(株)ぺノン
地球や社会の課題解決に繋がるものづくりを行う株式会社ペノン(本社:東京都千代田区)は、東京ステーションギャラリー(東京都千代田区)で開催される「生誕120年 宮脇綾子の芸術 見た、切った、貼った」(会期:2025年1月25日(土)~3月16日(日))の展示作品をモチーフにした「PENON タッチミー!アートマグネット」を、東京ステーションギャラリー内 2階 ミュージアムショップ TRAINIART(トレニアート)の限定商品として発売いたします。
私たちPENONは、森林認証木材の活用、脱プラスチックの推進、リサイクルによる資源循環の取り組みを通して、持続可能な社会の実現を目指すサステナブルブランドです。独自開発したプリント技術を用いて原画に近いリアルな凹凸をつけた立体感のある新しい形のアートグッズを展開しています。
「PENON タッチミー!アートマグネット」は、日本三大陶磁器として名高い美濃焼の廃材をアップサイクルしたタイルを活用しており、限られた資源を無駄なく使うための工夫から生まれたPENONオリジナルのサステナブルプロダクトです。陶器ならではのしっとりとした質感と適度な重みがあり、スタイリッシュな空間にも馴染む高級感のあるデザインに仕上げています。
東京ステーションギャラリー「生誕120年 宮脇綾子の芸術 見た、切った、貼った」限定アイテム
■宮脇綾子「はりえ日記」第9巻より 1974年 豊田市美術館
作者が日常を書き留めた絵日記「はりえ日記」の中で紹介されている作品の一つです。トマトの断面を異なる素材の組み合わせで表現しており、多種多様な布やレースが絶妙なバランスでデザインされています。マグネットのタイル上でも実物の質感を感じられるように、素材に合わせた凹凸をつけて立体化しました。作者の卓越した表現力と遊び心を感じることができるアイテムです。
■宮脇綾子《ざるにのせた柿》制作年不詳 個人蔵
どこかほっこりとした懐かしさや安心感があり、日本の伝統的な生活や自然への深い愛情が伝わってくる作品です。柄の出方によって表情が異なる柿には一つ一つに丸みをつけることで、コロンとした愛らしい動きを持たせました。柿を載せた竹ざるには、網目に沿った線状の細かい凹凸を施し、作品全体の温もりのある世界観をマグネットの中でそのまま再現したアイテムです。
■宮脇綾子《さしみを取ったあとのかれい》1970年 豊田市美術館
骨だけになったかれいの姿がユーモラスに表現されている作品です。使い古した緑色のタオルの起毛感を忠実に再現し、その上に重ねて縫い合わせられているカラフルなフェルトや骨を模したたこ糸にも、それぞれの素材感に近い凹凸を加え、レイヤーごとに高さの異なる起伏をつけて立体化しています。家族で囲む食卓の賑やかな雰囲気を感じられるアイテムです。
■宮脇綾子《切った玉ねぎ》1965年 豊田市美術館
身近な食材である玉ねぎの断面を、布の組み合わせや色彩で巧みに表現している作品です。古布のやわらかい素材を生かして緻密に作られている、玉ねぎの層が織りなす独特でゆるやかな形状と質感を損なわぬように、素朴な味わいのある縫い目や細いひげ根に至るまで、細かい凹凸で立体化しています。作者の鋭い観察眼に触れ、驚きと新たな気付きが得られるアイテムです。
■宮脇綾子《白菜》1975年 豊田市美術館
日本の食文化において親しみ深い白菜をモデルにした、ユニークで力強さを感じる作品です。白菜の不規則な葉の模様と葉脈に見立てた動きのある細かい柄にあわせて繊細な凹凸を施し、大胆にトリミングをすることで、瑞々しい白菜の躍動感あふれる姿をそのままマグネットに閉じ込めました。新たな息吹を与えられて生まれ変わった、古布が生み出す化学反応を楽しむことができるアイテムです。
■宮脇綾子《伊勢えび》1982年 豊田市美術館
今にも動き出しそうな生き生きとした伊勢えびを、豪華な柄で表現している作品です。甲の丸みにはなめらかな光沢感を与え、細く鋭い触覚や、一本一本の脚の細部に至るまで丁寧に施された布の文様や織りの質感を引き立てるために、随所に微細な凹凸を加えています。少しも古さを感じさせない、斬新なデザインと鮮やかな色彩の中に、命の輝きを感じることができるアイテムです。
【商品情報】
商品名:PENON タッチミー!アートマグネット 計6種
価格:各900円(税込)
販売店舗:東京ステーションギャラリー内2階 ミュージアムショップ TRAINIART(トレニアート)
※ミュージアムショップTRAINIARTへお入りいただく際は、東京ステーションギャラリーの入場券が必要になります
※店頭販売のみでオンラインでの販売はございません
※数量限定のため無くなり次第終了となります
生誕120年 宮脇綾子の芸術 見た、切った、貼った
宮脇綾子(1905-1995)は身近なモノを対象に、布と紙で美しく親しみやすい作品を生み出しました。アプリケ、コラージュ、手芸などに分類されてきた彼女の作品は、しかしいずれの枠にも収まりきらない豊かな世界をつくり上げています。モティーフにしたのは野菜や魚など、主婦として毎日目にしていたもの。それらを徹底的に観察し、時に割って断面をさらし、分解して構造を確かめる。たゆまぬ研究の果てに生み出された作品は、造形的に優れているだけでなく、高いデザイン性と繊細な色彩感覚に支えられ、いのちの輝きを見事に表現しています。本展では、宮脇綾子をひとりの優れた造形作家として捉え、約150点の作品と資料を造形的な特徴に基づいて8章に分類・構成していきます。美術史のことばを使って分析することで、宮脇綾子の芸術に新たな光を当てようとする試みです。
展覧会名:生誕120年 宮脇綾子の芸術 見た、切った、貼った
会場:東京ステーションギャラリー
住所:東京都千代田区丸の内1-9-1(JR東京駅 丸の内北口 改札前)
会期:2025年1月25日(土)~3月16日(日)
開館時間:10:00~18:00(金曜日~20:00)※入館は閉館30分前まで
休館日:月曜日(ただし2/24、3/10は開館)、2/25(火)
特設サイト: https://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition/202501_miyawaki.html
【商品に関するお問い合わせ】
https://penon.co.jp/contact/
PENON 公式サイト:https://penon.co.jp
PENON 公式インスタグラム:@penon_japan
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
更新日:2025.01.24
東京ステーションギャラリー「生誕120年 宮脇綾子の芸術 見た、切った、貼った」展示作品をモチーフにした「PENONタッチミー!アートマグネット」限定発売
新着記事

