで約10分(バス停「香林坊」より徒歩約4分)
開業日 :2022年5月20日
URL :https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/omo5kanazawakatamachi/
「OMO」とは ?
「OMO」は星野リゾートが全国に展開する「テンションあがる『街ナカ』ホテル」。街をこよなく愛するスタッフが地域の方々と仕掛ける、新感覚のホテル。思いもよらない魅力に出会い、知らず知らずのうちにその街までお気に入りに。現在16施設を展開し、2026年春頃には「OMO7横浜」の開業を予定しています。
▼OMOをもっと詳しく知りたいなら▼
https://www.hoshinoresorts.com/brand/omo/
OMOブランドマップ
本件に関する報道関係からのお問合せ先
星野リゾート 広報 TEL 050-3537-2445/E-mail pr-info@hoshinoresorts.com
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
おすすめするスポットやお店のメニューなど、みんなの「こりゃいいぜ!」を絶賛募集中です!!
さんたつ公式サポーター登録はこちら
新着記事

将軍継承問題や幕閣の権力争いが続く伏魔殿・江戸城跡周辺を訪ねる。大河ドラマ『べらぼう』ゆかりの地を歩く【其の四】
ドラマ『べらぼう』では、次の将軍を選ぶための陰湿な争いが描かれ始めた。第10代将軍徳川家治(いえはる)の嫡男・家基(いえもと)が謎の死を遂げ、さらに真相を突き止めようと動いた老中首座の松平武元(たけちか)も、5カ月後に急死。田沼意次の毒殺ではないか、という噂が城内で広まっていく。そしてドラマでは、意次が懇意にしている平賀源内に調査を依頼。だが確固たる証拠が見つからぬまま、それ以上の探索はかえって事件を拡大させる恐れがあると感じた意次は、調査の打ち切りを決定。真相に迫っていると感じていた源内は憤慨する。そんな源内の元には、怪し気な人物が近づいてくる。

南武線さんぽのおすすめ12スポット。目立たない沿線なんて言わせない!
川崎、武蔵小杉、溝の口を結ぶ沿線の街は、メーカー本社や工場が点在する大企業のお膝元。「目立たない路線」と揶揄(やゆ)する声もあるが、各駅に商店街が延び、昭和の下町感をも漂わせる。とはいえ昨今、おだやかに新風が吹いているようで……。

くだらねえとつぶやいて、エレファントカシマシの故郷・赤羽台地と荒川土手を歩く【街の歌が聴こえる・赤羽編】
新宿から湘南新宿ラインに乗って赤羽駅で降りる。と、ホーム上に聞き覚えのある曲が流れていた。エレファントカシマシ(以下エレカシ)の「今宵の月のように」だ。これはテンションが上がる。ちなみに向かい側5番線の発車メロディは20年ほど前に強壮剤のテレビCMでよく流れていた「俺たちの明日」だという。宮本、石森、富永(敬称略)といったエレカシのメンバー 3人は赤羽で生まれ育ち、中学生の頃から一緒にバンドをやってきた。この街は彼らの故郷であり、エレカシの発祥地というわけ。発車メロディにその代表曲を使うのは当然、というか他のミュージシャンの曲を使ったりするとカドが立つ。たぶん。

川崎フロンターレを愛し、愛される街。強さの秘訣はノリのよさにあった?
J1リーグを初制覇した2017年以降、国内で最もタイトル獲得数が多い川崎フロンターレ。さらに、地域密着度合の面でもリーグ屈指という、輝かしい成績を収めている。そんなクラブの強さと人気の根源を、ホームタウンで探った。