講演会に特別見学会も!

銀座線に次いで東京で2番目に開通した丸ノ内線に当時最新型車両として登場した300形は、通勤車両としては日本初の両開きドアや、行き先が分かりやすくなった行先方向幕、方向標識灯などが設置された画期的な車両だった。

1988年からは02系車両が登場し、01系に続いてドア開閉時のチャイムや車内駅名表示器、高周波分巻チョッパが採用され、先進的な技術が取り入れられていた。

2019年からは2000系車両が登場し、環境負荷低減をはじめさまざまな配慮がなされた最新式の車両が採用されている。

「この展覧会では、300形から最新車両2000系に至るまでの経緯や各車両の特徴について、写真パネルや実物資料で紹介。丸ノ内線車両に精通する増澤富士雄氏による講演会や、301号車特別見学会など、鉄道ファン注目の企画で構成されていますよ」と『地下鉄博物館』の玉川さんが見どころを語ってくれた。

8月18日講演会「地下鉄丸ノ内線の赤い電車」を開催。

8月18日(日)「地下鉄丸ノ内線の赤い電車」をテーマに、メトロ車両株式会社より地下鉄車両に精通する増澤富士雄氏を迎えて講演会を開催。事前にHPより応募を。募集人員70名。参加費無料(要入館料)。

第1・4金曜限定、301号車特別見学会も

第1・4金曜日には、展示車両301号車を、職員による解説付きで見学できる。見学時は片側の運転台が折りたたまれた状態を目にすることも。申込不要、先着順、各回15名まで。

開催概要

【特別展】丸ノ内線開通70周年記念~車両編~

開催日:2024年6月4日(火)~9月1日(日)
開催時間:10:00~17:00(※入館は~16:30)
休館日:月(祝日の場合はその翌日)
会場:地下鉄博物館(東京都江戸川区東葛西6₋3-13 地下鉄東西線葛西駅高架下)
アクセス:地下鉄東西線葛西駅からすぐ
入場料:一般220円、子供(満4歳~中学生)100円

【問い合わせ先】
公式HP https://www.chikahaku.jp/event/2024/special-2024_0604-0901.html