Trattoria Chicco

余韻の長~い郷土料理とワインを

ピエモンテコース5500円より、カボチャとチーズのグラタンティンバロ仕立て。
ピエモンテコース5500円より、カボチャとチーズのグラタンティンバロ仕立て。

扉を開くまで張っていた肩肘が、着席してメニューを読むうちに、ほどけていく。食材の宝庫、ピエモンテ州の1つ星レストランで活躍したシェフの渡邉秀和さんいわく、「普段も気軽に通って」。派手さはないが、上品で洗練された州の料理を披露している。素揚げしたカボチャとチーズ、トマトを重ねて焼く前菜は、秋の十八番。縦に切り頬張れば、ほくっ、とろっ~の後に、砕き散らしたアマレットが弾ける。じわっと記憶に残るお皿が続く。

牛ホホ肉の赤ワイン煮込み。赤ワインボトル6000円。
牛ホホ肉の赤ワイン煮込み。赤ワインボトル6000円。
トレネッテのキノコクリーム。
トレネッテのキノコクリーム。
渡邉シェフ(左)とスタッフの水野晋瑛さん。
渡邉シェフ(左)とスタッフの水野晋瑛さん。

『Trattoria Chicco』店舗詳細

Trattoria il Regalo

日替わりのレパートリーが圧巻!

千葉県産牛ウチモモ肉のロースト 炭塩添え3300円。
千葉県産牛ウチモモ肉のロースト 炭塩添え3300円。

「毎日違うメニューを作れば、お客さんが楽しめると思って」とは、シェフの折原卓矢さん。日替わりのメニューは30種にも及ぶ。この日のメインは牛ウチモモのロースト。添えられた炭塩で、炭火焼きのような薫香がふわり。また、定番メニューではバーニャカウダが外せない。自家菜園の有機野菜を富山産ホタルイカで作ったソースにつけると、シャキシャキの野菜にイカの芳醇な甘みがベストマッチ。次へと伸ばす手が止まらない。

天然真鯛のカルパッチョ 1320円(手前)、ホタルイカソースのバーニャカウダ2200円。
天然真鯛のカルパッチョ 1320円(手前)、ホタルイカソースのバーニャカウダ2200円。
シェフの折原さん。
シェフの折原さん。
ゆったりとした店内。
ゆったりとした店内。

『Trattoria il Regalo』店舗詳細

Pizzeria Tintarella

味わうほどに痛感するナポリへの心意気

揚げピッツァティンタレッラ、ノーマル3520円、スモール2640円。
揚げピッツァティンタレッラ、ノーマル3520円、スモール2640円。

どんと薪窯を構えるピッツェリアは真のナポリピッツァ協会認定店。マルゲリータが評判だが、ラードで揚げたピッツァが珍しい。「ナポリはラードもよく使うんです」と店主の遠藤秀雄さん。中から燻製モッツァレラとリコッタチーズがとろけだし、直前に切ったパルマ産生ハムとルッコラが旨味を増幅。デカさにたじろぐが、生地は軽やかだ。柏野菜も使うタパス、現地で惚れたドルチェも揃え、腹がいくつあっても足りない!

遠藤夫妻。
遠藤夫妻。
タパス各880円、伊製ビール825円~。
タパス各880円、伊製ビール825円~。
ドルチェ3種盛り1500円。郷土菓子ババ、自家製ジェラートのピスタチオ(+100円)を選んで。
ドルチェ3種盛り1500円。郷土菓子ババ、自家製ジェラートのピスタチオ(+100円)を選んで。

『Pizzeria Tintarella』店舗詳細

構成=フラップネクスト 取材・文=佐藤さゆり・松井一恵・高橋健太(teamまめ) 撮影=井上洋平、井原淳一