【東京散歩コース】谷中・根津・千駄木~それぞれに街の個性が光る下町の人気エリア〜
通称・谷根千と一括りにされるこのエリア。谷中は谷中霊園を中心とした寺町であるとともに、夕日の名所「夕やけだんだん」の坂下には昭和レトロな商店街・谷中銀座が広がり、静けさとにぎやかさを併せもつ街だ。千駄木は、夏目漱石や森鷗外、5代目古今亭志ん生など多くの文人墨客をはじめ、実業家も多く住んだ高台の住宅地。一方の根津は、根津神社の門前町として栄えた。江戸時代には根津遊郭もでき、明治時代には文豪の坪内逍遥も学生時代に足しげく通い、後に根津遊郭の遊女を妻に迎えたという。3つの街が三様の面白さをもったこのエリア、散歩にはうってつけの人気エリアなのである。

【東京散歩コース】上野・アメ横〜博物館や美術館が集まる公園と、雑多な商店街との対比〜
日本最初の公園の一つ、上野恩賜公園とデパートや飲食店などが立ち並ぶアメ横が対照的。上野恩賜公園のほぼ全域は、かつて寛永寺の寺域だったが、明治以後に政府に接収され、公園になった。園内には国立の博物館や美術館、大学など、多くの施設がある。アメ横の通称で親しまれるアメヤ横丁は、上野駅から御徒町駅にかけての一帯に広がる商店街。マグロをはじめとした海産物を扱う商店やミリタリーグッズの店など、専門的なショップが軒を連ねる。大衆的な飲み屋が多く、買い物途中にお昼から一杯という人も少なくない。いわば聖と俗、二つの顔を隣り合わせで楽しめるのが上野散歩の醍醐味なのである。

令和の北陸大返し【中編】~越前府中城から余呉湖、姉川、関ケ原へ、日本史の要所を歩く!~
皆々、息災であるか。前田又左衛門利家である。儂が治め築いた地、金沢から、我が生まれの地、尾張へと250kmの距離を五日間で歩き抜く「令和の北陸大返し」。中編となる此度は越前から美濃を目指し進軍して参るぞ!改め、いざ出陣である。
おすすめするスポットやお店のメニューなど、みんなの「こりゃいいぜ!」を絶賛募集中です!!
さんたつ公式サポーター登録はこちら