オギリマサホ(達人)の記事一覧

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中学校の歴史教科書に載っている、お坊さんたち(像)に会いに行こう【平安時代編】
私はイラストレーターのかたわら、中高一貫校の社会科教員をしている。日々教壇に立って思うのが、「生徒たちは、こんなにたくさん歴史上の人物を覚えなくちゃいけなくて、大変だなぁ」ということだ。ゲームやドラマの題材となるような戦国武将ならまだしも、顔も知らないような人物では、さぞかし勉強に身が入らないことであろう。その最たる存在が「お坊さん」ではなかろうか。
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味わい深い、置き看板のサビ具合を堪能する
以前このコラムにおいて、ブロック塀に設置されているサビ看板について取り上げた。しかし、サビ看板はブロック塀のみにあるわけではない。店先などに設置された、ポールスタンド看板とか置き看板などと呼ばれる看板。これもまた、いい具合にサビているものが多いのだ。
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かわいいカップ酒をお土産にする【オギリマサホ・コレクション】
旅行に行ってお土産を選ぶ際、友人Yさんのために探すものがある。それは、カップ酒。カップ酒のイメージといえば「競馬新聞を片手におじさんが飲むもの」というような勝手な思い込みがあった。ところが最近ではかわいらしいデザインのものが増え、愛好家も多くいるという。
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巨人のボウリング大会を夢みて、街なかの巨大な“ボウリングピン看板”を10個集めてみる【さんぽの壺】
以前このコラムで、街の巨大食品模型を見つけては「巨人の食べ物」を想像する、という話を書いた。実はもう一つ、私に巨人を連想させるものが街中には存在する。それが「ボウリング場のピン」である。
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ドロップや炭酸煎餅のカンカンは、なぜこうも人を魅了するのだろうか?
先日、「パインアメの缶、約70年ぶりに復刻」というニュースを見た(※注1)。何でも、祖母の遺品整理をしていた女性が、手芸用品入れに使われていた1950年代のパインアメ缶を発見し、製造元に送ったことがきっかけだったという。
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レトロな町名表示板に魅せられて
街をブラブラ歩いていて「ここはどこだろう?」と思った時、建物などに付けられている住所を記した金属板を見ることがある。これらの金属板は、住居表示制度を導入している自治体ではよく見られるものだ(住居表示制度は、特に区画整理が行われた都市部などで、それまでの地番による住所では混乱が生じやすい場合、現状に即して道や河川など基準に合理的に住所を示すための制度として1962年から導入されたが、実施地域と未実施地域とがある)。
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電車の窓から見える仏に、途中下車して会いに行ってみる
子どもの頃、夏休みになると葉山に住む祖父母宅に行くのが恒例であった。その道中、横須賀線の窓から見える白くて巨大な像が、私は気になって仕方がなかった。一体あれは何なのだろう。祖父母宅に向かう途中なので、途中下車ができる訳もなく、毎年疑問だけが膨らんでいった。
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アーケード商店街の看板、そのかわいらしさを残したい
以前も当コラムで述べたが、基本的にいつも下ばかり向いて歩いている。そんな私も、たまには上を向くことがある。それはアーケード商店街を歩いている時だ。
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タマゴまわりのデザイン
われわれにとって最も身近な食材の一つ、それはタマゴである。最近でこそ価格高騰が話題になっているが、これまで長らく「物価の優等生」と呼ばれていたほど安価で、栄養価も高い。どの家庭の冷蔵庫にも常備されているのではないだろうか。タマゴ本体も自然にデザインされた独特の形をしているが、実は販売される際のパッケージにも味わい深いものがある。今回は、タマゴにまつわるさまざまなデザインを追ってみたい。
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お寺のお掃除小僧に会いに行こう
子どもの頃に見たアニメ「一休さん」の影響もあろうか、お寺の小僧さんと言えばホウキを持って掃除をしている姿が思い浮かぶ。そんなイメージにぴったりな石像を、お寺でたまに見かけることがある。吉祥寺の月窓寺で発見した「そうじ小僧」は、寺の境内でちんまりと佇んで掃除をしており、なんとも愛らしい。こうしたお掃除小僧のいるお寺には、何か共通点があるのだろうか。
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