柴又の記事一覧

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【緊急特集!男はつらいよ全50作さんぽ】追悼・財津一郎&犬塚弘。名チョイ役たちの全シーンを振り返る
10月19日に財津一郎さん、10月27日に犬塚弘さん、立て続けに名優の訃報が飛び込んで来た。お二方とも、『男はつらいよ』シリーズに何度かひょっこり顔を出し、強烈なインパクトや味わい深い存在感を見せつけた名チョイ役だ。今回はそんな2人の名優の在りし日の姿に想いを馳せながら、全出演シーンを振り返ってみたい。
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寅さんはなぜ理容師・美容師にほれるのか? それが男の性(さが)ってもんよ。【男はつらいよ全50作さんぽ】
歌手、教師、店員、主婦……、シリーズ48作を通して、寅さんはさまざまな職業の女性に恋をする。なかでも、その数で頭ひとつ抜きん出でいるのが理・美容師だ。なぜ寅さんは理・美容師に惚れるのか。その理由をデータと独断と偏見を交えてあれこれ考察する。
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下町情緒ゆたかな柴又帝釈天参道に、ド派手な看板のカフェは出店できるのか?【宅建デート柴又編】
前回、『濹東綺譚』のエンディングを聞かれたときは、ちょっと縁起でもないので焦ったが、さすがオレだ。うまく誤魔化すことができた(と思う)。オレはしゃべりには自信がある(かも)。とはいえ、あの方に比べればまだまだだけどね。きょうはあの方のふるさと、柴又散歩だ。
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本郷とかで学問を考えた~男はつらいよ全50作さんぽ
「ねえちゃんは何のために勉強してるんだい?(中略)……己れを知るためよ」とかく学問に縁がない寅さんが学問に目覚めた!そんなストーリーが展開されるシリーズ第16作『男はつらいよ 葛飾立志篇』。でもさ、そもそも「学問」って何なの?登場人物の言動から、ちょっとだけ哲学チックに「学問」についてあれこれ考えてみました。
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牛久沼で恋の倫理を考えた~男はつらいよ全50作さんぽ
「男はつらいよ」シリーズを通して、寅さんはいろいろな相手と恋愛をする。未婚者もいればバツイチもいる。そして既婚者も……。愛しても愛しても、あぁ他人(ひと)の妻……。寅さんの道ならぬ恋は、どのように繰り広げられて、どのように散華(さんげ)したのか。第34作『男はつらいよ 寅次郎 真実一路』のストーリーをたどりながら、恋の倫理について考えた。
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追悼・佐藤蛾次郎さん。愛すべき源公よ、永遠に~男はつらいよ全50作さんぽ【番外編】
2022年12月12日早朝、思わぬ訃報に脳天を鐘木で突かれたような衝撃が走った。佐藤蛾次郎さんが亡くなった。映画『男はつらいよ』シリーズに欠かせない名キャラクター・源公を演じ、国民的な人気を博した蛾次郎さん。町中で哀悼の意を表す柴又帝釈天界隈の様子とともに、『男はつらいよ』の印象深いシーンから偲んでみたい。――愛すべき源公よ、永遠に。
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京成金町線に吹き込む新しい風~東京23区ローカル線さんぽ~
葛飾区内の京成高砂、柴又、京成金町の全3駅を行き来する単線・4両編成の金町線。いつ来ても変わらぬ観光地、渋い下町の住宅地なんて印象の沿線だけど、ちらほらと新しい刺激とも出合えます。
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柴又おでん散策
柴又は下町風情が残る街並みが魅力のエリアだ。今回はおでんを味わいながら、のんびり柴又散歩を楽しんでみたいと思う。
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ようこそ、亀有・金町・柴又の最強グルメへ!
亀有・金町エリアには家庭的で居心地のいい店がたくさんある。おなかだけでなく、ココロも満たされる。メンチカツに肉どうふ、白いご飯がよく合う旨辛のマグロステーキ、洋食もカレーも捨てがたい。昔ながらの下町グルメを楽しもう。
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固ボディ×苦カラメルの基本型が人気?! 極上プリンが味わえる東京の喫茶店5選
とろとろのスプーンですくうタイプではなく固いカスタード、ほろ苦いカラメルが広がる昔ながらの正統派プリンが、空前の大ブーム!? 新店から老舗まで、独自の味とビジュアルが光った極上のプリンを提供する5店をご紹介。売り切れ前に滑り込もう!
