Adam's awesome PIE

リンゴのプロが生んだアップルパイ

アダムスオリジナルアップルパイのセット680円。テイクアウトは生クリームなし。単品480円。
アダムスオリジナルアップルパイのセット680円。テイクアウトは生クリームなし。単品480円。

立川の老舗青果店が営むカフェで、アップルパイが店の顔。何を隠そう青果店の初代は長野県出身で、そもそもはリンゴ問屋だった。だからリンゴへのこだわりは並大抵のものではない。ショーケースをのぞくとアップルパイだけでも3タイプあり、異なる品種のリンゴを使い分けて、それぞれ違う味わいに仕上げている。中でも店名を冠した一品には、ざく切りの紅玉がゴロゴロ。イートインにして生クリームを添えてもらえば、紅玉の特徴でもある酸味がまろやかになり、より表情が豊かになる。ところで、なぜ四角い形をしているのかというと、リンゴの木箱をイメージしたからなんだとか!

国産レモンで作ったレモンクリームパイのセット680円。
国産レモンで作ったレモンクリームパイのセット680円。
明るい店内。
明るい店内。

『Adam's awesome PIE』店舗詳細

Adam's awesome PIE(アダムス オーサム パイ)
住所:東京都立川市緑町4-5 壽屋ビル2F/営業時間:11:30~21:00LO/定休日:不定休/アクセス:JR・私鉄立川駅から徒歩7分

一六珈琲店

コーヒーとお菓子の蜜月

コーヒーは多めにネルドリップしてポットで提供。温め直しもOK。レアチーズケーキ680円。セットのコーヒー740円。
コーヒーは多めにネルドリップしてポットで提供。温め直しもOK。レアチーズケーキ680円。セットのコーヒー740円。

看板は自家焙煎したスペシャルティコーヒーで、バリエーションの数はなんと25以上! 店内には全種類の味、深みをわかりやすく説明したチャート表が用意され、その中でそれぞれと相性のいいお菓子も教えてくれている。店のお菓子は、焙煎を手がける店主自ら腕をふるう。クリームチーズをたっぷり使い、濃厚なコクと酸味を出したレアチーズケーキには、特有の甘みがあるコロンビアや、逆に、苦味が特徴のフレンチブレンドがおすすめだ。素朴な甘みのバタードーナッツにぴったりなのは、苦味と酸味のバランスが取れた「いちろくブレンド」。お気に入りの組み合わせを探そう。

バタードーナッツ360円はテイクアウトも可。
バタードーナッツ360円はテイクアウトも可。

『一六珈琲店』店舗詳細

一六珈琲店(いちろくこーひーてん)
住所:東京都立川市錦町1-4-19 親松ビル102/営業時間:11:00~17:30LO/定休日:月(祝の場合は翌休)/アクセス:JR・私鉄立川駅から徒歩5分

BORTON

焼き菓子の名演技に胸がときめく

グラスデザートの食材は季節によって異なる。
グラスデザートの食材は季節によって異なる。

旬の食材をあしらったパイやタルトが行儀よく並んでいて目を引く。「焼き菓子を作るのが好きなんです」と照れ笑いする、店主・石川大輔さんの表情が印象的だ。イートイン限定のグラスデザートでは、果実と焼き菓子の競演に注目! 例えば春先なら、新鮮なイチゴや、それを使ったババロアやアイスが主役で、そこにフランボワーズの酸味や、香ばしいナッツを生かしたメレンゲ、マカロン、チュイール、クロッカンなど、個性派ががっちり脇を固める。組み合わせも並び順も、食べてみると絶妙に均衡が取れていて、口の中がパッと華やぐ。ああ、めくるめくときめきの世界。

パイやタルトをおみやげにするのもいい。
パイやタルトをおみやげにするのもいい。
席に着いて注文を待つ間、窓越しにお菓子を作る石川さんの姿が見える。
席に着いて注文を待つ間、窓越しにお菓子を作る石川さんの姿が見える。

