国分寺駅南口から、殿ヶ谷庭園横を野川に向かって降りていきます。
不動橋のところに「お鷹の道」の看板があるので、そこを右に。

しばらく普通の住宅街を歩きます。
花が咲いている家が多い。

6月は白い花が多いですね。柏葉あじさいや、ヤマボウシ。
一緒に歩いた友達に教えてもらって、名前を知りました。

「お鷹の道」に入る前に、早くもお茶の時間。
今日は、空いているのが貴重なカフェが営業しているのです。

カフェの名は「蔵リビング」
店主さん夫婦が自宅を改装して、営業しています。

メニューはお団子とか、あんみつのようなスイーツ系もあれば、食事メニューもあります。
広々したテラス席で、コーヒーゼリーと、コーヒーを注文。

「食器は店内で選べますよ」と言われて、店内へ。
これがまた立派な蔵で、カップも何十種類もあって「うーん」と考えてしまうほど。
建物も重厚で、次に来るときは店内の席に座りたい気分。

待っている間、庭の巣箱に鳥たちがやってきました。

外の席では、犬を連れたお客さん同士が「久しぶり」と話していたり。
常連らしいお客さんが「あるものでいいわよ」と席についたり。

やってきたコーヒーゼリーは、クリームとアイスクリームが載っていて、豪華!
クッキー(アルフォート)を「どうぞ」と手渡され、高齢の店主さん夫妻の接客がとても優しい。
文句なしのティータイムを楽しみました。

<蔵カフェリビング:国分寺市東元町3-19-38>

いよいよ「お鷹の道」を散歩。

このあたりは尾張徳川家の鷹狩りの場所「鷹場」でした。
国分寺崖線の湧き水が集まっている流れに沿った道が、地元で「お鷹の道」と呼ばれるようになったそう。
最初に聞いた時は「お鷹さん」に関係ある道かと思い、今でも和装のキリッとした女性を思い浮かべてしまいます。

水と緑を残しながらも、遊歩道は整備されていて、6月の散歩にぴったり。
元町用水に沿って、カラーの花が咲いています。向こうには紫陽花も。
紫陽花は、6月にしては少ないけれど、他の花ががんばってる。

ここは、黄色い花「ビヨウヤナギ」が咲いています。
ここからは元町用水に沿って歩きます。

「お鷹の道」のメジャーなスポット「真姿の池湧水群」「おたカフェ」「国分寺と万葉庭園」を楽しんで、西国分寺駅に向かいます。

国分寺薬師堂の階段を上ります。
ここまで来ると、観光の人の姿もぱったりと。

でも、とてもいいところです。
階段の先には薬師堂の建物がどっしりひっそり建っていました。

階段で国分寺崖線を上って、町の中へ。
ここまで来ると、西国分寺までは10分くらい。

都立多摩図書館を通って帰ります。
この中の「キイニョン」のパンは大変おすすめです。

久しぶりの友達と歩く散歩。
花の名前をたくさん教えてもらった嬉しい散歩でした。

花の名前は、聞いても聞いても忘れてしまう。
覚えていられますように。ヤマボウシ、柏葉あじさい、ビョウヤナギ・・・