オギリマサホ(達人)の記事一覧

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工事現場のファンシー
工事現場で働いた経験はないが、傍から見ている限りは「汗水流して作業をし、そこには一切の遊びも許されない」という、ワイルドな雰囲気に満ちた場所に見える。 
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【さんぽの壺 拡大版】山手線をぐるぐる観察&考察 素通りされがちな駅前オブジェ考
風景の一部と化し、行き交う人の多くが気にも留めない駅前のオブジェ。山手線の駅前で、その哀しき実態をしげしげと眺めつつ思いをはせてみる。
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日本いかにも土産物考ふたたび~土産キーホルダーをピアスにする編
日本各地の観光地で今でも販売されている、昭和の時代からあるような土産物。これまでこのコラムでは、スノードームやピンバッジ、湯呑みなどを取り上げてきた。しかし「いかにも土産物」の代表選手といえば、キーホルダーではないだろうか。
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レトロデザインの缶詰を「ジャケ買い」する
突然だが、缶詰が好きだ。昔は保存食としての意味合いが強かったが、今では酒のおつまみやご当地料理など、美味しさを追求した缶詰が多く作られるようになり、缶詰専門店も増えている。しかし私が缶詰を購入する際、その中身の良し悪しはあまり気にしていない。最優先されるのは缶詰のデザインなのだ。
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電池自販機ノスタルジア
昭和の時代、「自販機」は未来の象徴であったように思う。コインを入れてボタンを押せば、冷たい飲料や熱々のハンバーガーが出てくる。それはやがて来るオートメーション社会を予感させるものでもあった。
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駅のショーケース、たまには立ち止まって眺めたい
生活に不可欠な施設でありながら、あまり長居することを想定されていない場所、それが駅ではないだろうか。最近でこそ「エキナカ」に魅力的な店が増え、駅の滞在時間が長くなるような工夫がなされているが、それでも駅構内にボーッと佇んでいたりしたら、急いでいる人に舌打ちとともに突き飛ばされる危険性もある。ところが、そんな駅にショーケースが設置されていることがある。中に展示されているものはさまざまだ。ほとんどの人が足早に通過してしまうであろう駅に、ショーケースを設置する意味はどこにあるのだろう。
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メジャーな趣味に便乗する愉しみ~街角のデザインマンホールを探索する~
街歩きのかたわら、面白い看板や変わった形の植木などを撮影し続けている。そんな私がこれまであまり撮影してこなかったもの、それが「デザインマンホール」である。マンホールの蓋は鋳鉄で造られているものが多いが、滑り止めの意図もあってか、以前から複雑な模様が彫られていることが多かった。そこに鮮やかなカラー樹脂を流し込んだカラーマンホールや、細かい絵や写真をシールにして鉄蓋に貼り付けたマンホールなどが登場するようになり、瞬く間に全国に広まっていった。
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駅周辺のイラストマップを、今後の仕事の参考にしたい
イラストレーターをやっていると、たまにイラストマップの制作を依頼されることがある。そのたびに私は苦戦をする。なぜなら構成のセンスが皆無だからだ。そもそもイラストマップとは、ある範囲内を「名所」や「スイーツ」などのテーマでまとめ上げるものだ。強調したいところは大きく、そうでないところは省略するというデフォルメを施しながら、「利用者が迷わずその場所まで到達できる」という地図の根本的な役割も含めなければならない。私はこの「デフォルメ」がすこぶる苦手である。道が省略できず、ついつい細かい所まで書き込みすぎてしまうのだ。
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「城南信用金庫の縦型看板」の謎
数年前、国道246号をバイクで走っていて、三宿の交差点で信号待ちをしていた時のことだ。ふとした違和感を覚え、一体何だろう、と改めて辺りを見渡してみて、その原因が判明した。「城南信用金庫の縦型看板」である。
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チェーン店に血を通わせる「手作り宣伝」の魅力(コンビニ編)
全国チェーンを展開する飲食店やコンビニの存在は、街の風景を大きく変えた。地域の独自性は薄まり、日本全国どこへ行っても「なんか見たことあるような風景」になってしまったように感じる。どこにいても同じ内容のサービスを受けることができるという点ではありがたいが、画一的な風景に多少の物足りなさを感じるのも事実だ。ところがチェーン店でありながら、独自のカラーを打ち出している店がある。店員さんの手作りと思われる宣伝で、おすすめの商品をアピールしたり、親しみやすい店内にしたりしている場合だ。
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