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伝説の「寅のアリア」~ひとり語りの長セリフ全55シーンを徹底解析する
「寅のアリア(独唱)」。映画『男はつらいよ』のスタッフからそう呼ばれていたシーンがある。想像かき立てる表現力、ツボを押さえた口真似、独特の着眼点などを駆使した寅さんの長セリフのことだ。落語に滑稽噺や人情噺等のジャンルがあるように、「寅のアリア」も、笑いあり涙あり含蓄(がんちく)ありテクニックありとバラエティーは豊富。知れば知るほど、寅さんワールドは広がってゆく。この映像化された稀代の話芸を隅から隅までズズズイッとお楽しみあれ。
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柴又から矢切の渡し、下町の水辺を歩く散歩コース 〜柴又・矢切エリア〜
柴又から矢切は、映画、歌謡曲、文学の散歩道。『男はつらいよ』の寅さんをしのび、歌謡曲で有名になった渡し船に乗り、文学碑に刻まれた一説に純愛小説の場面に思いをはせる。
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イッセー尾形&笹野高史は、いつも意味なく現れ、観るものを笑わせては消えてゆく日本を代表する2大怪優なのだ!
『男はつらいよ』シリーズには、ほんのチョイ役で日本を代表する喜劇人が多数登場する。そのなかでもイッセー尾形と笹野高史は2大怪優だ。およそ本筋とは関係ないけれど、ひょっこり現れては観る者の笑いのツボを突いて消えてゆく。今回はそんな笑いの刺客たちが演じる“見逃しがちだけど見逃せない”シーンの魅力をご案内~。(所々、敬称略でごめんなさい)イラスト=オギリマサホ(第42作、ホモの笹野高史が満男にキスを迫るシーン)
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創業230余年の『川甚』が、あの鯉こくと鰻重が、コロナで消える……江戸風情のある柴又を歩きつつ、最後の味をかみしめた!
2年ぶりに柴又に行くためにJR金町駅を降りたら、目の前のこちゃこちゃと並んでいた商店街が消えて高層ビルが建築中だった。ここにも都市化の波は打ち寄せるんだなあ、と工事現場を眺めながら京成金町線に乗り込むと、相変わらずのどかな空間。ほっとした。そしてたどり着いた柴又。駅前広場こそ何やら建物建設中だったものの、帝釈天題経寺へ向かう参道は変わりなく、またまた胸を撫で下ろす。というか、この街自体が2018年に都内初の「国の重要文化的景観」に指定されていて、あえて昔風情を残しているのだけどね。
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日本映画史上最も感動的な22秒の沈黙。博・さくらの結婚披露宴の舞台『川甚』閉店によせて~「うなぎ」ほか全川魚シーンを検証する
「男はつらいよ」シリーズを彩る料理は数々あれど、この映画を語る上で欠かせないのは江戸川の幸、うなぎの蒲焼きを代表とする川魚料理だろう。そこで今回は、そうした品々を誰がどんな状況で食し、どんなエピソードを醸し出したか……マルッとヌルッと大検証! あわせて川魚料理の老舗『川甚』閉店にたむける鎮魂歌として、忘れがたい名シーンを振り返る。イラスト=オギリマサホ 
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検証! 寅タコ闘争29番勝負~その原因と結果、必殺技、凶器。されど武者小路実篤について
武蔵と小次郎、信玄と謙信、項羽と劉邦、ピーターパンとフック船長、山口組に一和会、野村沙知代と浅香光代……。古今東西、名勝負に好敵手あり。「男はつらいよ」シリーズで繰り広げられる寅さんとタコ社長のケンカもまた映画史に名を残す名勝負。原因は? 勝敗は? 必殺技は? 今回は全29回におよぶ“寅タコ闘争”を検証してみた。イラスト=オギリマサホ
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寅さん“冒頭の夢シーン”映画祭! 全34作品中、栄えあるグランプリは?
名作の中に、名劇中劇有り! 『男はつらいよ』シリーズの多くの作品の冒頭で流れる夢の中の寸劇。本編の影に隠れて見落とされがちですが、実は映画史に残る奇作、名作、話題作の宝庫です。それらの作品群がどのように素晴らしいのか。あらためてスポットライトを当ててみたいと思います。レディース&ジェントルマン、お父っつあん&おっ母さん、おいちゃん&おばちゃん、ただ今より寅さん“冒頭夢シーン”映画祭、開幕です!イラスト=オギリマサホ
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博! どうしてお前はそんなにつまらないヤツなんだ!~つまらない博(演:前田吟)の全セリフ全シーンを検証する
「なんだよ。お前も面白くもなんともない男だなあ」(第10作)と、寅さんに言われるまでもなく、大多数の『男はつらいよ』ファンは、さくらの夫・諏訪博(演:前田吟)はつまらないヤツだと思っていることだろう。なぜここまで博はつまらないのか。今回は、全セリフ全シーンを検証し、博のつまらなさはどこから来るのか、そしてその意味するものは何かを考察してみる。イラスト=オギリマサホ※第1作目「あんた、女の人に惚れたことが……」という時の博。その後駆け出して行って、さくらのもとへ行き「僕の部屋からあなたの部屋の窓が見えるんだ」に続く。
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「お前はそれほど馬鹿か?」 歴代おいちゃん3人の馬鹿くらべ!(森川信×松村達雄×下條正巳)