『BORTON』店舗詳細

BORTON(ボートン)
住所:東京都国立市西2-9-74B/営業時間:11:00~18:00(完売次第終了)/定休日:日・月(不定休あり)/アクセス:JR中央線国立駅から徒歩11分

甘味ゆい/パンとお菓子 mimosa

魅力あふれる2つの顔を持つお店

抹茶あずきミルク1000円。
抹茶あずきミルク1000円。

一年中オンシーズンで、いつでも待っていてくれる『甘味ゆい』のかき氷。定番の抹茶あずきミルクは、注文ごとに店主の由井尚貴さんが茶筅でお茶を点てるところから始まる。ふわっふわの氷の間に、香り高い抹茶、ミルクが層を成し、どこを食べてもなんとまあ、濃厚! なお、第1・3火曜だけ、店は妻の洋子さんによる『パンとお菓子 mimosa』に変身する。卵や乳製品をほとんど使わないマフィンやスコーンは、噛みしめると、小麦の風味がじわりと際立つよう。食べ応えがありつつ、それでいて後味は軽やかで、素材本来の自然な甘みが心地よい♥ こちらはテイクアウトのみ。

『甘味ゆい』の尚貴さん。
『甘味ゆい』の尚貴さん。
『mimosa』はお菓子も自家製酵母パンも洋子さん手作り。マロンのスコーン1個280円も好評。
『mimosa』はお菓子も自家製酵母パンも洋子さん手作り。マロンのスコーン1個280円も好評。
バナナマフィン1個300円。
バナナマフィン1個300円。

『甘味ゆい/パンとお菓子 mimosa』店舗詳細

甘味ゆい
住所:東京都国立市西2-19-12/営業時間:11:00~17:00LO/定休日:月・火/アクセス:JR南武線西国立駅から徒歩14分
パンとお菓子 mimosa
住所:東京都国立市西2-19-12/営業時間:11:00~17:00LO/定休日:第1・3火の12:00~16:00のみ営業/アクセス:JR南武線西国立駅から徒歩14分

CAFE SOMMEILLER

小さな工夫が憎いほどのお菓子たち

高温で焦がした表面がほろ苦い本日のチーズケーキ、560円。
高温で焦がした表面がほろ苦い本日のチーズケーキ、560円。

店主・長谷川尊子さんは、お菓子は「こういうのが作りたい」と、まず仕上がりの形を決める。あとは基本レシピにアレンジを加えるが、「記録しないので同じものは作れないか、偶然できるか」。ケーキのメニューは、本日のチーズケーキ、スコーン、プリンケーキ、イートンメスの4種とほかに2、3種類。写真もサンプルもない。想像して注文するが、見事に覆されて「わっ」と声を漏らしそうになる。飾りのないイチゴのショコラショートは、一見地味。だが、サンドのクリームは表面とは別のマスカルポーネ入り。ココアのスポンジには溶かしたチョコが加わり、イチゴの甘酸っぱさが密かに引き立つ。ガトーショコラは冬限定だが、毎年食べに来るお客さんが今年はまだ現れないという。だから、「もう少し先まで、作ります」。さらに、マフィンなどのテイクアウト用焼き菓子も憎い。ショーケースにあれば、忘れず調達を。

まるで現代アート? イチゴのショコラショートケーキ 580円。
まるで現代アート? イチゴのショコラショートケーキ 580円。
トレインビュー。
トレインビュー。
セネガル料理のプレヤッサ+のみものセット1180円~。
セネガル料理のプレヤッサ+のみものセット1180円~。

『CAFE SOMMEILLER』店舗詳細

CAFE SOMMEILLER(カフェ ソメイエ)
住所:東京都立川市錦町1-5-6 サンパークビル205/営業時間:12:00~19:00(18:00LO)/定休日:月・火・第3日/アクセス:JR・私鉄立川駅から徒歩5分

構成=株式会社エスティフ 取材・文=信藤舞子、松井一恵 撮影=オカダタカオ、金井塚太郎