「お前はそれほど馬鹿か?」「相変わらず馬鹿か?」「ほんとに馬鹿だねえ」誰が誰に対して言っているかはさておき、『男はつらいよ』シリーズには、たくさんの馬鹿にまつわるセリフが飛び交う。なかでもおいちゃん(「とらや」6代目店主・車竜造)が寅さんと絡んだときの馬鹿っぷりは、ほとんど名人芸だ。そこで今回は歴代おいちゃん3名(森川信、松村達雄、下條正巳)の馬鹿っぷりを検証しながら、現代社会と馬鹿との関係を真面目に考えてみる。
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”女寅さん”あけみ。そのふつつかな愛の軌跡と、伊豆下田への家出騒動(第36作)をたどる
タコ社長の娘・あけみ(美保純)。『男はつらいよ』レギュラー陣のなかでは出演作が全8作(第33作~39作および50作。幼少期は除く)と少ないが、そのあばずれな言動と憎めない性格から、“女寅さん”として推しキャラとするファンも多い。またインパクトのあるバイプレイヤーとしてだけではなく、“寅さん観”を醸し出す上で欠かせないナビゲーターだ。ただ惜しいかな、あけみの詳細はかのシリーズでは断片的にしか語られていない。それだけに、「そ、想像が、も、妄想が膨らむぅ~」と悶絶する諸兄も多いことだろう。そこで今回はあけみの実像を追ってみた。これは日本一詳しいあけみの軌跡である。イラスト=オギリマサホ

柴又のスポット一覧

1〜12件(全14件)
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シェ加納
活〆のイシカレイや、タコ、コチなど、旬魚があれこれ使った欧風料理をいただける店。市場でも食材を手に入れるが、「友人が釣り師で、釣果をもってくるんですよ」と店主。牛ハラミを焼いたバベットステーキもいい。
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と陸(とろく)
もんじゃとラムネを使った酒が自慢の店。昔懐かし駄菓子屋気分を味わえる。もんじゃは戦後、祖母が営んだ店のもんじゃを真似て、ソースより塩味がウリだ。
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ビスキュイ
毎年GWから9月末頃まで販売される人気商品は、選ぶのも悩ましい約30種類のアイスキャンディー。できる限り生の果汁を使い、オレンジにキウイ、イチゴにパインなど様々な果実を表面いっぱい閉じ込めている。
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喫茶セピア
BGMは昭和歌謡。店内は、昭和に子供時代を過ごした人がピンとくるマンガ、雑貨がいっぱいだ。メニューには、昭和のプリンやミニプリンアラモードなどがある。
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川千家(かわちや)
安永年間(1772 ~ 1781)創業以来、うなぎ、鯉、川魚料理を専門とする老舗。なかでも肉厚の国産ウナギをふっくらと焼き上げ、甘さ控えめのタレで仕上げた蒲焼きに定評がある。蒲焼き「梅」3200円。鯉あらい・鯉こく各780円、どじょう柳川1500円。映画『男はつらいよ』でもたびたび登場している。
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柴又帝釈天(経栄山題経寺)
寛永年間(1624~1644)創建。参道正面に立つ二天門や、帝釈堂に施された彫刻群が見事で、「彫刻の寺」と称される。大客殿前に広がる滝を配した池泉式庭園の邃渓園(すいけいえん)は、1968年に向島の庭師・永井楽山が作庭。
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葛飾柴又寅さん記念館
映画『男はつらいよ』の世界を体感できる記念館。撮影に使われた団子屋「くるまや」のセットが移設され、寅さんがいつも持っていたトランクも公開している。昭和30年代の帝釈天参道をジオラマで再現したコーナーもある。
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髙木屋老舗
『男はつらいよ』の撮影時、渥美清や山田監督も立ち寄った、草だんごが名物の店。帝釈天参道を挟んで明治時代と大正時代の建物が向かい合う。草だんごは、特選のコシヒカリの米粉に筑波山麓のヨモギの新芽を混ぜた餠に、北海道産の小豆で作った餡を絡めて食べる。みやげは12粒700円。店内では5粒400円でいただける。
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山本亭
大正末期建築の邸宅で、書院造りに西洋建築を取り入れた和洋折衷が特徴。270坪の書院庭園は、アメリカの日本庭園専門誌で2016年に第3位に評価された。庭園を眺めながら抹茶セット600円を味わえる。
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矢切の渡し
柴又と対岸の松戸を結ぶ都内唯一の渡し船。約380年前の江戸時代初期から続き、住民の農耕地への移動や帝釈天の参拝などに利用されてきた。小説『野菊の墓』や歌謡曲『矢切の渡し』でも知られる。松戸側に細川たかしの歌碑がある。
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酒場 春
晴れの日は外にテーブルが出され、地元の御仁が赤ら顔、その前をちびっ子が疾走する下町全開酒場。これぞ下町流、勝手にビアガーデン!肴がまたいい塩梅で、うまくて安くて家庭的。
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松屋の飴総本店
明治元年に深川で創業し、柴又帝釈天の門前に移転した。セキトメ飴をはじめ、商品は店の奥で手作り。甘さ控えめでソフトタイプのさらし飴、きな粉飴など、どこか懐かしい味。
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